高橋 正 (タカハシ タダシ)
TAKAHASHI Tadashi
職名 |
教授 |
学位 |
博士(理学)(日本大学), 教育学修士(筑波大学) |
専門分野 |
数学教育, 計算代数 |
外部リンク |
|
高橋 正 (タカハシ タダシ) TAKAHASHI Tadashi
|
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科
2007年4月 - 2010年3月
国名:日本国
神戸大学 発達科学部
2004年2月 - 2007年3月
国名:日本国
神戸大学 発達科学部
1995年3月 - 2004年1月
国名:日本国
神戸大学 発達科学部
1992年10月 - 1995年2月
国名:日本国
神戸大学 教育学部
1991年4月 - 1992年9月
国名:日本国
日本数式処理学会
1991年4月 - 現在
日本数学教育学会
1982年4月 - 現在
日本数学会
1980年4月 - 現在
日本STEM教育学会
2018年9月 - 現在
全国数学教育学会
2013年2月 - 現在
テクノロジーを用いた数学教育に関する研究
(選択しない)
研究期間: 1985年4月 - 現在
多項式イデアルの応用に関する研究
(選択しない)
研究期間: 1983年4月 - 現在
On the proof of the theorems of foundations of geometry using Isabelle/HOL 査読あり
Fumiya Iwama, Tadashi Takahashi
Journal of Computational Innovation and Analytics 1 ( 2 ) 45 - 69 2022年7月
担当区分:最終著者
Euclid's Elements Theorem Proving Using Isabelle 査読あり
Fumiya Iwama and Tadashi Takahashi
Proceedings of the Universal Academic Cluster International Online Conference in Bangkok, 2021 2021年5月
共著
Parametrization of Statistical Models in Three-layer Neural Networks 査読あり
Tomohiro Washino and Tadashi Takahashi
Proceedings of 9th International Conference on Information and Education Technology (ICIET 2021) 2021年3月
共著
On the application of elimination ideal for statistical model
T.Takahashi, Tomohiro W
COMPUSOFT, An International Journal of Advanced Computer Technolog 2020年5月
共著
Mathematical Proving Using GeoGebra
Fumiya Iwama, Yuji Shinoda, Tadashi Takahashi
Poceedings of 8th International Conference on Information and Education Technology 2020年5月
共著
IT 技術と生活
高橋 正( 担当: 共著)
大学教育出版 2005年4月
キーワード人間と発達「IT 技術と生活」, pp. 226~227, 大学教育出版, 2005
数理と芸術 : 記号処理と論駁可能性について
桐生裕介,長坂耕作,高橋正
日本数式処理学会誌 数式処理 13 ( 1 ) 47 - 50 2006年4月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(国際会議プロシーディングズ) 出版者・発行元:日本数式処理学会
ゲーム理論における数式処理の応用
高橋 正
京都大学RIMS研究集会 (京都大学数理解析研究所) 2022年12月 京都大学数理解析研究所
開催年月日: 2022年12月
国名:日本国
数学教育における過剰般化に関する考察
高橋 正,鷲野 朋広
全国数学教育学会 研究発表会 (早稲田大学) 2022年12月 全国数学教育学会
開催年月日: 2022年12月
国名:日本国
学習モデルを用いた現象分析
高橋 正,鷲野 朋広
日本数学会秋季総合分科会 (北海道大学) 2022年9月 日本数学会
開催年月日: 2022年9月
国名:日本国
アローの定理に関する代数的考察
高橋 正, 下西 章弘, 田中 一義
ゲーム学会第20回合同研究会 (大阪電気通信大学(オンライン)) 2022年9月 ゲーム学会
開催年月日: 2022年9月
国名:日本国
アローの定理の数学教材への応用
高橋 正, 宮寺 良平, 尹 亮太, 下西 章弘, 田中 一義, 野中 滉介
ゲーム学会「ゲームと教育」研究部会第16回研究会 (香川大学(オンライン)) 2022年7月 ゲーム学会
開催年月日: 2022年7月
国名:日本国
2021年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
代数学I (3年次配当、2単位) 、代数学II (3年次配当、2単位)、数学科教育法I (3年次配当、2単位)、数学科教育法II (3年次配当、2単位)、数式処理プログラミング(2年次配当、2単位)、知能情報学概論及び基礎演習(1年次配当、2単位)、知能情報学実験及び演習(3年次配当、2単位)、知能情報学セミナー(3年次配当、2単位)、教職実践演習(中・高)(4年次配当、2単位)、卒業研究及び演習(4年次配当、8単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
数学を学ぶことは数学的事実を暗記し定型の問題に使えればよいと考えている学生が多い。大学で学ぶ数学で重要なことは、数学的な思考力を育成し自ら考え、数学的筋道を立てた説明ができるようになることである。数学的な思考力は、良い問題を自力で解決する過程によって獲得することができる。そのためには、段階を踏まえた数学学習の継続が必要である。数学の科目ではその基礎力を身につけ、教職科目では数学の基礎力と数理認識に関する視座を身につけ、卒業論文を作成する際には、それらを「考えて言葉にする」ことを教育目標とする。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では数学の基本的内容の説明を行い、教科書の問題を受講生に考えさせる。特に、章末の問題では、受講生の理解度に合わせて問題を選定し、それらを演習として黒板に書かせ説明をさせる。回答としては、答えだけが目的ではなく、解く過程を重視し、記号や説明の筋道をチェックする。この繰り返しが重要であり、演習を多くの受講者に必要な回数行うためには、少人数教育であることが必要である。演習後にそれらの問題が数学の概念においてどのような価値があり、授業の進展及び講義のテーマに戻って検討することも行う。卒業研究などのゼミ形式では、進行を受講生に行わせ、自ら考えた内容を確実に表現できる訓練を行い、その後、報告者への講評・指導はゼミ生同士の質疑を踏まえて行っている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
数学は、講義を聞いただけで理解できないが、講義では、漫然と聴講している学生がいる。数学は、自ら考え問題を解かなければ理解できない。そのため、授業においては、(教科書の演習問題)を受講生が解くことを課題とし、その課題後、フィードバックを行っている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義では、対象とする数学の説明を詳細にすること、自ら事前学習を行うことを明確にすること、過去に学習した数学の内容を想起させることなど考えるための予備知識を工夫し、踏み込んで考えさせることをさせたい。ゼミでは、学生が話す訓練が少ないため説明の要点が明確でないことが多い。さらに、時間配分の工夫等が必要である。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、リアクションペーパー、授業改善アンケート(自由記述欄)