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梶野 文義 (カジノ フミヨシ)

KAJINO Fumiyoshi

職名

教授

学位

理学博士(大阪市立大学)

専門分野

物理

出身大学 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1975年03月

    名古屋工業大学   工学部   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1981年03月

    大阪市立大学  理学研究科  物理学  博士課程  単位取得満期退学

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2001年04月
    -
    継続中

    甲南大学   理工学部   教授  

  • 1997年04月
    -
    2001年03月

    甲南大学   理学部   教授  

  • 1991年04月
    -
    1997年03月

    甲南大学   理学部   助教授  

  • 1988年04月
    -
    1991年03月

    甲南大学   理学部   講師  

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 2006年09月
    -
    継続中

      独立行政法人 理化学研究所  

  • 1987年02月
    -
    1988年03月

      Virginia Polytechnic Institute and State University  

  • 1984年05月
    -
    1987年01月

      Virginia Polytechnic Institute and State University  

  • 1982年05月
    -
    1984年04月

      東京大学宇宙線研究所  

  • 1981年04月
    -
    1982年03月

      日本学術振興会  

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 2010年04月
    -
    2012年03月
     

    東京大学宇宙線研究所運営委員会

  • 2006年04月
    -
    2008年03月
     

    大阪大学核物理研究センター運営委員会

  • 1977年10月
    -
    継続中
     

    宇宙線研究者会議

  • 1976年04月
    -
    継続中
     

    日本物理学会

 

論文 【 表示 / 非表示

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 高速で飛翔する暗黒物質と太陽系外起源流星の探索

    基盤研究(B)

    研究期間:  2019年04月  -  2023年03月 

    本研究では高速で飛翔する暗黒物質の候補であるNucleariteやSQM、さらに太陽系外を起源とする流星体の探索を目的とする。 暗黒物質はその存在が確実視され、宇宙全体の質量の27%を占めると考えられていて、これまでに数多くの探索がされてきたが未だ発見に成功していない。本研究では、暗黒物質の候補の一つであるNucleariteやSQMが大気中で高速で飛翔するときの発光をこれまでにない超高感度のCMOSビデオカメラシステムを用いて探索を行う。さらに、同じ装置を用いて太陽系外から飛翔する高速の流星も探索する。10^(-7) kgよりも大きい質量の太陽系外起源の流星体やその成分についてはまだ観測結果が定まっていないので新しい研究結果が期待される。本研究は、宇宙や太陽系の成り立ちに関する重要な情報を与える可能性がある。

  • 宇宙からの極限エネルギー宇宙線観測のための電子回路装置開発研究

    基盤研究(B)

    研究期間:  2010年04月  -  2013年03月 

     本研究の全体構想は宇宙から飛来する宇宙で最大のエネルギーの粒子を国際宇宙ステーション(ISS) から観測し、極限エネルギー宇宙を研究するJEM-EUSOミッションを遂行することにある。
     本研究では超低消費電力の信号読み出し用集積回路を含む電子回路系の開発・製作・試験を行い、この回路を用いた望遠鏡により大気発光現象の観測を行い、宇宙で観測のための基礎データを得る。

  • 空気シャワーのチェレンコフ光および蛍光の高解像度・高速撮像に関する研究

    基盤研究(B)

    研究期間:  2002年11月  -  2003年11月 

    近年TeVエネルギー領域のガンマ線源を探索するために、空気シャワーから発生するチェレンコフ光を解像型のチェレンコフ望遠鏡を用いて観測が行われ、大きな成果を挙げてきた。本研究ではその撮像部にイメージインテンシファイアとCCDを使った高速ビデオカメラを用い、光学系として高分解能光学系を用いて、空気シャワーが発するチェレンコフ光や蛍光を これまでよりはるかに詳細な画像で、かつ高速に取り込む新しいシステムの開発と構築を行ってきた。これにより超高エネルギーガンマ線や宇宙線の閾値エネルギーの低減と到来方向の決定精度を今までより格段に向上させることを目的としている。
    課題番号  14340080

  • 水チェレンコフ検出器を用いた300GeV領域のガンマ線探索のための準備研究

    重点領域研究

    研究期間:  1995年04月  -  1996年03月 

    いままでの空気シャワ-検出器では10TeVのガンマ線を検出するのが限界であったが4300メ-トルをというような高山に水チェレンコフ検出器を設置すると、300GeV領域でも効率よく検出できることが我々のシュミレ-ションによる研究でわかってきた。

    これに基づいて宇宙線研究所乗鞍観測所(海抜2780m)において平成6年より準備実験を行ってきた。平成7年には当科研費補助金により種々の改良を行い、乗鞍に直径2.1m水深2mの水槽3基とシンチレ-ション検出器16台を設置し約1か月間空気シャワ-のデ-タを取得した。これらの水槽には直径20cmの光電子増倍管を合計8個置いた。デ-タは3基の水槽に対してそれぞれ0.7光電子以上の信号が入るという条件を課してトリガ-をかけてとり、約1500万例を得た。これらのデ-タを解析した結果、それぞれの水槽の光電子増倍管に対して1から300光電子のチェレンコフ光のスペクトルが得られている。現在このようなスペクトルを与える宇宙線のエネルギ-領域をシミュレ-ションによって求めているところである。

    このような実験結果から、種々のパラメ-タ-を確定しそれを本実験のためのシュミレ-ションに使用する予定である。現在シュミレ-ションでは4300mの高度に50m^*50mの面積を持つプ-ルに直径20cmの光電子増倍管を3m間隔に格子状に並べて置いたときを想定して行っている。5個以上の光電子が10個以上の増倍管で捕らえられるような、ガンマ線の最頻エネルギ-は200-300GeVであり、ガンマ線バ-ストGRB930131のスペクトルが300GeVまでのびそれ以上ではカットされるような場合に対しても一秒間で10-15σの信号を捕らえられることがわかった。

科研費以外の競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 高エネルギー宇宙ガンマ線、宇宙線の組成および惑星間磁場の研究

    提供機関:  私学振興財団  学術研究振興資金

    研究期間: 1996年04月  -  1999年03月 

    日本と中国の共同で建設した、チベット(高度4300m)にある高角度分解能を有する空気シャワー観測装置を用いて、宇宙から飛来する2TeVから10TeV領域の高エネルギーガンマ線の探索、宇宙線の組成および惑星間磁場の研究を行なう。この装置は2TeVから10TeV領域に最大感度を持ち、現在このエネルギー領域を連続的に観測できる世界で唯一の装置であ
    る。
    またユタに建設中の7素子宇宙線望遠鏡によって超新星残骸や活動銀河核からのTeV領域のガンマ線観測を行なうことによって宇宙線やガンマ線の発生機構および加速機構を明らかにする。この装置はチベットの装置と違って雲のない夜間しか観測できないが、角度分解能が0.1度程度あり、またバックグラウンドとなる宇宙線の寄与を効率よく落す事ができるのでガンマ線点源を観測するための性能は非常によい。また7素子も用いて観測するのでチェレンコフ光によってできる像を再構成する能力が非常に高い。
    また未知のエネルギー領域である100GeV領域のガンマ線を観測するために新しい検出器等の研究開発を行なう。現在宇宙線望遠鏡には光電子増倍管が用いられているが量子効率がとまだ低いので、なだれ型フォトダイオード(APD)を用いれば効率が70-80%程度に増加する事が考えられる。しかしこの様な検出器はまだ増幅率や安定度が充分ではないので、
    この研究によってできるだけ実用化に近いところまで持って行きたい。

 

その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 1999年04月
    -
    継続中

    コンピュータ実習Ⅰ用Web教材の作成

ティーチングポートフォリオ 【 表示 / 非表示

  • 2019年度

    教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):

    物理学 (基礎共通科目、1年次配当、2単位)、物理学と国際化 (基礎共通科目、1・2年次配当、2単位)、ワークショップ(1~4年次配当、1単位)、基礎物理学実験(1年次配当、1単位)、物理学実験Ⅰ(2年次配当、2単位)、物理学実験Ⅱ(3年次配当、2単位)、コンピュータ実習Ⅰ(2年次配当、2単位)、素粒子物理学(3・4年次配当、隔年、2単位)、宇宙理学リサーチ(3年次配当、4単位)、物理学卒業研究(4年次配当、8単位)

    教育の理念(なぜやっているか:教育目標):

    あらゆる自然現象の基本となる物理法則を理解し、その論理性を応用することによって将来広く社会に貢献できる学生の養成をめざす。また社会で活躍するための総合力を実験、実習、演習を通して養成する。

    教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):

    教育の理念を達成するために、講義、演習、実験、実習の授業科目の内容や到達目標等をシラバスに記載し、授業を実施している。各授業では、論理的思考力、伝えたい内容を適切に表現し伝達する能力、問題解決力を養成するとともに、他者と協調・協働し、自ら率先して社会に貢献し、社会人に求められる責任感と倫理観について学ぶために、学生一人ひとりの顔がわかる少人数で学生参加型の実験・実習・演習を行っている。また、4年間の集大成として卒業研究を行って、さらなる問題解決力等の能力を養成している。
    授業の実施においては、考える力や洞察力を涵養するために、「物理学」では特に多くの演示実験を取り入れ、発見学習、問題解決学習、グループ・ディスカッションなどを中心としたアクティブ・ラーニングを積極的に活用している。

    教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):

    学生の学修成果についての評価方法を各科目のシラバスで示し、その方法に従って評価している。教育方法の評価については、授業改善アンケートを参考にして毎年授業方法の改善を図っている。また、「物理学と国際化」ではリアクションペーパーを毎回授業の最後に提出してもらい次回の授業のための改善を行っている。「卒業研究」では、中間と最後に発表会を行い学修の成果を確認している。また、学科内で教員による授業参観を行い教育方法の改善を図っている。「物理学実験Ⅰ・Ⅱ」ではラーニングアシスタントを有効に活用して、学生の学修成果が上がるように努力した結果、アンケートによる学生の評価は非常に高いことが分かった。演示実験に関しては、学生の評価は非常に高く、学修意欲を向上させていることが分かった。

    改善点・今後の目標(これからどうするか):

    授業に多くの演示実験を取り入れて物理学の本質を興味を持って理解できるように努めているが、学生の理解度に大きな差があるので、授業方法をさらに工夫し、学生の学修意欲が上がるようにする。

    根拠資料(資料の種類などの名称):

    甲南大学理工学部物理学科(学士課程)における教育基本方針および教育課程編成・実施の方針、シラバス、リアクションペーパー、授業改善アンケート、LA活用授業履修者アンケート結果、演示実験アンケート結果

 

所属学協会等の委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2007年04月
    -
    2009年03月

    宇宙線研究者会議   実行委員会委員長

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 平成13年度ひょうご講座 「宇宙創成と進化の謎」

    2001年10月
    -
    2001年11月

    2001年9月13日~全10回のうち、以下の講義を担当。
    6回目 観測による宇宙像(電波天文学) 10/18
    7回目 観測による宇宙像(X線天文学) 10/25
    8回目 観測による宇宙像(ガンマ線天文学) 11/1
    9回目 観測による宇宙像(極高エネルギー宇宙線) 11/8
    各18:30~20:00

    科 目 内 容
     この講義では最近の宇宙論および各種の観測を通してわかってきた事を紹介する。講義は大別して宇宙論(佐藤)、元素の合成(宇都宮)、観測による宇宙像(梶野)の3部から構成され、理論と実験の両面から最近の急速な宇宙の理解の進展に関して講義を行う。
     この講義では、理解を深めるために、基礎的な概念から学習し、最近の観測データの写真や観測事実に基づくグラフィックスをOHPやビデオ等を用いてわかりやすく紹介し、最先端の宇宙物理学と天文学にせまる。