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吉川 歩 (ヨシカワ アユミ)

YOSHIKAWA Ayumi

職名

教授

学位

博士(学術)(京都工芸繊維大学), 工芸学修士(京都工芸繊維大学)

専門分野

ソフトコンピューティング

外部リンク

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 京都工芸繊維大学   工芸学部   電気工学科   卒業

    1983年4月 - 1987年3月

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都工芸繊維大学   工芸科学研究科   情報生産科学専攻   博士課程   単位取得満期退学

    1989年4月 - 1992年3月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 甲南大学   全学共通教育センター   教授

    2016年4月 - 現在

  • 甲南大学   会計大学院    教授

    2006年4月 - 2016年3月

  • 甲南大学   情報教育研究センター   所長

    2007年4月 - 2008年3月

  • 甲南大学   会計高等教育研究所    客員協力研究員

    2004年4月 - 2006年3月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 神戸親和女子大学情報処理教育センター

    2003年4月 - 2006年3月

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    国名:日本国

  • 神戸親和女子大学文学部

    2002年4月 - 2006年3月

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    国名:日本国

  • 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科

    2000年4月 - 2002年3月

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    国名:日本国

  • 岡山大学教育学部

    1999年4月 - 2002年3月

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    国名:日本国

  • 京都工芸繊維大学繊維学部

    1998年4月 - 1999年3月

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    国名:日本国

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本知能情報ファジィ学会(国内)

    1989年4月 - 現在

  • ヒューマン・インタフェース学会(国内)

    1990年4月 - 現在

  • バイオメディカル・ファジィ・システム学会(国内)

    1996年4月 - 現在

  • 電子情報通信学会(国内)

    1987年4月 - 現在

  • 日本経営システム学会(国内)

    2005年4月 - 現在

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論文 【 表示 / 非表示

  • 問題解決のための「か・き・く・け・こ」ループ 招待あり 査読あり

    吉川歩

    知能と情報   32 ( 4 )   797 - 800   2020年8月

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    単著

    出版者・発行元:日本知能情報ファジィ学会  

    本稿では著者自身の問題解決の経験を元に「か・き・く・け・こ」ループと名付けた新しい問題解決法を提案する.提案法は問題解決の各段階でやるべき内容が「か行」のキーワードとしてまとめられており,さらに実施すべき内容が音の順に配置されているという特徴を有する.これにより各段階で実行する内容が覚えやすいことも特徴の1つである.提案手法の各段階の内容について詳述するとともに,従来法との比較,および適用例についても言及する.

    DOI: 10.3156/jsoft.32.4_797

    researchmap

  • 問題解決の「か・き・く・け・こ」ループの提案

    吉川歩

    甲南大学教育学習支援センター紀要   5   53 - 59   2020年3月

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    単著

    出版者・発行元:甲南大学  

    稿では著者自身の問題解決の経験を元に「か・き・く・け・こ」ループと名付けた新しい問題解 決法を提案する.提案法の特徴は問題解決の各段階でやるべき内容が「か行」のキーワードとしてま とめられていること,音の順に実施すべき内容が配置されていることである.これより各段階で実行 する内容が覚えやすいことも特徴の 1 つである.提案手法の各段階について詳述するとともに,従来 法との比較,および課題解決型学習への適用の一例についても言及する.

    DOI: 10.14990/00003616

    researchmap

  • 決定理論における利失・後悔と選択基準に関する一考察 査読あり

    吉川 歩

    日本経営システム学会誌   32 ( 2 )   149 - 154   2015年11月

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    単著

    J-GLOBAL

  • 利失表を用いた決定理論の選択基準間の関係

    吉川歩,吉川奈緒子

    甲南大学情報教育研究センター紀要   ( 14 )   53 - 65   2015年3月

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    共著

  • 利失表を用いた決定理論に関する一考察

    吉川歩

    甲南会計研究   8   87 - 100   2014年3月

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    単著

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 統計応用の百科事典

    松原 望, 美添 泰人, 岩崎 学, 金 明哲, 竹村 和久, 林 文, 山岡 和枝( 範囲: 系列範疇法)

    丸善出版  2011年  ( ISBN:9784621083970

  • 経営システム学への招待 : 日本経営システム学会創立30周年記念

    日本経営システム学会( 範囲: 第10章ソフトコンピューティング,10.5(2)主観情報処理)

    日本評論社  2011年  ( ISBN:9784535556751

  • ソフトなサイエンスで学ぶ先・端・科・学!! : 基礎と楽しい応用

    バイオメディカル・ファジィ・システム学会( 範囲: ファジィ理論によるアンケートの定量化方法)

    BMFS学会(事務局), 日本理工出版会 (発売)  2009年  ( ISBN:9784890199112

  • Soft computing and industry : recent applications

    WSC, Roy R. (Rajkumar)( 範囲: Efficient and Precise Handling of a Piecewise-Linear Fuzzy Set on Computers in an Extended Knot Form)

    Springer  2002年  ( ISBN:1852335394

  • Advances in soft computing : engineering design and manufacturing

    Roy R. (Rajkumar), 古橋 武, Chawdhry P. (Pravir), On-line World Conference on Soft Computing in Engineering Design and Manufacturing( 範囲: Improvement of Membership Function Identification Method in Usability and Precision)

    Springer  1999年  ( ISBN:1852330627

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総説・解説記事(Misc) 【 表示 / 非表示

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 「か・き・く・け・こ」で回す問題解決

    吉川歩

    第24回曖昧な気持ちに挑むワークショップ  (関西大学千里山キャンパス)  日本知能情報ファジィ学会評価問題研究会

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    開催年月日: 2019年11月

  • 利失表から実際に選択された代替案の特徴に関する考察

    吉川歩

    第63回日本経営システム学会全国研究発表大会  (神戸学院大学ポートアイランドキャンパス)  日本経営システム学会

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    開催年月日: 2019年11月

  • 利失表を用いた代替案選択における選択基準と実際に選択された代替案の比較

    吉川 歩

    第45回ファジィ・ワークショップ講演論文集  (首都大学東京 秋葉原キャンパス) 

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    開催年月日: 2019年3月

  • 低解像度ナンバープレート数字識別規則の改良―第8報―

    吉川歩,吉川奈緒子

    日本法科学技術学会第24回学術集会  (中野サンプラザ)  日本法科学技術学会

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    開催年月日: 2018年11月

  • 多重解像度画像を用いた劣化ナンバープレート平仮名画像認識

    辻広生, 辻広生, 福水洋平, 道関隆国, 山内寛紀, 横山智之, 吉川歩

    電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM) 

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    開催年月日: 2017年3月

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産業財産権 【 表示 / 非表示

  • 記号識別装置,記号識別方法,およびコンピュータプログラム

    吉川歩,吉川奈緒子,藤田和弘

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    出願番号:2002-303032

    公開番号:特開2004-139325

    特許番号/登録番号:特許4243941

    出願国:国内  

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 2004PCカンファレンス優秀ポスター賞受賞

    2004年8月   2004PCカンファレンス  

    吉川歩

  • 日本鑑識科学技術学会第8回学術集会奨励賞受賞

    2002年11月   日本鑑識科学技術学会  

    吉川歩

  • 1998年度日本ファジィ学会奨励賞

    1999年6月   日本ファジィ学会  

    吉川歩

  • 平成6年電気関係学会関西支部連合大会奨励賞

    1995年4月   電気関係学会関西支部  

    吉川歩

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 対話型メンバーシップ関数同定法の改良

    2001年4月 - 2003年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 科学研究費(奨励研究(A))

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    平成13年度の研究では,対話型メンバーシップ関数(以下MF)同定法において同定されるMFの形状に影響を及ぼすと考えられる要因の抽出および検討を行った.そこで平成14年度は対話型MF同定法の改良を目的として,1)所属度の評定対象の要素の呈示順序,2)所属度の評定への確信度評定の付与の有無,3)所属度を評定する際の評語,4)所属度と確信度のカテゴリの段階数の各項目が同定されるMFに及ぼす影響あるいは効果について検討を行った. 実験は,Servletにより構築した実験プログラムとウェブブラウザを用いてインターネット上にて実施した.同定対象は「非常に背が高い」のような背の高さに関する言語表現3種とした.そして同定されたMFの形状への影響を検討するために,1)MFの形状を非凸化する要素数,2)MFの1レベル集合幅,3)MFの遷移領域幅,4)MFの重心,5)各要素当りの回答時間(確信度の間接的な推定)の各指標を同定されたMFより計算し,解析を行った. 得られた主な実験結果は次の通りである. 1)呈示順序の影響については,要素を昇順で呈示した場合,強制二者択一的評定が行われ遷移領域幅が縮小する問題が見られた.またランダム,二分木の場合,誤回答や評定の揺れにより非凸化要素が昇順よりも多く認められる傾向がある. 2)確信度評価の付与の影響については,所属度3段階と所属度2段階+確信度2段階の間には大きな差は認められなかった.また回答時間を確信度の推定に常に用いるのは困難である. 3)評語の影響については,評語を5種変えて結果の比較を行ったが、有意な差は認められなかった. 4)所属度および確信度の段階数の影響については,所属度5段階評定で強制二者択一的評定を回避できる可能性が示唆された.また所属度に比べ確信度の段階数を増加させても効果は小さいことが示された.

  • 主観に適合したファジイ集合形状間の類似性指標の実験的導出

    1995年4月 - 1996年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 科学研究費(奨励研究(A))

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    1.目的:境界の不明瞭な対象として「非常に」のような副詞を用いた言語的な程度表現を採用し,それらの主観的な類似度とそれらに対応するファジィ集合から得られる数学的な類似性指標との対応関係を明らかにすることを目的とした.実際問題への応用を考慮して被験者個々に最もよく対応する指標を見いだすことよりも,被験者に共通する指標を見いだすことに重点を置いた. 2.実施内容:実験1では副詞と「高い」を組合せた高さの言語的な表現8種を評価の対象として採用した.まず被験者に8種の程度表現語のファジィ集合を同定させた.次にそれらを対にした28組の主観的な類似度をカテゴリ-評定尺度図を用いて評定させた.そして得られたファジィ集合から16種の数学的な類似性指標を28組について計算し,両者の対応関係を考察した.有効被験者は13名であった.また実験2では実験1から得られた知見を検証するために形容詞を「重い」に変えて実施した.他の条件は実験1と同様とした.有効被験者は10名であった.両実験及びデ-タ解析には主要設備として購入した計算機及びソフトウェアを使用した. 3.主な知見:主観的な類似度と数学的な類似性指標の相関係数及び類似度評定と数学的指標の順序との不一致の2種の解析を行った.その結果,実験1及び2ともに本研究で採用した指標の中では被験者に共通する傾向として,t‐normを用いたファジィ集合の重なり方に関する指標よりも,ファジィ集合間の距離に関する指標が主観的な類似度をよく説明することが明らかになった.また両実験の結果が同様の傾向を示したことは,程度表現語の類似度に関して今回得られた結果の普遍性を支持している.現在類似性の指標として重なり方の指標がよく使用されている.しかしその指標を主観的な類似度を考慮する必要のある対象に用いると適切さを欠く場合があることも示唆している.

科研費以外の競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • ファジィ規則を用いた低解像度ナンバープレート数字識別法の改良と実装

    2006年 - 2007年3月

    科学技術振興機構(JST)  地域イノベーション創出総合支援事業「シーズ発掘試験」

  • 計算機の援用によるファジィ範疇法の測定精度と使いやすさの改善

    1994年5月 - 1995年3月

    その他財団等  財団法人立石科学技術財団研究助成

共同・受託研究活動実績(公開) 【 表示 / 非表示

  • ファジィ規則を用いた低解像度ナンバープレート数字識別法の改良と実装

    一般受託研究

    2006年4月 - 2006年12月

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    目視識別が困難な低解像のナンバープレート中の車両番号をファジィ規則を用いて識別する手法の改良と実装について研究.

  • 低解像度ナンバープレート画像識別技術の改良

    提供機関:滋賀県警本部科学捜査研究所  国内共同研究

    2000年4月 - 2018年3月

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • メンバーシップ関数同定法の開発

  • 個人差を考慮したアンケート結果の定量化,解析手法

研究費にかかる研究(調査)活動報告書 【 表示 / 非表示

  • 2024年度  主観情報処理に関する研究 特に,問題解決のための「か・き・く・け・こ」ループの改良と実践 ネットワークゲームを題材とした「継続と飽き」の解析のためのデータ収集 プロ野球(特に阪神タイガース)を題材としたAI活用データ分析のためのデータ収集 記憶にできるだけ頼らないパスワード作成法の提案と実装 受講者の理解度と満足度に着目した授業評価の試行と解析

    研究費の種類: 教員研究費

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    題解決のための「か・き・く・け・こ」ループについては各フェーズの精査とこの手法で利用可能なツールの実装を目指す.ネットワークゲームを題材とした「継続と飽き」については,解析のためのデータ収集を行い,傾向を明らかにする.プロ野球(特に阪神タイガース)を題材としたAI活用データ分析については,データ収集を行う方法と種類の精査を行うとともに,試合を観戦することにより検証を行う.記憶にできるだけ頼らないパスワード作成法については,提案手法の実装と学会誌への投稿を行う.受講者の理解度と満足度に着目した授業評価については,ここまで蓄積したデータの解析をもとに学会誌への投稿を行う.

  • 2023年度  主観情報処理に関する研究

    研究費の種類: 教員研究費

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    問題解決のための「か・き・く・け・こ」ループの改良と実践 ネットワークゲームを題材とした「継続と飽き」の解析のためのデータ収集 プロ野球(特に阪神タイガース)を題材としたAI活用データ分析のためのデータ収集 小樽ビールを題材とした嗜好モデルの構築のためのデータ収集 記憶にできるだけ頼らないパスワード作成法の提案と実装 受講者の理解度と満足度に着目した授業評価の試行と解析 当初予定していた課題のうち,問題解決のための「か・き・く・け・こ」ループについては,各フェーズの内容の精査を行なった.その過程で,手法を適用するためのアプリなどの整備が急務であることが明確になった.記憶に頼らないパスワード作成方法については,ほぼ処理の流れ,先行研究との差別化が終了したので,実装するとともに学会誌にその内容を公表する準備を進めた

  • 2022年度  主観情報処理に関する研究

    研究費の種類: 教員研究費

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    詳細な解析を行える授業評価アンケートのプロトタイプの提案とそのデータ収集 解析手法・解析結果のアカウンタビリティを重視した低解像度ナンバープレート情報の識別方法に関するフレームワークの構築 漏洩,使い回しを回避する記憶に頼らないパスワード管理方法の提案 なお,上記は現時点で学会等で公表していないため,詳細についてはここには記さない

  • 2021年度  主観情報処理に関する研究

    研究費の種類: 教員研究費

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    問題解決のための「か・き・く・け・こ」ループの改良と実践 ネットワークゲームを題材とした「継続と飽き」の解析 プロ野球(特に阪神タイガース)を題材としたデータ分析 小樽ビールを題材とした嗜好モデルの構築のためのデータ収集

  • 2020年度  主観情報処理に関する研究

    研究費の種類: 教員研究費

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    問題解決方法の新しい手法である「か・き・く・け・こループ」を提案した.その結果をまとめた査読付きショートノートが「知能と情報」に掲載された.

 

その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2011年4月
    -
    現在

    公認会計士試験論文式試験統計学のシラバスに準拠したPDF版電子教科書の作成

  • 2006年4月
    -
    現在

    Webページを活用した講義資料の公開

  • 2006年4月
    -
    現在

    マルチメディア機器を活用した授業方法

  • 2006年4月
    -
    現在

    講義用資料のWebによる公開

  • 2002年4月
    -
    2007年3月

    Webと電子メールを利用した匿名型の授業アンケート収集システムを提案し,発表

ティーチングポートフォリオ 【 表示 / 非表示

  • 2023年度

    教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):

    共通基礎演習(1年次配当,2単位),AI・データサイエンス入門(1年次配当,2単位),情報社会のセキュリティ(1年次配当,2単位),統計基礎II(2年次配当,2単位),ICTセキュリティ(2年次配当,2単位),統計活用情報分析I(2年次配当,2単位),統計活用情報分析II(2年次配当,2単位),基本情報処理(3年次配当,2単位)

    教育の理念(なぜやっているか:教育目標):

    現代社会は情報過多である.ともすればインターネットで調べた内容を切り貼りすることが問題解決手法だと誤認している学生が多い.情報検索することも必要ではあるが,それ以前に自分で問題を見つけて,解決するすべを自ら考えなければ,自身の成長にはつながらない.そのため,単に内容,手法を暗記させるのではなく,自らで考えて問題解決させることを目標としている.

    教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):

    担当する講義では,①身近な話題から興味を持たせること,②自分の考えがを適切にまとめて伝える訓練をさせること,③講義中に積極的に参加させること,④資格取得につながることを重視している.①は講義冒頭にその日の講義に関連したアンケートやクイズを行い,それを解説し興味を喚起している.映像資料を用いて飽きさせないようにしている.②は課題として自分の考え方をまとめる記述式の課題を課すことで実現している.さらにクリッカーを利用したリアクションペーパーを受講者間で閲覧可能とすることで,他の受講者の考え方についても触れることができるように工夫している.③はPCを利用して実際にテキストの内容を実行させ確認させる実習や,あるいは模擬試験と答練を通した実習により実現している.またクリッカーを利用した意見収集でも実現している.④はシラバスの内容を情報処理技術者試験の基本情報技術者,情報セキュリティマネージャに準拠させることで,講義の内容を資格試験受験に活用できるよう配慮している.
     オンデマンド型講義では学生の用いる装置の多様性に対応できるように,従来のPDF形式からReveal.jsを利用したHTML形式のプレゼン資料に変更した.これによりスマートフォンでも資料の閲覧が容易になっただけでなく,ネット上の動画資料の活用も容易になった.さらにAI・データサイエンス系の科目ではGoogle Colaboratoryを実習環境として利用することでオンデマンド型でも円滑に実習が実施できた.
     また,複数教員で分担している講義以外では,まず自分で学習する反転学習形式を採用している.学生には,あらかじめ必要な資料や課題を提示し,講義実施日までに学習させる.その後,フォローアップの動画と教員による解説を行い,能動的に学習させる習慣を定着させている.「説明を聞いてなんとなく理解できた気分になる」ことを回避できる.

    教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):

    実践しているこれらの教育方法の評価は期末試験において教育方法に関する設問を設けることで成果の有無を検証している.個人差はあるものの教育方法,講義内容ともに肯定する回答,役立ったという回答が多かった.また毎回提出させるリアクションペーパーを通じて,新しい気づきがあったことを挙げる学生も見られた.また現在公表していないため,詳細は記載できないが,受講者が一定数以上いた単独担当の科目については,独自の授業評価アンケートを実施し,教育方法の評価,学習の成果を解析している(2023年度学会にて発表準備中)

    改善点・今後の目標(これからどうするか):

    資料のHTML化は完了したが,情報系の分野では陳腐化することも多いため,随時見直すことで陳腐化しないように努めていきたい.またAI・データサイエンス入門の担当範囲で導入した,音声解説付きHTML資料が使い勝手がよいため,他の科目にも導入を検討する.

    根拠資料(資料の種類などの名称):

    シラバス,講義資料,講義資料のサイトhttp://www.sip-ac.jp/,関連動画資料のYoutubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC1WefFyVzc92Eca3riZkLoQ,リアクションペーパー,模擬試験(MyKONAN内),提出課題

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所属学協会等の委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2013年11月 - 現在   日本感性工学会(国内)  評議員

  • 2004年4月 - 2008年3月   日本感性工学会(国内)  評議員

  • 2003年4月 - 2005年3月   日本知能情報ファジィ学会(国内)  評議員

  • 2003年4月 - 2005年3月   日本感性工学会(国内)  編集委員

  • 2003年4月 - 2005年3月   日本知能情報ファジィ学会(国内)  関西支部運営委員

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社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県警本部科学捜査研究所への犯罪捜査に関する技術協力および指導

    2000年4月 - 2014年12月

 

提供可能な資源 【 表示 / 非表示

  • 個人の主観を考慮したメンバーシップ関数同定法

    a

  • ファジィ理論を用いたアンケート結果の定量化法

    a

取得資格 【 表示 / 非表示

  • ITストラテジスト

  • システム監査技術者

  • 情報セキュリティスペシャリスト

  • 情報セキュリティアドミニストレータ

  • システムアドミニストレータ(上級・初級)

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