ティーチングポートフォリオ - 梅津 郁朗
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2024年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
基礎物理学II、物理学、ラボラトリーフィジックス、実験工房、基礎物理学実験、物理学実験、物理工学リサーチ、物理学卒業研究
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
高校までの教育で物理は公式を駆使して答えを出す学問と認識している学生が多い。それらの学生は自然現象を的確に捉え定量的に解析するという物理の魅力を感じることなく、機械のように答えを出し、正解を求める傾向がある。ただ卒業単位をそろえるだけのために勉強し、後には何も残っていない場合が多い。そこで物理の魅力を感じ、学生が自ら興味をもって学習する教育を目指している。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義科目では、なるべく身近な現象を取り扱い、それを定量的に取り扱うことによって物理の面白さと有用性を理解させる様に心がけている。実験科目は本来、物理の面白さを体感するのにうってつけの科目である。しかしながら多くの学生は早く終わらせて早く帰ることを目標としている。そこで理解をしながら自らのペースで主体的に実験を行う実験工房という科目を設け、ラボラトリーフィジックスでは教員は指導をせずに自ら考えて実験を行うテーマを取り入れている。さらに物理学実験や半導体物理学では定量的な計算以外に、目に見えない電子の動きを視覚化したアニメーションを用いて直感的な理解を促している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
「教育の方法」に述べた事項を実行してもある一定数の学生の興味の対象は学問ではなく単位である。これに関しては学問に興味と価値を見いだせない学生の教育はやはり困難である。例えば「自ら考えて実験を行うテーマ」のアンケート結果は必ずしも好評ではない。その中で「他の実験よりもよく考えて実験を行ったか?」という設問に対しては「そう思う」という回答が多かった。やはり学生は考えることを嫌う傾向にあるようである。これは必ずしも好評でなかった原因が学生によく考えさせるテーマであったことを示し、学生の評価は低かったものの教育効果は高かったことを示す。これからも学生からの評価が低くても教育効果が高意教育を目指したい。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
学問に興味と価値を見いだせない学生が増加している中で、学問の面白さと価値を教えるのは困難である。しかし、学生がすこしでも興味を持てる素材を今後も模索していく。
根拠資料(資料の種類などの名称):
http://kccn.konan-u.ac.jp/physics/semiconductor/top_frame.html
http://kccn.konan-u.ac.jp/labophys/top.php
https://www.youtube.com/watch?v=S408lGmeQz4
https://www.youtube.com/watch?v=74TCUskSjZ0
https://www.youtube.com/watch?v=fksGjWSbA4U
https://www.youtube.com/watch?v=xlfvMUfybos
https://www.youtube.com/watch?v=uRWXOzKE4_I
https://www.youtube.com/watch?v=QwYMkXbaHA4
https://www.youtube.com/watch?v=x_mG7dAvEvU -
2023年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
基礎物理学II、物理学、ラボラトリーフィジックス、実験工房、基礎物理学実験、物理学実験、物理工学リサーチ、物理学卒業研究
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
高校までの教育で物理は公式を駆使して答えを出す学問と認識している学生が多い。それらの学生は自然現象を的確に捉え定量的に解析するという物理の魅力を感じることなく、機械のように答えを出し、正解を求める傾向がある。ただ卒業単位をそろえるだけのために勉強し、後には何も残っていない場合が多い。そこで物理の魅力を感じ、学生が自ら興味をもって学習する教育を目指している。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義科目では、なるべく身近な現象を取り扱い、それを定量的に取り扱うことによって物理の面白さと有用性を理解させる様に心がけている。実験科目は本来、物理の面白さを体感するのにうってつけの科目である。しかしながら多くの学生は早く終わらせて早く帰ることを目標としている。そこで理解をしながら自らのペースで主体的に実験を行う実験工房という科目を設け、ラボラトリーフィジックスでは教員は指導をせずに自ら考えて実験を行うテーマを取り入れている。さらに物理学実験や半導体物理学では定量的な計算以外に、目に見えない電子の動きを視覚化したアニメーションを用いて直感的な理解を促している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
「教育の方法」に述べた事項を実行してもある一定数の学生の興味の対象は学問ではなく単位である。これに関しては学問に興味と価値を見いだせない学生の教育はやはり困難である。例えば「自ら考えて実験を行うテーマ」のアンケート結果は必ずしも好評ではない。その中で「他の実験よりもよく考えて実験を行ったか?」という設問に対しては「そう思う」という回答が多かった。やはり学生は考えることを嫌う傾向にあるようである。これは必ずしも好評でなかった原因が学生によく考えさせるテーマであったことを示し、学生の評価は低かったものの教育効果は高かったことを示す。これからも学生からの評価が低くても教育効果が高意教育を目指したい。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
学問に興味と価値を見いだせない学生が増加している中で、学問の面白さと価値を教えるのは困難である。しかし、学生がすこしでも興味を持てる素材を今後も模索していく。
根拠資料(資料の種類などの名称):
http://kccn.konan-u.ac.jp/physics/semiconductor/top_frame.html
http://kccn.konan-u.ac.jp/labophys/top.php
https://www.youtube.com/watch?v=S408lGmeQz4
https://www.youtube.com/watch?v=74TCUskSjZ0
https://www.youtube.com/watch?v=fksGjWSbA4U
https://www.youtube.com/watch?v=xlfvMUfybos
https://www.youtube.com/watch?v=uRWXOzKE4_I
https://www.youtube.com/watch?v=QwYMkXbaHA4
https://www.youtube.com/watch?v=x_mG7dAvEvU -
2022年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
熱力学、物理学、ラボラトリーフィジックス、実験工房、基礎物理学実験、物理学実験、物理工学リサーチ、物理学卒業研究
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
高校までの教育で物理は公式を駆使して答えを出す学問と認識している学生が多い。それらの学生は自然現象を的確に捉え定量的に解析するという物理の魅力を感じることなく、機械のように答えを出し、正解を求める傾向がある。ただ卒業単位をそろえるだけのために勉強し、後には何も残っていない場合が多い。そこで物理の魅力を感じ、学生が自ら興味をもって学習する教育を目指している。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義科目では、なるべく身近な現象を取り扱い、それを定量的に取り扱うことによって物理の面白さと有用性を理解させる様に心がけている。実験科目は本来、物理の面白さを体感するのにうってつけの科目である。しかしながら多くの学生は早く終わらせて早く帰ることを目標としている。そこで理解をしながら自らのペースで主体的に実験を行う実験工房という科目を設け、ラボラトリーフィジックスでは教員は指導をせずに自ら考えて実験を行うテーマを取り入れている。さらに物理学実験や半導体物理学では定量的な計算以外に、目に見えない電子の動きを視覚化したアニメーションを用いて直感的な理解を促している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
「教育の方法」に述べた事項を実行してもある一定数の学生の興味の対象は学問ではなく単位である。これに関しては学問に興味と価値を見いだせない学生の教育はやはり困難である。例えば「自ら考えて実験を行うテーマ」のアンケート結果は必ずしも好評ではない。その中で「他の実験よりもよく考えて実験を行ったか?」という設問に対しては「そう思う」という回答が多かった。やはり学生は考えることを嫌う傾向にあるようである。これは必ずしも好評でなかった原因が学生によく考えさせるテーマであったことを示し、学生の評価は低かったものの教育効果は高かったことを示す。これからも学生からの評価が低くても教育効果が高意教育を目指したい。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
学問に興味と価値を見いだせない学生が増加している中で、学問の面白さと価値を教えるのは困難である。しかし、学生がすこしでも興味を持てる素材を今後も模索していく。
根拠資料(資料の種類などの名称):
http://kccn.konan-u.ac.jp/physics/semiconductor/top_frame.html
http://kccn.konan-u.ac.jp/labophys/top.php
https://www.youtube.com/watch?v=S408lGmeQz4
https://www.youtube.com/watch?v=74TCUskSjZ0
https://www.youtube.com/watch?v=fksGjWSbA4U
https://www.youtube.com/watch?v=xlfvMUfybos
https://www.youtube.com/watch?v=uRWXOzKE4_I
https://www.youtube.com/watch?v=QwYMkXbaHA4
https://www.youtube.com/watch?v=x_mG7dAvEvU -
2019年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
熱力学、半導体デバイス物理学、基礎物理学実験、ラボラトリーフィジックスI,II、物理学実験I,II、実験工房
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
高校までの教育で物理は公式を駆使して答えを出す学問と認識している学生が多い。それらの学生は自然現象を的確に捉え定量的に解析するという物理の魅力を感じることなく、機械のように答えを出し、正解を求める傾向がある。ただ卒業単位をそろえるだけのために勉強し、後には何も残っていない場合が多い。そこで物理の魅力を感じ、学生が自ら興味をもって学習する教育を目指している。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義科目では、なるべく身近な現象を取り扱い、それを定量的に取り扱うことによって物理の面白さと有用性を理解させる様に心がけている。実験科目は本来、物理の面白さを体感するのにうってつけの科目である。しかしながら多くの学生は早く終わらせて早く帰ることを目標としている。そこで理解をしながら自らのペースで主体的に実験を行う実験工房という科目を設け、ラボラトリーフィジックスでは教員は指導をせずに自ら考えて実験を行うテーマを取り入れている。さらに物理学実験や半導体物理学では定量的な計算以外に、目に見えない電子の動きを視覚化したアニメーションを用いて直感的な理解を促している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
授業アンケートを見ると「教育の方法」に述べた事項を評価している学生も多いが、必ずしも好評ではない。これはこちらが物理の面白さを伝えても、学生の興味の対象は学問ではなく単位であることが原因であると考えられる。これに関しては学問に興味と価値を見いだせない学生の教育はやはり困難である。例えば「自ら考えて実験を行うテーマ」のアンケート結果は必ずしも好評ではない。その中で「他の実験よりもよく考えて実験を行ったか?」という設問に対しては「そう思う」という回答が多かった。やはり学生は考えることを嫌う傾向にあるようである。これは必ずしも好評でなかった原因が学生によく考えさせるテーマであったことを示し、学生の評価は低かったものの教育効果は高かったことを示す。これからも学生からの評価が低くても教育効果が高意教育を目指したい。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
学問に興味と価値を見いだせない学生が増加している中で、学問の面白さと価値を教えるのは困難である。しかし、学生がすこしでも興味を持てる素材を今後も模索していく。
根拠資料(資料の種類などの名称):
http://kccn.konan-u.ac.jp/physics/semiconductor/top_frame.html
http://kccn.konan-u.ac.jp/labophys/top.php
https://www.youtube.com/watch?v=S408lGmeQz4
https://www.youtube.com/watch?v=74TCUskSjZ0
等