高石 恭子 (タカイシ キヨウコ)
TAKAISHI Kyoko
職名 |
教授 |
学位 |
博士(教育学)(京都大学), 教育学修士(京都大学), 教育学士(京都大学) |
専門分野 |
臨床心理学,学生相談 , 臨床心理学 |
外部リンク |
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高石 恭子 (タカイシ キヨウコ) TAKAISHI Kyoko
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甲南大学 文学部 教授
2003年4月 - 現在
甲南大学 文学部 助教授
1996年4月 - 2003年3月
甲南大学 文学部 講師
1992年4月 - 1996年3月
京都大学大学院教育学研究科
2017年4月 - 2018年3月
国名:日本国
京都大学大学院教育学研究科
2004年4月 - 2005年3月
国名:日本国
京都大学教育学部
1999年9月 - 2000年3月
国名:日本国
京都大学教育学部
1988年4月 - 1992年3月
国名:日本国
日本臨床心理士会
1989年4月 - 現在
日本箱庭療法学会(国内)
1989年4月 - 現在
日本教育心理学会(国内)
1983年4月 - 現在
日本心理臨床学会(国内)
1983年4月 - 現在
日本心理学会(国内)
1988年4月 - 現在
新型コロナ禍の影響下における学生相談のあり方について
その他の研究制度
研究期間: 2020年3月 - 2023年3月
発達障害学生に必要となる支援の実際と合理的配慮に関する研究
科学研究費補助金
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月
心理臨床におけるイメージの言語化の意義
その他の研究制度
研究期間: 2013年4月 - 現在
育てることをめぐる臨床心理学的研究
その他の研究制度
研究期間: 2008年4月 - 2013年3月
自我体験の心理学的研究
その他の研究制度
研究期間: 2004年4月 - 2008年3月
組織のライフサイクルという観点から見た一私立大学学生相談機関の事例研究
高石恭子
甲南大学学生相談室紀要 30 48 - 61 2023年2月
コロナ禍が加速した学生の体験様式の変容について
高石恭子
甲南大学学生相談室紀要 29 40 - 52 2022年2月
高等教育の遠隔実施下におけるハイブリッド型学生相談についての一考察
高石恭子
甲南大学学生相談室紀要 ( 28 ) 62 - 75 2021年2月
単著
出版者・発行元:甲南大学カウンセリングセンター学生相談室
学生相談と多様性
高石恭子
甲南大学学生相談室紀要 ( 27 ) 60 - 71 2020年2月
単著
出版者・発行元:甲南大学カウンセリングセンター学生相談室
学生相談における見立て―初年次から卒業後まで関わった男子学生の一事例を通して―
高石恭子
甲南大学学生相談室紀要 ( 26 ) 52 - 66 2019年2月
単著
担当区分:筆頭著者
子育ての常識から自由になるレッスンーおかあさんのミカタ
高石恭子( 担当: 単著)
世界思想社 2021年6月
学生相談の広がりと深まり
吉良安之,高松里 他( 担当: 分担執筆)
花書院 2021年2月
学生相談ハンドブック新訂版
齋藤憲司,高石恭子,早坂浩志,高野明(編集幹事)他( 担当: 共著 , 範囲: 第3章 学生相談における見立て, 第11章 保護者に向けた活動)
学苑社 2020年5月 ( ISBN:978-4-7614-0815-2 )
自我体験とは何か 私が<私>に出会うということ
高石恭子( 担当: 単著)
創元社 2020年3月 ( ISBN:978-4-422-11649-5 )
保育と心理臨床をつなぐ 保育者・心理職・保護者の協働をめざして
滝口敏子・井上宏子・井口眞美編著( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: コラム4 働くママにおくるエール p.63-64)
ミネルヴァ書房 2018年7月
学生相談担当者が捉えた今を生きる若者の「生きづらさ」 招待あり
高石恭子
こころの科学 SPECIAL ISSUE 2023 2023年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:日本評論社
コロナ禍世代の若者のこころ―ニューノーマルな社会を生きるパイオニアたち 招待あり
高石恭子
TOYROBUSINESS ( 200 ) 1 - 1 2023年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:自然総研
甲南大学の「震災後」が終わるとき 招待あり
高石恭子
甲南大学心理臨床カウンセリングルーム活動報告2022 4 - 8 2023年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
コロナ禍のキャンパスライフを過ごす学生の心の状況 招待あり
高石恭子
心と社会 54 ( 1 ) 33 - 37 2023年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本精神衛生会
中井久夫と風景構成法 招待あり
高石恭子
臨床心理学 23 ( 2 ) 171 - 176 2023年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:金剛出版
学生相談と学生支援の連携・協働による新たな時代の学生の成長支援 招待あり
高石恭子
全国リハビリテーション学校協会第35回教育研究大会 (オンライン) 2022年10月 全国リハビリテーション学校協会
開催年月日: 2022年10月
終結時に作った箱庭の中心部の検討-自我体験的体験の観点から-
高石恭子
日本箱庭療法学会第35回大会 (鳴門教育大学) 2022年10月 日本箱庭療法学会
開催年月日: 2022年10月
土岐慧子氏の口頭発表への指定討論
オンラインによる養育者支援―日本におけるPCITとCAREの実際―
伊東文、川崎雅子、福丸由佳、國吉知子、高石恭子
日本心理臨床学会第41回大会 Web大会 自主シンポジウム (オンライン) 2022年9月 日本心理臨床学会
開催年月日: 2022年9月
指定討論
対面と遠隔の融和領域としての描画
穂苅千恵・佐々木玲仁・香月奈々子・高石恭子
日本箱庭療法学会第34回大会 (オンライン) 2021年10月 日本箱庭療法学会
開催年月日: 2021年10月
実行委員会企画 構造化ディスカッショングループ
齋藤憲司・杉江征・高石恭子・織田万美子・田村友一
日本心理臨床学会第40回大会 (オンライン) 2021年9月 日本心理臨床学会
開催年月日: 2021年9月
構造化ディスカッショングループ「学生相談の魅力:学生相談と心理臨床の弁証法的展開」
「働くママと子どもの<ほどよい距離>のとり方」榊原洋一監修・高石恭子編 甲南大学人間科学研究所紀要「心の危機と臨床の知」17号,173-175頁
2016年3月
書評
「ヒルガード 分割された意識」 A.R.ヒルガード著/児玉憲典訳 「臨床心理学」77,753-754頁
2013年9月
書評
「ひきこもり」考 河合俊雄・内田由紀子編 「児童心理」No.971,127頁
2013年8月
書評
「風景構成法のしくみ」 佐々木玲仁著 「臨床心理学」75,455頁
2013年5月
書評
「母親になるということ」 D.N.スターン他著/北村婦美訳 「心理臨床学研究」31-1,158-160頁
2013年4月
書評
日本学生相談学会学会賞
2016年5月 日本学生相談学会
高石恭子
日本学生相談学会実践活動奨励賞
2003年5月 日本学生相談学会
高石恭子
発達障害学生に必要となる支援の実際と合理的配慮に関する研究
2014年4月 - 2017年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
発達障害とその傾向をもつ学生に対して必要な支援について、学生相談カウンセラーの視点から、複数の大学での支援の現状調査を通して検討し、あるべき支援のモデルを構築する。
前思春期の自我発達と自我体験について
1993年4月 - 1994年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 症例研究(A)
自我を対象的に把握する自己意識の質的転換が主観的体験となる例があることに注目し、前思春期の年代におけるそれらの様相を、調査データならびに事例データより考察する。
ライフサイクルにおける自我体験に関する研究
2004年4月 - 2005年3月
その他財団等 私学研修福祉会国内研修助成
自我体験という主観的な自己意識の体験を、幼児期から老年期にわたるまでのライフサイクル上に位置づけ、それぞれの時期の特徴を考察する。
ライフサイクルの観点から見た自我体験の臨床心理学的研究
2000年4月 - 2002年3月
その他財団等 稲盛財団研究助成
心の危機の見極めと実践的ネットワークの創造
国内共同研究
2008年4月 - 2013年3月
現代人の心の危機の総合的研究
国内共同研究
2003年4月 - 2008年3月
現代人のメンタリティに関する総合的研究
国内共同研究
1998年4月 - 2003年3月
2023年度 コロナ禍を経験した学生への心理援助のあり方について
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 学生相談の実践的研究
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 発達障害・精神障害のある学生への心理援助のあり方について
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 発達障害・精神障害のある学生への心理援助のあり方について
研究費の種類: 教員研究費
2022年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
心の健康科学(1~2年次配当、2単位)、自己の探求(1~2年次配当、2単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
学生相談実践の核となる臨床心理学の知識体系を用いて、学生が自己の内面を客観的に理解し、自分をコントロールできる力を高め、大学におけるさまざまな学びを主体的に総合して社会で生きていくために活用できるようになることを目指している。臨床心理学に基づくということは、日常の意識的な自己理解から一歩掘り下げ、無意識的な領域を含めた新たな自己の一面に気づいていくという発見的な学習を意図している。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
まず「心の健康科学」においては、人の心のしくみや健康と病について基礎的な知識を習得するが、同時に標準化された自己チェックリスト等を用いて、他者と比較したときの自己の特徴についても理解できるようにする。本年度もコロナ禍への対応によりWeb活用授業となったため、毎回の授業後課題やレポートの提出を通して、内省的に自己理解を深められるよう工夫した。さらに、「心の健康科学」を習得済であることが履修条件の「自己の探求」においては、少人数のため対面授業を行い、ボディワークやイメージ表現ワークなどを行い、体験的に自己理解や他者理解の力が高められるよう工夫している。いずれの授業も、提示・配布資料はMyKONAN上に掲載し、とくに事後の学習が十分行えるようにしている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
「心の健康科学」では、全体を4つの単元に分け、理解度を確認するため単元ごとの小レポートを課し、その上で期末レポートにおいては、現代社会との関連で、一人ひとりが心を健康に生きていく上で必要な課題について自分の考えをまとめる作業を課している。「自己の探求」では、毎回授業で行った実習に関して自己分析を求めるレポートを課している。とくに大人数の講義(心の健康科学)においては、本年度も大教室ではなくオンラインでの個別の受講となったため、例年より参加度、理解度、学生の満足度ともに高いものになった。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
履修人数が多くオンライン実施になる場合でも、できるだけ実習的要素を盛り込み、学生が主体的に毎回の授業に参加し、単に知的理解に留まらない体験的な自己理解を深められるような工夫が必要である。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、小レポート、授業改善アンケート
2003年5月 - 現在 日本学生相談学会 2004~2007 理事(学会誌編集委員)、2007~2013 常任理事(編集委員長)、2013~2016 理事(研修委員)、2016~2019 常任理事(編集委員長)、2019~2023 (理事長、資格認定委員、学会賞・奨励賞選考委員、全国研修会準備小委員会委員)
2022年10月 - 現在 兵庫県教育研修所 兵庫県教員等の資質向上に関する協議会 委員
2022年6月 - 現在 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会 評議員
2022年4月 - 現在 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会臨床心理士養成のための大学院専門職学位課程・判定委員会 委員
2022年 - 現在 日本箱庭療法学会 代議員
摂南大学枚方キャンパス学生相談室主催FD研修会
役割:講師, 助言・指導
摂南大学枚方キャンパス学生相談室 講演「コロナ禍世代の学生の心理的特徴とこれから求められる学生支援について」 摂南大学枚方キャンパス学生相談室 2023年3月
対象: 教育関係者, 研究者
京都薬科大学 学生との関わり方の勉強会
役割:講師
京都薬科大学 講演「コロナ禍における学生の現状と支援―学生の体験世界を知る―」 オンライン 2023年3月
対象: 教育関係者, 研究者
第30回心の健康会議 シンポジウム「児童生徒の心の健康を培う教育環境の新たな源泉を求めて―子ども中心に進める臨床心理士と心の健康カウンセリングー」
役割:講師
日本臨床心理士資格認定協会 講演「学生・若者たちの心理臨床からみる心の健康教育に期待されること」 2023年3月
対象: 教育関係者, 研究者, 社会人・一般, メディア
就実心理臨床センター公開研修会
役割:講師, 助言・指導
就実大学心理臨床センター 修士2回生と修了生の事例発表へのコメント 就実大学 2023年2月
対象: 大学院生, 教育関係者, 研究者
東洋大学2022年度合同ケースカンファレンス
役割:講師, 助言・指導
東洋大学学生部学生支援課 濱靖子氏事例発表「自分を統制できないと訴える女子学生の事例」へのコメント 東洋大学白山キャンパス 2023年2月
対象: 教育関係者, 研究者