市田 正夫 (イチダ マサオ)
ICHIDA Masao
職名 |
教授 |
学位 |
博士(理学)(大阪市立大学) |
専門分野 |
固体物性I(光物性), ナノ物性 |
外部リンク |
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市田 正夫 (イチダ マサオ) ICHIDA Masao
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大阪市立大学 理学部 物理学科 卒業
- 1989年3月
甲南大学 理工学部 教授
2012年4月 - 現在
甲南大学 理工学部 物理学科 准教授
2007年4月 - 2012年3月
甲南大学 理工学部 助教授
2005年4月 - 2007年3月
甲南大学 理工学部 講師
2001年4月 - 2005年3月
関西大学
2015年4月 - 現在
関西大学
2008年4月 - 2013年3月
(独法) 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけタイプ)
2003年4月 - 2005年3月
国名:日本国
科学技術振興事業団 さきがけ研究21
2001年12月 - 2003年3月
国名:日本国
名古屋大学理工科学総合研究センター
1995年4月 - 2001年3月
国名:日本国
日本物理教育学会
2012年4月 - 現在
日本物理学会(国内)
1989年7月 - 現在
フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会(国内)
1995年4月 - 現在
低次元励起子系の光物性
(選択しない)
研究期間: 1989年4月 - 現在
低次元ナノ物質の非線形光学応答
研究期間: 2000年4月 - 現在
ナノカーボンの光学応答
(選択しない)
研究期間: 1989年4月 - 現在
Spin Relaxation in GaAs/AlGaAs Coupled Quantum Wells 査読あり
Keigo Shimada, Takuya Matsumoto, Masao Ichida, Hideki Gotoh and Tetsu Ito
Inter-Academia 2023: Recent Advances in Technology Research and Education 11 - 19 2024年3月
Simple and Downsized Amplification System of a Femtosecond Laser Pulse using Dye Gain Media 査読あり
Kenshi NAKAMURA, Masao ICHIDA, Yukio NAKAJIMA, Makoto YOSHIDA, Takahisa JITSUNO
Memoirs of Konan University. Science and Engineering Series 68 ( 2 ) 3 - 7 2022年2月
DOI: 10.14990/00004077
オンラインによる自宅での学生実験・実習の試み 査読あり
市田正夫, 青木珠緒, 秋宗秀俊, 梅津郁朗
近畿の物理教育 27 7 - 13 2021年
担当区分:筆頭著者, 責任著者
リアルタイムオンライン指導により学生自身が自宅で行う実験・実習 査読あり
市田正夫, 青木珠緒, 秋宗秀俊, 梅津郁朗
物理教育 69 257 - 264 2021年
学生実験の作業化への懸念と対応 査読あり
梅津郁朗,青木珠緒, 市田正夫, 山﨑篤志, 山本常夏
物理教育 68 ( 4 ) 268 - 272 2020年
電磁気学講義ノート
市田正夫( 担当: 単著)
サイエンス社 2017年11月 ( ISBN:9784781914121 )
カーボンナノチューブの基礎と応用(共著)
斉藤理一郎 篠原久典 編( 担当: 共著)
培風館 2004年3月 ( ISBN:4-563-06734-2 )
カーボンナノチューブ―進む材料開発技術と今後の用途展開(共著)
真庭豊 市田正夫 他多数( 担当: 共著)
情報機構 2002年4月 ( ISBN:4-901677-01-2 )
カーボンナノチューブ―期待される材料開発―(共著)
飯島澄男 斉藤理一郎 他多数( 担当: 共著)
シーエムシー 2001年11月 ( ISBN:4-88231-744-3 )
特集にあたって:未来の物理教育に向けての実践・提案 招待あり 査読あり
市田正夫
物理教育 67 ( 4 ) 260 - 260 2019年12月
出版者・発行元:日本物理教育学会
「物理教育を考える会PartⅠ(大学入試問題検討会)」報告(神戸会場)
市田正夫, 井俣由貴史
近畿の物理教育 ( 24 ) 2018年3月
掲載種別:会議報告等 出版者・発行元:日本物理教育学会 近畿支部
第34回物理教育研究大会(兵庫)報告 査読あり
市田正夫, 井俣由貴史
物理教育 65 ( 4 ) 237 - 242 2017年12月
掲載種別:会議報告等 出版者・発行元:日本物理教育学会
「物理教育を考える会PartⅠ(大学入試問題検討会)」報告(神戸会場)
市田正夫, 安藤武弘
近畿の物理教育 ( 23 ) 22 - 23 2017年3月
掲載種別:会議報告等
「物理教育を考える会Ⅰ(大学入試問題検討会)」について 招待あり 査読あり
市田正夫, 安藤武弘, 倉内邦行, 酒谷貴史, 鷹岡貞夫, 高橋信幸, 谷口和成, 舟橋春彦, 山下哲, 山田裕之
物理教育 64 ( 4 ) 278 - 282 2016年12月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本物理教育学会
CdTe量子ドットの非線形性光学応答
中村昌寛, 吉川承太郎, 高山大, 金大貴, 市田正夫
光物性研究会 2023年12月
開催年月日: 2023年12月
CdSe量子ドットの3次光学非線形性
市田正夫, 松田修介, 金大貴
光物性研究会 2022年12月
開催年月日: 2022年12月
酸化グラフェンの三次光学非線形性
市田正夫, 細見勇登, 松田一成
光物性研究会
開催年月日: 2020年12月
Third-order nonlinear optical properties in photo-reduced graphene oxide
Masao ICHIDA, Yuto HOSOMI , Kazunari MATSUDA , Hiroaki ANDO
20th International Conference on the Science and Application of Nanotubes and Low-dimensional Materials (NT19)
開催年月日: 2019年7月
Photo irradiation effects on luminescence dynamics in graphene oxide
Yuto Hosomi , Yusuke Minamihata , Kazunari MatsudaA , Hiroaki Ando, Masao Ichida
19th International Conference on the Science and Application of Nanotubes and Low-dimensional Materials (NT18)
開催年月日: 2018年7月
カーボンナノチューブを用いた光スイッチング素子及びその製造方法
市田正夫
出願番号:特願2004-188270
出願国:国内
特許、発明者、特願2004-188270、2004.6.25
カーボンナノチューブを用いた光スイッチング素子及び光磁気スイッチング素子
市田正夫
出願番号:特願2004-188379
出願国:国内
特許、発明者、特願2004-188379、2004.6.25
酸化グラフェンの非線形光学応答とその光照射効果に関する研究
2017年4月 - 2022年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究の目的は、グラフェン及び酸化グラフェンにおける非線形光学応答を調べ、同じナノカーボン系であるカーボンナノチューブやフラーレンと比較することにより、カーボンπ電子系における光学非線形性の起源と次元性の役割についての知見を得て、新たな非線形光デバイス材料としてグラフェンを評価する。また、時間分解分光測定により、光還元のメカニズムを明らかにし、その制御を試みる。さらに、光還元により空間変調された酸化グラフェン-グラフェン薄膜の作製を試み、その光デバイスとしての可能性を検討する
構造欠陥に起因したカーボンナノチューブの新たな電子状態とその制御
2013年4月 - 2015年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
高純度に分離された半導体および金属単層カーボンナノチューブの薄膜の赤外吸収スペクトルとその電子線照射効果について調べた。その結果、赤外吸収帯は有限長さのチューブが示すプラズモン共鳴であり、その共鳴エネルギーは、チューブ中の欠陥で決まる有効長さに依存することが分かった。
カーボンナノチューブのTHz光領域の光学応答とTHz光発生・検出に関する研究
2008年4月 - 2011年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
カーボンナノチューブのTHz光領域の光学応答を調べ、THz発生・検出デバイスへの応用を検討する。
機能性カーボンナノチューブの光物性評価に関する研究
2007年4月 - 2012年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 特定領域研究
高純度分離単層カーボンナノチューブの光学非線形性や緩和ダイナミクス、位相緩和などを調べる。
カーボンナノチューブの特異な一次元電子状態とその光学応答に関する研究
2000年4月 - 2001年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
単層カーボンナノチューブの光学遷移に現れるクーロン効果(励起子効果)や、光学的異方性についての研究
カーボンナノチューブの非線形及び磁気光学特性の研究
2001年12月 - 2005年3月
文部科学省 戦略的創造研究推進事業
単層カーボンナノチューブによるTHz光発生及び検出に関する研究
提供機関:情報通信研究機構 国内共同研究
2012年5月 - 2017年
半導体単層カーボンナノチューブ薄膜のTHz光領域の光学応答
半導体単層カーボンナノチューブ薄膜を用いたTHz光アンテナの作製と評価
カーボンナノチューブの非線形及び磁気光学特性の研究
国内共同研究
2001年12月 - 2005年3月
単層カーボンナノチューブの非線形光学応答やその時間応答をフェムト秒時間分解分光により調べ、また、磁気光学応答について超強磁場発生装置を用いて調べる研究。
2023年度 低次元ナノ物質の非線形光学応答
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 低次元ナノ物質の非線形光学応答
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 酸化グラフェンにおける非線形光学応答
研究費の種類: 科研費
2020年度 酸化グラフェンにおける非線形光学応答
研究費の種類: 科研費
リアルタイムオンライン指導により学生自身が自宅で行う実験・実習
オンラインによる自宅での学生実験・実習の試み
講義資料のWEBでの配布
2019年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
電磁気学II、基礎物理学実験、ラボラトリーフィジックス、物理学実験II,物理工学リサーチ、物理学卒業研究
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
甲南学園の創始者である平生釟三郎は、建学の精神として「人格の修養と、健康の増進といふことを第一としゐるのである。それに加ふるに、個性を尊重して、天賦の智能を啓発する意味に於ての智育を施すことである。」としている。また、教育観として、「凡ての人は天才であり、その天才を発揮させて行くと云ふことが、人間を作ることの本義でなければならぬ。」としている。さらに、生徒を教育する教員に対しては「学校は先生の為に作つてあるのではない。生徒の為に作つてあるのである。だから先生には生徒の為になることは、何でもしてもらはなければならぬ。」としている。このような建学の精神をもとに、学生個人の特性に応じた、人間教育を行うことを理念としている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
物理学は身近な出来事から宇宙の果てで起こっていることまで全ての現象を説明する学問である。上記の教育理念に基づいて、教員が学生が目指すべき道を指し示しつつ、その後には、自分で道を切り開けるような能力を獲得できるよう、授業を組み立てている。具体的には、講義の最初にその日の講義が全体のどこに位置しているかを示し、小テストにより知識の定着化、や理解度の自己確認を行う。講義は一方的に板書をノートに写すだけでなく、多くの例やトピックスを交えながら、常に興味を持てるように工夫している。講義前に予習が出来るように、講義資料はネットによって配布している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
授業改善アンケートによれば、授業内容についての質問への回答(項目6)、教員の話し方(項目8)、授業の難易度の設定(項目9)、講義資料について(項目11)、知識・能力の向上(項目12)、授業の満足度(項目13)で、学部、全学平均を超えており、学生にとって良い授業であったとの評価を受けていると考えられる。また、また、自由記述においても「分かりやすかった」との回答が多くみられた。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
今後は、ピア・インストラクションなどアクティブラーニングの導入や、演示実験を活用した教育を行っていきたい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
講義資料
http://www.phys.konan-u.ac.jp/~ichida/Lectures/Em2/index.html
2024年4月 - 現在 日本物理学会 大阪支部 監事
2023年4月 - 2024年3月 日本物理学会 大阪支部 支部長
2019年4月 - 現在 日本物理教育学会 論文編集委員
2019年4月 - 2021年5月 日本物理教育学会 近畿支部支部長
2018年4月 - 2019年3月 日本物理教育学会 事務局長
物理学者と化学者のしごと~SDGsの実現に向けて~:第1回 21世紀の光と電池~LEDと太陽電池~
役割:講師, 企画
芦屋市立公民館 令和3年度夏の公民館講座サイエンス講座 2021年7月