石井 康一 (イシイ コウイチ)
ISHII Koichi
職名 |
准教授 |
学位 |
修士(中国文学)(神戸大学) |
専門分野 |
中国語教授法 中国現代文学 現代演劇 老舎 歌舞伎 文楽 |
外部リンク |
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石井 康一 (イシイ コウイチ) ISHII Koichi
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神戸大学 文化科学研究科 文化構造専攻 博士課程 単位取得満期退学
- 1993年3月
神戸大学 文学研究科 国文学(中国文学) 修士課程 修了
- 1989年3月
甲南大学 ■廃止組織■ 国際言語文化センター 准教授
2008年4月 - 現在
甲南大学 国際言語文化センター 講師
1997年4月 - 2008年3月
歌舞伎学会
1989年4月 - 現在
楽劇学会
2004年4月 - 現在
日本現代中国学会
1988年4月 - 現在
日本中国語学会
1990年4月 - 現在
日本中国学会
1986年4月 - 現在
老舎と石揮――映画『我這一輩子』を中心に
石井康一
「南腔北調論集――中国文化の伝統と現代」山田敬三先生古稀記念論集刊行会 427 - 442 2007年11月
単著
「一年又一年」について――連続テレビドラマを通してみる中国の現在
石井康一
甲南大学国際言語文化センター「言語と文化」 ( 9 ) 205 - 215 2005年11月
単著
老舎研究ノート――『茶館』訪日公演20周年に
石井康一
甲南大学国際言語文化センター「言語と文化」 ( 8 ) 175 - 181 2004年11月
単著
中国語の歌にみる異文化としての中国――中華人民共和国の愛唱歌を中心に
石井康一
甲南大学国際言語文化センター「言語と文化」 ( 4 ) 107 - 119 2000年11月
単著
2021年度 中国語教授法 中国現代文学研究(演劇・古典芸能含む) 日中文化比較
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 中国語教授法 中国現代文学研究(演劇・古典芸能含む) 日中文化比較
研究費の種類: 教員研究費
2019年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
基礎中国語Ⅰ(1年次配当、4単位)、中級中国語Ⅰ(2年次配当、4単位)、上級中国語Ⅰ(3年次配当、4単位)、Chinese studiesⅠ(1年次後期配当、4単位)、Chinese studiesⅡ(2年次前期配当、4単位)、言語と文化Ⅱ中国(1年次配当、4単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
基礎中国語Ⅰでは第2外国語としての中国語文法の習得を通し、中国という異文化の理解と、自文化へのより深い認識を目指す。中級中国語Ⅰ(リーディング)では基礎科目で習得した文法をもとに、より高いレベルの読解力の養成を目指す。上級中国語Ⅰは読解を中心に、中国と台湾両方の中国語を習得できるように多様な教材に取り組む。Chinese studiesⅠ・Ⅱは留学対応の科目であり、本学では中国・台湾ともに交換留学先であるので、両方の中国語に対応できる基礎力の養成に努める。言語と文化 中国では映画や映像を通して異文化としての中国の特質を分析・考察する。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
基礎中国語Ⅰは文法中心の授業だが、発音も重視している。中国語は一つ一つの音節に高低アクセントがあり、アクセントが違えば別の意味になってしまうので、正確な発音とアクセントの習得することで、テキストの例文を自信を持って自然に言えるようにすることで、基礎文法の体得を目指す。中級中国語Ⅰ(リーディング)では、中国語と日本語の共通語彙を漢字の字体の違いや語彙の微妙なずれに注意するよう指導する。正しい読解のために不可欠な要素として、朗読を重視する。文の構造を把握し、意味のかたまり(文節)を意識した朗読を指導する。上級中国語ⅠではChinese studiesⅠ・Ⅱは留学に対応した科目だが、留学するつもりのない学生が履修しても留学したくなるような、留学の魅力にあふれた授業を心掛けている。中国と台湾における外国人に対する中国語教育の最新の研究成果を取り入れるようにしている。言語と文化Ⅱ中国では映像を用いて様々な中国の文化に関心を持たせ、毎回My Konanでのレポート提出を義務付ける。学生のレポートから皆で共有すべき記述をピックアップしてPower Pointを作成して前回授業の復習をする。映像関連の文献(講義プリント)を読んで新しい観点を身につけるようにする。全ての授業において、「自分の頭で考える」ことを重視する。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
すべての授業でリアクションペーパーを課し、学生の意見を検討して積極的に取り入れるようにしている。毎回のペーパーは年度末まで保存し、すべての受講生の受講を通しての変貌を把握できるようにしている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
授業時間外に能動的に中国語学習に取り組むための方向付けを、授業時間内にどのように行なうか。そして基礎を習得した学生が中級・上級と継続して学習する率を増やしたい。留学に興味を持ち留学を選択する学生を増やすことが今後の課題であり目標である。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料プリント、リアクションペーパー、授業改善アンケート(自由記述蘭)、国際言語文化センターポータルサイト