梅谷 智弘 (ウメタニ トモヒロ)
UMETANI Tomohiro
職名 |
准教授 |
学位 |
博士(工学)(大阪大学), 修士(工学)(大阪大学) |
外部リンク |
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梅谷 智弘 (ウメタニ トモヒロ) UMETANI Tomohiro
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大阪大学 基礎工学研究科 システム人間系専攻 博士課程 修了
2001年4月 - 2004年3月
大阪大学 基礎工学研究科 システム人間系専攻 修士課程 修了
1999年4月 - 2001年3月
名古屋市立大学 大学院芸術工学研究科
2007年4月 - 2008年3月
国名:日本国
名古屋市立大学 大学院芸術工学研究科
2005年4月 - 2007年3月
国名:日本国
大阪大学 大学院基礎工学研究科
2004年4月 - 2005年3月
国名:日本国
計測自動制御学会
2015年5月 - 現在
日本機械学会
2006年7月 - 現在
日本ロボット学会
1999年5月 - 現在
日本デザイン学会
2007年5月 - 現在
情報処理学会
2005年11月 - 現在
屋内環境での携帯端末の位置推定とその応用
(選択しない)
研究期間: 2009年4月 - 現在
動作解析と生体信号を利用した人物動作の統合解析・可視化
(選択しない)
研究期間: 2006年4月 - 現在
ICタグを利用した人とロボットのための空間知能化
その他の研究制度
研究期間: 2005年4月 - 現在
IoTシステムのプロトタイピングを用いたロボット技術PBLの試み
梅谷 智弘
甲南大学紀要知能情報学編 14 ( 2 ) 181 - 190 2022年2月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
DOI: 10.14990/00004169
Change Detection of Sleeping Condition based on IoT Distributed Sensing for Bedclothes 査読あり
UMETANI Tomohiro,INOUE Shoichiro,YAMAMOTO Taiki,ISHII Mayuko,TAMURA Yuichi,SAIWAKI Naoki,YOKOYAMA Kiyoko
Proceedings of 2021 IEEE International Conference on Advanced Robotics and Its Social Impacts (ARSO), 120 - 122 2021年7月
共著
担当区分:筆頭著者, 責任著者
ROS対応移動ロボットを用いた屋外ロボットチャレンジへの取り組み
梅谷 智弘
甲南大学紀要知能情報学編 13 ( 2 ) 187 - 196 2021年2月
単著
出版者・発行元:甲南大学
本稿では,知能化空間システムを構築するための情報収集ロボットの開発を目標とする,ロボットチャレンジを通した実環境で動作できる自律移動ロボットの検証について報告する.本研究では,課題解決のための手段として,ソフトウェア資産の再利用するためにオープンソースであるRobot Operating System (ROS) に対応した移動ロボットフォームを用いてシステムを構築する.これまでの2 回にわたる屋外ロボットチャレンジへの参加をとおしたシステムの検証を報告し,甲南大学ロボティクス研究室の屋外ロボットシステム構築の展望について述べる.
DOI: 10.14990/00003697
Rapid Development of a Mobile Robot for the Nakanoshima Challenge Using a Robot for Intelligent Environments 査読あり
UMETANI Tomohiro,KONDO Yuya,TOKUDA Takuma
Journal of Robotics and Mechatronics 32 ( 6 ) 1211 - 1218 2020年12月
共著
出版者・発行元:Fuji Technology Press Ltd.
本論文では,ロボットチャレンジに対応できる,知能化空間で作業を達成できる自律移動ロボットの迅速な開発を報告する.迅速な開発を行うために,ROSを用いてソフトウェア資産の再利用を行った.本ロボットは少ない制作工程で,中之島チャレンジのレギュレーションを満たす実装を行っている.実際のロボットチャレンジで発生した課題,実装結果をもとに,手法の可能性を示す.
System Integration for Component-Based Manzai Robots with Improved Scalability 査読あり
UMETANI Tomohiro,AOKI Satoshi,KITAMURA Tatsuya,NADAMOTO Akiyo
Journal of Robotics and Mechartonics 32 ( 2 ) 459 - 468 2020年4月
Handbook of Digital Games and Entertainment Technologies, Chapter 40; Manzai Robots: Entertainment Robots as Passive Media Based on Autocreated Manzai Scripts from Web News Articles
UMETANI Tomohiro,NADAMOTO Akiyo,KITAMURA Tatsuya
Springer, Singapore 2016年8月
柔軟素材を用いたIoTシステムの基礎と応用-I-柔軟素材を用いたIoTシステムの現在と展望 招待あり
才脇 直樹,梅谷 智弘
システム/制御/情報 66 ( 2 ) 70 - 77 2022年2月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
情報技術を生かしたカスタマーハラスメント対策:大学図書館遠隔対応ロボットを例にして 招待あり
梅谷 智弘
情報の科学と技術 70 ( 10 ) 499 - 504 2020年10月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 情報科学技術協会
情報技術を生かしたカスタマーハラスメント対策として,大学図書館遠隔対応ロボットを例にして紹介する。レファレンスカウンター,ヘルプデスクなど専門知識を有する図書館職員が対応する場面においては,利用者への対応が重要な課題となっている。ヘルプデスク対応が行える職員は専門性が高く,書架,書庫や事務所など,受付から離れて業務を遂行することが多くある。そのため,受付は無人になることもあり利用者からの観点では機会損失につながり利便性を損なう。本稿では,現在大学図書館で稼働しているアンドロイド・ロボットを用いた遠隔対応システムを紹介する。長期間の運用実験による評価を通して本システムの有用性,本システム導入にあたっての受容性について述べる。
オープンソースハードウェアを用いた屋外情報収集ロボットのラピッド開発
梅谷智弘,武田晟央,岡本丈弥,森脇遼輝
第64回自動制御連合講演会 (オンライン)
開催年月日: 2021年11月
本稿では,中之島ロボットチャレンジに参加するために開発した屋外環境に対応する自律移動ロボットの開発に始まった一連の甲南大学ロボティクス研究室の取り組みについて述べる.本ロボットチャレンジに対して,我々は,知能化空間システムを構築するための情報収集ロボットとして,実環境で動作できる自律移動ロボットの検証を目標とする.ロボットシステムの実装と実証実験による検証により,手法の可能性を示す.
行動履歴情報を用いたユーザとコミュニケーションロボットによる対話制御の一検討
梅谷智弘,西田有希,北村達也
第64回自動制御連合講演会 (オンライン)
開催年月日: 2021年11月
本稿では,位置情報履歴を用いた対話コミュニケーションロボットの対話内容の生成手法について述べる.訪問した場所,建物に関する情報は,ユーザの日常生活に密接に関連し,ユーザ個人の興味関心に適合する可能性が高いといえる.たとえば,1 日の行動の時系列履歴や施設が発出する情報と組みあわせることで,ユーザの活動に関連する事柄の検索や情報抽出が期待できる.本稿では基礎検討としてGPS を用いた建物情報の取得,チャットボットによる対話システムの構築をおこなう.実験を通じて可能性と今後の課題を検討する.
位置情報履歴を用いた人間とコミュニケーションロボットによる対話生成手法の検討
西田有希,北村達也,梅谷智弘
日本音響学会音声研究会 (オンライン) 日本音響学会音声研究会
開催年月日: 2021年9月
本発表では,人間とコミュニケーションロボットによる対話を円滑に行うために,位置情報履歴を用いて対話を生成し制御する手法を検討する.時期や個人の行動,スケジュール情報に沿った対話の内容を生成し,ロボットが,利用者が応答しやすく状況に応じた話題を提供することを目的とする.本稿では基礎検討として,システムの提案,対話システムの構築を行い評価した.システムの実装と実験を通して本手法の可能性と今後の課題を示す.
Seq2Seqを用いたボケの自動生成手法の提案
原口和貴,梅谷智弘,北村達也,灘本明代
第13回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (オンライン) 日本データベース学会
開催年月日: 2021年3月
漫才の掛け合いは対話からなると考え,ツッコミの質問を自動生成し,それに対する答えをSeq2seq を用いて自動生成するボケコンポーネントである,人名問いかけボケの提案を行う.さらに,ボケとツッコミの対話を深層学習を用いて完全自動生成できるかを検討する.具体的には,漫才師による漫才を用いて学習を行うことで,ボケとツッコミの対話の自動生成について検討する.
異なる炭酸カルシウム沈殿能を有するペプチドの凝集沈殿におけるマイクロ波の影響
臼井健二,尾崎誠,高坂翼,富樫浩行,有本米次郎,裏鍛武史,大沢隆二,梅谷智弘
第14回日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウム (オンライン) 日本電磁波エネルギー応用学会
開催年月日: 2020年11月
見守りシステム
梅谷 智弘,石井 真由子,田村 祐一,才脇 直樹,横山 清子
出願番号:特願2017-242079
公開番号:特開2019-107234
特許番号/登録番号:特許第7002076号
出願国:国内
台本自動作成装置、台本自動作成方法、及び台本自動作成プログラム
灘本 明代,北村 達也,梅谷 智弘,真下 遼
出願番号:特願2016-036826
出願国:国内
物体認識システム
梅谷 智弘,田村 祐一,雲丹亀 達哉
出願番号:特願2012-264614
出願国:国内
SI2018 優秀講演賞
2018年12月 第19回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 複数の小型IoTデバイスを利用した就寝環境の状態変化検出システムの検討
梅谷智弘,石井真由子,田村祐一,才脇直樹,横山清子
SI 2017 第11回RTミドルウェアコンテスト ベストサポート賞
2017年12月 日本ロボット工業会
菊地 智也,中田 圭祐,樋口 拓海,清瀬 大貴,梅谷 智弘,北村 達也
SI2016 RTミドルウェアコンテスト 帰ってきた世界一軽いRTコンポーネント賞
2016年12月 日本ロボット工業会
青木 哲,榊原 洋之,清瀬 大貴,林 拓実,原口 和貴,梅谷 智弘,北村 達也
SI2015 RTミドルウェアコンテスト ウィン電子工業賞
2015年12月 計測自動制御学会システムインテグレーション部門
青木哲,秋山和寛,林拓実,原口和貴,真下遼,梅谷智弘,北村達也,灘本明代
構造を柔軟に変更できる知能化空間を用いた心身の常時健康増進支援システムの構築
2022年4月 - 2025年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
田村 祐一,才脇 直樹,横山 清子
担当区分:研究代表者
簡便に設置したアンビエント知能環境に基づく身体性を拡張する作業支援空間の構築
2017年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
本研究は,遠隔操作など感覚をつかみにくい間接的な作業に対して,簡便に得たアンビエント(空間)情報を用いて人の身体性を拡張し,作業者を支援するシステムの構築を目的とする。申請者が取り組んできた簡便なアンビエント情報計測,モデリング技術を発展させ,人がインタラクティブに関わる知能化空間の制御技術,最終的には人の身体性を拡張する作業支援技術を開発する。
簡便な行動観測で収集したアンビエント情報に基づいた作業支援環境の構築
2014年4月 - 2016年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
人やロボットの簡便な行動観測技術を利用し,知的環境での物体モデル生成,呈示に用いるアンビエント情報のモデル化,人やロボットの状況に即した情報伝達技術を開発する。
添付型記憶媒体による物体と環境の情報化を利用したロボットの知的動作生成
2005年4月 - 2007年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
ロボットの行動生成を目標とした,添付型記憶媒体を用いた蓄積情報の更新手法および情報の管理手法の開発,ならびに蓄積情報を利用したロボット作業への適用に関する研究開発を行う.
アンビエントセンサとウェアラブル端末による生体情報のビッグデータ収集と リアルタイムのインタラクションによる職場のサイバーインフラ構築
提供機関:科学技術振興機構(JST) 一般受託研究
共創の場形成支援プログラム(育成型) 2020年12月 - 2022年3月
資金種別:競争的資金
2021年度 アンビエントセンサとウェアラブル端末を用いた知的センサネットワークシステムの構築
研究費の種類: 科研費,教員実験費,JST共創の場形成支援プログラム,その他
2020年度 アンビエントセンサとウェアラブル端末を用いた知的センサネットワークシステムの構築
研究費の種類: 科研費,教員実験費など
日本音響学会 電気音響研究会 学生研究奨励賞
2017年10月 日本音響学会 電気音響研究会
北島大夢,石井大地,梅谷智弘,北村達也,森川大輔,"テーブルトップ型ロボットとヘッドマウントディスプレイを用いたテレヘッドシステムの試作",日本音響学会聴覚研究会・電気音響研究会 の発表に対しての受賞
第29回 独創性を拓く先端技術大賞 特別賞
2015年7月 フジサンケイビジネスアイ
漫才台本自動生成システムの開発および漫才ロボットとしての実現
携帯端末を利用した学生教育方法の改善に関する研究会への参加
フィジカルコンピューティングデバイスを用いた移動ロボット制作用テキストの開発
講義資料の電子ファイルの公開
2020年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
プログラミング演習I(1年次配当,2単位),プログラミング演習II(1年次配当,2単位),知能情報学概論及び演習(1年次配当(分担),2単位),センサー工学(2年次配当,2単位),知能情報学実験及び演習(3年次配当(分担),2単位),ロボティクス(3年次配当,2単位),知能情報学セミナー(3年次配当,2単位),卒業研究及び演習(4年次配当,8単位),ロボティクス特論(大学院修士課程配当,2単位),など。
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
担当者が専門とするロボット工学という研究分野は,裾野が広く,関連する分野が多岐にわたる。そのなかで担当する科目はごく一部であるものの,ものごとを多面的にとらえ,様々な関連知識を駆使して理解を広げることを重視している。また,学部の専門科目においては,普遍的な基礎理論がより重要であると考え,学生が受講時までに習得した知識を用いて新たな知識を導入できるような構成が望ましいと考える。さらに,カリキュラムポリシー,到達目標を踏まえ,基礎知識を利用して,学生が主体的に学べる場を提供することが望ましい。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では,授業の初回に授業科目の内容を十分に説明したうえで授業に臨んでいる.定義などを明確にし,数理的な背景をもとに理論での体系化を念頭に置いて授業を進めている.数理的な背景を持つ授業内容では,基礎的な内容から導出も丁寧に行い,丸暗記に陥らないようにしている。また,授業の振り返りとして演習を毎回行うように心がけている。演習では次回に解説を行うことで知識の定着を意識づけている。
2020年度では,オンデマンドのウェブ活用授業を中心に行ったため,演習は毎回設定し,コース学習により体系的に学べるよう工夫した。
実験及び演習においては,1年次でのプログラミング演習で学習したことを,シミュレータ上でロボットを実際に構築し運動させる経験を,繰り返しステップアップさせる方法で実施している.3年次以降のセミナー形式の授業では,学生が作成した資料をもとに討論を行い,受講生1人1人の興味,関心をもとに進めるようにしている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では,基礎的な内容から受講生が基礎から習熟していくが,授業内での演習や授業時間外での自主学習を入念に行っている学生と,漫然と聴講している学生との間には,顕著な差がみられている。座学の授業では数学的な知識を利用する内容を基礎的な部分から行っているが,受講生にとっては理解が難しいこともある。一方,3~4年次のセミナー形式の授業では時間がかかるものの,卒業研究発表の時点では,学生の発表内容やコメントから,担当者が日ごろから説明している内容,意味付け,理由を理解していると認識している。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
座学の授業では,特に上級生向け科目で,事前に科目内容を十分に説明したうえで授業に臨ませているものの認識度合いに差があるようである。今後,内容の精選や説明の丁寧さを向上させることで,関連科目との内容に連動した授業を行えるようにする。セミナー形式の授業では,学生の興味なども踏まえ,各論と普遍的な内容のバランスに注意しながら,セミナー授業を進められるようにする。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス,講義資料,リアクションペーパー,授業改善アンケート,卒業研究発表概要
2021年3月 - 現在 計測自動制御学会 会誌出版委員会
2020年1月 - 現在 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門 会計幹事補,会計副幹事,会計幹事
2019年9月 - 2020年5月 システム制御情報学会 第64回システム制御情報学会研究発表講演会 (SCI’20)実行委員
2019年5月 - 2021年6月 システム制御情報学会 会誌・論文誌委員
2019年3月 - 2021年6月 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 ROBOMECH 2021講演会 実行副委員長
武庫川女子大学附属高等学校 SSH運営指導委員
2018年4月 - 現在
高校での課題研究,探究活動など,スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における評価,助言を行う.
ひらめき☆ときめきサイエンス
2010年8月
平成22年度日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」にて,中高生向けワークショップ「ロボットを作る・見る・動かす-ii Robot Worldへの招待」を代表者として実施した.
兵庫県立加古川東高校 SSH 地域アドバイザー
2009年9月 - 2012年3月
総合学習「課題研究」での,生徒の課題研究の助言など
日本機械学会 講演会 「デザインとロボティクス・メカトロニクス」
2008年7月
日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門において,講演会「デザインとロボティクス・メカトロニクス」を企画,運営した.