中里 英樹 (ナカザト ヒデキ)
NAKAZATO Hideki
職名 |
教授 |
学位 |
修士(文学)(京都大学) |
専門分野 |
社会学、家族社会学、ジェンダー、歴史人口学、家族史、労働 , 社会学 |
外部リンク |
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中里 英樹 (ナカザト ヒデキ) NAKAZATO Hideki
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甲南大学 教職教育センター 所長
2014年4月 - 2020年3月
甲南大学 文学部 教授
2008年4月 - 現在
甲南大学 文学部 助教授
2003年4月 - 2007年3月
甲南大学 文学部 講師
2002年4月 - 2003年3月
(財)21世紀ヒューマンケア研究機構家庭問題研究所
2004年4月 - 2005年3月
国名:日本国
松阪大学
2001年4月 - 2002年3月
国名:日本国
松阪大学
2000年4月 - 2001年3月
国名:日本国
国際日本文化研究センター
1998年4月 - 2003年3月
国名:日本国
松阪大学
1998年4月 - 2000年3月
国名:日本国
関西社会学会
1993年4月 - 現在
日本社会学会
1993年4月 - 現在
日本家族社会学会
1993年9月 - 現在
日本人口学会
1995年4月 - 現在
Has 'Nordic Turn' in Japan crystalized?: politics of promoting parental leave take-up among fathers and the divergence from the Nordic system 査読あり
Hideki Nakazato
JOURNAL OF FAMILY STUDIES 2023年2月
出版者・発行元:ROUTLEDGE JOURNALS, TAYLOR & FRANCIS LTD
Michael Rush sheds light on the Japanese 'Nordic Turn' in the family policy, including a father-friendly parental leave scheme after the 2000s in his work published in 2015. Despite this and the Japanese Government's apparent desire to encourage fathers to take parental leave, the policy does not seem effective as in Nordic countries. This paper examines what makes Japan's statutory parental leave scheme difficult to work like the ones in Nordic countries by analyzing the process of the amendments of the leave scheme after the 2014 amendment. The study pays particular attention to the views expressed by the various actors involved in the law-making process on the issue of the inconsistency between bonus months, which is a father quota, and the special extension of parental leave in case of no childcare place, and how this was reflected in the final bill. The paper reveals that the process was not confined to the Ministry of Health, Labour and Welfare but was heavily influenced by the work of the Cabinet Office, project teams of the ruling party, and private groups promoting work-life balance measures. Partly because of this, the Japanese parental leave system has diverged significantly from the Nordic and German systems to which it was originally referred.
The Nordic Model of Father Quotas in Leave Policies: A Case of Policy Transfer? 査読あり 国際共著 国際誌
Jana Windwehr, Ann-Zofie Duvander, Anne Lise Ellingsæter, Guðný Björk Eydal, Živa Humer, Hideki Nakazato
Social Politics: International Studies in Gender, State & Society 2021年2月
共著
出版者・発行元:Oxford University Press (OUP)
<title>Abstract</title>
This contribution asks whether the most recent innovation of Nordic family policies, the so-called father quota, has been an object of policy learning in countries that followed the Nordic example of leave policies earlier, such as Germany, Slovenia, and Japan. Our case studies show that analyses of policy learning, especially in the social field, need to take into account the specific contexts and actor constellations in “export” and “import” countries. Rather than representing a blueprint, the Nordic father quotas have served as an inspiration within messy and fragmented processes of policy learning leading to hybrid arrangements in import countries.
DOI: 10.1093/sp/jxaa041
Dimensions of Social Equality in Paid Parental Leave Policy Design: Comparing Australia and Japan 査読あり 国際共著
Gillian Whitehouse, Hideki Nakazato
SOCIAL INCLUSION 9 ( 2 ) 288 - 299 2021年
出版者・発行元:COGITATIO PRESS
Paid parental leave policies in both Australia and Japan fit within Dobrotic and Blum's (2020) classification of a selective employment-based entitlement model, thus offering an extension of that category beyond Europe and illustrating the wide variation possible within it. In this article we develop indices for comparing employment-based parental leave policies on three dimensions of social equality: inclusion, gender equality and redistribution. This combination offers an extension of classificatory schemes for parental leave policies and a broader basis for comparative analysis. We compare Australia and Japan on these indices and present a qualitative exploration of the origins and implications of their similarities and differences. The analysis draws attention to tensions between the three indices, illustrating intersecting and conflicting influences on the potential for paid parental leave entitlements to contribute to the amelioration of social inequalities. Overall, the comparison highlights drivers of difference within employment-based entitlement systems and underlines the need for complementary measures to advance egalitarian outcomes.
その他リンク: https://www.cogitatiopress.com/socialinclusion/article/view/3863
出産後の女性のキャリア継続の諸要因 : 女性の就労環境,「保活」,夫の家事育児に注目して
前田 正子, 中里 英樹
心の危機と臨床の知 / 甲南大学人間科学研究所 編 23 23 - 46 2022年
International Network on Leave Policies and Researchを通してみる育児休業研究の動向と国際共同研究のありかた 招待あり
中里英樹
家族社会学研究 31 ( 1 ) 78 - 85 2019年4月
家族社会学事典
( 担当: 編纂)
丸善出版 2023年12月
International Review of Leave Policies and Related Research 2023
Sonja Blum, Ivana Dobrotić, Gayle Kaufman, Alison Koslowski, and Peter Moss( 担当: 分担執筆 , 範囲: Japan Country Note (Junko Takezawa, Junko Nishimura と共著))
International Network on Leave Policies and Research 2023年9月
「わたし」から始まる社会学 : 家族とジェンダーから歴史、そして世界へ
平井晶子・中島満大・中里英樹・森本一彦・落合恵美子( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 編者、第3章執筆)
有斐閣 2023年3月 ( ISBN:9784641149441 )
中里英樹
オアシス(区民と創る港区の男女平等参画のための情報誌) 特集号 2024年3月発行 1 - 2 2023年3月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
[実践報告] 「持続可能な教職キャリア」支援としての新任教員訪問事業
中里 英樹, Hideki NAKAZATO
甲南大学教職教育センター年報・研究報告書 = Konan University Teacher Education Center Annual Report and Bulletin ( 2019 ) 43 - 48 2020年3月
出版者・発行元:甲南大学教育教職センター
本稿は、甲南大学教職教育センターが2015年から実施している「甲南大学卒業新任教員訪間事業」の5年間にわたる取り組みを紹介する、実践報告である。同事業では、教員生活の出発点で不安を抱える可能性の高い卒業生新任教員の勤務校に教職指導員および専任教員が訪問し、学校長を中心とする管理職および卒業生教員本人との面談し、現状をうかがう。近年では、卒業生教員の授業を参観できるケースも増えている。訪問後の報告書からは、管理職からの評価ポイントや課題、新任卒業生教員自身からみた、同僚•生徒との関係づくり様子や課題がうかがえる。事業の意義として、(1)卒業後の継続的なサポートの必要性への理解と共鳴を学校から得られ、連携して新任教員を支える体制の基礎を作れること、(2)大学における教職指導の成果と課題を把握できること、(3)卒業後も教員としての仕事について大学や同窓生とつながるきっかけを作れること、(4)現場での状況を理解することで、日々の指尊や支援プログラム、教職課程カリキュラムにフィードバックできることが挙げられる。
DOI: 10.14990/00003593
[My Opinion] 働き方改革の試金石としての男性の「長期」育児休業
中里英樹
月刊 企業年金 ( 2019.3 ) 22 - 23 2019年3月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:企業年金連合会
Parental leave eligibility in Australia and Japan: inclusion and exclusion in the context of labour market precarity
Gillian Whitehouse and Hideki Nakazato
16th International Network on Leave Policies & Research Seminar (University of Hamburg) International Network on Leave Policies & Research
開催年月日: 2019年8月
‘Gender egalitarian’ parental leave, care regimes and labour market norms: a comparison of Australia and Japan
Gillian Whitehouse and Hideki Nakazato
Society for the Advancement of Socio-Economics, 30th Annual Meeting (同志社大学) Society for the Advancement of Socio-Economics
開催年月日: 2018年6月
「ライフコースの多様化と子育て期の働き方」
中里 英樹
甲南大学人間科学研究所第7回公開シンポジウム
開催年月日: 2006年7月
『甲南大学人間科学研究所第7回公開シンポジウム 育てることの困難――家族・教育・仕事の今を考える』パネリスト
Tough Choices: Bearing an Illegitimate Child in Contemporary Japan. By Ekaterina Hertog . Stanford, Calif.: Stanford University Press. 2009. Pp. x+228. $55.00
2011年1月
The American Journal of Sociology 116(4)
Tough Choices: Bearing an Illegitimate Child in Contemporary Japan. By Ekaterina Hertog . Stanford, Calif.: Stanford University Press. 2009. Pp. x+228. $55.00
2011年1月
書評
The American Journal of Sociology 116(4)
高齢化するアジア諸社会における世代・ジェンダー関係の多様性と変容
2019年4月 - 2022年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
落合 恵美子, 岩井 八郎, 伊達 平和, 筒井 淳也, 稲葉 昭英, 中里 英樹, 大和 礼子, 村上 薫, 押川 文子
5か国7地域で実施したアジア比較家族調査(CAFS)の結果をデータベース化して公開した。国内の研究分担者と国外の研究協力者およびその指導する学生・若手研究者によるそれらの分析成果を学術誌やCAFSワーキングペーパーとして出版した。全地域を比較する包括的な成果を日本語と英語の書籍として公表する準備も進めており、日本語版の書籍は京都大学学術出版会より刊行予定である。東南アジアと東アジアの世代意識とジェンダー意識の両面での違いの大きさ、ベトナムの南北の差、ジェンダー平等に近いと言われる東南アジアでの意識と行動のずれ、年齢や学歴による違いなどを特に重要な知見と考えている。
父親の育児休業をめぐる文化・実践・政策の相互作用の比較社会学的研究
2018年4月 - 2023年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中里 英樹
日本における父親による取得率の低さや期間の短さの背景と今後の変化の可能性を分析し、必要な方策を検討するという本研究の目的に照らして、その研究活動は、(1)日本における夫婦の子育て・家事・就労に関する分担状況とその交渉過程についての実態調査と、(2)制度・実践・文化に関する諸外国との比較に大きく分かれる。それぞれの活動について、本年度実施した内容は以下の通りである。
(1)に関しては、新型コロナ感染拡大を受け、引き続き勤務形態が日本の通常の状況と大きく異なることから、育児休業を取得した父親のインタビュー実施は次年度に延期した。一方で、他の研究者と共同で過去に実施した母親のキャリア・保育と夫の家事育児に関する働きかけについてのインタビューを分析し、論文にまとめた。
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(2)に関しては、次の2点について研究を進めた。
まず、これまでのスウェーデンやドイツの制度と比較を踏まえて明らかにした、父親の育児休業取得推進に関する日本の育児休業制度の課題を踏まえて、2014年までの改正とそれ以降を比較する形で、育児休業改正の審議プロセスを詳細に辿り、現在の制度上の課題が生じて背景について分析した。その結果は、2つの国際会議で報告した上で、国際学術雑誌に投稿し査読を受けている。
また、性別分業や長時間労働に関して日本と類似しており、育児休業制度についても基本的な仕組みが類似している韓国の研究者との間で、制度と父親の取得状況について比較研究を開始した。
日本とオーストラリアにおける子育て期の仕事と生活の再構築に関する比較研究
2008年4月 - 2013年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
a
近世日本の歴史人口データベースを利用した比較地域分析
2005年4月 - 2008年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
研究代表者:浜野潔(関西大学経済学部教授)、共同研究者:斎藤修(一橋大学・経済研究所・教授)他
前工業化期日本の家族とライフコースの社会学的研究:地域的多様性の解明と国際比較
2001年4月 - 2008年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
a
「新しい共生社会のあり方」「家族ライフスタイルに関する研究」部門
学内共同研究
2005年11月
青少年の就労意識と家族に関する調査研究
一般受託研究
2004年11月
(財)21世紀ヒューマンケア研究機構主任研究員としての研究
男女共同参画社会の実現とその条件−働き方の考察を中心に−
国内共同研究
2004年4月 - 2007年3月
徳川日本の家族と社会
国内共同研究
2000年11月 - 2003年11月
現代家族の変容と家族ライフスタイルの多様化についての実証的研究
国内共同研究
2000年4月 - 2003年3月
2024年度 インクルーシブな育児休業制度と個人事業主・ベンチャーにおけるワークライフバランス
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 子育て期のワーク・ライフ・バランス、インクルーシブな育児休業制度に関する比較社会学的研究
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 子育て期のワーク・ライフ・バランス、特に男性の育児休業に関する比較社会学的研究
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 (1)日本、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ポーランドなど諸外国育児休業制度の成立・改定のプロセスの比較、および日本における育児休業取得と保育所利用に関する夫婦間および職場における交渉過程の実態についての研究 (2)質的研究および文献レビューにおけるコンピュータの活用に関する方法論的検討
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 (1) 日本およびオーストラリア、ドイツ、スウェーデンにおける家族・仕事・地域・ジェンダー、(2)質的研究および文献レビューにおけるコンピュータの活用に関する方法論的検討
研究費の種類: 教員研究費
家族社会学
演習科目におけるTeams,Slack等コミュニケーションツールの活用
家族と仕事の社会学
高大連携関連講義
社会人口論ハンドアウト
2010年10月 - 現在 関西社会学会 専門委員
2010年9月 - 現在 日本家族社会学会 理事
芦屋市男女共同参画推進審議会委員(副委員長)
2011年7月 - 現在
大和郡山市男女共同参画社会の実現に向けた講座「子育て期に考える仕事と生活」講師
2011年6月
吹田市立男女共同参画センター主催講座講演
2011年6月
子育てに夢をもてる社会になるために--ワークライフバランスから仕事と生活の統合へ
兵庫県立舞子高等学校体験入学模擬講義
2010年7月 - 2011年7月
協定高校の体験入学における中学生向け模擬講義
企業における社員対象ワークショップ 仕事と生活の調和を目指して
2010年7月
企業における社員対象ワークショップ