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被虐待経験の有無が児童の攻撃性に及ぼす影響
能城有希,福井義一,大澤香織
日本子ども虐待防止学会 (熊本県立劇場)
Event date: 2010.11
本研究では,虐待経験の有無が児童の攻撃性に及ぼす影響を検討した。東海地方にある児童養護施設に入所している児童(8名)と施設職員,および東海地方に住む一般家庭の児童とその保護者(各15名)に調査を行った結果,虐待経験がある児童は反応的表出性攻撃だけでなく,行動が表に表れない反応的不表出性攻撃も強いことが示された。これは,虐待という経験によって自分の気持ちを我慢してしまうことを学習した結果ではないかと考えられた。
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大学生における対処的悲観性が心身の健康に及ぼす影響について―親の養育態度や期待感の観点から―
小澤恵子,大澤香織
日本行動療法学会 (愛知県産業労働センター「ウィンクあいち」)
Event date: 2010.11
対処的悲観性は個人の健康にどのように影響するのか,そして親の養育態度や期待感が大学生の対処的悲観性にどのような影響を及ぼすかを検討した。その結果,対処的悲観性による心身の健康への影響は認められなかった。また,母親の期待に応えようと努力することが母親の情緒の安定につながり,対処的悲観性の獲得・強化につながっていることが示唆された。しかし,統制群にも同様の結果が示されたことから,対処的悲観性と親子関係との関連についてはさらなる検討が必要とされた。
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被虐待経験の有無が児童の攻撃性に及ぼす影響
能城有希, 福井義一, 大澤香織
日本子ども虐待防止学会 (熊本県立劇場) 2010.11
本研究では,虐待経験の有無が児童の攻撃性に及ぼす影響を検討した。東海地方にある児童養護施設に入所している児童(8名)と施設職員,および東海地方に住む一般家庭の児童とその保護者(各15名)に調査を行った結果,虐待経験がある児童は反応的表出性攻撃だけでなく,行動が表に表れない反応的不表出性攻撃も強いことが示された。これは,虐待という経験によって自分の気持ちを我慢してしまうことを学習した結果ではないかと考えられた。
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交通事故後のストレスと対処可能感,および精神的健康の検討―大学生を対象とした調査報告―
大澤 香織
日本心理学会 (大阪大学) 2010.9
本研究では,交通事故後のストレスへの対処可能感に焦点をあてて,事故被害者のストレスおよび精神的健康について明らかにすることを目的とした。 その結果,外傷性ストレス反応の程度を強く示している学生の事故後の苦痛・不安は有意に強かった。対象者の7割が事故後のストレスや不安への対処を学ぶ機会を求めていたことからも,被害者がより安心して生活ができるように,交通事故被害に特有の不安や苦痛に特化した心理教育的介入が必要であると考えられる。
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交通事故後のストレスと対処可能感,および精神的健康の検討―大学生を対象とした調査報告―
大澤 香織
日本心理学会 (大阪大学)
Event date: 2010.9
本研究では,交通事故後のストレスへの対処可能感に焦点をあてて,事故被害者のストレスおよび精神的健康について明らかにすることを目的とした。 その結果,外傷性ストレス反応の程度を強く示している学生の事故後の苦痛・不安は有意に強かった。対象者の7割が事故後のストレスや不安への対処を学ぶ機会を求めていたことからも,被害者がより安心して生活ができるように,交通事故被害に特有の不安や苦痛に特化した心理教育的介入が必要であると考えられる。
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Does psychoeducation increase the probability of coping with recalling traumatic memories? : The pilot study among Japanese undergraduates
大澤 香織
The 6th World Congress of Behavioural & Cognitive Therapies (Boston,MA) 2010.6
外傷体験に遭遇しやすいとされる大学生を対象に,外傷体験の想起に焦点をあてた心理教育と対処スキル訓練のプログラム開発を試みた。その結果,プログラム終了2週間後に外傷体験の想起に対する主観的な対処可能感が有意に高まっていた。同様に,身近な人が外傷体験に遭遇した際に適切に対応できるという感覚も高まっていた。しかし,想起に対する恐怖感には有意な変化が認められなかったことから,プログラムの内容を改善し,外傷体験による問題や疾患の予防効果をより高めていくことが求められる。
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Does psychoeducation increase the probability of coping with recalling traumatic memories? : The pilot study among Japanese undergraduates
大澤 香織
The 6th World Congress of Behavioural & Cognitive Therapies (Boston,MA)
Event date: 2010.6
外傷体験に遭遇しやすいとされる大学生を対象に,外傷体験の想起に焦点をあてた心理教育と対処スキル訓練のプログラム開発を試みた。その結果,プログラム終了2週間後に外傷体験の想起に対する主観的な対処可能感が有意に高まっていた。同様に,身近な人が外傷体験に遭遇した際に適切に対応できるという感覚も高まっていた。しかし,想起に対する恐怖感には有意な変化が認められなかったことから,プログラムの内容を改善し,外傷体験による問題や疾患の予防効果をより高めていくことが求められる。
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Influences of Cognitive Appraisal and Coping Strategies toward Recalling Traumatic Memories on Traumatic Stress Responses in psychiatric outpatients with PTSD symptoms.
大澤香織, 加茂登志子, 坂野雄二
The 43rd annual convention of the Association for Behavioral and Cognitive Therapy (New York, NY) 2009.11
外傷体験を契機に精神科外来に通院している女性患者30名(臨床群)を対象に,外傷体験想起時の認知・行動モデル(PCBモデル)の妥当性について検討した。パス解析の結果,非臨床群で検証したモデルが臨床群にも妥当なものであることが示唆された。しかし,有意なパスは臨床群と非臨床群で異なっていた。得られた結果に基づき,外傷体験の想起によるストレスを緩和するための介入プログラムに必要な治療要素について考察した。
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Influences of Cognitive Appraisal and Coping Strategies toward Recalling Traumatic Memories on Traumatic Stress Responses in psychiatric outpatients with PTSD symptoms.
大澤香織,加茂登志子,坂野雄二
The 43rd annual convention of the Association for Behavioral and Cognitive Therapy (New York, NY)
Event date: 2009.11
外傷体験を契機に精神科外来に通院している女性患者30名(臨床群)を対象に,外傷体験想起時の認知・行動モデル(PCBモデル)の妥当性について検討した。パス解析の結果,非臨床群で検証したモデルが臨床群にも妥当なものであることが示唆された。しかし,有意なパスは臨床群と非臨床群で異なっていた。得られた結果に基づき,外傷体験の想起によるストレスを緩和するための介入プログラムに必要な治療要素について考察した。
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ストレス負荷による食欲の増減がコービングとストレス反応に及ぼす影響について
大松咲子, 大澤香織
日本心理学会 (立命館大学) 2009.8
大学生60名をストレス負荷によって食欲が増加する群と低減する群に配置し.コービングの選択・実行やストレス反応の程度に違いがあるかを比較検討した。その結果,食欲が低減する者の方がむしろ問題解決的な対処を行いやすく,健康的であることが示唆された。しかし,ストレッサーに遭遇する度に食欲が低減する傾向は.栄養面においても生命維持の面においても悪影響を引き起こす可能性が高い。今後.ストレス負荷で食欲が低減する者の健康について,多方向から検討する必要があるだろう。
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ストレス負荷による食欲の増減がコービングとストレス反応に及ぼす影響について
大松咲子,大澤香織
日本心理学会 (立命館大学)
Event date: 2009.8
大学生60名をストレス負荷によって食欲が増加する群と低減する群に配置し.コービングの選択・実行やストレス反応の程度に違いがあるかを比較検討した。その結果,食欲が低減する者の方がむしろ問題解決的な対処を行いやすく,健康的であることが示唆された。しかし,ストレッサーに遭遇する度に食欲が低減する傾向は.栄養面においても生命維持の面においても悪影響を引き起こす可能性が高い。今後.ストレス負荷で食欲が低減する者の健康について,多方向から検討する必要があるだろう。
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ネガティブな夢がうつ状態と日常生活機能に及ぼす影響について-大学生を対象として-
谷島都子, 大澤香織
日本感情心理学会第17回大会 (徳島大学) 2009.5
大学生181名を対象に,ネガティブな夢がうつ状態と日常生活機能に及ぼす影響について検討した。Amos5.0を用いて重回帰モデルを検討した結果,適合度が比較的良く,採択可能と判断した。採択されたモデルより,ネガティブな夢の頻度と不快度,そして夢の意義を重視し,日常生活に有効利用しようとする傾向が日常生活機能を低下させ,不快度のみがうつ状態を強めることが示唆された。
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ネガティブな夢がうつ状態と日常生活機能に及ぼす影響について-大学生を対象として-
谷島都子,大澤香織
日本感情心理学会第17回大会 (徳島大学)
Event date: 2009.5
大学生181名を対象に,ネガティブな夢がうつ状態と日常生活機能に及ぼす影響について検討した。Amos5.0を用いて重回帰モデルを検討した結果,適合度が比較的良く,採択可能と判断した。採択されたモデルより,ネガティブな夢の頻度と不快度,そして夢の意義を重視し,日常生活に有効利用しようとする傾向が日常生活機能を低下させ,不快度のみがうつ状態を強めることが示唆された。
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外傷体験想起時に対する認知的評価と対処方略が外傷性ストレス反応に及ぼす影響―臨床群を対象としたモデルの検討―
大澤香織, 加茂登志子, 氏家由里, 坂野雄二
日本トラウマティック・ストレス学会第8回大会 (東京女子医科大学) 2009.3
外傷体験を契格に精神科外来に通院している女性患者30名(臨床群)を対象に,外傷体験想起時の認知・行動モデル(PCBモデル)の妥当性について検討した。パス解析の結果,非臨床群で検証したモデルが臨床群にも妥当なものであることが示唆された。モデルより,臨床群は外傷体験想起時を脅威であると評価すると思考・情動の回避頻度が増え,外傷性ストレス反応が悪化する傭向にあるが,非臨床群とは異なり,その他の対処方略を選択しようとする傾向が見られないことが示された。
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外傷体験想起時に対する認知的評価と対処方略が外傷性ストレス反応に及ぼす影響ー臨床群を対象としたモデルの検討ー
大澤香織, 加茂登志子, 氏家由里, 坂野雄二
日本トラウマティック・ストレス学会第8回大会 2009.3
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外傷体験想起時に対する認知的評価と対処方略が外傷性ストレス反応に及ぼす影響―臨床群を対象としたモデルの検討―
大澤香織,加茂登志子,氏家由里,坂野雄二
日本トラウマティック・ストレス学会第8回大会 (東京女子医科大学)
Event date: 2009.3
外傷体験を契格に精神科外来に通院している女性患者30名(臨床群)を対象に,外傷体験想起時の認知・行動モデル(PCBモデル)の妥当性について検討した。パス解析の結果,非臨床群で検証したモデルが臨床群にも妥当なものであることが示唆された。モデルより,臨床群は外傷体験想起時を脅威であると評価すると思考・情動の回避頻度が増え,外傷性ストレス反応が悪化する傭向にあるが,非臨床群とは異なり,その他の対処方略を選択しようとする傾向が見られないことが示された。
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外傷後ストレス障害に対する臨床心理学的アプローチ
伊藤大輔, 佐藤健二, 大澤香織, 堀越勝, 長江信和
日本心理学会 (北海道大学) 2008.9
外傷後ストレス障害(PTSD)は,精神医学的問題であると同時に社会・経済的問題にも発展する可能性が高く,一般人口における有病率も決して低いとはいえない。そのため.PTSDの予防的・治療的介入法の確立が急務とされている。しかし,本邦においてPTSDやトラウマに対する理解は十分ではなく,治療法の導入も遅れているのが現状である。本邦で実施されているPTSDやトラウマの基礎研究や介入研究を紹介し,今後の研究の展望や介入のあり方について討論した。
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外傷後ストレス障害に対する臨床心理学的アプローチ
伊藤大輔・佐藤健二・大澤香織・堀越勝・長江信和
日本心理学会 (北海道大学)
Event date: 2008.9
外傷後ストレス障害(PTSD)は,精神医学的問題であると同時に社会・経済的問題にも発展する可能性が高く,一般人口における有病率も決して低いとはいえない。そのため.PTSDの予防的・治療的介入法の確立が急務とされている。しかし,本邦においてPTSDやトラウマに対する理解は十分ではなく,治療法の導入も遅れているのが現状である。本邦で実施されているPTSDやトラウマの基礎研究や介入研究を紹介し,今後の研究の展望や介入のあり方について討論した。