書籍等出版物 - 中村 聡一
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(planned) 思想文学論(仮)
( 担当: 単著)
2026年
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(coming sometime in 2023) 歴史経済論(仮)
( 担当: 単著)
2025年
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(planned) リベラルアーツがもっと面白くなる本(仮)
( 担当: 単著)
2025年
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(planned) 12歳までに学ぶリベラルアーツの素養(仮)
( 担当: 単著)
2025年
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(planned) プロが教えるMBAファイナンス(仮)
( 担当: 単著)
2025年
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(coming soon) 教養としてのギリシャ・ローマ(簡体字版・中国本土)
( 担当: 単著)
2023年7月
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( 担当: 単著)
2023年1月
リベラルアーツから「正義」を学ぶ・「世界」がわかる
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”正義”を学ぶと自信につながる。それが普遍的ならなおさら良い。心に拠り所がないと自信が持てない。自信がなくて自分を好きにはなれない。自分を好きになれなくて、幸福はない。
宗教は、
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「神様」 = 「正義」
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私は、西洋4000年の歴史から培われた価値観を提示する。
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【リベラルアーツから考える】
・4000年の歴史が培った普遍の価値観
・NYコロンビア大学で100年以上の伝統を誇る名物授業を徹底的に研究!
・アイビーリーガーの素養を身につける!
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1. 4000年の歴史が培った普遍の価値観
西洋文明の発祥は今から4000年ほども遡る。神話では、地中海に浮かぶクレタ島にエウロペというアジアの王女が渡ったことに由来する。この王女の名である「エウロペ」が「ヨーロッパ」の語源だ。
未開の地であった地中海の西側、つまり今のギリシャに文明が興った。自由開拓民であったギリシャの民は次々に地中海の沿岸部に植民をしていった。アナトリアにはイオニア文化が広がり、イタリアにはドーリス民族が植民した。
ヨーロッパの先進文化圏であったギリシャには、今でいうところの”リベラルアーツ”な学問が登場した。イエス・キリストが産まれるはるか以前、紀元前の時代だ。ソクラテスやプラトン、アリストテレスらが哲学をしていたのだ。
これが西洋文明の礎となっている。エウロペの時代から4000年。ミノスが現れエーゲ海を平定する。アガメムノンやアキレウス、オデュッセウスがトロイア戦争を戦う。ギリシャの内戦に次ぐ内戦と、民主制アテナイの隆盛と凋落。マケドニア王アレクサンドロスの東方遠征。ローマの台頭やカエサルによるガリアの平定。キリスト教の誕生、迫害、そして世界宗教への発展。ローマの東西分裂、西ローマの崩壊、そして封建中世の始まり。レコンギスタや十字軍遠征、ルネサンスの興り。インド航路やアメリカ大陸の発見と大航海時代のはじまり。時期を同じくする宗教戦争。近世・近代の商業主義の興りと、産業革命。そこから生じた資本主義・国家主義の興りと世界大戦…。
発展と破滅、平和と戦争、反乱や内戦、数えきれない混乱と争いが生じた。イエスも驚いて腰を抜かすのではないかと思われるほどの不正義が蔓延した。
こうしたなか、正義とはなにか、幸福や友愛、良識や信念はいかにして得られるのか、そうしたことを哲学した古代ギリシャの賢人らの説いた哲学が繰り返し繰り返し甦っては消え、また再び甦った。換言すれば、西洋文明とはこの繰り返しのスパイラルのなかに鍛えられたのである。
2. NYコロンビア大学で100年以上の伝統を誇る名物授業を徹底的に研究!
(今では”名門”となった)テニス桜田倶楽部の初代No.1選手だった私は、(財)日本テニス協会のサポートもあり、国際大会に出場を続けて、世界ランキングU18では7位までいった。数々の日本代表チームに選ばれ、若くして世界中を旅した。
国際体験に恵まれた私ではあったが、それでも「ジャパニーズ」という意識と潜在的な引け目や憧れの念を西洋文明にもっていたといえる。
そんな私が留学したコロンビア大学で”リベラルアーツ”に出会った。「これだ!」と直感した。
ニューヨーク・マンハッタンを拠点とするコロンビア大学は、アイビーリーグのなかでももっともコスモポリタンな自由カルチャーがあると思う。”リベラルアーツ”との相性もよいのだろう。今では米国トップエリート校に浸透した感のある”リベラルアーツ”だが、コロンビアがパイオニアだ。100年以上の歴史と伝統を誇るプログラムを擁する。
なにを学ぶのか?
西洋文明の礎となっている、エウロペの時代から4000年の西洋文明の発展の軌跡を通して、その間に生まれた哲学や思想、文学、文化芸術、サイエンスまでをあまねく修める。
そしてその根幹に、
・正義とはなにか
・幸福や友愛、良識や信念はいかにして得られるのか
という問いがおかれる。
4000年の歴史から培った普遍の価値観を学ぶのだ。
「西洋文明」は、体系的な”カタチ”をもつ。単なる雰囲気とかニュアンスではない。そう理解した。
このことを研究し発信している今の私にとって意義深い。
3. アイビーリーガーの素養を身につける!
だから、私の読者となる皆さんにはその素養をぜひ磨いていただきたい。そのための発信なのだから。
拙著『教養としてのギリシャ・ローマ~名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄』(東洋経済新報社)では、上に述べたところの米国リベラルアーツのリアルな姿とその軌跡を詳述した。類似の書籍はない。おかげさまにて好評で海外版も幾つも出させてもらった。リベラルアーツの入り口として良いと思う。
次作となる『「正義論」講義~世界名著から考える西洋哲学の根源』(東洋経済新報社)で扱うのが、先の設問だ。
・正義とはなにか
・幸福や友愛、良識や信念はいかにして得られるのか
「人間性」を磨く。それにつきる。
コロンビア大学で扱う世界名著の数々が主張するところに触れながら熟考した(*)
・”人間性”に根ざす、本当の意味での”市民社会” (civil society)とはなにか
グローバル社会の一員としての必須教養だと思う。読み終わったあとには、読者の皆さんひとり一人にあらたな洞察が芽生えると確信している。
もう恥ずかしがる必要はありません。堂々と”正義”を語りましょう!
以上
(*)「正義とはなにか」「幸福や友愛、良識や信念はいかにして得られるのか」「真の”市民社会” (civil society)とはなにか」「人間性を磨く!」という本書の主題を論究する目的で世界名著の数々に触れた。個別作品を深く味わいたい方々は原書をお読み願いたい。ただし、4000年の哲学思考の旅のいずこかで迷い子になられた場合は本書に立ち戻ることをお薦めする。(著者より) -
教養としてのギリシャ・ローマ(台湾、香港版)
( 担当: 単著)
2022年5月
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教養としてのギリシャ・ローマ(韓国版)
( 担当: 単著)
2022年1月
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教養としてのギリシャ・ローマ~名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄(東洋経済新報社)
中村聡一( 担当: 単著)
東洋経済新報社 2021年5月
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企業買収の焦点(講談社現代新書)
( 担当: 単著)
2005年
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M&Aと経営(NTT出版)
( 担当: 単著)
NTT出版 2005年
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賢い資産運用の基礎知識(講談社)
( 担当: 単著)
2001年
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ニューエリートのすすめ(PHP研究所)
( 担当: 単著)
2000年