上村 一樹 (カミムラ カズキ)
KAMIMURA Kazuki
職名 |
准教授 |
専門分野 |
社会政策,社会保障,労働経済学,医療経済学 |
外部リンク |
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上村 一樹 (カミムラ カズキ) KAMIMURA Kazuki
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社会政策学会
2012年8月 - 現在
生活経済学会
2012年2月 - 現在
日本経済政策学会
2015年3月 - 現在
日本経済学会
2011年4月 - 現在
医療経済学会
2012年6月 - 現在
COVID-19 vaccine hesitancy and vaccine passports: a cross-sectional conjoint experiment in Japan 査読あり
Okamoto S, Kamimura K, Komamura K
BMJ Open 12 ( e060829 ) 2022年6月
Daily steps and healthcare costs in Japanese communities 査読あり
Shohei Okamoto, Kazuki Kamimura, Kenichi Shiraishi, Kazuto Sumita, Kohei Komamura, Akiko Tsukao, Shoko Chijiki, Shinya Kuno
Scientific Reports 11 ( 1 ) 2021年7月
ダブルケア経験者の就業状態および負担感についての分析 招待あり
上村一樹,中村亮介
大原社会問題研究所雑誌 736 32 - 62 2020年2月
わが国における貧困の持続性は「真の状態依存性」によるものなのか?―動学的パネルデータ分析による検証― 査読あり
上村一樹
社会保障研究 4 ( 2 ) 231 - 245 2019年10月
単著
自己負担額引き下げは市町村国保の特定健診受診率を向上させるのか 査読あり
上村一樹
経済政策ジャーナル 15 ( 2 ) 1 - 17 2019年3月
経済学基礎教育における学修支援としてのeラーニング利用と教育効果 (人材育成のための授業紹介 : 経済学)
児王 俊介, 上村 一樹, 佐藤 崇
大学教育と情報 2015 ( 1 ) 26 - 29 2015年6月
A Cost-effectiveness Analysis of Incentivised Exercise Program
Kazuki KAMIMURA;Shohei OKAMOTO;Kenichi SHIRAISHI;Kazuto SUMITA;Kohei KOMAMURA;Akiko TSUKAO;Shinya KUNO
The 20th International Conference of the Japan Economic Policy Association (fully online at the JEPA homepage) 2021年11月 The Japan Economic Policy Association
開催年月日: 2021年11月
Daily steps and healthcare costs in Japanese communities: Causal inference
隅田和人,岡本翔平,上村一樹,白石憲一
日本経済学会2020年度秋季大会 (オンライン開催) 日本経済学会
開催年月日: 2020年10月
Effects of daily steps on health care expenditure
Okamoto, S., Kamimura, K., Shiraishi, K., Sumita, K., Komamura, K., Tanabe, K., Yokoyama, N., Tsukao, A., Chijiki, S. and Kuno, S
International Health Congress
開催年月日: 2018年6月
健康診断受診率向上政策の費用対効果分析
2016年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
自治体に対するアンケート調査、インターネット調査、既存の社会調査を組み合わせることにより、健康診断の受診率を効果的に向上させる方法に関する費用対効果分析を行う。
地域社会のソーシャルキャピタルと社会保障制度への態度の関係
提供機関:全労済 一般受託研究
2018年1月 - 2018年12月
欧米諸国同様、わが国でも、社会的な分断の発生、それによる社会保障をはじめとした諸制度への悪影響が危惧されている。本研究では、社会的な分断がもたらす悪影響を回避する鍵として、地域におけるソーシャルキャピタルに注目する。具体的には、ソーシャルキャピタルが豊かな地域に住んでいると、自分自身に直接の利益がないものも含め、社会保障制度に対して前向きな態度になる、という仮説をデータ分析によって検証する。
スポーツ庁平成27年度総合特区推進費補助金(スポーツによる地域活性化推進事業)「スポーツウエルネスサービスによる地域活性化モデルの構築」
一般受託研究
2015年4月 - 2016年3月
平成27年度インセンティブの制度化を見据えた健幸ポイント等の予防事業の類型化のための調査検討
一般受託研究
2015年4月 - 2016年3月
文部科学省委託「平成26年度スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業 健康づくり無関心層も含めた多くの国民がスポーツライフ化を可能とするインセンティブ方法の検討」
一般受託研究
2014年4月 - 2015年3月
国民健康保険調整交付金事業「平成25年度健康ポイント制度社会実験事業」
一般受託研究
2013年4月 - 2014年3月
2022年度 健康増進に関する計量経済分析
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 健康増進に関する計量経済分析
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 健康増進に関する計量経済分析
研究費の種類: 教員研究費
2019年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
フレッシュマンセミナー(1年次配当、2単位)、基礎リテラシー(1年次配当、6単位)、プロジェクト前期(2年次配当、6単位)、プロジェクト後期(2年次配当、6単位)、リサーチスキルⅠ(2年次配当、2単位)、企業と経営Ⅰ(2年次配当、2単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
リサーチスキルⅠでは、経済学というツールで物事を捉えられるようになることが目標である。具体的には、「外食とテイクアウトで税率が違うと、どのような結果が生じるか」といった、身近な事象を経済学的に説明できることが目標である。また、企業と経営Ⅰでは、男女間の賃金格差はなぜ生じるのか、新卒一括採用をなぜやめないのか、といった社会的な論点を経済学的に説明できることが目標である。少人数の科目では、他者との協同作業に習熟することに加えて、自ら発信する際の、アウトプットの方法論や精度を高めることが目標である。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
リサーチスキルⅠ、企業と経営Ⅰといった講義形式の科目では、事前に資料を全てアップロードすることで、予習しやすくなるように心がけている。リサーチスキルⅠは、ミクロ経済学という、学習の積み上げが重要になる内容なので、練習問題を課し、翌週までには採点、返却することで、復習しやすくしている。企業と経営Ⅰでは、リアクションペーパーを課しており、興味深い内容については、コメントを加え、思索を深めることを促している。
フレッシュマンセミナー、基礎リテラシー、プロジェクト科目といった、少人数の科目では、学生が自分の考え、意見を発信する場を増やすことを心がけている。また、極力、自分とは違う考え方に触れてほしい、常に一定の緊張感を持ってほしい、との思いから、グループワークのチーム分けはあまり固定せず、臨機応変に入れ替えている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義をきちんと聞いており、予習、復習を熱心に行っている学生からは、かなり高度な質問も出てくるため、講義の理解度が高いようである。ただ、漫然と聞いている学生との理解度の差は目立つ。少人数科目については、現在行っているグループワークの内容や意図の理解度に、学生によって差が見られた。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義では、資料のさらなる充実、課題の分量や難易度の調整、話すテンポを気持ちゆっくりさせ、重要な内容のときは特に間合いを取る、といった地道な改善点に加えて、双方向性を高めて、漫然と聞いている学生を減らしたい。具体的には、クリッカーの活用を進める。
少人数科目では、グループワーク中の学生からの質問を引き出せるように、教室を巡回する際の声のかけ方、教室内での立ち位置といった点を工夫したい。また、今回のグループワークの意図は何なのか、より丁寧に説明することで、学生間の理解度やモチベーションの差を減らし、グループワークの効果を高めたい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、授業改善アンケート(自由記述欄)