渡邉 順司 (ワタナベ ジュンジ)
WATANABE Junji
職名 |
教授 |
学位 |
博士(材料科学)(北陸先端科学技術大学院大学), 修士(工学)(大阪府立大学), 学士(工学)(大阪府立大学) |
専門分野 |
生体材料学, 高分子化学, 複合材料、界面, 高分子材料 |
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渡邉 順司 (ワタナベ ジュンジ) WATANABE Junji
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北陸先端科学技術大学院大学 材料科学研究科 機能科学専攻 博士課程 修了
1997年10月 - 2000年6月
大阪府立大学 工学研究科 応用化学専攻 修士課程 修了
1993年4月 - 1995年3月
ウプサラ大学オングストローム研究所 日瑞ナノテクノロジー若手研究者国際交流プログラム
韓国科学技術研究院 客員研究員
甲南大学 理工学部 機能分子化学科 教授
2012年4月 - 現在
甲南大学 理工学部 機能分子化学科 准教授
2009年4月 - 2012年3月
大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻
2007年4月 - 2009年3月
国名:日本国
大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻
2005年5月 - 2007年3月
国名:日本国
東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻
2001年4月 - 2005年5月
国名:日本国
東京大学大学院工学系研究科金属工学専攻
2000年7月 - 2001年3月
国名:日本国
北陸先端科学技術大学院大学
1997年4月 - 1997年9月
国名:日本国
高分子学会
2000年7月 - 現在
日本MRS
2013年4月 - 現在
日本化学会
2002年4月 - 現在
日本バイオマテリアル学会
1998年4月 - 現在
日本ゴム協会
2009年5月 - 現在
ポリマー鎖の運動性に基づく表面特性の制御
その他の研究制度
研究期間: 2017年4月 - 現在
ポリマーアロイ創製法の開拓
その他の研究制度
研究期間: 2017年4月 - 現在
ポリマー可塑剤によるポリ塩化ビニルの可塑化
その他の研究制度
研究期間: 2017年4月 - 現在
ポリマーコロイドによる難水溶性薬物の可溶化
その他の研究制度
研究期間: 2012年4月 - 現在
アモルファスポリマーによる瞬発応答界面の創製
その他の研究制度
研究期間: 2011年4月 - 現在
Fangfang Zhang, Junjie Ma, Junji Watanabe, Huiyu Liu, and Heyun Shen
Nanoscience and Nanotechnology Letters 9 ( 4 ) 425 - 432 2017年4月
Fangfang Zhang, Junjie Ma, Junji Watanabe, Jinlong Tang, Huiyu Liu, Heyun Shen
Scientific Reports 7 42562 2017年2月
Xing Lai, Gan Gao, Junji Watanabe, Huiyu Liu, Heyun Shen
Polymers 9 ( 2 ) 51 - 64 2017年2月
Kyohei Nitta, Atsushi Kimoto, Junji Watanabe
Materials Science and Engineering: C 68 65 - 69 2016年11月
アモルファスポリマーが創り出す組織再生用マテリアル,先端バイオマテリアルハンドブック
渡邉順司( 担当: 単著)
エヌ・ティー・エス 2012年6月
交互浸漬法による高分子ゲル/アパタイト,バイオミネラリゼーションとそれに倣う新機能材料の創製,加藤隆史監修
渡邉順司,明石 満( 担当: 共著 , 範囲: 213–224)
シーエムシー出版 2007年1月
Biomineralization of Hydrogels Based on Bioinspired Assemblies for Injectable Biomaterials, In Bio-Inorganic Hybrid Nanomaterials, Ed. by Eduardo Ruiz-Hitzky, Katsuhiko Ariga, and Yuri Lvov
Junji Watanabe and Mitsuru Akashi( 担当: 共著 , 範囲: 193–208)
Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA, Weinheim, Germany 2007年1月
骨修復機能性ファイバーの設計,“ファイバー”スーパーバイオミメティックス〜近未来の新技術創成〜
渡邉順司,明石 満( 担当: 共著 , 範囲: 910–915)
エヌ・ティー・エス 2006年10月
高度なバイオ工学を実現するリン脂質サーフェイステクノロジー,界面活性剤・両親媒性高分子の最新機能
石原一彦,渡邉順司,高井まどか( 担当: 共著 , 範囲: 223–232)
シーエムシー出版 2005年6月
両親媒性高分子の添加による多孔性シリコーンゴムの創製と油水分離特性 招待あり
渡邉順司,鈴木はる菜
ポリマーTECH 16 8 - 15 2023年2月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:化学工業社
結晶−非晶ブロックポリマーによる界面特性の変換
渡邉順司,松田侑子,池田能幸
化学工業 63 ( 5 ) 342 - 347 2012年5月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:化学工業社
創傷被覆材への応用にむけたポリ(トリメチレンカーボネート)を基盤とした環境応答型ポリマー
渡邉順司
高分子論文集 69 ( 3 ) 89 - 101 2012年3月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:高分子学会
電気化学的アプローチによる有機—無機ハイブリッドの創製と硬組織適合材料への応用
渡邉順司
バイオマテリアル 27 ( 1 ) 38 - 48 2009年1月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(国際会議プロシーディングズ) 出版者・発行元:日本医学館
電気化学的手法による有機—無機複合化プロセスの開発
渡邉順司,明石 満
化学工業 59 ( 11 ) 852 - 858 2008年11月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:化学工業社
高分子鎖の特徴を生かした材料表面およびバルクの機能化 招待あり
渡邉順司
日本接着学会 粘着研究会 第186回例会 (東京都文京区) 2023年1月
開催年月日: 2023年1月
Environmentally Responsive Biointerface by Dynamic Molecular Motion of Amorphous Polymer 招待あり
Junji Watanabe
IUPAC MACRO 2014 (Chiang Mai, Thailand)
開催年月日: 2014年7月
電気化学的アプローチによる有機—無機ハイブリッドの創製と硬組織適合材料への応用 招待あり
渡邉順司
日本バイオマテリアル学会シンポジウム2008 (東京都文京区)
開催年月日: 2008年11月
硬組織適合型材料の設計と新展開 招待あり
渡邉順司,明石満
第58回医用高分子研究会 (大阪府吹田市)
開催年月日: 2008年3月
バイオマテリアルを指向した高分子材料のミネラリゼーション 招待あり
渡邉順司,明石満
九州地区高分子若手研究会 (長崎市)
開催年月日: 2007年11月
着氷雪防止剤およびそれを被覆した構造物
須田修平,渡邉順司,森山昇斗
出願番号:2019-233908
公開番号:2021-102682
特許番号/登録番号:特許第7337686号
表面処理粉体
岩本千紘,粂井貴行,渡邉順司
出願番号:2014-174248
公開番号:2016-050212
特許番号/登録番号:特許第5795110号
表面処理剤
岩本千紘,粂井貴行,渡邉順司
出願番号:2014-117315
公開番号:2015-229740
特許番号/登録番号:特許第6376850号
ポリマー被覆粒子
石原一彦,高井まどか,渡邉順司,松井謙次
出願番号:2005–210656
公開番号:2007–022886
特許番号/登録番号:特許第5150890号
免疫学的活性物質の測定方法
石原一彦,渡邉順司,黒澤 茂
出願番号:2003–326829
公開番号:2005–091236
特許番号/登録番号:特許第4278469号
第12回日本ゴム協会科学技術奨励賞
2020年5月 日本ゴム協会
渡邉順司
平成20年度日本バイオマテリアル学会科学奨励賞
2008年11月 日本バイオマテリアル学会
渡邉順司
日本化学会第86春季年会 第20回若い世代の特別講演会特別講演証
2006年3月 日本化学会
渡邉順司
イオン性高分子鎖をもつエラストマーによる高速親水化フィルターの創製と溶質透過制御
2011年4月 - 2014年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
非晶性高分子の代表である高分子エラストマーとイオン性の親水性高分子鎖をつなげたブロック共重合体を設計し、溶質透過膜を創製する。
診断デバイスの微細化に対応できる高速親水化ポリマーの創製と高感度診断基材への応用
2011年4月 - 2013年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)(継続領域)
医療現場で必要不可欠な診断デバイスを高性能化するための高分子被覆材の創製を目的としている。
高速親水化ソフト界面が構築できるポリマーの創製と分子インプリンティング法への応用
2009年4月 - 2011年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)(継続領域)
親水鎖が高度に濃縮したソフト界面を構築し、分子インプリンティング法へ応用することを目的としている。
電気化学的手法により創製された有機—無機複合材料の特性解析とバイオ機能解析
2007年4月 - 2010年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 萌芽研究
ハイドロゲルや多孔質膜のような有機材料の微細空孔内部を活用し、無機化合物を析出・生成させる有機—無機ハイブリッド材料を創製する。
単分散で長期安定性を有するサンスクリーン用ポリマーコロイドの開発
2011年12月 - 2012年7月
科学技術振興機構 科学技術振興機構 研究成果最適展開支援事業(A-STEP)探索タイプ
生体適合性の高いポリマーから作り出されたコロイドに配合薬剤を閉じ込め、発汗による湿った環境下で充分に機能するサンスクリーン用基剤を開発する。
高速親水化ポリマーの塗布による創傷被覆ガーゼのイノベーション
2011年10月 - 2012年9月
科学技術振興機構 科学技術振興機構 研究成果最適展開支援事業(A-STEP)シーズ顕在化タイプ
創傷部の治癒過程で発生するガーゼの癒着が回避できる創傷被覆ガーゼの開発を行う。
創傷部での癒着を回避できるガーゼ開発のための高速親水化ポリマー
2010年10月 - 2011年3月
科学技術振興機構 科学技術振興機構 研究成果最適展開支援事業(A-STEP)探索タイプ
2024年度 金属材料の表面処理に関する研究
研究費の種類: 教員実験費
2023年度 ポリマー材料への充塡剤の分散性と物性改善に関する研究
研究費の種類: 教員実験費
2022年度 ポリマー材料への充塡剤の分散性と物性改善に関する研究
研究費の種類: 教員実験費
2021年度 ポリマー材料への充塡剤の分散性と物性改善に関する研究
研究費の種類: 教員実験費
2020年度 新規自動車用ボディコート剤の研究
研究費の種類: 教員実験費
ラーニング・アシスタント(LA)活用に関するFD研修会
BYOD(Bring Your Own Device)活用に関するFD研修会
大学コンソーシアムひょうご神戸主催FD・SDトップセミナー「オンライン授業の設計とBYODの活用を考える」
2021年度甲南大学FDシンポジウム2020年度「経済学部ベストレクチャー事例発表」
第21回関西大学FDフォーラム 授業評価アンケートを展望するーその多様性と可能性ー
2023年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
2023年度の主な担当科目は、有機化学基礎(1年次配当、2単位)、材料化学(2年次配当、2単位)、高分子化学A(3年次配当、2単位)、機能分子化学研究ゼミ(3年次配当、1単位)、機能分子化学実験C(3年次配当、4単位)、機能分子化学卒業研究(4年次配当、12単位)である。この他、大学院科目として、知的財産法2(修士1年次配当、共通科目、2単位)を担当している。
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
化学の基礎知識を身につけ、専攻分野である化学を生かして社会貢献できる人材育成を目指している。特に、有機高分子を基盤とした教育を専門講義および学生実験を通して教授し、特に卒業研究では産業への応用に展開可能な研究テーマを推進している。1年次では、有機化合物の構造と結合を中心に教えて基礎を確立し、有機反応に関与する電子の流れを理解し、多様な有機化合物が創製できることを理解させる。2年次では、金属材料やセラミックス、有機材料の構造的特徴を中心に教え、これらの材料の構造と機能発現の関連についての理解を深めている。3年次では、高分子の合成法を中心に教え、高分子物質の物性面での特徴を理解させる。4年次では、修得した専門科目および実験科目の知識および実験操作技術をもとに、社会課題の解決につながる高分子材料の研究を推進している。試料作製から構造解析、機能解析を通して卒業論文としてまとめ、自らが主体となって研究テーマを展開できる力を身につけさせる。また、大学院科目では、意匠や商標を含む知的財産に関する講義を通して、特許制度に関する知識習得と研究開発の関連について教授している。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
履修学生の興味を引きつつ、理解できたことの達成感が味わえるように工夫している。レポート課題については電子ファイルをポータルサイトで受け渡しする形式を定着させた。講義科目では、基本となるテキストを設定して15回の講義で扱う箇所をシラバスに明示し、予習しやすくしている。講義時間は、重要事項の板書と解説を行い、演習問題をレポートとして課している。実験科目では、実験書に基づく実験操作について、安全かつ適正な操作ができるかどうかをチェックするとともに、操作の意味が理解できるように指導している。卒業研究では、研究計画に基づき自らの力で研究を進めるとともに、試薬利用時の登録手続きをはじめ、試薬・機器の安全な取り扱い、研究倫理の素養が身につくよう、個別ゼミを併用して指導している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
授業改善アンケートの集計結果より、「この授業を通じて、知識が深まった、能力が高まったと感じますか?」および「総合的に判断して、この授業は満足できるものでしたか?」については、「そう思う」および「どちらかといえばそう思う」と回答した学生が多く、所属全体および大学全体の平均値と同程度となっている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
学生がより積極的に授業に臨むことができるように工夫を検討する。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、授業改善アンケート(集計表)
2024年6月 - 2025年3月 日本MRS 日本MRS第34回年次大会 代表および連絡オーガナイザー
2024年4月 - 2025年3月 日本MRS 日本MRS第34回年次大会 組織委員会委員
2023年6月 - 2024年3月 日本MRS 日本MRS第33回年次大会 代表および連絡オーガナイザー
2023年5月 - 現在 日本ゴム協会 編集委員会 編集委員長
2023年4月 - 2024年3月 日本MRS 日本MRS第33回年次大会 組織委員会委員
関西ゴム技術研修所 副所長
役割:企画
2019年8月 - 2023年6月
対象: 社会人・一般
関西ゴム技術研修所 講師 「材料課目 熱可塑性エラストマー」
役割:講師
2015年9月 - 現在
対象: 社会人・一般
神戸ゴム科学研究会 委員
役割:運営参加・支援
2015年4月 - 現在
対象: 企業
Editorial Board of Biomaterials and Biomechanics in Bioengineering
2015年1月 - 2019年12月
対象: 研究者
北陸先端科学技術大学院大学 教育連携客員教授
役割:助言・指導
2014年12月 - 2018年3月
対象: 教育関係者
教育連携アドバイザー