服部 正 (ハットリ タダシ)
HATTORI Tadashi
職名 |
教授 |
学位 |
文学修士(大阪大学) |
専門分野 |
美術史, 博物館学, 美術史, 美学および芸術論 |
外部リンク |
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服部 正 (ハットリ タダシ) HATTORI Tadashi
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横尾忠則現代美術館
2012年4月 - 2013年3月
横尾忠則現代美術館
2012年4月 - 2013年3月
国名:日本国
兵庫県立美術館
2002年4月 - 2012年3月
兵庫県立美術館
2002年4月 - 2012年3月
国名:日本国
兵庫県立近代美術館
1995年8月 - 2002年3月
美術史学会
2013年4月 - 現在
民族芸術学会
2013年4月 - 現在
「生(き)の芸術」から「生(せい)の芸術」へ 岩下徹の即興ダンスを中心に 招待あり
服部正
青木惠理子編『〈生(せい)の芸術〉への誘い しなやかに世界を変えるために』 272 - 301 2025年3月
共生社会における障害者の創作活動とは―西淡路希望の家の実践から 招待あり
服部正
山田奨治編『縮小社会の文化創造 附:「縮小社会のエビデンスとメッセージ」展の記録』 139 - 152 2023年8月
L’art brut japonais sans folie et sans corps 招待あり 国際共著 国際誌
Tadashi Hattori, traduit de l’anglais par Nicolas Tajan
La Douleur à l’œuvre, corps, art, folie., Sous la direction de Patrick Martin-Mattera, Céline Masson et Nicolas Tajan, Collection Pandora, Éditions In Press. 63 - 78 2022年5月
単著
出版者・発行元:Éditions In Press
The exhibition “Art Brut Japonais”, held in 2010 at Halle Saint Pierre in Paris, was in effect a showcase of works created by Japanese persons with disabilities (mainly intellectual and developmental disabilities). Since then, Art Brut Japonais has been exhibited across Europe, attracting large audiences. In contrast, within Japanese society these exhibitions played an entirely different role. News that “the works of Japanese persons with disabilities” were being widely exhibited and highly valued in Europe became a matter of interest not for the art world, but rather for government and political circles involved in disability welfare. As a result, an extremely inhumane consensus was encouraged—namely, that persons with disabilities should not receive art education.
In Europe, where Art Brut works exist, the concept carries real substance. In Japan, which did not have actual works corresponding to this notion, the term Art Brut functioned merely as a code word. At the same time, however, it is persons with disabilities—those with bodies, who draw pictures, who shape clay—who are assigned this label. In Japan, I will examine both the merits and the harms of inscribing the mark of Art Brut upon their bodies.
アール・ブリュットの限界とアートの力 招待あり
服部正
臨床心理学 増刊 ( 第12 ) 190 - 195 2020年8月
単著
出版者・発行元:金剛出版
二つのアール・ブリュット――戦後フランスと現代日本 招待あり
服部正
日本病跡学雑誌 ( 98 ) 26 - 35 2019年12月
単著
出版者・発行元:日本病跡学会
日本のアール・ブリュット-もうひとつの眼差し
サラ・ロンバルディ, 服部正, エドワード・M・ゴメズ( 担当: 共著)
国書刊行会 2018年11月 ( ISBN:978-4-336-06334-2 )
アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国
「服部正」「ヒラー・シュタトレ」「ダニエル・バウマン」「河田亜也子」「柚花文」( 担当: 共編者(共編著者))
国書刊行会 2017年1月 ( ISBN:978-4-336-06141-6 )
障がいのある人の創作活動 - 実践の現場から
服部正他( 担当: 編集)
あいり出版 2016年7月
A Special Touch - lige fra hjertet
Tadashi Hattori, Dorte Kirkeby Andersen, Mia Lejsteds, Iben From( 担当: 共著)
Kunst Centret Silkeborg Bad 2016年5月 ( ISBN:978-87-91252-67-9 )
山下清と昭和の美術
服部正、藤原貞朗( 担当: 共著)
名古屋大学出版会 2014年2月 ( ISBN:978-4815807627 )
触図の可能性を開く-ABCプロジェクトの実践について 招待あり
服部正
京都国立近代美術館ニュース『視る』 ( 529 ) 2 - 5 2024年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
出会うべくして出会った :障害のある創作者とアーティストたちの相互的な関係について
服部正
『服部正+髙橋耕平「Research Question vol.01:芸術家と障害のある人の創作が出会う時」記録集』 77 - 80 2023年3月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
衝動が生み出すアール・ブリュット 招待あり
服部正
美術の窓 ( 168 ) 88 - 91 2022年9月
中村裕太は長谷川三郎に何を見たのか:《眼横鼻直》と蒲鉾板版木を中心に 査読あり
服部正, 中村裕太
民族藝術学会誌 arts/ ( 37 ) 153 - 169 2021年3月
掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 出版者・発行元:民族藝術学会
コロナ状況下での芸術表現:創作と発信の工夫と苦悩 招待あり
淺野夕紀, 大谷 燠, 小林 公, 中川 眞, 服部正
民族藝術学会誌 arts/ ( 37 ) 233 - 246 2021年3月
掲載種別:会議報告等
How have artworks by people with disabilities been exhibited in Japan?
Hattori Tadashi
Taiwan and Japan Exchange Forum: Inclusive arts and the curation aesthetics of museums 2024年12月
開催年月日: 2024年12月
国名:台湾
アール・ブリュットの居場所はどこにある 招待あり
服部正
第75回美学会全国大会シンポジウム「社会福祉と<アート>」 (国立国際美術館地下講堂) 2024年10月 美学会
開催年月日: 2024年10月
誰のためのアート?芸術活動で大切にすべきこと 招待あり
服部正
障がいのある人の創作・表現活動支援に関する研修会~しる・つながる・ひろげる (オンライン) 2023年3月 岩手県障がい者芸術活動支援センター
福祉セクションについて 招待あり
山田奨治、山下典子、服部正
第274回 日文研木曜セミナー「縮小する社会での文化創造を考える」 (国際日本文化研究センター) 2023年1月 国際日本文化研究センター
芸術表現と障害、研究とキュレーションの現場から 招待あり
牧口千夏、寺岡海、服部正
CONNECT⇄_「共生・多様性・アクセシビリティについて考える連続トーク (京都国立近代美術館) 2022年12月 文化庁
公開コロキウム「社会システムの中の身体/アート」
2013年6月
立命館大学 長田謙一、竹中悠美、木村理恵子、鴻野わか菜、他 座談会
「アウトサイダー・アートの身体性」について報告
国公立美術館における障害者等の芸術に対するキュレーションの最適化
2023年4月 - 2027年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
中川 眞, 長津 結一郎, 田中 みわ子, 服部 正, 田中 均
2023年度の主な研究活動は国公立美術館の学芸員へのインタビューと研究会であった。訪問した美術館は、国内では茅ヶ崎市美術館、熊本市現代美術館、九州国立博物館、滋賀県立美術館、仙台メディアテーク、水戸芸術館、香川県立ミュージアム、高松市美術館、秋田文化芸術創造センター、渋谷公園通りギャラリー、道立函館美術館、南三陸311メモリアルの12館、海外ではPalais de Tokyo、Halle Saint Pierre、Museum Dr. Guislain、Trinkhall Museum、Art et Marges museum(以上フランとベルギー)の5館であった。障害者アートの企画等に関して、またアクセシビリティに関する取り組みについてインタビューを行った。国内では、組織として障害者の作品の評価のあり方を体系的に構想している美術館はほとんどなく、その分野に関心のある学芸員や職員個人の裁量に委ねられている部分が大きいことが明らかになった。そしてその場合、その個人は作品の評価と同時に障害者の美術館や美術展へのアクセスの向上にも関心を持ち、ハードとソフト両面でのアクセシビリティ向上のための取り組みも行っていることが多い。それに対して、ヨーロッパでは障害者の作品を含むアウトサイダー・アートやアール・ブリュットを通常の美術の枠組みの中で理解する動きが急速に進みつつある。しかしながら、それはあくまでアウトサイダー・アートやアール・ブリュットの評価であり、そこに障害者が含まれていることが話題に上ることはほとんどないことが明らかになった。
研究会では、障害とアートの関係について、障害学並びに文化政策の観点から、また美学の観点から美的な価値についての近年の議論について考察した。
アートによる地域再生の実践的検証―障害者アートと地域アートの未来像を探る試み
2020年4月 - 2023年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
三脇 康生, 馬場 晋作, 服部 正, 石川 亮
服部が企画の一人でもある京都国際マンガミュージアムで開催されている展覧会「縮小社会のエビデンスとメッセージ」にて、リールの医師、ジャンリュック・ローランへ、三脇がインタビューしたものに、完全な翻訳を付けて、この展覧会で公開されている。アートをいかにして、精神医療に包摂したか、その哲学を聞き出している。これはのちの、出版時に掲載される予定のCoreテキストになる。またこの展覧会の展関連イベント「屋台から社会的処方へ」では守本陽一医師とのトーク(三脇、服部による)を令和3年3月に行う予定であったが、5月8日(日)に延期された。来年度に報告する。
しかし【公開研究会】「アートによる地域再生再考、障害者アート、地域アートの未来」令和3年3月21日に、甲南大学人間科学研究所主催公開研究会「アートによる地域再生再考、障害者アート、地域アートの未来」をzoomで開き、2022年3月21日 午後1時~ https://us02web.zoom.us/j/81691458333、ゲストで沢山遼氏に参加してもらい、このプロジェクトの考察をふかめ、滋賀の湖西地区で、辛うじて確保できた地域で活動も紹介した(石川、馬場による)。これの内容は、以下である。2021年度の取り組み 日常に並走するアートプロジェクトへ「堅田*はまさんぽ~湖にであう風と綿~」開催日時|2021年11月19日(金)~2021年11月28日(日) 10:00~16:00 協働制作実施期間 2021年10月10日~12月20日 開催場所|堅田浜通り商店街周辺 メイン会場「草の家」 主 催|地域とアートプロジェクト実行委員会・成安造形 大学
障害者の創作活動における芸術家の役割の検証
2018年4月 - 2022年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
障がい者の創作活動の美術的評価手法の確立
2014年4月 - 2018年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
2025年度 アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの研究、障害と福祉、アートと社会的処方
研究費の種類: 教員研究費
2024年度 アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの研究
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの研究
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの研究
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの研究
研究費の種類: 教員研究費
「アール・ブリュット・ジャポネ」展講演会「アール・ブリュットはどこへ行く?」(高知県立美術館)
2013年4月
ワード・イン・アート展(横尾忠則現代美術館)
2013年3月 - 2013年6月
西はりま特別支援学校教員向け講演会「障がい者のアート活動について」
2012年8月
鞆の津ミュージアム開館記念シンポジウム基調講演「芸術衝動の原点〜アール・ブリュットの魅力」
2012年6月
高浜市やきものの里かわら美術館「アール・ブリュットの現在とこれから」
2012年5月