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YOSHIKAWA Takashi

Position

Professor

Research Field

Humanities & Social Sciences / Philosophy and ethics

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Papers 【 display / non-display

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Books and Other Publications 【 display / non-display

  • ブルーフィルムの哲学 「見てはいけない映画」を見る

    吉川孝( Role: Sole author)

    NHKブックス  2023.11  ( ISBN:4140912820

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  • フェミニスト現象学 : 経験が響きあう場所へ

    稲原, 美苗, 川崎, 唯史, 中澤, 瞳, 宮原, 優( Role: Joint author ,  コラム「哲学における自伝的なもの──カヴェルとボーヴォワールからフェミニスト現象学の方法を考える」)

    ナカニシヤ出版  2023.8  ( ISBN:9784779516986

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  • あらわれを哲学する 存在から政治まで

    ( Role: Edit ,  はじめに、第10章)

    晃洋書房  2023.3  ( ISBN:9784771037076

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  • 英米哲学の挑戦 : 文学と懐疑

    勢力, 尚雅, 古田, 徹也( Role: Joint author ,  第6章、第7章、第8章)

    放送大学教育振興会  2023.3  ( ISBN:9784595323911

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  • The Palgrave Handbook of German Idealism and Phenomenology

    ( Role: Joint author ,  Husserl’s Idealism in the Kaizo Articles and Its Relation to Contemporary Moral Perfectionism)

    Palgrave Macmillan  2021.6 

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Review Papers (Misc) 【 display / non-display

  • 「映画で倫理学:フィクションもまたドキュメンタリーである 和島香太郎監督『梅切らぬバカ』をめぐって」

    上村 崇・佐藤 靜・谷田雄毅・吉川 孝

    フィルカル   7 ( 3 )   2022.12

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  • マードックと現象学

    吉川孝

    フィルカル   7 ( 1 )   2022.4

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  • 水俣の哲学者 : 市井・最首論争における概念と見方の問題

    フィルカル : philosophy & culture : 分析哲学と文化をつなぐ   6 ( 3 )   36 - 45   2021.12

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    Publisher:ミュー  

    CiNii Article

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  • ドキュメンタリー映画は思考する:松林要樹監督インタヴュー「戦争の記憶をよびおこす」

    紹介文, 企画, 構成担当

    フィルカル 6(1)   2021.8

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  • 「ドキュメンタリー映画は思考する:松林要樹監督インタヴュー「放射能のある風景」」(紹介文・企画・構成担当)

    フィルカル   6 ( 1 )   2021.4

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Presentations 【 display / non-display

  • オーファンフィルムとしてのブルーフィルムーー神戸と土佐のクロサワーー

    吉川孝

    神戸発掘映画祭2023連携企画 「見てはいけない映画のアーカイブを考える」  2023.10 

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  • 見てはいけない映画 ブルーフィルムのアーカイブ

    吉川孝

    山形ドキュメンタリー映画祭2023・オフィシャルコラボイベント 「小型映画アーカイブナイト」  2023.10 

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  • The Ethics of Knowing in Husserl: To Describe the Moral Experience of Scientists Involved in Minamata

    Takashi YOSHIKAWA

    Husserl’s Ethics and Social Philosophy in Context: The Kaizo Articles Centenary Conference  2023.5 

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  • ブルーフィルムのアーカイビングとその課題 ーー土佐のクロサワを手がかりにーー Invited

    吉川孝

    デジタル映像アーカイブの未来研究 III  2023.3 

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  • ブルーフィルムの歴史的価値と アーカイブをめぐる課題 Invited

    吉川孝

    神戸発掘映画祭:デジタル映像アーカイブの未来研究 「8mmフィルムの可能性」篇  2022.10 

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Academic Awards Received 【 display / non-display

  • 第30回高知出版学術賞特別賞

    2020.3   公益財団法人高知市文化振興事業団   高知県立大学文化学部『大学的高知ガイド こだわりの歩き方』昭和堂、2019年(「もう一つの『風立ちぬ』」担当)

    高知県立大学文化学部

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  • 和辻賞(著作部門)

    2012.10   日本倫理学会  

Grant-in-Aid for Scientific Research 【 display / non-display

  • デジタル映像アーカイブの未来研究

    2024.4 - 2025.3

    JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(B)

    ワダ・マルシアーノ ミツヨ, Kim JoonYang, 小川 翔太, 板倉 史明, 藤城 孝輔, 早川 和宏, 常石 史子, 久保 豊, 木下 千花, 吉岡 洋, 石田 美紀, 馬 然, 小川 佐和子, 石原 香絵, 楯岡 求美, 辻 泰明, 吉川 孝, 喜多 千草

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  • ポルノグラフィのアーカイブに関する倫理学的研究

    2023.4 - 2027.3

    JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid (A) (Tentative)

    吉川 孝

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    Authorship:Principal investigator

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  • Husserl's Kaizo Articles and their Contexts

    2020.4 - 2024.3

    JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(B)

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  • ポルノグラフィにおける性的モノ化の哲学的考察――現象学的倫理学からのアプローチ

    2020.4 - 2023.3

    JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(C)

    吉川 孝

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    本年度も、コロナウィルス感染症の影響のため、国内外での出張による調査を進めることができなかった。そのため、性的モノ化にアプローチするための倫理学的基盤を確認することになった。具体的には、現象学的倫理学と現代倫理学の観点から、何らかの人物をモノとみなすという「認識」にかかわる倫理学の問題を考察する試みを行った。一方では、現象学的倫理学の観点から、エドムント・フッサールが認識の倫理を問題にする枠組みを検討した。他方では、英米の現代倫理学の観点から、アイリス・マードックが行為に先立つものの見方を考察する手法を検討した。フッサールとマードックとの関連についての発表を踏まえた上で、論考にまとめることができた。行為ではなく、認識の善悪を考察する倫理学は、ポルノグラフィの考察にとって重要な意味を持つにもかかわらず、その基盤や意義について研究はされてこなかった。
    さらには、応用倫理学の問題として、性表現やポルノをめぐる問題を扱う手法についての考察も展開することになった。とりわけポルノの出演者のプライバシーをめぐる偏見やそのプライバシーをめぐる問題については、学術研究では慎重な対応が求められる。コンプライアンスとしての研究倫理を遵守することがどのような意味と限界を持っているのかを検討した。文献研究においても、人を対象とする場合には、理論によって現実を裁断してしまう危険があり、学術研究が水俣病事件における患者や被害者のスティグマ化に加担したこともある。

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