秋元 孝文 (アキモト タカフミ)
AKIMOTO Takafumi
職名 |
教授 |
学位 |
文学修士(慶應義塾大学) |
専門分野 |
ヨーロッパ文学, 現代アメリカ文学およびアメリカ文化 |
外部リンク |
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秋元 孝文 (アキモト タカフミ) AKIMOTO Takafumi
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神戸市外国語大学 外国語学部 英米学科 卒業
- 1994年3月
甲南英文学会
2000年4月 - 現在
日本英文学会
1994年4月 - 現在
日本アメリカ文学会
1994年4月 - 現在
『ドルと紙幣のアメリカ文学』
秋元孝文
『ドルと紙幣のアメリカ文学』 2019年4月
単著
「アメリカのエレミアと女神の嘆きーポール・オースター『リヴァイアサン』にみるレーガン時代とアメリカ例外主義のレトリック」
秋元孝文
『アメリカ大統領と文学』 424 - 441 2023年7月
担当区分:筆頭著者
喪失を型から起こす――Great House に見るホロコースト三世の表現 査読あり
秋元孝文
甲南英文学No.36/37合併号 36/37 33 - 57 2022年7月
担当区分:筆頭著者
Etgar Keret, Haruki Murakami and World Literature: the possibility of Translation 招待あり
Takafumi Akimoto
BGU Review 5 1 - 25 2018年3月
単著
Jack London Co., Ltd. The Assassination Bureau, Ltd. における作者と資本主義
Takafumi Akimoto
甲南大学紀要文学編 168 37 - 46 2018年3月
単著
『あなたと原爆』
ジョージ・オーウェル( 担当: 単訳)
光文社 2019年8月 ( ISBN:9784334754082 )
『ドルと紙幣のアメリカ文学』
秋元孝文( 担当: 単著)
彩流社 2018年10月 ( ISBN:978477912518 )
翻訳 エトガル・ケレット『あの素晴らしき七年』
エトガル・ケレット( 担当: 単訳)
新潮社 2016年4月 ( ISBN:9784105901264 )
『現代作家ガイド1 ポール・オースター 増補改訂版』
飯野友幸( 担当: 共著)
彩流社 2014年3月
「ウィリアム・バロウズは地域通貨の夢を見るか?---紙幣に見るアメリカのグローバリゼーションとオルタナティヴ」
秋元 孝文( 担当: 共著)
人文書院 2006年2月
港道隆編 『心と身体の世界化』[人文書院,2006年]:32-59
作家エトガル・ケレットは今イスラエルで何を考えているか(構成・インタビュー・訳)
秋元孝文
『新潮』2024年1月号 222 - 232 2023年12月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
グルーブに片足突っ込んで(翻訳) 招待あり
ジョシュ・クン
奈良美智 ここから 280 - 289 2023年11月
サルマン・ラシュディ事件の2つの悲しみ(翻訳)
エトガル・ケレット
新潮 2022/10 236 - 237 2022年9月
外(翻訳)
エトガル・ケレット
朝日新聞 2020年7月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
ぼくはアンチ・イスラエルなのではなくて、アンビ・イスラエルだ(翻訳)
エトガル・ケレット
『文藝』2020年春 2020年2月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
喪失を型から起こす――Great House に見るホロコースト三世の表現 招待あり
秋元孝文
日本アメリカ文学会関西支部第65回支部大会シンポジウム「アメリカ文学における触覚的身体の変容――「接触」と「接続」をめぐって」 (オンライン) 2021年12月 日本アメリカ文学会関西支部
開催年月日: 2021年12月
公開ワークショップ 「ポスト冷戦期文学における戦争とサバイバル」での 「エトガル・ケレットとユダヤのサバイバル」
秋元孝文
九州アメリカ文学会 (福岡大学)
開催年月日: 2016年12月
Translating a Translation without the Original: Etgar Keret's The Seven Good Years in Japanese
Takafumi Akimoto
ユダヤ研究学会 (同志社大学)
開催年月日: 2016年11月
エトガル・ケレットから開く世界文学
秋元孝文
日本比較文学会第52回関西大会 (甲南大学)
開催年月日: 2016年11月
Etgar Keret, Haruki Murakami and World Literature: the Possibility of Translation
Takafumi Akimoto
Keret's Happy Campers: Etgar Keret and the Fate of Israeli Culture in the World Today (Chicago University) University of Chicago Center for Jewish Studies & Ben-Gurion University of the Negev Heksherim Research Institute for Jewish and Israeli Literature & Culture
開催年月日: 2015年10月
American Numismatic Assoiation でのアメリカ紙幣史に関する調査
2005年8月
書評
American Numismatic Assoiation でのアメリカ紙幣史に関する調査
エトガル・ケレットから開くイスラエル/アメリカの現代ユダヤ文学の詩学
2017年4月 - 2021年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
国際的な評価の高さにも拘わらず日本ではまだほぼ研究されていないイスラエルの現代作家Etgar Keret(以下「ケレット」)の日本での紹介、研究を加速し、国際的な評価に日本からの視点を加える。また、現代アメリカのユダヤ人作家たちを、ケレットを梃子とすることで同じ「ユダヤ的詩学」を共有する「ユダヤ人作家」として考察し、ホロコーストの記憶やディアスポラの思想がいかに作品に表出しているのかを探る。従来の研究領域分類では別の分野扱いだった両者を、国という枠組みを越え共時的な現象として捉える学際的なユダヤ文学研究を目指す。ケレットの翻訳者という応募者の人脈、アメリカのユダヤ人作家とのケレットの交流を最大限に活用し、米・イスラエルの双方に関わってきた応募者の利点を生かした国境横断的ユダヤ文学研究を行う。
20世紀アメリカ小説にみる同時代貨幣制度との共振
2012年4月 - 2017年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究は、20世紀アメリカ小説における想像力と同時代のアメリカの貨幣制度のあいだに共振する関係を読み込もうとするものである。これまでに成果を挙げてきたアメリカ文学と貨幣の関係に関する研究を、20世紀に射程を延ばし、アメリカ文学史を通時的にとらえた研究としてまとめることを目的とする。文学も貨幣も同時代の価値観のパラダイムに属し、ともに表象でありフィクションであるという点においても、実は通常対極に置かれる両者の関係は非常に近い。20世紀のアメリカ小説を題材として、そこで描かれる想像力がいかに貨幣制度と共振しているかを明らかにし、アメリカ文学研究の新たな側面を開拓すると同時に、文学と経済という学問領域の垣根を越えた斬新な文化研究を目指すものである。
アメリカ小説の想像力と紙幣制度変遷に見られる相互関係
2008年4月 - 現在
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
アメリカ小説の想像力と紙幣制度変遷に見られる相互関係
アメリカ紙幣制度の変遷と同時代アメリカ小説における想像力の相互関係
2005年4月 - 2008年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
紙幣を所与の価値ではなく、小説と同じテクストとして捉えなおすことで、紙幣制度の変遷と同時代のアメリカ小説の間にある相関関係を見出す。
2023年度 現代アメリカユダヤ系作家とイスラエル
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 アメリカ文学・文化
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 世界文学・文化
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 比較文学・文化
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 ユダヤ文学・文化
研究費の種類: 教員研究費
2019年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
基礎演習Ⅱa,b (2年次配当、1単位)、英米文学研究Ⅰ、Ⅱ(3年次配当2単位)、講読演習Ⅰa,b (1年次配当1単位)、セミナーⅠab、Ⅱa,b(3,4年次配当2単位)、文学(共通教育2単位)、越境する文化・文学(共通教育2単位)、英米文化・文学入門(1年次配当2単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
英語英米文学科の学生は道具としての英語だけではなく専門分野での知見を得ることが求められるが、担当者は専門のアメリカ文学を中心に、文学作品の読解や解釈を通して、文化的な構築物に対するリテラシーを養い、教養ある人間を育てることを念頭においている。短期主義的な「役立つ」中心の趨勢に絡め取られずに「よく生きる」ための足腰を鍛えることを目標としている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義課目では取り扱う作品を学生が読んでいることを前提として担当者がさまざまな視点からの読解をしていくが、それを単なる知識で終わらせるのではなく、お互いの読みを持ち寄る場とするため、学生には質問・感想などをリアクションペーパーに書かせ、それをすべて読んだ上で、議論の材料になりそうなもの数点をプリントにまとめて配布し、次回講義で紹介する。これを通して学生は学生からまなぶことができる。ゼミでは発表者に対して担当者を設定し、担当者が中心的に質問することで議論を活性化するよう工夫している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義課目では担当者の話を一方的に受け入れるのではなく、何かしらの疑問や反論を提示するリアクションペーパーを取り上げることが多いため、学生は文学作品の「読み」が決して一通りではなく、複数の読みが可能であり、そういう読みを持ち合うことこそが文学作品を読むことの醍醐味なのだということを体感している。結果、期末のレポートでは、教員の提示した視点に何かを加えるような論考が多く、学生の読解・解釈のスキルの上達に気づかされた。ゼミでは入ゼミ当初は自分の意見を表明することにためらいが会った学生も、発表し、担当者として発言するという双方の立場に立つことで、発表に対して反応することの大事さ、それによって議論が生まれるのだという認識を強めて積極的になってきている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義課目での双方向性は確立できているがそれをより豊かなやりとりにするために、一往復で終わらない議論をすることが大事だと思う。学生のリアクションを題材にグループディスカッションをさせるなどの工夫をしてみたい。セミナーにおいては、担当者以外の参加者の積極性を高めるための工夫が必要かと思う。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、リアクションペーパー、期末レポート、授業改善アンケート
2013年4月 - 現在 日本アメリカ文学会 関西支部 編集委員
2010年4月 - 現在 日本アメリカ文学会 関西支部評議員