論文 - 前田 多章
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EMDRにおいて否定的記憶を想起しながら行う眼球運動に関する考察 査読あり
南川華奈,柿木慎吾,市井雅哉,前田多章
EMDR研究 16 ( 1 ) 73 - 85 2024年5月
担当区分:最終著者
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記憶の神経基盤と, そこから見えてくるトラウマ治療の神経モデル 招待あり
前田多章
EMDR研究 16 ( 1 ) 6 - 12 2024年5月
担当区分:筆頭著者
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朝食時のトリプトファン摂取量が認知活動に及ぼす影響
仲本晶絵, 前田多章,白尾満里奈
甲南大学紀要 知能情報学編 10 ( 1 ) 69 - 74 2017年7月
共著
担当区分:責任著者
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照明環境が夜間学習効率に及ぼす影響 −睡眠の質と記憶の保持力に着目して−
仲本晶絵, 前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 9 ( 2 ) 109 - 117 2016年12月
共著
担当区分:責任著者
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室内照明環境の認知症患者における睡眠覚醒リズム改善効果
仲本晶絵, 前田多章,奥村明彦,香川修志,羽入桂奈子
甲南大学紀要 知能情報学編 9 ( 2 ) 119 - 131 2016年12月
共著
担当区分:責任著者
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Processingを用いたプログラミング導入教育の取り組み
関和広,北村達也,永田亮, 和田昌浩,梅谷智弘,前田多章
甲南大学教育学習支援センター紀要 1 2016年3月
共著
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音Off-Set刺激の抗ストレス効果の生理学的評価
水落亮平, 前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 7 ( 1 ) 27 - 40 2014年7月
共著
担当区分:責任著者
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報酬の質が高次認知作業効率に及ぼす影響 —協和音と不協和音を用いた音の報酬—
水落亮平, 前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 6 ( 1 ) 79 - 85 2013年7月
共著
担当区分:責任著者
報酬の質が単純計算作業効率に及ぼす影響を,快感情を誘発する「協和音」と不快感情を誘発する「不協和音」を用いることにより評価・分析を試みた。その結果,音の報酬は主に情意的側面に強く作用し,「協和音」のように快感情を誘発する音は,報酬受領者の内発的動機づけを高めることで作業効率を向上させ,「不協和音」のように不快感情を誘発する音は,報酬受領者の内発的動機づけを低下させることで作業効率を低下させる可能性を見出した。
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単純計算作業における色環境の抗ストレス効果
水落亮平, 前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 6 ( 1 ) 45 - 53 2013年7月
共著
担当区分:責任著者
単純計算作業により誘発されるストレスに対して,環境の一因子である色環境の抗ストレス効果を行動実験および生化学的実験を用いて調査・分析・評価を行った。ストレスの指標として唾液アミラーゼ濃度,課題の正答率・反応時間・計算課題遂行数を用いた。その結果,周辺色を赤色および黄色に変化させることにより抗ストレス効果が得られること,および,青色および緑色では作業効率が低下することを見出した。
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漢字読字における 音訓読みの選択優位性と漢字学習齢との関係性
水落亮平, 前田多章, 松原弘樹
甲南大学紀要 知能情報学編 6 ( 1 ) 55 - 67 2013年7月
共著
担当区分:責任著者
我々が普段日本語の文章を読解する際,音読みや訓読みに対して適切な読みを無意識に選択して読んでいる。本研究では,漢字1語を提示した際の漢字読字における各漢字に対する音訓読みの選択優位性を行動実験により調べ,漢字1語に対する読字機序のモデル化を試みた。得られた結果は,漢字の多くには音訓読みの優位性が存在し,さらに音読みが優位である,あるいは訓読みが優位であるといった傾向と当該漢字の学習齢に相関があった。このことから,漢字の認知過程の研究やモデル化における漢字学習齢の考慮の必要性を見出した。
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複数のスキーマによる複合的プライミング効果の電気生理学的分析
水落亮平, 前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 6 ( 1 ) 69 - 78 2013年7月
共著
担当区分:責任著者
プライミングは,談話理解や文章読解などの場面で,あらかじめ提示された語や場面の中で出現する語に関するスキーマによって制御されていることが知られている。本研究では, 1つの語に複数のスキーマがあることに着目し,語の認知において複数のスキーマの影響を心理学的実験および電気生理学的実験により評価・分析した。この結果,プライミング効果に対して複数のスキーマが影響を及ぼしていることを見出した。
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印象強化された語が読字に及ぼすプライミング効果の電気生理学的評価
水落亮平,前田多章
甲南大学紀要知能情報学編 5 ( 2 ) 201 - 209 2013年1月
共著
担当区分:責任著者
本研究では,東日本大震災により印象強化された語の脳内処理過程を電気生理学的手法を用いて調査・分析した。用いた刺激データは震災後3ヶ月間の新聞記事の漢字を対象に,震災前にはあまり使われていなかった漢字で「震災により印象が強化された震災関連漢字」と震災前から震災後を通してあまり使われない「震災とは関連のない漢字」に分類し,検証を行った。得られた言語関連脳電位の発生源は「東日本大震災により印象が強化された漢字」ではウェルニッケ野上部,「印象が弱い漢字」ではウェルニッケ野下部に推定されこれら漢字が異なる系で処理されている可能性を見出した。
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海馬体の記憶と皮質記憶の脳内処理に関する比較評価
水落亮平, 前田多章, 安西学
甲南大学紀要 知能情報学編 5 ( 2 ) 193 - 200 2012年12月
共著
担当区分:責任著者
本研究では,過去3年間の新聞の記事から漢字を抽出し,普段「よく使う漢字」と「あまり使わない漢字」に分類し,それぞれの漢字群に対する脳内処理部位の同定を行った。この結果「よく使う漢字」により誘発された陽性波の電流発生源推定結果はウェルニッケ野上部,「あまり使わない漢字」により誘発された陽性波ではウェルニッケ野下部と脳内漢字処理責任部位に違いが見られた。本実験により,「よく使う漢字」と「あまり使わない漢字」の読字が,それぞれ異なる系で処理されている可能性を見出した。
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脳内漢字処理責任部位の同定 —漢字学習齢の違いに着目して—
水落亮平, 前田多章, 澤井佑太
甲南大学紀要 知能情報学編 5 ( 1 ) 71 - 78 2012年12月
共著
担当区分:責任著者
漢字の脳内処理責任部位に関して,これまで,ウェルニッケ野の上部で平仮名が,下部で漢字が処理されているという報告があるものの統一された見解がない。そこで,脳内漢字処理責任部位を脳波計を用いて同定することを試みた。この結果,小学校低学年で習う漢字と仮名はウェルニッケ野上部で,高学年で習う漢字はウェルニッケ野下部でそれぞれ言語処理部位が同定された。
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「認知機能」に及ほすaroma効果の行動実験による評価 査読あり
前田多章
アロマテラピー学雑誌 12 10 - 27 2012年4月
単著
担当区分:筆頭著者
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格助詞処理脳活動 —脳磁計による大脳皮質における責任部位の同定—
前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 3 ( 1 ) 23 - 29 2010年7月
単著
担当区分:筆頭著者
「格助詞」認知処理に関わる大脳皮質の活動を脳磁計を用いて同定することを試みた。被検者は,視覚的に提示される日本語文章を観察し,実験終了後に日本語文章の内容に関連する質問に答える課題遂行実験である。「格助詞」認知処理に関わる特異的な脳活動が潜時約400mseの誘発脳磁反応として確認した。
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経穴に対する経皮的電気刺激による鎮痛効果 —多チャンネル脳波計による責任部位の同定—
前田多章
甲南大学紀要 知能情報学編 2 ( 2 ) 197 - 202 2009年12月
単著
担当区分:筆頭著者
痛みの情報処理過程における鍼鎮痛の作用機序を探ることを目的とし,経穴に対する経皮的電気刺激による鎮痛下・非鎮痛下で体表の各部位を痛覚刺激した際の大脳皮質第2次体性感覚野における反応を計測した。予め,経穴に対する経皮的電気刺激による鎮痛効果を自覚的検査により評価し,続いて,経穴に対する経皮的電気刺激による鎮痛下・非鎮痛下で痛覚刺激した際の脳活動を計測・解析し,経穴に対する経皮的電気刺激による鎮痛下の脳活動と非鎮痛下の脳活動(痛覚時)を比較検討し,鍼鎮痛の作用機序を見出した。
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Influence of knee alignment on quadriceps cross-sectional area 査読あり
Sogabea A, Mukaib N, Miyakawab S, Mesakib N, Maeda K, Yamamotod T, Philip M. Gallaghere, Matt Schragere, Andrew C. Frye.
Journal of Biomechanics 42 ( 4 ) 2313 - 2317 2009年8月
共著