田村 祐一 (タムラ ユウイチ)
TAMURA Yuichi
職名 |
教授 |
学位 |
博士(工学)(総合研究大学院大学), 修士(工学)(京都大学) |
専門分野 |
, バーチャルリアリティ,VR,可視化 |
外部リンク |
|
田村 祐一 (タムラ ユウイチ) TAMURA Yuichi
|
Chihiro Asada, Kotori Tsutsumi, Yuichi Tamura, Naoya Hara, Wataru Omori, Yuta Otsuka, Katsunari Sato
Proceedings of the 27th ACM Symposium on Virtual Reality Software and Technology 2021年12月
Electrical Muscle Stimulation to Develop and Implement Menstrual Simulator System 査読あり
Chihiro Asada, Kotori Tsutsumi, Yuichi Tamura, Naoya Hara, Wataru Omori, Yuta Otsuka, Katsunari Sato
Journal of Robotics and Mechatronics 33 ( 5 ) 1051 - 1062 2021年10月
出版者・発行元:Fuji Technology Press Ltd.
Menstrual symptoms and cycles are complex, and the associated discomfort is difficult to quantify. Therefore, men, and some women, do not completely understand them. Here, we propose a system that simulates menstruation-like cramps through electrical muscle stimulation (EMS). We conducted an experiment to compare and evaluate the natural and electrically stimulated menstrual cramps. The results show that menstrual cramps using EMS can reproduce the nature of periodic dull pain. However, in this study, the position where the pain occurred was shallow. Furthermore, we constructed a demonstration system based on the proposed method. From the exhibition, we confirmed that this experience can help verbalize menstrual-related discomfort and allow people to better understand menstrual symptoms. In other words, this experience will help eliminate negative perception of menstruation.
Image processing method for automatic measurement of number of DNA breaks 査読あり
Seiki Saito, Hiroaki Nakamura, Takahiro Kenmotsu, Yasuhisa Oya, Yuji Hatano, Yuichi Tamura, Susumu Fujiwara, Hiroaki Ohtani
Journal of Advanced Simulation in Science and Engineering 8 ( 2 ) 173 - 193 2021年
Continuous collision avoidance model between pedestrians
Kotori Tsutsumi, Yuichi Tamura, Katsunari Sato
The 40th JSST Annual International Conference on Simulation Technology 2021年
A Study for Recognizing and Simulating Deliberate Emotional Expressions in Japanese Speech 査読あり
Chihiro Asada, Yuichi Tamura, Ryo Nagata, Katsunari Sato
The 40th JSST Annual International Conference on Simulation Technology 2021年
バーチャルリアリティ学
舘暲 他( 担当: 共著 , 範囲: 第7章 可視化)
コロナ社 2011年1月 ( ISBN:978-4-904490-05-1 )
没入型バーチャルリアリティ空間における音声入力による数値シミュレーション結果操作
田村 祐一
日本バーチャルリアリティ学会誌 Vol. 8, No.2, pp. 199-206 2003年
Virtual reality system to visualize and auralize numerical simulation data
田村 祐一
Computer Physics Communications 2001年
数値シミュレーションデータ表現のための音情報機能を付加したバーキャルリアリティシステムの開発
田村 祐一
日本バーキャルリアリティ学会論文誌 5 ( 3 ) 2000年
非接触プラズマ中性粒子輸送解明のための対向壁水素リサイクルモデリング構築
2019年4月 - 2023年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中村 浩章, 澤田 圭司, 齋藤 誠紀, 田村 祐一
VR技術を利用した発達障害児・者の対人コミュニケーションスキル向上システムの構築
2018年4月 - 2022年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
田村 祐一, 梅谷 智弘, 中村 浩章, 内田 勇人, 大野 暢亮
本研究の目的は,バーチャルリアリティ(VR)技術を利用した発達障害児・者の対人コミュニケーション支援システムを構築することである.初年度の目標として全方位映像を利用した空間生成について検討を行い,実際にVR空間で全方位実映像空間を作成することを可能とした.また,被験者の行動計測デバイスとして自転車型の移動デバイスを開発し,本デバイスをVR空間内で利用し,移動することを可能とするシステムを開発した.本研究内容については,学会で口頭発表を行った.
次に,被験者の感情を数値化する手法についての研究を進めた.まず,各種映像(画像)情報を利用した感情分析ライブラリを利用し,感情測定精度に関する比較実験を行った.その結果,ポジティブ感情については高い精度で認識可能であることがわかった.しかしながら,本研究課題はコミュニケーション支援,特に相手にネガティブ感情が生じている場合に注意喚起を行うシステムの構築を目的としているため,ネガティブ感情の精度評価が重要となる.そこで,各種ライブラリについて本精度評価を行ったところ,「怒り」や「悲しみ」といった個々の感情を推定することは難しかったものの,ネガティブな感情があるかどうかについてはある程度計測可能な性能があることがわかった.しかしながら,精度評価を行う過程で,カメラで人を映し,処理する場合には対象者を正面に見ていること,解像度がある程度高い範囲内に対象の人物がいること,大きな頭部の移動が生じていないことが必要となることがわかった.さらには最終的な実装を考えた場合,常にカメラを使用しているいうことが社会的に認められるのかという点で疑念があり,音声を利用した感情分析に移行することとした.以降の詳細については,進捗状況で述べる.
簡便に設置したアンビエント知能環境に基づく身体性を拡張する作業支援空間の構築
2017年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
梅谷 智弘, 才脇 直樹, 横山 清子, 田村 祐一
本課題では,感覚をつかみにくい間接的な作業に対して簡便に得られたアンビエント(空間)情報を用いて人の身体性を拡張し,作業者を支援するシステムの構築を目的としている.平成30年度では特に,人の計測情報を用いた知能化空間の制御,および,遠隔操作などの情報伝達を利用した支援システム構築に関する研究を行った.
人の計測情報を利用した知能化空間の制御においては,制御を行うための情報取得手法として,対象となる人が接触する部位の空間,具体的には,就寝時における掛け寝具などの温度・湿度計測による状況の変化検出手法について,平成29年の成果をさらに検証し,異なる条件などでも有効に機能することを確認している.また,システムの小型化,より実環境に近い状態での計測手法に関する検討を行った.
あわせて,知能化空間の制御に必要な計測情報の意味づけ,変化点検出手法について検討し,実験結果をとおして,制御に必要な状況の変化を計測データを利用して検出できることを示した.
さらに,遠隔操作などでの情報伝達を想定した,遠隔情報取集システムについて,平成29年度に引き続いて,被験者実験による性能評価を行い,支援システムとしての可能性を確認した.
これらの研究開発をとおして,本研究の目的である,簡便に構築した知能化空間での制御技術,遠隔への情報伝達手法の確立につながる成果が得られた.それぞれの研究項目に関して,論文などの形で成果発表を行った.
高精度電磁場解析統合システムによるミリ波伝送機器損失評価と最適化
2015年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中村 浩章, 田村 祐一, 久保 伸
前年度行っていたタングステンファズ構造を模した凸凹構造・バブル構造をターゲットとし、平面波を照射するFDTDシミュレーションでは、タングステン中でのジュール加熱を求めるアルゴリズムが不完全であった。FDTDする際に必要なYee格子では、計算に用いる電場磁場はxyz成分ごとに違う場所に位置するが、その場所でのジュール熱を求めるという素朴な手法を用いることで精度がよくなった。この改良手法を用いて、凸凹の場合、さらには、実際のタングステンファズ構造での電磁波応答シミュレーションをすることができた。結果として、タングステンの表面の凸凹度合いが強くなればなるほど、電磁波の吸収が進むことが分かった。さらに、凹の構造より、凸の構造の方が電磁波の吸収が強くなることが分かった。これは、ナノ構造の柱に囲まれた領域に電磁波が閉じ込められそこで電磁波の強度が増強されるためである。ゆえに、同じ表面積でも、構造によっては、吸収率が変わることも見出すことができた。
さらに、導波管中の電磁波伝搬については、これまではTEモードもしくはTMモードの電磁波入射を行ってきた。今年度新たな試みとして、電磁波の持つ角運動量について着目した。結果として、まずは矩形導波管中での各電磁波伝搬モードのある断面での総角運動量を求めゼロになることを解析的に示すことができた。一方、円筒導波管では、総角運動量が有限になることを、系の対称性から議論できた。
高速・高精度な力覚提示機能を有した没入型VRシステムにおける設計支援環境の構築
2010年4月 - 2014年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究の目的は没入型バーチャルリアリティシステムを利用し,大規模な部品組付工程を模擬可能なシステムを実現することである.3次元空間内での設計に関する研究はさまざま行われているが,組付作業支援に関する研究についてはほとんど行われてこなかったことに着目し,特に大規模な組付作業工程を模擬する研究を進める.組付工程模擬実現のために,これまでの研究で開発した高速・高精度のポリゴンベース干渉判定エンジンを利用し,局所計算と大域計算を別プロセスとするHybrid力覚レンダリングシステムを開発する.結果,力覚フィードバックを高精度にリアルタイムで提示することを可能とするシステムを構築する.
VR技術を利用したリアルタイムシミュレーション可視化ネットワーク環境の構築
一般受託研究
2003年10月 - 2004年9月
2021年度 バーチャルリアリティー、可視化 バーチャルリアリティー
研究費の種類: その他
2020年度 バーチャルリアリティー、可視化 バーチャルリアリティー
研究費の種類: その他
2018年9月 - 現在 日本バーチャルリアリティ学会 論文委員
2012年9月 - 2019年3月 日本シミュレーション学会 代議員