長濱 宏治 (ナガハマ コウジ)
NAGAHAMA Koji
職名 |
教授 |
学位 |
博士(工学)(関西大学) |
専門分野 |
生体医工学, 高分子化学, 生体化学, 生体材料学 |
外部リンク |
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長濱 宏治 (ナガハマ コウジ) NAGAHAMA Koji
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甲南大学 フロンティアサイエンス学部 教授
2022年4月 - 現在
甲南大学 フロンティアサイエンス学部 准教授
2015年4月 - 2022年3月
高分子学会(国内)
2005年4月 - 現在
日本化学会(国内)
2007年4月 - 現在
日本再生医療学会
2013年7月 - 現在
日本バイオマテリアル学会(国内)
2005年4月 - 現在
細胞架橋ゲルによる力学刺激を活用する組織再生技術の開発
研究期間: 2023年4月 - 現在
生命高分子と合成高分子のハイブリッド化によるインテリジェントソフトバイオマテリアルの創製
ライフサイエンス基礎科学研究
研究期間: 2009年4月 - 現在
細胞を高分子で架橋したハイドロゲルの作製および生医学材料としての応用展開
ライフサイエンス基礎科学研究
研究期間: 2009年4月 - 現在
生分解性インジェクタブルゲルの創製と再生医療への応用
ライフサイエンス基礎科学研究
研究期間: 2005年4月 - 現在
Thixotropic β-Chitin Nanofiber Hydrogel with a Living Body-Responsive Self-Hardening Property and Its Application as a Sprayable Antiadhesion Barrier 査読あり 国際誌
Koji Nagahama, Kaho Tobiishi, Natsumi Ueda, Tatsuya Dode, Shahidul Islam Sobuj, Fumiya Yuasa, Kazuhiko Yamashita, Takahito Nishikata
ACS Applied Bio Materials 6 ( 7 ) 2636 - 2643 2023年7月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
Covalent Stem Cell-Combining Injectable Materials with Enhanced Stemness and Controlled Differentiation In Vivo 査読あり
Natsumi Ueda, Shiho Sawada, Fumiya Yuasa, Karen Kato, Koji Nagahama
ACS Applied Materials & Interfaces 14 ( 47 ) 52618 - 52633 2022年11月
担当区分:最終著者, 責任著者
Two-Dimensional Metal–Organic Framework-Based Cellular Scaffolds with High Protein Adsorption, Retention, and Replenishment Capabilities 査読あり
Tokitaka Katayama, Shintaro Tanaka, Takaaki Tsuruoka, and Koji Nagahama
ACS Applied Materials & Interfaces 14 ( 30 ) 34443 - 34454 2022年8月
担当区分:最終著者, 責任著者
Exportin-inspired artificial cell nuclear-exporting nanosystems 査読あり
Mitsuo Inui , Yuta Hamada , Nana Sejima , Natsumi Ueda , Tokitaka Katayama , Kimika Ono, Koji Nagahama
Nanoscale Advances 4 2637 - 2641 2022年5月
担当区分:最終著者, 責任著者
Kimika Ono, Manami Sumiya, Naohiro Yoshinobu, Tatsuya Dode, Tokitaka Katayama, Natsumi Ueda, Koji Nagahama
ACS Applied Bio Materials 5 ( 2 ) 471 - 482 2022年2月
担当区分:最終著者, 責任著者
細胞移植用スマートゲルの開発
長濱宏治、小野公佳、木村友香、青山青海( 担当: 共著)
ケミカルエンジニヤリング 2019年
ゲルを用いた再生医療関連技術の開発
長濱 宏治( 担当: 単著)
(株)技術情報協会 2018年2月
ゼロからはじめるバイオ実験マスターコース3 細胞培養トレーニング
西方敬人, 川上純司, 藤井敏司, 長濱宏治, 川内敬子( 担当: 共著)
学研メディカル秀潤社 2015年3月
ゼロからはじめるバイオ実験マスターコース 第2巻 遺伝子組み換え基礎実習
西方敬人、川上純司、藤井敏司、長濱宏治( 担当: 共著)
株式会社 学研メディカル秀潤社 2012年12月 ( ISBN:9784780908626 )
ゼロからはじめるバイオ実験マスターコース1: 実験の基本と原理
西方敬人,川上純司,藤井敏司,長濱宏治( 担当: 共著)
学研メディカル秀潤社 2012年9月 ( ISBN:978-4780908565 )
細胞架橋ゲルの開発および再生医療応用 招待あり 査読あり
上田菜摘美、長濱宏治
バイオマテリアル-生体材料- 41 ( 3 ) 244 - 245 2023年
担当区分:最終著者, 責任著者
細胞架橋ゲルによる生体の力学刺激を活用する組織再生技術の創出
上田菜摘美、長濱宏治
第23回日本再生医療学会総会 2024年3月
細胞を主成分とするゲルの創製および再生医療応用
長濱宏治
第46回日本分子生物学会年会 2023年12月
PLGA-PEG-PLGA/LAPONITE/L-arginine-loaded MOF nanocomposite injectable hydrogels for angiogenesis promotion
2023年11月
インジェクタブル細胞架橋ゲルの開発および再生医療への応用 招待あり
長濱宏治
第32回ポリマー材料フォーラム 2023年11月
インポーチン模倣による細胞核移行性ナノキャリアの開発
川島颯真、濱田優汰、長濱宏治
第45回日本バイオマテリアル学会大会 2023年11月
分岐型生分解性ポリエステルを含む生体内留置物
大矢裕一,大内辰郎,長濱宏治,藤田陽太郎,石原和人,
出願番号:特願2007-230038
出願国:国内
温度応答性を有する生分解性グラフト共重合体,
大矢裕一,大内辰郎,長濱宏治
出願番号:特開2008-280412(特願2007-124753),
公開番号:特開2008-280412(特願2007-124753),
出願国:国内
温度応答性ゾル-ゲル転移を示す生分解性ポリマー及びその製造方法
大矢裕一,大内辰郎,長濱宏治
出願番号:特開2008-120886(特願2006-304549)
公開番号:特開2008-120886(特願2006-304549)
出願国:国内
柔軟性生分解性ポリマー
大矢裕一,大内辰郎,上田雄一,長濱宏治,藤田陽太郎,石原和人
出願番号:特開2008-120887(特願2006-304556)
公開番号:特開2008-120887(特願2006-304556)
出願国:国内
細胞架橋ゲルを基盤技術として用いた力学操作によるin vivo組織工学技術の確立
2022年4月 - 2025年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
担当区分:研究代表者
細胞ゲル材料の創出
2019年7月 - 2021年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
細胞を高分子で化学架橋したゲル材料を創出し、機能性材料としての特性解析を行う。
細胞核ナノトランスポーターの開発および細胞核ドラッグデリバリーシステムへの応用
2017年4月 - 2021年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(A)
核酸やタンパク質などの機能性物質を、生体レベルで細胞核内に直接輸送する技術は、遺伝子発現制御や細胞機能制御を可能にすることから、医療・医薬開発・生物学基礎研究などにおいて大変重要であるが、いまだ有用な技術は存在しない。近年、申請者は“細胞核指向性をもつ高分子ナノ組織体”を開発し、タンパク質や抗がん剤を核内に直接輸送し、作用させることに成功した。本研究課題では、この核指向性ナノ組織体を基盤材料として用い、細胞外から核内に機能性物質を高効率で輸送し、生体レベルで遺伝子発現や細胞機能を制御可能な核内物質輸送技術を確立する。さらに、得られる輸送技術を活かして、細胞核ドラッグデリバリーシステムを開発する。
細胞を架橋点とするスマートゲルの創製とゲル内細胞反応を利用した機能創発
2015年4月 - 2018年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 萌芽研究
本研究の目的は,細胞を架橋点として共有結合により高分子ネットワークに組込んだ“生きている高分子ゲル”を合成し,ゲル内で起こる細胞反応(ミクロ刺激)をスイッチとして,ミクロ刺激をゲル全体に増幅・伝播し,ゲルのマクロな動的応答を誘発する(機能創発する)ことが可能な革新的スマート材料を創成することである。さらに,成果である細胞スマートゲルの応用展開も目的としている。これらを達成するため,本研究では(1)細胞表面クリックケミストリーによる細胞を架橋点とするゲル形成,(2)ゲル内で起こる細胞反応の定量解析,(3)細胞反応に応答して発現するゲルの動的応答や創発機能の探索(例えば,細胞分裂によるゲルの時限崩壊プログラム,ゲル間での細胞間結合形成によるゲルの接着・自己修復など)を実現する。
生分解性高分子ナノゲルによる革新的細胞核内タンパク質デリバリー技術の創成
2012年4月 - 2014年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
本研究の目的は、我々が開発した多糖-graft-PLA生分解性ナノゲルのタンパク質デリバリーキャリアとしての利点を活かし、細胞核内移行性を新たに付与し、革新的細胞核内タンパク質デリバリー技術を創成することである。
微細メッシュを足場にした疑似生体組織の作製を可能とする三次元細胞培養デバイスの研究開発の研究開発
2020年9月 - 2023年3月
経済産業省 戦略的基盤技術高度化支援事業
生分解性高分子・クレイナノ粒子複合ゲルによる“細胞を使用しない”再生医療の新技術
2020年9月 - 2022年3月
兵庫県 兵庫県最先端技術研究事業
アルギン酸ー細胞間架橋技術の生体組織修復への応用
2020年9月 - 2021年3月
日本医療研究開発機構(AMED) AMED 橋渡し研究戦略的推進プログラム シーズA
分子クラウディング環境を活用した遺伝子発現系で活躍する機能性分子のデザイン・開発システムの構築
2009年4月 - 2014年3月
文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
インジェクタブルポリマーゲルの組織工学用足場材料としての応用
microRNA阻害分子を用いた新規な癌治療法の開発
生分解性ナノゲルの血液循環型DDSキャリアとしての検討
インジェクタブルポリマーゲルの核酸医薬デリバリーキャリアとしての応用
2022年度 高分子科学、生体材料学、細胞工学、医科学 細胞移植用スマートゲルの開発と再生医療への応用展開
研究費の種類: 科研費 基盤研究(B)、挑戦的研究(萌芽)、ひょうご科学技術協会研究助成金、サポイン、企業との共同研究費
2021年度 高分子科学、生体材料学、細胞工学、医科学 細胞移植用スマートゲルの開発と再生医療への応用展開
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 高分子科学、生体材料学、細胞工学、医科学 細胞移植用スマートゲルの開発と再生医療への応用展開
研究費の種類: その他
兵庫県立舞子高校 実験講座「細菌由来の生分解性プラスチック ~納豆がマイクロプラスチック問題を解決する!?~」
仁川学院中学校 模擬講義「化学(ケミカル)+医療(メディシン)=メディケミカル」
神戸市小中学校理科教員対象実験講座 細菌由来の生分解性プラスチック ~納豆がマイクロプラスチック問題を解決する!?~
神戸市中学校理科副読本 「賢い医療用新素材・ハイドロゲル」
夢ナビライブ2013(大阪)「とうもろこし+ナノバイオ=最先端医療材料」
2022年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
生命機能科学、高分子化学、メディカルバイオテクノロジー、ナノバイオラボ、科学英語コミュニケーションなど
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
学生の知識レベルを高め、研究者として社会に巣立ってもらうため
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
教員側からの一方通行ではなく、アクティブラーニングを活用して参加型授業にする
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
改善点・今後の目標(これからどうするか):
根拠資料(資料の種類などの名称):
サイエンスリーダーズキャンプ「理系研究者が教える課題研究の見つけ方、進め方、纏め方」
2012年8月
独立行政法人科学技術振興機構の支援の下、全国の都道府県の教育委員会推薦の理科教員を27名を対象に、課題研究を進めるための指導法に関する講座を3泊4日で行った。
サイエンスリーダーズキャンプ
2011年8月
実験講義/高校生(甲南高等学校/2年生)
2011年8月
出張模擬講義/高校生(甲南女子高等学校 1、2年生)
2011年6月
平成22年度理科教員向け先端科学実験講座「飛躍するテクノロジー」「新しい生分解性プラスチックを創る -環境・医療のためにー」
2010年8月
生分解性高分子ナノ粒子の合成技術
様々な形状・サイズの生分解性高分子ナノ粒子を合成する技術
刺激応答性ヒドロゲルの合成技術
温度、pHなどの物理刺激、および特定分子に応答して形状をダイナミックに変化させ、機能を発現するヒドロゲルの合成
生分解性を有する機能性高分子の合成技術
生体内分解吸収性を有する機能性高分子の合成