論文 - 福井 義一
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大学生の催眠についてのイメージ―自由記述回答に対する計量テキスト分析を使用した探索的研究― 査読あり
中谷 智美・福井 義一・今井田 貴裕・磯和 壮太朗・堀 孝司・大浦 真一 25 ( 2 ) 2025年3月
担当区分:責任著者
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首尾一貫感覚(Sense of Coherence)を測定する尺度の潜在因子構造 ―確認的因子分析による複数モデルの比較―
福井義一,中谷智美,磯和壮太朗,雲財 啓,今井田貴裕,今井田真実
心理学評論 67 ( 3 ) 281 - 310 2024年12月
担当区分:筆頭著者
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児童養護施設における生活経験の有無による抑うつ症状の比較―小児期逆境経験に着目して― 査読あり
中井(松尾)和弥・福井 義一
心理学研究 95 ( 1 ) 1 - 10 2024年4月
担当区分:最終著者, 責任著者
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わが国における催眠療法家に対する意識的・非意識的信頼性―心理療法家や催眠術師との比較から― 査読あり
中谷 智美・福井 義一・今井田 貴裕・堀 孝司・磯和 壮太朗・大浦 真一
人間と環境(人間環境大学紀要) ( 20 ) 55 - 66 2024年3月
担当区分:責任著者
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首尾一貫感覚(Sense of Coherence)を測定する尺度の因子構造と信頼性,項目構成の再検討―学生と成人サンプルの比較―
磯和壮太朗・今井田貴裕・福井義一
名古屋芸術大学人間発達研究所年報 12 ( 2 ) 1 - 13 2024年3月
担当区分:最終著者, 責任著者
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わが国の対人援助職のバーンアウト予防を考える ―教職と看護職,心理職の比較―
今井田貴裕・久保真人・小泉隆平・磯和壮太郎・今井田真実・福井義一
ヒューマン・ケア研究 23 ( 1 ) 13 - 14 2023年
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Hasegawa, A., Oura, S., Yamamoto, T., Kunisato, Y., & Fukui, Y.
Journal of Rational-Emotive & Cognitive-Behavior Therapy 41 593 - 615 2022年7月
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催眠状態期待の修正を意図した心理教育による意識的・非意識的催眠態度の変化―大学生を対象とした予備的研究― 査読あり
中谷智美・福井義一・大浦真一・今井田貴裕
甲南大學紀要 文学編 172 151 - 171 2022年3月
共著
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わが国における新型コロナウイルス(COVID-19)感染者への 偏見や差別意識に寄与する要因 ―大学生における探索的検討―
福井義一
甲南大学紀要 文學編 172 123 - 139 2022年3月
担当区分:筆頭著者
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健康生成モデルにおける汎抵抗資源(GRRs)の分類の妥当性の検討および首尾一貫感覚(SOC)の形成に寄与するGRRsの特定
今井田貴裕・福井義一
こころの危機と臨床の知 23 1 - 21 2022年3月
DOI: 10.14990/00004114
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青年期において時間イメージと自己概念が自傷行為の体験頻度に及ぼす影響 査読あり
今井田貴裕・福井義一
東海学院大学紀要 15 51 - 54 2021年12月
DOI: 10.24478/00003778
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催眠古書探訪 その15 ―成瀬悟策先生追悼―
福井義一
臨床催眠学 ( 21・22 ) 38 - 42 2021年12月
担当区分:筆頭著者
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タッピングタッチは一人でやっても効果があるか? ―セルフタッピングの対人関係上の効果― 査読あり
福井義一・大浦真一
ヒューマン・ケア研究 22 ( 1 ) 1 - 11 2021年12月
担当区分:筆頭著者
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完全主義的自己呈示尺度(PSPS)日本語版作成の試み ―その信頼性と妥当性の検討― 査読あり
片岡春奈, 福井義一
甲南大學紀要.文学編 171 ( 171 ) 237 - 252 2021年3月
出版者・発行元:神戸 : 甲南大学文学部
DOI: 10.14990/00003777
その他リンク: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I031344139
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中谷智美, 福井義一, 大浦真一, 今井田貴裕
甲南大學紀要.文学編 171 253 - 267 2021年3月
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幸福な人は本当に親切行動を通じてますます幸福になるのか?―親切行動のカウンティング介入の性差―
福井義一
甲南大学紀要 文學編 171 221 - 235 2021年3月
担当区分:筆頭著者
本研究は,親切行動を数えることで主観的幸福感を増進する介入(カウンティング介入)を行った先行研究(Otake et al., 2006)のパラダイムを拡張し,カウンティング介入の効果の性差を検討することに加えて,自発的な親切行動の回数を数えてもらうカウンティング介入と親切行動をするよう指示された上でその回数を数えてもらう強制的カウンティング介入の主観的幸福感と人生満足度に対する効果の比較を行った。大学生142 名がカウンティング介入条件と強制的カウンティング介入条件,統制条件に無作為に割り付けられ,1 週間の介入を行った。分析の結果,女性においては,Otake et al.(2006)の結果がほとんど再現されなかったのに対して,男性ではカウンティング介入による否定的な効果と,強制的カウンティング介入条件の肯定的な効果が確認された。しかしながら,介入前の値を統制すると,こうした効果は消失してしまい,介入前の値が高い者は性別や条件に関係なく,介入によって主観的幸福感や人生満足度,親切行動が減少してしまうことが分かった。本研究から,親切行動を意識することによる過正当化効果により,介入後に主観的幸福感や人生満足度,親切行動が減少してしまう可能性について懸念が示された。
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小児期逆境経験が身体症状による負担感に及ぼす影響 ―愛着スタイルを媒介変数として― 査読あり
中井(松尾)和弥・福井義一
心身医学 61 ( 2 ) 186 - 194 2021年3月
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トラウマ・ケアの新しい潮流―身体志向の心理療法―
福井義一
甲南大学臨床心理研究 25 19 - 25 2017年3月
単著
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被虐待経験と不安定愛着が情動調整不全を介して心身の不健康や不適応に及ぼす影響-青年期を対象とした大規模調査(CAASK2)の概要-
福井義一,大浦真一,松尾和弥
甲南大学紀要:文学篇 167 71 - 94 2017年3月
共著
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感覚性の皮膚症状と解離・被虐待歴との関連 査読あり
小澤幸世,後藤和史,福井義一,上田英一郎,田辺 肇
感情心理学研究 24 ( 1 ) 42 - 49 2017年2月
共著
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機能性ディスペプシア治療の期待される展開―心療内科的アプローチを中心に―
金子 宏,福井義一
日本消化器病学会雑誌 113 ( 6 ) 947 - 958 2016年6月
共著
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特定方向への視線移動が想起された肯定的・否定的記憶の主観的強度と鮮明度の変化に及ぼす影響 査読あり
福井義一
EMDR研究 8 ( 1 ) 38 - 46 2016年5月
単著
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EMDRとSomatic Experiencing療法の統合的使用-トップダウンとボトムアップのバランスを保つために- 査読あり
福井義一
EMDR研究 8 ( 1 ) 47 - 53 2016年5月
単著
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タッピング・タッチでは,ケアする側にも効果があるか?
福井義一
甲南大学紀要:文学篇 166 137 - 145 2016年3月
単著
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外傷後後遺障害に対する統合医療的アプローチ―3年目の報告― 査読あり
林紀行,大浦真一,今井田貴裕,柴田由紀子,石井友恵,坂上未紀,坂本淑子,岩田昌美,福井義一,八木絵香,平井啓,松本めぐみ,畑真弘,青木保典,石井良平,岩瀬真生,木村慧心,伊藤壽記
日本統合医療学会誌 8 ( 1 ) 82 - 88 2015年8月
単著
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逆転の家族面接(3)トラウマ治療での逆転に向けて
福井義一
こころの科学 183 122 - 127 2015年8月
単著
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「自分らしくあること」(本来感)と「それを目指すこと」(本来感希求)がストレス反応に及ぼす影響-規定因としての成人愛着の検討-
福井義一,成瀬友貴美
甲南大学紀要 文学部編 165 199 - 209 2015年3月
共著
担当区分:筆頭著者
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回顧された虐待的養育環境と愛着の内的作業モデル,感情調整との関連
大浦真一,福井義一
甲南大学臨床心理研究(甲南大学心理臨床カウンセリングルーム紀要) 23 41 - 47 2015年3月
共著
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術後の麻痺性イレウスに対する催眠の著効例 査読あり
藤田査織,福井義一
臨床催眠学 16 43 - 52 2015年3月
共著
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ブリーフセラピーの技法と実践-EMDR,TFT,催眠(特別企画:家族療法とブリーフセラピー」)
福井義一
こころの科学 ( 176 ) 35 - 39 2014年6月
単著
担当区分:筆頭著者
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交通事故とトラウマ・ケア―身体志向の心理療法の有用性―
福井義一
交通科学 44 ( 1 ) 14 - 20 2013年10月
単著
担当区分:筆頭著者
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青年期において完全主義と自己愛が抑うつに及ぼす影響
福井義一
甲南大学紀要 文学部編 163 199 - 208 2013年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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催眠臨床家をどう育てるか?-催眠臨床家養成における個人内要因と個人外要因について-
福井義一
臨床催眠学 14 17 - 22 2013年3月
単著
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内的作業モデルが表情刺激の情動認知に与える影響 査読あり
島義弘,福井義一,金政祐司,野村理朗,武儀山珠実,鈴木直人
心理学研究 83 ( 2 ) 75 - 81 2012年6月
共著
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自己志向的完全主義尺度の因子構造と項目構成の再検討
福井義一,山下由紀子
甲南大学紀要 文学編 162 117 - 127 2012年4月
共著
担当区分:筆頭著者
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ロールシャッハ・テストの父親・母親図版解釈仮説の図版選択法による検討 査読あり
福井義一,三宅由晃、岡崎剛,森津誠,遠山敏,山下景子,岡田伸吾
心理学研究 82 ( 3 ) 249 - 256 2011年8月
共著
担当区分:筆頭著者
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催眠の解離性障害に対する有効性-結局,解離とは何なのか?- 査読あり
福井義一
臨床催眠学 11 33 - 41 2011年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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完全主義と先延ばしが抑うつに及ぼす影響-日本語版General Procrastination Scale(GPS)の再検討を含めて-
山下由紀子, 福井義一
甲南大学紀要 文学編 161 223 - 230 2011年3月
共著
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催眠古書探訪その5-福来友吉が残したもの 千里眼編-
福井義一
臨床催眠学 11 44 - 47 2011年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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虐待的養育環境と心身の解離傾向,アレキシサイミア傾向及び心身の健康の関連 査読あり
福井義一,野村早也佳,小澤幸世,田辺 肇
感情心理学研究 18 ( 1 ) 25 - 32 2010年7月
共著
担当区分:筆頭著者
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成人愛着スタイルと解離性体験、及び心理的健康の関連 査読あり
福井義一
催眠学研究 52 ( 1-2 ) 17 - 27 2010年6月
単著
担当区分:筆頭著者
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IPA(Inventory of Parent Attachment)日本語版の作成及びその信頼性・妥当性の検討- 査読あり
福井義一,河合三奈子
ヒューマン・ケア研究 11 ( 1 ) 9 - 20 2010年5月
共著
担当区分:筆頭著者
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大学におけるストレスマネジメント講義の効果-半期のストレス・マネジメント講義によるストレス過程認知の変化-
福井義一
東海心理臨床研究(東海学院大学大学院附属心理臨床センター紀要) ( 5 ) 3 - 10 2010年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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自記式質問票調査による成人愛着スタイル測定に関する試論-回答傾向の揺らぎに着目して-
福井義一
東海学院大学紀要 ( 3 ) 153 - 159 2010年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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大学生の生活リズム(朝方―夜型)とその認知的評価がストレス反応におよぼす影響 査読あり
福井義一,福井貴子
健康心理学研究 22 ( 2 ) 52 - 59 2009年12月
共著
担当区分:筆頭著者
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解離性体験尺度(DES)の使用についての一考察-青年期における解離性体験の頻度- 査読あり
福井義一
EMDR研究 1 ( 1 ) 12 - 23 2009年5月
単著
担当区分:筆頭著者
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学校現場における短期間の構成的グループエンカウンターの効果測定に関する研究-多次元尺度構成法(MDS)による心理的距離の視覚化を用いて-
福井義一
東海学院大学紀要 ( 2 ) 161 - 172 2009年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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青年期における解離性体験とアレキシサイミア傾向の関連 査読あり
福井義一
臨床催眠学 10 35 - 42 2009年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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〈大会長講演〉臨床催眠とEMDRの併用と統合的使用-両者の出会いがトラウマ・ケアにもたらす可能性- 招待あり 査読あり
福井義一
臨床催眠学 10 15 - 24 2009年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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ロールシャッハ・テストによるリソース・アセスメントの一例
福井義一
東海心理臨床研究 ( 4 ) 53 - 61 2009年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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高目標設置は本当に適応的か?-成人愛着スタイルを調整変数として- 査読あり
福井義一
心理学研究 79 ( 6 ) 522 - 529 2009年2月
単著
担当区分:筆頭著者
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ロールシャッハ・テストにおける父親・母親図版解釈仮説の妥当性に関する研究-図版評定法を用いて- 査読あり
福井義一,三宅由晃,岡崎 剛,森津 誠,遠山 敏,山下恵子,岡田信吾,安藤 治
心理臨床学研究 26 ( 5 ) 549 - 558 2008年12月
共著
担当区分:筆頭著者
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解離性同一性障害の催眠療法-パニック障害の訴えから解離性同一性障害の症状が顕在化した事例を通して- 査読あり
福井義一
催眠学研究 50 ( 2 ) 13 - 22 2008年12月
単著
担当区分:筆頭著者
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EMDRと催眠の併用と統合的使用(特集 EMDR・・・トラウマ治療の新常識) 招待あり
福井義一
こころの臨床a・la・carte 27 ( 2 ) 277 - 284 2008年6月
単著
担当区分:筆頭著者
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催眠療法により人格統合に至った解離性同一性障害の心理アセスメント事例-4回のMMPIとバウムテストの結果-
福井義一,飯野めぐみ,福井貴子
東海学院大学紀要 ( 1 ) 193 - 202 2008年3月
共著
担当区分:筆頭著者
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日本における臨床催眠の原典-アカデミズムの枠外にあった明治時代の臨床催眠の実際- 査読あり
福井義一
臨床催眠学 9 18 - 25 2008年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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催眠とEMDRの併用と統合的使用 その2-催眠によりEMDRを治療的に補完し得た事例- 査読あり
福井義一
臨床催眠学 9 55 - 62 2008年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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成人愛着スタイルと自己愛・自尊感情の関連
福井義一
東海心理臨床研究(東海学院大学附属心理臨床センター紀要) ( 3 ) 5 - 12 2008年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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Symondsの養育態度尺度再考-量的尺度化の試み及びその信頼性と妥当性の検討-
福井義一,鈴木直人
同志社心理 ( 54 ) 39 - 48 2008年3月
共著
担当区分:筆頭著者
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催眠療法による人格統合前後の体験様式の変化-解離性同一性障害の事例における4回のロールシャッハ反応の結果から- 査読あり
福井義一,飯野めぐみ,福井貴子
ロールシャッハ法研究 11 25 - 40 2007年11月
共著
担当区分:筆頭著者
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催眠とEMDRの併用と統合的使用 その1-書痙の訴えから母子関係におけるトラウマの再処理へ移行した事例を通して- 査読あり
福井義一
臨床催眠学 8 55 - 64 2007年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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対人関係能力向上に関する教育的実践研究―グループワーク・プログラムの開発と実施―
福井義一,石井 滋,谷口純一,加藤潤三,柏尾眞津子,粕井みずほ,青野明子,森上幸夫,小牧一裕
国際研究論叢(大阪国際大学紀要) 19 ( 2 ) 75 - 89 2006年6月
共著
大学生を対象に、対人関係能力を向上させるプログラムを、ワークショップ形式・宿泊学習形式で実施し、その効果を検討した結果、自己肯定感や対人受容が増加した。筆者は本研究にあたって、構成的グループエンカウンターの経験を活かしながら、具体的なプログラム作成と、その実行にj関わった。
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Emotion Space under Conditions of Perceptual Ambiguity 査読あり
Yosikazu Fukui,Ogawa T.,Takehara T.,Monchi R.and Suzuki N.
Perceptual and Motor Skills 88 1379 - 1383 1999年
共著
顔の右半分と左半分に異なる情動を表出している表情刺激を瞬間呈示して、被験者に情動判定をさせた。多次元尺度構成法で二次元空間上に各表情刺激を配置したところ、二次元からなる感情空間と類似した構成法による統計解析の部分を担当した。