2021年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
担当領域は日本文学です。日本近代文学・映像学・国語科教育の研究を活かした授業を展開しています。主に日本語で書かれた文学や映像作品の読解を通じて、私たちの主体および私たちが生きる現代社会を考察します。主たる担当科目は、「現代文学講読Ⅰ」「日本文学概論Ⅰ」「日本文学特殊講義Ⅱ」「イメージと文化」「教職実践演習(中・高)」「基礎演習」「演習Ⅰ」「卒業研究」です。
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
言語/映像テクストを精読して深く理解し、他者にも分かる言葉で自分の考えを説明し、他者の意見を傾聴しながら交流できる力を、共に磨いていきたいと考えています。小説/映像作品の理解に有益な知識・技能を育てること、面白く分かりやすいプレゼンテーション能力を身につけること、そして対話を通じて相互に高め合える場を創造することを目指します。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義科目では充実した授業の提供と、多様な観点を生み出す問いの投げかけを意識しています。自分が大学・大学院で学んできたことや、研究・生活を通して新たに発見したことを、面白く分かりやすく伝えられるように、そして学生の主体的な学びに結びつくように工夫を重ねています。ゼミ(演習)では安心して発言できる(あるいは沈思黙考できる)雰囲気作りに努め、教員・学生の垣根を越えてお互いに知的な刺激を与え合えるような関係性構築を目指します。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
2020年度に着任したばかりのため、評価はこれからです。前期はWeb授業が大半を占めましたが、積極的に受講してくれた学生が多く、励まされました。今後も対面授業とWeb授業の両方が求められると思いますので、双方の利点を活かしながら学びの場を作っていきたいと思います。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
まだ試行段階です。まずは充実した授業の提供と、活発な議論が行われるゼミ作りに努めていきます。
根拠資料(資料の種類などの名称):
授業改善アンケート(現代文学講読Ⅰ・イメージと文化)