西浦 太郎 (ニシウラ タロウ)
NISHIURA Taro
職名 |
特任准教授 |
専門分野 |
臨床心理学 |
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西浦 太郎 (ニシウラ タロウ) NISHIURA Taro
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日本学生相談学会
2020年5月 - 現在
NACADA, National Conference on Academic Advising(全米アカデミック・アドバイジング学会)
2021年9月 - 現在
日本遊戯療法学会
2008年4月 - 現在
日本心理臨床学会
2007年4月 - 現在
語られない戦争体験をめぐって 欧州の第一次・第二次世界大戦の生き残り者との断片的記憶と体験から
西浦太郎
甲南大学 人間科学研究所 心の危機と臨床の知 ( 23 ) 9 - 25 2022年3月
担当区分:筆頭著者
森 茂起 ・高石 恭子・友久 茂子・渡里 千賀・西浦 太郎 ・山崎 俊輔 ( 担当: 共著 , 範囲: 現代学生の主体性と体験の可能性について)
甲南大学人間科学研究所 心の危機と臨床の知 2022年3月
Supporting Students with Disabilities on Study Abroad: What host institutions need to know
Linda Oshita, Taro Nishiura
The 14th Asian Conference on Education (Tokyo) 2022年11月 IAFOR
開催年月日: 2022年11月
国名:日本国
Student Counseling at a Japanese Medium-Sized University
Taro NISHIURA
ISCPR (International Society for Clinical Practice and Research) (Boston, Massachusetts, United States (Online) ) 2022年10月
開催年月日: 2022年10月
国名:アメリカ合衆国
米国の高等教育機関における障害学生支援と課題/Support and Challenges for Students with Disabilities in Higher Education Institutions in the United States
大下リンダ・西浦太郎
第40回日本学生相談学会 (大阪大学) 2022年5月 日本学生相談学会
開催年月日: 2022年5月
米国における合理的配慮の法的・思想的背景を概観し、米国の高等教育機関における合理的配慮を決定する上での実施プロセス・留意点を取り上げた。また、米国の大学生が障害学生支援を利用するにあたり、(制度・人的・心理面における)阻害要因になっている要因を挙げ、それらの問題への対応策を考察した。
Supporting Students with Disabilities on Study Abroad Programs in Japan and Beyond
Oshita, L., & Nishiura, T.
NACADA 2021 Annual Conference (Cincinnati, OH, United States) NACADA (National Academic Advising Association)
開催年月日: 2021年10月
日米の大学の障害学修支援の歴史と差異を制度や法の観点から概観した。また、合理的配慮を求める留学生に対し、送り出し側と受け入れ側が検討・実施する必要のある支援や諸注意点について発表した。
甲南大学 学生相談室紀要 第30号 「甲南大学 学生相談室 新型コロナウイルス特設サイト報告 その3」 (2022年5月-12月)
2023年2月
甲南大学 学生相談室紀要 第30号 「甲南大学 学生相談室 2021年度利用者統計報告」
2023年2月
未設定
甲南大学 学生相談室紀要 第29号 「甲南大学 学生相談室 2020年度利用者統計報告」 篠田亜美・西浦太郎
2022年2月
未設定
甲南大学 学生相談室紀要 第29号 「甲南大学 学生相談室 新型コロナウイルス特設サイト報告 その2」(2021年5月-12月)
2022年2月
未設定
甲南大学 学生相談室紀要 第28号 「甲南大学 学生相談室 新型コロナウイルス特設サイト 報告書」(2020年5月-12月)
2021年2月
甲南大学学生相談室紀要第28号 未設定
海外帰国子女(帰国生)・風景構成法に関する研究
2011年4月 - 2012年3月
文部科学省 2011年度 GCOE 大学院生養成プログラム研究費
担当区分:研究代表者
海外帰国子女(帰国生)の心性・風景構成法に関する文献学的研究を行った。
東日本大震災の被災者への心理的支援に関する実践的研究
2012年4月 - 2013年4月
京都大学教育学部同窓会 京友会 京友会 研究助成事業研究費
2023年度 学生相談領域における学生・教職員への包括的支援に関する研究
研究費の種類: 教育開発研究費
2022年度 学生相談領域における学生・教職員への包括的支援に関する研究
研究費の種類: 教育開発研究費
2021年度 学生相談領域における学生・教職員への包括的支援に関する研究
研究費の種類: 教育開発研究費
2020年度 学生相談領域における学生・教職員への包括的支援に関する研究
研究費の種類: 教育開発研究費
甲南大学国際交流センター ホストファミリー講習会 講師「発達障害を持つ人との関わりについて」
甲南大学国際交流センターホストファミリー講習会 講師「欧州からの留学生のメンタリティについて 教育・文化・宗教の観点から」
甲南大学国際交流センターホストファミリー講習会 講師「ホームステイで留学生を受け入れるにあたって―主に留学生のメンタル面から―」
甲南大学国際交流センター教職員研修会 講師 「米国における障害学生に対する合理的配慮のプロセスについて」
2021年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
心理学と現代社会 :(2年次・3年次・4年次配当)
自己の探求 :(2年次・3年次・4年次配当)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
現代は日本においては少子高齢化・IT・AI化が進み、これまでとは異なる世界が急速に発展しつつある。また、地球温暖化もかつてない規模と速度で進み、水害が多発し、以前のような形態での生活は困難になりつつある。人間の生活は、これまでとは異なる局面に入りつつあり、人間のあり方も急激に変わることが求められ、多様な問題に対し柔軟に対応できる資質が必要となる。
このような中、新たな知見や知識を得て、これらの事象に対応することは重要である一方で、人間が自らの体験や過去の歴史を基に考え、自分や弱者を含めた他者、社会に対する洞察・理解を深め、社会や人間の役に立つ実効力のある学びの場が必要となる。上記の2つの授業では、人と人の関係を重要視する臨床心理学の視座を用いた教育・実践を行なっている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
① 心理学と現代社会
・授業の冒頭に授業の背景や目標、クラスへの取り組み方を説明している。
・人間が発達・成長する上で必要不可欠な事柄を臨床心理学の視座をベースにし
て、母子関係・社会との関係などの観点から取り上げ、講義をしている。
・また、知識を伝えるだけではなく、学生がより身近に上記の事柄を感じ、自らの
体験を通して感じ、考えてもらえるために上記に関連する映画やアニメーション
を紹介し、解説を行なっている。
・履修者が授業や内容に関する理解を深められ、自分の意見を形成できるように授
業中にワークの実施。
・学生が自らの洞察力を深められるように、学期中に2回、レポートの作成を学生に
課している。
・My KonanのQ&Aに来る履修者からの希望、質問に答え、相互のコミュニケーシ
ョンを図っている。
②自己の探求
・授業の冒頭に、授業の背景や目標、クラスへの取り組み方を説明している。
・履修者の「体験」を重要視する科目であるため、多くの身体や感覚を用いた臨床
心理学の知見を生かした様々なワークを実施している。
・また、自己理解・他者理解を体験的に深めるためにブラインドウォークを学生と
行っている。安全を確保した上で履修者同士でペアを組み、一人が案内役、もう
一人が目を隠した状態で構内を歩き、その体験を後に共有し、レポートで考察を
し、それに対するコメントを行なっている。
・洞察を深めるために、レポートの作成を履修者に課している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
・履修者は、映画やアニメーションを趣味や日常の一環として観ていること
が多い。しかし、授業コメントに多く見られるコメントとしては、講義で身近な
アニメーションや映画を見て、講師からの解説や説明を聞くことで様々な意味が
あることを知り、自ら感じ、考え、それらの考えをより深化できるようになった
と述べるものが多くあった。このことから、日々における感受性が豊かになり、
関心領域が広がっている面があるといえる。
・また、ブラインドウォーク等の実体験に基づいたワークにおいても、相手の立場
に立って考えることがどのようなことなのかを体験を通して考えられるようにな
ったとするコメントがあり、自らの体験を通して考えるルートができたと考えら
れる。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
・講義では履修者が体験したり、感じることを重要視しているために、講師が一方
的に話すことには慎重になる必要がある。しかし、学生が自ら課題を見つけ、考
えられるようになるための働きかけや工夫が講師側から必要になると思われ
る。この点に関しては、リアクションペーパーの一層の有効活用や、フィードバ
ックをより丁寧にする必要がある。その一方で、履修者が多い場合は、フィード
バックの形態にも注意を要する必要がある。
・授業資料も、学生が能動的にメモを取り、考察する習慣を身につけることが重要
であるため、配布する資料に掲載する情報も授業毎に留意する必要がある。
・学生の関心は日々、変わる面があるため、新しいアニメーションも取り入れてい
く必要がある。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、リアクションペーパー、授業改善アンケート(自由記述)
京都子どもの心のケアチーム
役割:運営参加・支援
京都子どもの心のケアチーム 福島県 2012年11月
京都子どもの心のケアチームに参加し、東日本大震災により避難生活を送られている被災者の方々、子ども達への心理面の支援を福島県会津若松市において行なった。
京都大学教育学研究科 こころの支援室
役割:運営参加・支援
2012年4月 - 2013年3月
対象: 幼稚園以下, 小学生, 中学生, 高校生, 大学生, 保護者, 社会人・一般
東日本大震災により京阪神地区にて避難生活を送る親子を対象に、心理面のサポートや、横のつながり・ネット―ワークを構築するためのイベントやグループワークを立案・企画・実施した。
経済学部 FD講師 「コロナ禍における学生のストレスケア」 (その他の主要活動)
広報委員 (その他の主要活動)