社会貢献活動 - 前田　多章

ひょうご講座　講師「睡眠と健康」

2007年11月

　詳細を見る

本講義を通して，生体における睡眠と健康の関係を生理学的側面から理解することを目指し，生物における情報処理系の１つ，生物時計を中心に講義した。まず，生体情報処理の神経性調節と液性調節を解説し生体における情報の流れの基本概念を説明した。その上で，生体情報処理が生体のホメオスタシス維持を目的とした合目的的処理であることを解説した。続いて生物時計を概説し，日内リズム，生体情報の日内変動，サーカディアンリズムを解説した。

六甲アイランド高校「生体情報」，御影高校「神経科学」，② 夢野台高校「睡眠医科学」

2000年4月 - 2006年3月

　詳細を見る

講義内容：本講義を通して，神経細胞が如何に情報を処理しているのかを理解することをすることを目指し，神経細胞の構造を説明した。続いて，神経細胞において活動電位が如何に発生し，如何に伝わるかを説明した。そして，外界から受け取った情報が如何に神経 細胞によって処理されていくかを説明した。また，記憶がどの様な神経機序で実現されているかを解説した。
さらに，健康が生体の神経性調節機能と液性調節機能により実現されていることを解説した。