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井野瀬 久美惠 (イノセ クミエ)

INOSE Kumie

職名

教授

学位

京都大学・文学博士(論文)(京都大学), 京都大学文学修士(京都大学), 京都大学文学学士(京都大学)

専門分野

大英帝国史, イギリス近現代史, ジェンダー史, 知の国際主義,紛争解決のための科学

外部リンク

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 京都大学   文学部   西洋史学科   卒業

    1980年4月 - 1982年3月

  • 京都大学   文学部   英文学科   卒業

    1976年4月 - 1980年3月

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都大学   文学研究科   西洋史学   博士課程   単位取得満期退学

    - 1988年3月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 甲南大学   教授

    2000年4月 - 現在

  • 甲南大学   文学部   助教授

    1991年4月 - 2000年3月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 追手門学院大学

    1988年4月 - 1991年3月

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    国名:日本国

所属学協会 【 表示 / 非表示

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論文 【 表示 / 非表示

  • 『植民地経験のゆくえ――アリス・グリーンのサロンと世紀転換期の大英帝国』

    井野瀬久美恵

    『植民地経験のゆくえ――アリス・グリーンのサロンと世紀転換期の大英帝国』   2005年1月

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    単著

    担当区分:筆頭著者  

  • 過去の被害/加害、歴史的正義/不正義、そして帝国の記憶

    井野瀬久美惠

    学術の動向   27 ( 12 )   64 - 69   2022年12月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者  

  • 二つの絵画の狭間にウクライナを読む――「ザポロージャ・コサックの返書」と「チェルシー年給受給者たち」 招待あり

    井野瀬久美惠

    ヴィクトリア朝文化研究   ( 20 )   15 - 24   2022年11月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者  

  • ギース(GEAHSS)の設立と人文学・社会科学

    井野瀬久美惠

    人文社会科学とジェンダー   2022年1月

  • コロナ禍のなか、過去をたぐり寄せる――コルストン像引き倒しのタイミング再考

    井野瀬久美惠

    学術の動向   26 ( 12 )   32 - 37   2021年12月

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 解題『フェミニズムズーーグローバル・ヒストリー』

    井野瀬久美恵( 担当: 共編者(共編著者))

    明石書店  2023年10月 

  • 「近代」とは何かーー「昨日の世界」ヨーロッパからの問い

    井野瀬久美惠( 担当: 単著)

    かもがわ出版  2023年4月 

  • ホッテントット・ヴィーナス : ある物語

    Chase-Riboud Barbara, 安保 永子, 余田 愛子, 井野瀬 久美惠( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: 翻訳全体の監訳と解題「サラ・バールトマンは眠れない――ポストコロニアルにおける歴史小説の試み」)

    法政大学出版局  2012年  ( ISBN:9784588490262

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  • 大英帝国という経験

    井野瀬 久美惠( 担当: 単著)

    講談社  2007年  ( ISBN:9784062807166

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  • 植民地経験のゆくえ : アリス・グリーンのサロンと世紀転換期の大英帝国

    井野瀬 久美惠( 担当: 単著)

    人文書院  2004年  ( ISBN:4409510525

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総説・解説記事(Misc) 【 表示 / 非表示

  • 歴史研究と生成AI 招待あり

    井野瀬久美惠

    史學雑誌   132 ( 7 )   38 - 40   2023年7月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • E・ローゼンハフト「多方向的記憶を超えて」解題・翻訳

    井野瀬久美惠

    岩波『思想』   ( 1174 )   57 - 79   2022年2月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 「絶対王政」のなかのエリザベス1世

    井野瀬久美恵

    「社会」はどう作られるか?――家族・制度・文化   2023年9月

  • 書評 Francic O’Gorman(ed.), The Cambridge Companion to Victorian Culture (Cambridge UP, 2010) 招待あり

    井野瀬久美惠

    ヴィクトリア朝文化研究   ( 第8 )   47 - 52   2010年11月

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    担当区分:筆頭著者  

  • The British Ladies and the Anglo-Boer War : A Lady Traveller & A Historian's Widow

    Kumie Inose

    The Historical Review   ( 601 )   2 - 17   2000年

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • Research Integrity in the fields of Humanities and Social Sciences 招待あり 国際共著

    Kumie INOSE

    Asia Pacific Research Integrity : Network Meeting 2023 TOKYO  (Waseda University, TOKYO)  2023年3月  Association for the Promotion of Research Integrity

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    開催年月日: 2023年3月

    国名:日本国  

  • 周縁からのフェミニズム再考――ポストフェミニズムにおける「イギリス女性の経験」とは?

    ポストフェミニズムと帝国:コメント

    日本西洋史学会第70回大会小シンポジウム  (大阪大学(コロナ禍のためにオンライン開催))  日本西洋史学会

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    開催年月日: 2020年5月

  • GEAHSS(ギース)の設立と歴史学研究の室 (歴史学における男女共同参画)

    井野瀬久美惠」小澤弘明」横山百合子」三上喜孝

    歴史学研究会大会  (立教大学池袋キャンパス)  歴史学研究会

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    開催年月日: 2019年5月 - 現在

    2017年5月に設立された人文社会科学男女共同参画推進学協会連絡会(GEAHSS,ギース)の初代委員長として、2018年に施行したアンケート調査分析(中間報告)を中心に、歴史学分野における男女共同参画推進が歴史学研究の質的向上とどうつながっているか、考えた。

  • 「帝国だったイギリスの過去」と向き合うーー1988~018、激変する研究動向と環境のなかで

    井野瀬久美恵

    史学研究会大会  (京都大学)  史学研究会

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    開催年月日: 2018年11月

    「帝国だったイギリスの過去」は、研究動向や手法もさることながら、研究者自身の環境変化、すなわち研究者自身が生きている現代世界と深くかかわりながら、その形をかえてきた。その変容のさまを、報告者が大学の教壇に立った1988年から報告時である2018年までの30年間の動きを具体的に検証した。

  • 「奴隷貿易廃止200周年の記憶とその意味――ポストコロニアルの歴史教育試論」

    井野瀬久美恵

    英語圏文学におけるポストコロニアリズム研究会(津田塾大学言語文化研究所) 

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    開催年月日: 2010年11月

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Works(作品) 【 表示 / 非表示

  • 宗教と大英帝国

    2001年

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  • Religion and the British Empire

    2001年

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その他研究活動・業績等 【 表示 / 非表示

  • 「阪神間で、なにか“おもろい”ことできない?――甲南大学コミュニティ・デザイン・センター(CDC)設立を記念して――』

    2006年3月

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    地域連携フォーラムin KONAN、シンポジウム司会(於:甲南大学)

  • 「『黒いヴィクトリア朝人』はなぜ救出されたのか?――『慈悲深き大英帝国』再考」

    2005年11月

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    京都大学西洋史読書会大会(於:京大会館)

  • 「運河ネットワークのなかのイギリス――『水都大阪』再生のシナリオを探る」

    2005年11月

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    社団法人 日本河川協会主催、第90回河川文化を語る会(於:OMMビル)

  • 「イギリス都市生活史研究会――30年の回顧と展望」

    2005年6月

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    生活史研究シンポジウム・問題提起、並びに司会進行(於:京都大学)

  • 「サラ・フォーブス・ボネッタは何を”語った”のか――人種と帝国」

    2005年3月

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    京都大学人文科学研究所公開講演(於:人文科学研究所)

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 第19回女性史・青山なを賞

    2004年11月   東京女子大学女性学研究所  

    井野瀬 久美恵

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • a

    2000年4月 - 2001年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)

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    a

  • 黒いヴィクトリア朝人の帝国経験――「慈悲深き大英帝国」再考

    2006年4月 - 2008年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)

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    ヴィクトリア朝時代、英海軍・陸軍によって救出され、女王(あるいは英貴族)の庇護のもと、イギリスで暮らした非白人の少年少女の分析を通して、大英帝国に強調される博愛主義を再考する。

  • 「ヴィクトリア朝幻想」の形成と解体

    2012年4月 - 2015年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)

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    ヴィクトリア朝(1837-1901)は「文化」に強いこだわりを見せた時代であるとともに、その思考や行動の枠組みや問題意識、価値観や世界観は、反発にせよ郷愁にせよ、その後の時代に与えた影響は深く大きい。「ヴィクトリア朝的なるもの」は、今なおイギリスや旧植民地の人びとを、さらには、明治日本をはじめ、かつてこの時代のイギリスから強い影響を受けた国家や地域の文化や価値観をも束縛しているように思われる。本研究では、21世紀初頭の今なお、「今なおわれわれとともにある」と評されるこの時代へのオブセッションを「ヴィクトリア朝幻想」と呼び、その形成過程を具体的に分析するとともに、この幻想を解体、脱構築するなかで、社会学者の協力を得ながら、われわれ自身と現代と言う時代を見直す「新たな視座」を得ることを目的としている。

  • 謝罪のポリティックス――大英帝国における奴隷制度廃止以後を例として

    2008年4月 - 2011年3月

    学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)

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    謝罪のポリティックス――大英帝国における奴隷制度廃止以後を例として

共同・受託研究活動実績(公開) 【 表示 / 非表示

  • 京都大学人文科学研究所「人種の概念と実在性をめぐる学際的基礎研究」研究員

    1111年11月 - 現在

  • 国立民族学博物館・地域研究、共同プロジェクト「20世紀初頭のアフリカと大英帝国」研究主宰

    1111年11月 - 現在

研究シーズへのリンク 【 表示 / 非表示

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 人類史的なパースペクティヴからの嗜好品文化再考

  • アフリカ史からのグローバリズム、その歴史的な変遷に関する再考

  • 大英帝国史再考

研究費にかかる研究(調査)活動報告書 【 表示 / 非表示

  • 2023年度  18世紀末以降のイギリス帝国における知的ネットワークの形成とその変容――奴隷制度廃止と植民地主義への抵抗を中心に

    研究費の種類: 教員研究費

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    アメリカ独立革命(イギリスにとっての植民地喪失)やフランス革命が彩る18世紀後半から20世紀初頭の第一次世界大戦にかけての時代、イギリスが帝国としての枠組みを明確化させ、物理的・文化的、そして何より知識生産において、帝国としての拡大を本格化させていく時期を対象に、イギリス社会で何が起こっていたのか、それはわれわれの今の世界とどう関わるのかを考えていく。その際、人びとのメンタリティ、とりわけ「共感(sympathy, empathy)」という感情に留意して、帝国史を見直したいと思っている。その成果を高校歴史教育改革のひとつの帰結である「歴史総合」「世界史探究」と関連させながら、またグローバルに閉塞状況が続く人文学の展望と結びつけて、まとめて公表する。

  • 2022年度  18世紀末以降のイギリス帝国における知的ネットワークの形成とその変容――奴隷制度廃止と植民地主義への抵抗を中心に

    研究費の種類: 教員研究費

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    アメリカ独立革命(イギリスにとっての植民地喪失)やフランス革命が彩る18世紀後半から20世紀初頭の第一次世界大戦にかけての時代、イギリスが帝国としての枠組みを明確化させ、物理的・文化的、そして何より知識生産において、帝国としての拡大を本格化させていく時期を対象に、イギリス社会で何が起こっていたのか、それはわれわれの今の世界とどう関わるのかを考えていく。その際、人びとのメンタリティ、とりわけ「共感(sympathy, empathy)」という感情に留意して、帝国史を見直したいと思っている。その成果を高校歴史教育改革のひとつの帰結である「歴史総合」「世界史探究」と関連させながら、またグローバルに閉塞状況が続く人文学の展望と結びつけて、まとめて公表する。

  • 2021年度  18世紀末以降のイギリス帝国における知的ネットワークの形成とその変容――奴隷制度廃止と植民地主義への抵抗を中心に

    研究費の種類: 教員研究費

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    18世紀末以降、イギリス帝国において展開された知的・科学的・文化的ネットワークの形成とその変容を、奴隷貿易・奴隷制度廃止運動、並びに植民地拡大に対する抵抗運動を中心に分析し、現代起きているポストコロニアルな諸問題との関連性を考察、分析する。

  • 2020年度  18世紀末以降のイギリス帝国における知的ネットワークの形成とその変容――奴隷制度廃止と植民地主義への抵抗を中心に

    研究費の種類: 教員研究費

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    18世紀末以降、イギリス帝国において展開された知的・科学的・文化的ネットワークの形成とその変容を、奴隷貿易・奴隷制度廃止運動、並びに植民地拡大に対する抵抗運動を中心に分析し、現代起きているポストコロニアルな諸問題との関連性を考察、分析する。

 

その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2011年4月
    -
    現在

    『イギリス文化史』(編著:井野瀬久美恵、2010年、昭和堂)

  • 2010年4月
    -
    現在

    教材のWEB化、実務対応のゲストスピーカーの招聘

  • 2008年10月
    -
    現在

    「学士課程教育の構築と高大連携」

 

所属学協会等の委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2014年10月 - 2017年9月   日本学術会議  副会長

  • 2014年10月 - 2017年9月   日本学術会議  男女共同参画分科会委員長

  • 2011年11月 - 2016年3月   日本ヴィクトリア朝文化研究学会  会長

  • 2011年10月 - 現在   日本学術会議  会員(第1部会史学委員会所属)

  • 2008年10月 - 2011年10月   日本学術会議  連携会員(第1部会史学委員会所属)

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社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 毎日新聞紙面研究会委員

    2002年11月

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    (年2回の研究会で発言、その様子は毎日新聞紙上にて公開、2002年~2004年)

  • 大阪21世紀塾企画・運営委員会委員

    2001年11月 - 現在

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    (年3回の委員会、2001年~現在に至る)

  • 兵庫県長期ビジョン推進委員会委員

    2001年11月 - 現在

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    (年6回の委員会、年数回の専門部会、2001年~現在に至る)

  • 兵庫県生涯教育審議委員会委員

    2001年11月 - 現在

  • 大阪府河川基本計画・整備委員会委員

    1993年11月 - 現在

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    (年6回の委員会、年6回の河川視察に参加、1993年~現在に至る)

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提供可能な資源 【 表示 / 非表示

  • 大日本帝国を含む、「帝国」という概念に関する多様な議論

    a

  • イギリス近現代史のありようとその問題の指摘、資料の所在

    a

  • 大英帝国をめぐる記述とその問題点についての議論、資料の所在

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