Review Papers (Misc) - MAEDA Kazuaki
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記憶の神経基盤と, そこから見えてくるトラウマ治療の神経モデル Invited
前田多章
EMDR研究 16 ( 1 ) 6 - 12 2024.5
Authorship:Lead author Publishing type:Lecture material (seminar, tutorial, course, lecture, etc.)
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睡眠と脳の関係とは? 日中の作業効率がUPする睡眠のコツは?
Good Sleep Factory 2018.12
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「記憶の神経基盤」に関する研究の歩み
前田多章
甲南大学紀要知能情報学編 11 ( 2 ) 243 - 248 2018.2
Authorship:Lead author Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:甲南大学
1949年にマックギル大学のD. O. Hebbによって,記憶が「細胞Aの軸索が,細胞Bを活性化し,繰り返し,または持続的に発火を引き起こすと,ある種の発達の過程または代謝が変化が,一方または両方の細胞に起こり,Bを活動させる細胞としてのAの能力が増強される。」という神経機序によって作り上げられているという概念が提唱された。D. O. Hebbは同時に,Assembly codeという概念も提唱している。そして,21世紀にはいってからの神経科学の研究,特に10年前から急速に用いられ始めた光遺伝学の手法により,これらの記憶のモデルが正しいこと,そして,記憶の最終段階では遺伝子発現重要な基盤となっていることが明らかにされた。
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歳をとっても快眠よく眠れる食事
ロハス・メディカル 2016.4
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Family Academy「睡眠を制するものは記憶を制す! 生活リズムを整えて良質の睡眠を手に入れよう」
2016 親と子の大学受験情報紙『栄冠めざしてFamily』 2016.4
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ストレスをやわらげる快眠力
家族の未来を開く子育て・教育応援誌『灯台』 2014.9
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学びの基本は睡眠にあり”睡眠力を高めよう!
保護者と歩む情報紙『ブンブンPartner』 2014.5
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睡眠と記憶の関係 −記憶が定着されるしくみ−
前田多章
甲南大学紀要知能情報学編 6 ( 2 ) 269 - 289 2013.11
Authorship:Lead author Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:甲南大学
近年の研究で,記憶能力が生活環境に大きく影響されていることが明らかになってきた。特に睡眠と記憶との関係が,世界中の色々な研究所から指摘されている。そして,現代社会における生活習慣自体が,実は記憶能力を顕著に低下させていることが指摘されている。そこで記憶に関して認知科学的側面から解説するとともに,睡眠の特性とその働きを解説する.続いて,記憶が睡眠の中で形成されることを解説し,最後により記憶力をアップさせるにはどのような生活環境(睡眠衛生)がよいのか提案する。なお,本稿は,これまでに公開されている学術論文,学会発表,その他の刊行物における情報に紹介するとともに,筆者の研究の一つである睡眠健康科学において,睡眠が記憶能力に与える影響を調査した結果の一部を併せて紹介したものである。
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大切なお子さんのために知っておきたい“子育て10のポイント” 脳科学と発育・発達の視点からのアドバイス
前田多章
甲南大学広報誌「甲南Today」 ( 44 ) 15 - 17 2013.3
Authorship:Lead author Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:甲南大学
胎児期から起きている脳の変化を解説し,妊娠初期に母胎がストレスに被爆した場合に,胎児に及ぼす影響を解説した。続いて,幼児期〜思春期にかけて各ライフステージに応じて必要と考えられる教育および教育環境を解説した。
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白黒つけたい! 英語の早期教育
前田多章
神戸新聞朝刊 2012.9
Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:神戸新聞社
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仮設住民に安眠指南
神戸新聞(日刊) 2012.9
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子育てで知りたい右脳・左脳
前田多章
シティライフ ( 4月 ) 10 - 10 2012.4
Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:シティライフ
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脳や身体を休める睡眠 就寝前のアルコールNG
丹波新聞(日刊)第41191号 2011.10
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子どものすこやかな成長のために知っておきたい「脳」のこと
前田多章
シティライフ ( 4月 ) 4 - 4 2011.4
Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:シティライフ
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脳における記憶の仕組み 〜良質の睡眠が記憶力をアップさせる〜
前田多章
甲南大学 総合研究所所 ( 52 ) 1 - 18 2011.3
Authorship:Lead author Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:甲南大学
高齢化社会が進む中,高齢者の認知機能の低下を防ぐアンチ・エイジングの普及が望まれる。当該公開講座は,認知機能の低下を防ぐアンチ・エイジングの一つとして,良質の睡眠を得るための「睡眠術」を紹介し,広くアンチ・エイジングに役立ててもらうことを目的とした。
そこで,まず,ヒトの脳とそこで固定される記憶がどの様なものであるかを概観し,短期記憶,長期記憶,作業記憶を解説した。続いて,記憶が固定されるためには,良質の睡眠が重要であることを解説し,睡眠の働きを詳述した。特に夜間に分泌されるホルモンのメラトニンとコルチゾールに関して詳述し,これらと睡眠や健康との関わりを解説した。更に,多くの人が,誤った睡眠をとっているため,記憶力の低下,発育発達の問題,加齢の促進などが起こっていることを紹介し,記憶力を高め,脳の健全は発育発達を得るための睡眠方法を紹介した。 -
勉強と睡眠のいい関係
前田多章
シティライフ ( 1月 ) 16 - 16 2011.1
Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:シティライフ
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20211000
2010.10
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「記憶」をテーマに 人間の脳のメカニズムを解明し,認知症の予防・改善に役立てる。
前田多章
甲南大学広報誌「甲南Today」 ( 34 ) 15 - 16 2009.10
Authorship:Lead author Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:甲南大学
加齢や認知症によって低下する「文脈の記憶」を解説し,如何に記憶能力の低下を防ぐかを解説した。特に研究室で行った認知実験から得られた知見「香りによって人間の脳の働きが改善される」ことを紹介し,併せて認知症を予防する生活習慣を提案した。
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Kakigi R, Hoshiyama M, Shimojo M, Naka D, Yamasaki H, Watanabe S, Xiang J, Maeda K, Lam K, Itomi K, Nakamura A,The somatosensory evoked magnetic fields
MAEDA Kazuaki
Progress in Neurobiolgy Vol 61, pp495 – 523 2000
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計測・解析ソフトウエア SuperScope II を使って
前田多章
先端医療 ( 2 ) 82 - 84 1994.6
Authorship:Lead author Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:先端医療技術研究所