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A Method to Comprehend Feature Dependencies Based on Semi-Static Structures (オブジェクトグラフの準静的構造とその機能依存理解への応用) Invited
神出稔正, 新田直也
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2022 (東京) 2022.9 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
Event date: 2022.9
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DTRAMビジュアルモデリングツール上での シミュレーション機能の実現と有効性評価
岡崎 毅浩, 新田 直也
第218回ソフトウェア工学研究発表会 (大阪) 2024.11 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
Event date: 2024.11
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デバック技法を共有・再利用する枠組み構築に向けて
久米 出, 新田 直也, 中村 匡秀
第218回ソフトウェア工学研究発表会 (大阪) 2024.11 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
Event date: 2024.11
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階層化されたリソース間のデータ転送を表現するWebサービスアーキテクチャモデル
岡崎 毅浩, 新田 直也
第215回ソフトウェア工学研究発表会 (香川) 2023.12 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
Event date: 2023.11 - 2023.12
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分割して抽象化せよ!新しい原理に基づくトップダウンなデバッグ方式
久米出, 新田直也, 中村匡秀
第212回ソフトウェア工学研究発表会 2022.12 情報処理学会
Event date: 2022.12
制御やデータの依存関係 (或いはそれらの流れ) はデバッグでプログラム実行が失敗する過程を特定する上で重要な手掛かりとしての役割を果たす [1],[2],[3].一方でこの依存関係の極めて複雑な構造がデバッグの作業効率の阻害要因となっている.加えてオブジェクト指向プログラミング固有の継承関係も複雑性を増加させる要因となっている.現在の標準的な,ソースコードの水準でプログラム実行を表現するデバッガを用いる限り,この問題から逃れる事は困難である.こうした問題を解決するために我々は,「分割して抽象化せよ」という従来のデバッグ方式とは根本的に異なる原理に基づいてトップダウン方式の作業を可能とする関心指向デバッギングを提案する.本論文では第三者が公開したフレームワークアプリケーションで実際に発生した不具合事例に対して,関心指向デバッギングを適用する事によってその効力を検証する.
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データ転送アーキテクチャモデルに基づくRESTful WebサービスのPUSH/PULL転送方式変更リファクタリング
蔭山信二, 新田直也
第212回ソフトウェア工学研究発表会 2022.12 情報処理学会
Event date: 2022.12
Web サービスを構成する上で, サービス間のデータの転送をPUSH 型で行うかPULL 型で行うかの選択は非常に重要である. データ転送方式の選択が不適切であると, システム全体のパフォーマンス低下を招く可能性がある. しかしながら, データ転送方式の選択は複数のサービスのAPI 設計に影響を与えるため, API 設計を行った後での変更は容易ではない. そこで我々の研究グループは, API 設計よりも高い抽象度でWeb サービスアーキテクチャを記述する形式的モデルとして, データ転送アーキテクチャモデル(以下, 本モデルと略) を提案した. また, 本モデルによるアーキテクチャ記述に, 設計者が選択したデータ転送方式の情報を付加することによって, その選択に応じたWeb サービスのAPI 設計と, 実行可能なプロトタイプを自動生成するツールを開発した. しかしながら選択されたデータ転送方式は, 生成されたプロトタイプ中に暗黙的に埋め込まれるため, 実装途中でデータ転送方式を変更することは容易ではない. そこで本研究では, プロトタイプ生成時に, 本モデルが持つ情報をアノテーションとして明示的に埋め込むことによって, プロトタイプから派生した実装でもデータ転送方式をリファクタリング可能にする手法を提案する. また, データ転送方式を手作業で書き換えた場合に, どの程度の時間を要するかを調べるため, 被験者実験も行った. その結果, データ転送方式の変更に, 平均で25 分前後の時間を要することが判明した.
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データ転送アーキテクチャモデルから生成されるJavaプロトタイプの設計多様化に関する検討
藤井宏太, 新田直也
第212回ソフトウェア工学研究発表会 2022.12 情報処理学会
Event date: 2022.12
データ転送アーキテクチャモデルは, Webサービス間のデータ転送方式の変更を容易にするため, データ転送方式に関する情報を捨象した抽象度でWebサービスアーキテクチャを記述可能な形式的モデルである. 我々の研究グループでは, データ転送アーキテクチャモデルの記述に, 設計者が選択したデータ転送方式の情報を付加することによって, その選択に応じたRESTful Webサービスのプロトタイプを生成可能なツールを開発している. 本研究では, 本ツールからJavaプロトタイプを生成できるようにした場合のその設計のバリエーションについて調べる. 具体的には, 23種類のデザインパターンのJavaサンプルプログラムを対象に, 適切なモデルの記述と適切なデータ転送方式の選択によって, 同等の振る舞いをするプログラムを生成可能であるかを検証した. その結果本手法では, 1つのサンプルプログラムに対してしか同等の振る舞いをするJavaプログラムを生成できないことが判明した. そこで, データ転送方式の選択を拡張する手法を考案し, それを用いて同様の検証を行った結果, 6つのサンプルプログラムに対して同等の振る舞いをするJavaプログラムを生成できることがわかった.
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代数に基づくデータ転送アーキテクチャモデルからのCCSプロセスの導出手法
蔭山 信二, 新田 直也
ソフトウェアサイエンス研究会 2022.3 電子情報通信学会
Event date: 2022.3
コンポーネント間のデータ転送を PUSH 型で行うか PULL 型で行うかの選択は, システム全体の構造と最終的に得られる性能の両方に大きな影響を及ぼす. そこで本研究では, 開発初期の段階における適切なデータ転送方式の選択の支援を目的に, データ転送アーキテクチャモデルの提案を行っている. 具体的には, アーキテクチャ設計をデータ転送方式に依存する部分と依存しない部分に分離し, 依存しない部分を代数的に記述可能にする. 本稿では, 提案アーキテクチャモデルによる記述とユーザによって選択されたデータ転送方式を元に, CCS プロセスを自動生成する手法を示し, 生成された CCS プロセスが元のアーキテクチャモデルと等価となることおよび, 等価性を保ちながらデータ転送方式を変更するための十分条件を示す.
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シーケンス図とオブジェクト図を統合した動的グラフに基づく可視化手法
本郷 亜季, 新田 直也
ソフトウェアサイエンス研究会 2022.3
Event date: 2022.3
UML は, リバースエンジニアリングにおいて現実のオブジェクト指向プログラムの複雑な振る舞いを表現 するのには適していない. 例えばシーケンス図では, オブジェクトが送信者や受信者の役割を担う場合と, メッセージ の引数や戻り値の役割を担う場合とで, まったく異なる形式で表現されるため, メソッドチェーンなどの複合呼び出し を直接的に表現することができない. そこで本研究では, オブジェクトの役割が送信者/受信者と引数/戻り値の間で頻 繁に交替するような複雑な協調動作を直接的に表現できるようシーケンス図とオブジェクト図を統合した動的可視化 手法を提案する. 24 名のJava エンジニアを対象とした実験を通して, 我々はそのような複雑な協調動作の理解におい て, 提案している動的可視化手法が既存の静的可視化手法よりも効果的であることを確認した.
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機能依存の理解におけるデルタ抽出の有効性について
神出 稔正, 新田 直也
第206回ソフトウェア工学研究発表会 2020.11 情報処理学会
Event date: 2020.11
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オブジェクトの移動に関する協調動作の動的グラフによる可視化手法
本郷 亜季, 新田 直也
第206回ソフトウェア工学研究発表会 2020.11 情報処理学会
Event date: 2020.11
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デルタ抽出に基づく逆戻りデバッガの開発とその評価
石谷 涼, 新田 直也
第206回ソフトウェア工学研究発表会 2020.11 情報処理学会
Event date: 2020.11
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PUSH型とPULL型のプロトタイプを自動生成可能なアーキテクチャ設計ツール
太田 陽一朗, 新田 直也
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020 2020.9
Event date: 2020.9
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プロキシオブジェクトの導入リファクタリングの提案とその自動化
岩谷 草紀, 新田 直也
第203回ソフトウェア工学研究発表会 2019.12 情報処理学会
Event date: 2019.12
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アーキテクチャリファクタリングのための代数的アーキテクチャモデル
太田 陽一朗, 新田 直也
第203回ソフトウェア工学研究発表会 2019.12 情報処理学会
Event date: 2019.12
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オンラインおよびオフライン動的解析プラットフォームの開発とそのオブジェクトフロー解析への応用
石谷涼, 新田直也
第202回ソフトウェア工学研究発表会 (小樽経済センター) 情報処理学会
Event date: 2019.7
ソフトウェア工学のさまざまな分野において動的解析技術が用いられている.動的解析とは, プロ
グラムの実行時の情報を収集し解析を行うプログラム解析技術で, 解析対象となるプログラムの実行終了
後に解析を行うオフライン解析と, 実行の途中でそれまでに収集された情報の解析を行うオンライン解析
に分類することができる. 本稿では, オンラインおよびオフライン解析ツールの開発支援を目的として本研
究室で開発した動的解析プラットフォームの紹介を行う. また, 本プラットフォームを利用してJava プロ
グラムを対象としたオブジェクトフロー解析ツールを開発したので報告する. -
Failure Materialization for Cognitive Analysis of Debugging Maintainers
久米 出, 中村 匡秀, 新田 直也, 柴山 悦哉
日本ソフトウェア科学会大会論文集
Event date: 2017.9
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A Case Study for Qualitative Analysis of Diagnosing in Program Debugging
久米 出, 中村 匡秀, 田中 康之, 新田 直也, 柴山 悦哉
日本ソフトウェア科学会大会論文集
Event date: 2016.9