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田野 大輔 (タノ ダイスケ)

TANO Daisuke

職名

教授

学位

文学博士(京都大学)

専門分野

ドイツ現代史、ナチズム研究

外部リンク

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 京都大学   文学部   哲学科・社会学専攻   卒業

    1989年4月 - 1993年3月

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都大学   文学研究科   社会学   博士課程   単位取得満期退学

    1995年4月 - 1998年3月

  • 京都大学   文学研究科   社会学   修士課程   修了

    1993年4月 - 1995年3月

留学歴 【 表示 / 非表示

  • 1996年9月
    -
    1998年7月

    ミュンヘン大学   留学

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 甲南大学   文学部   教授

    2012年4月 - 現在

  • 甲南大学   文学部   准教授

    2009年4月 - 2012年3月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 東京外国語大学

    2023年4月 - 2025年3月

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    国名:日本国

  • 関西学院大学

    2021年4月 - 現在

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    国名:日本国

  • フンボルト大学   歴史学部

    2020年3月 - 2021年2月

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    国名:ドイツ連邦共和国

  • 神戸大学   文学部

    2014年9月 - 2015年3月

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    国名:日本国

  • 関西学院大学

    2013年4月 - 2020年3月

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    国名:日本国

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 関西社会学会

    1994年4月 - 現在

  • 日本西洋史学会

    2015年4月 - 現在

  • 日本社会学会

    1995年4月 - 現在

  • 日本ドイツ学会

    2008年4月 - 現在

  • ドイツ現代史研究会

    1996年4月 - 現在

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論文 【 表示 / 非表示

  • „„Achse der Freizeit“: Der Weltkongress für Freizeit und Erholung 1936 und Japans Blick auf Deutschland 招待あり 査読あり 国際誌

    Daisuke Tano

    Zeitschrift für Geschichtswissenschaft   58 ( 9 )   709 - 729   2010年9月

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    単著

    Ende Juli 1936, direkt vor der Eröffnung der Berliner Olympiade, fand in Hamburg der achttägige „Weltkongress für Freizeit und Erholung“ statt. Unter dem Motto „Freude und Friede!“ wurde der Kongress, auf dem ungefähr 3000 Teilnehmer aus 61 Ländern über die Gestaltung von Freizeit und Erholung diskutierten, zum Kohäsionspunkt der internationalen Freizeitbewegung und bildete gleichzeitig eine Bühne, von der aus der Welt die Fortschrittlichkeit der nationalsozialistischen Freizeitorganisation „Kraft durch Freude“ propagiert wurde. In Japan, das zu dieser Zeit seine Beziehungen zu Deutschland vertiefte, erweckte der Kongress großes Interesse und gab den entscheidenden Impuls für die Entwicklung der Freizeitbewegung, insbesondere für die Gründung der „Japan Recreation Association“ (Nihon kōsei kyōkai). Obwohl er von solch großer Bedeutung war, hat sich die Forschung bisher kaum mit dem Weltkongress befasst, und außer den zeitgenössischen Berichten gibt es heute auch nur sehr wenige Belege. Dehalb wird mit dieser Studie der Versuch unternommen, basierend auf sowohl japanischen als auch deutschen Geschichtsquellen den Verlauf und die Bedeutung des Kongresses zu verdeutlichen. Dabei soll besonders untersucht werden, welche Rolle die daran beteiligten Japaner spielten und welchen Einfluss sie auf die Freizeitbewegung Japans hatten, um somit einen Überblick über den deutsch-japanischen Kulturaustausch im Hinblick auf Freizeit und Erholung zu geben.

  • 余暇の枢軸——世界厚生会議と日独文化交流 査読あり

    田野 大輔

    ゲシヒテ   ( 2 )   21 - 39   2009年3月

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    単著

    ドイツ現代史研究会

  • 性生活の効用——精神療法とナチズムの関係をめぐって 招待あり

    田野 大輔

    思想   ( 1013 )   27 - 44   2008年9月

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    単著

    岩波書店

  • 愛と欲望のナチズム――「健全な性生活」の罠 招待あり

    田野 大輔

    ドイツ研究   ( 43 )   78 - 92   2009年3月

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    単著

  • ヒトラー、あるいは親密さの専制――カリスマの陳腐さについての考察 査読あり

    田野 大輔

    社会学評論   51 ( 1 )   71 - 87   2000年6月

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    単著

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 〈悪の凡庸さ〉を問い直す

    田野大輔, 小野寺拓也( 担当: 共著)

    大月書店  2023年9月  ( ISBN:9784272431090

  • ファシズムの教室――なぜ集団は暴走するのか

    田野 大輔( 担当: 単著)

    大月書店  2020年4月  ( ISBN:978-4272211234

  • Mutual Perceptions and Images in Japanese-German Relations, 1860-2010 査読あり 国際共著

    Sven Saaler,Kudō Akira,Tajima Nobuo( 担当: 共著 ,  範囲: ““Strength through Joy” in Japan: Mutual perceptions of leisure movements in Germany and Japan, 1935-1942”)

    Brill  2017年6月  ( ISBN:9789004345416

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    From the second half of the 1930s to the 1940s, the National Socialist leisure organization “Strength Through Joy” (Kraft durch Freude; hereafter cited as KdF) greatly influenced the development of the Japanese leisure movement (Kōsei undō) and played a crucial role in the evolution of relations between the two countries. After the 1936 Weltkongress für Freizeit und Erholung (World Recreation Congress) in Hamburg, the KdF—with the aim of improving work- ers’ strength by providing them with more leisure opportunities—attracted public attention in Japan, where general interest in the subject had previously been weak. The increased Japanese interest eventually led to the formation of a Japanese movement that was modeled on the KdF. After the Japanese Recreation Association (Nihon Kōsei Kyōkai; hereafter cited as JRA) was founded in 1938, the Japanese leisure movement grew rapidly. In October 1940, the Recreation Congress for Asian Development (Kōa Kōsei Taikai) was held in Osaka, to which representatives from Germany were also invited (fig. 11.1). At the congress, the slogan “Strength Through Joy” was adopted, and Japanese- German cooperation in the field of social policy was proclaimed. However, the congress did little to further actual discussions regarding the two countries’ policies on leisure, and the mutual perceptions of Germany and Japan on this matter remained contradictory in many respects. This chapter examines the image of the KdF in Japan and that of the Kōsei undō in Germany, and investi- gates how the association between the two countries influenced mutual per- ceptions in this field.

  • 教養のドイツ現代史

    田野大輔, 柳原伸洋( 担当: 共編者(共編著者))

    ミネルヴァ書房  2016年6月  ( ISBN:9784623072705

  • 愛と欲望のナチズム

    田野 大輔( 担当: 単著)

    講談社  2012年9月  ( ISBN:978-4062585361

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総説・解説記事(Misc) 【 表示 / 非表示

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • “Lean from the Nazis!”: “The New System of Labor” and the German Model 招待あり

    Daisuke Tano

    The Axis Reconsidered: Global Fascism, Mutual Representations, and Cultural-Political Relations  (Kyoto Sangyo University) 

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    開催年月日: 2023年10月

  • ナチスの大衆動員とユダヤ人迫害──「悪の陳腐さ」を超えて 招待あり

    田野 大輔

    名古屋歴史科学研究会  (名古屋大学)  名古屋歴史科学研究会

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    開催年月日: 2023年5月

  • Josef Meisinger und der Polizeistaat im Ostasien 招待あり

    Daisuke Tano

    Online Conference, “Initiative zur historischen Japanforschung”  Initiative zur historischen Japanforschung

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    開催年月日: 2022年12月

    国名:ドイツ連邦共和国  

  • ナチズム下の社会学

    田野大輔

    日本社会学会  (追手門学院大学)  日本社会学会

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    開催年月日: 2022年11月

    国名:日本国  

  • アイヒマンは〈凡庸な役人〉だったのか?――ヒルバーグにおける〈机上の犯罪者〉とホロコースト研究の現状

    田野大輔

    シンポジウム「続・〈悪の凡庸さ〉は無効になったのか?:歴史・理論・思想の対話  (オンライン)  日本西洋史学会

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    開催年月日: 2022年5月

    国名:日本国  

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 第二次大戦期の日独関係とユダヤ人問題――「上海ゲットー」の設立を中心に

    2023年4月 - 2028年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    田野大輔,菅野賢治.中村綾乃

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    担当区分:研究代表者

    本研究は、セクシュアリティの問題を中心に、ナチズムの政治の実態を歴史社会学的に考察しようとしたものである。「民族の健全化」を標榜したナチズムは、人種衛生的見地から性の領域への介入を強化し、結婚・出産奨励策を通じた生殖の拡大を企てるなど、セクシュアリティの問題に並々ならぬ関心を示した。だがそこでは、性の問題が単に抑圧され、生殖のために利用されただけでなく、ある種の「性の解放」の約束を通じて、性的欲望が積極的に刺激され、これを満たす権力の拡大が促されていた。こうした考察によって、ナチズムの性政治を通じた欲望の動員のメカニズムを明らかにしたことが、本研究の成果である。

  • 総力戦体制下の日独社会政策の比較歴史社会学的研究

    2014年4月 - 2018年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)

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    1930年代半ばから40年代初めにかけての日本とドイツの総力戦体制構築の過程で、労働・余暇問題への対処を主眼とした両国の社会政策がいかなる役割を果たしたのかを、比較歴史社会学的な観点から考察しようとする研究。

  • ナチズムの性政治に関する歴史社会学的研究

    2011年4月 - 2014年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)

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    セクシュアリティの問題を軸に、ナチズムの政治の実態を歴史社会学的に考察し、人口・人種政策との関わりも含めて、性を媒介とする動員のメカニズムを明らかにしようとする研究。

  • 視覚メディアの図像学的分析を通じたファシズムの比較歴史社会学的研究

    2005年4月 - 2008年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)

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    視覚メディアの図像学的分析を通じてファシズムの政治文化を比較歴史社会学的に考察し、その大衆動員のメカニズムを解明する研究。

研究シーズへのリンク 【 表示 / 非表示

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 日独文化交流についての共同研究

  • 政治的プロパガンダの実態についての共同研究

  • ドイツにおける身体性・セクシュアリティについての共同研究

研究費にかかる研究(調査)活動報告書 【 表示 / 非表示

  • 2024年度  ナチズムの大衆動員の問題、および1930〜40年代の日独関係の研究

    研究費の種類: 教員研究費

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    ナチズムの大衆動員の問題、とくに宣伝や娯楽、セクシュアリティに関する研究を従来に引き続き行うほか、ナチスのユダヤ人政策を主導したアドルフ・アイヒマンとその組織上の役割についても研究を進める。さらに1930〜40年代の日独関係について、その時期の日独関係において重要な役割を果たしたヨーゼフ・マイジンガーに関する研究を行う。本年度は国内外の文書館・図書館で史料調査を実施し、収集した史料を用いて研究を進めることにより、論文(単著)2本、著書(単著)1冊程度の執筆をめざす。

  • 2023年度  歴史社会学・ドイツ現代史

    研究費の種類: 教員研究費

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    ナチス・ドイツにおけるマス・コミュニケーションの問題、とくに宣伝や娯楽、文化政策に関する研究を従来に引き続き行うほか、ナチスのユダヤ人政策を主導したアドルフ・アイヒマンとその組織上の役割についても研究を進める。さらに、1930〜40年代の余暇・厚生の領域における日独文化交流の研究を行うのと並行して、およびその時期の日独関係において重要な役割を果たしたヨーゼフ・マイジンガーに関する研究も行う。本年度は国内外の文書館・図書館で史料調査を実施し、収集した史料を用いて研究を進めることにより、論文(単著)2本、著書(共著)2冊程度の執筆をめざす。

  • 2022年度  ナチ・ドイツにおけるマスコミュニケーションの問題、とくに宣伝や娯楽、セクシュアリティに関する研究、および余暇・厚生の領域における日独文化交流の研究

    研究費の種類: 教員研究費

 

その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2010年4月
    -
    現在

    体験学習の実施

  • 2009年4月
    -
    現在

    教材の My KONAN へのアップロード

  • 2009年4月
    -
    現在

    小レポートの実施

 

所属学協会等の委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2023年4月 - 2025年3月   ドイツ現代史研究会  代表

  • 2018年4月 - 現在   ドイツ現代史研究会  編集委員

  • 2011年4月 - 2013年3月   ドイツ現代史研究会  代表

  • 2010年4月 - 2011年3月   ドイツ現代史学会  大会実行委員長

  • 2007年4月 - 2009年3月   ドイツ現代史研究会  『ゲシヒテ』編集実務担当

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社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 朝日カルチャーセンター中之島教室「ホロコーストをどう理解すべきか?――『悪の凡庸さ』を問い直す」

    役割:講師

    2024年8月

  • 芦屋「九条の会」講演会「ナチズムから平和を考える――行き過ぎた相対主義に抗するには」

    役割:講師

    2024年5月

  • NHK文化センター梅田教室「『悪の凡庸さ』を考える――ナチズム・ホロコースト研究の視点から」

    役割:講師

    2023年8月

  • 伊丹市立中央公民館講演会「ナチスの大衆動員とユダヤ人迫害」

    役割:講師

    2023年7月

  • NHK文化センター梅田教室「ナチズムから現代を考える」

    役割:講師

    2022年7月 - 2022年8月

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