Grant-in-Aid for Scientific Research -
-
『焼畑を活かす 土地利用の地理学:ラオス山村の70年』の出版経費
2024.4 - 2025.2
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Publication of Scientific Research Results ( Scientific Literature)
Authorship:Principal investigator
-
アジアにおける公正で持続可能なフードシステム構築のための農と食の総合的研究
2021.4 - 2026.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(B)
小坂 康之, 樋口 浩和, 生方 史数, 中辻 享, 澤田 綾子, 大澤 由実
-
A research on land-use and land-cover changes over 70 years in the hilly areas in Laos
2021.4 - 2025.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(B)
-
Conservation of ecological resources in the mountainous region of mainland Southeast Asia where deagrarianization and forest transition have begun
2020.4 - 2024.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(B)
-
アフリカの熱帯高山における氷河消滅が自然・生態系や地域社会に及ぼす影響の解明
2019.4 - 2023.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(A)
水野 一晴, 森島 済, 手代木 功基, 孫 暁剛, 奈良間 千之, 荒木 美奈子, 中辻 享, 山縣 耕太郎, 大谷 侑也
キリマンジャロにおいて、2019 年 8 月 30 日にArusha Airport よりセスナ機(CESSNA T206H)で1 秒間隔で氷河の上空で周辺の地形も含めた写真の撮影をおこなった。セスナ機からの空撮画像とSfMソフトのPix4D Promapperを用いて、氷河の地形表層モデル(DSM)を作成した。DSMおよびオルソ補正画像の作成には、2015 年 1 月 17 日に取得されたPleiades 衛星のオルソ画像と DSM から取得した地上基準点(GCP)を用いた。
衛星画像解析の結果から、 キリマンジャロの氷河は1912年-2019年の間、 早いスピード(0.11km2/年)で減少していることがわかった。また、 2010年-2019年の年間減少量は従来のスピードよりも早く(0.15km2/年)、そのペースが続けば2024年-2026年頃にはキリマンジャロから氷河は姿を消すことが予想される。一方で、 河川水と氷河融解水の酸素・水素同位体比を分析した結果、 乾季における山体部の河川水(3,939m-4,579m)には、 氷河融解水が寄与していることがわかった。氷河が将来的に消滅し、 キャンプ等の運営に必要不可欠な乾季の山体の河川水が枯渇すれば、 地域の観光産業に少なからず影響が及ぶことが考えられる。
タンザニアのモシにあるMwenge Catholic 大学を訪問し、Lihepanyama講師とキリマンジャロに関する共同研究を行うための打ち合わせをした。キリマンジャロの国立公園内で調査するための調査許可を取得するための準備を行った。また、ナイロビ大学のMwaura講師とも打ち合わせを行い、今後のケニア山とキリマンジャロにおける調査の計画を話し合った。 -
集落再編の国際比較と生活空間論による再考
2016.4 - 2021.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(A)
小島 泰雄, 金 どぅ哲, 佐藤 廉也, 今里 悟之, 作野 広和, 中川 秀一, 筒井 一伸, 磯田 弦, 中條 曉仁, 中辻 享, 吉田 国光, 小方 登, 山村 亜希
本研究課題の最終年度を翌年に控え、本年度末に東京の駒澤大学で開催されることになっていた日本地理学会2020年春季学術大会において、シンポジウム「農村変化と地理学―地域運営組織をめぐって」を企画した。本シンポジウムでは研究代表者と研究分担者7名の報告とコメント・総合討論を実施し、集落再編をめぐる農村変化の現状認識に関わる学術的な研究成果をひろく地理学界に公開する予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、学術大会が発表予稿に基づく書面開催となり、実質的な議論は持ち越しとなった。コロナ禍は本科研メンバーのフィールド調査のいくつかについて実施を困難としたが、感染拡大までに臨地研究集会を実施できたことにより、上記のシンポジウムにつながる討論は順調に展開された。
まず7月下旬には鳥取大学コミュニティ・デザイン・ラボにおいて「地域運営組織の地理学的考察」をテーマとして本科研メンバーよるワークショップを実施した。また9月17日から19日まで韓国全羅北道の鎮安で、巡検を中心とした臨地研究集会を実施し、韓国農村で地域振興に取り組んでいる方々との対話を通して、日本と韓国の農村開発の類似と相違に関する認識を深めた。さらに12月には伊豆半島南部の農村開発の実践にかかわる臨地研究集会を実施し、周辺農村が向き合う困難な状況に向きあう現地の方々との交流に立脚した研究討論を行った。
このほか科研メンバーはそれぞれのフィールド経験を活かした調査研究を着実に進めており、例年のように多数の論著を公開している。 -
ラオス焼畑山村におけるウシ・水牛飼養の地理学的研究
2010.4 - 2013.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Young Scientists(B)
ラオスの焼畑山村におけるウシや水牛の飼養実態を地理学の立場から研究する.
-
東南アジア大陸山地林の撹乱動態と山地民の生活環境保全
2009.4 - 2014.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research(A)
ラオスの焼畑民の生計活動,土地利用,森林利用,健康問題などを林学,生態学,地理学,医学などの研究者により,総合的に考察し,今後のあるべき姿を模索する.
-
ラオス焼畑山村における畜産業の地理学的研究
2007.4 - 2010.3
JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Young Scientists(B)
ラオス山村の焼畑民によるウシ,水牛,ブタ,家禽などの飼養を地理学の立場から研究する.