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菅 康弘 (スガ ヤスヒロ)

SUGA Yasuhiro

職名

教授

学位

文学修士(京都大学)

専門分野

社会学

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 1975年04月
    -
    1982年03月

    京都大学   文学部   哲学科社会学   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 1984年04月
    -
    1989年03月

    京都大学  文学研究科  社会学  博士課程  単位取得満期退学

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2002年04月
    -
    継続中

    甲南大学   文学部   教授  

  • 1997年04月
    -
    2002年03月

    甲南大学   文学部   助教授  

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 1996年04月
    -
    1997年03月

      大阪学院大学   経済学部  

  • 1992年04月
    -
    1996年03月

      大阪学院大学   経済学部  

  • 1990年04月
    -
    1992年03月

      京都大学  

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 1995年04月
    -
    継続中
     

    日本社会学史学会

  • 1987年04月
    -
    継続中
     

    日本社会学会

  • 1986年04月
    -
    継続中
     

    ソシオロジ同人

  • 1983年04月
    -
    継続中
     

    関西社会学会

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 朧な影と執拗な語り―近代日本の〈家族〉の位相―

    菅 康弘

    『甲南大学紀要』文学編 ( 甲南大学 )  ( 161 ) 99 - 108   2011年

    単著

    家族とは共同性の核として社会的に位置づけられているが、近代日本において家族は、この領域の言説ほどには、人々の意識の中では明確な像を定立させることはなかったし、今もそうだろう。本稿は、故郷・郊外を中心に、近代日本の流行歌を題材に、家族が丸ごと語り唄われることはなく、あくまで家族を構成するパーツのみに視点がおかれていた点を論じたものである。すなわち、家族の像は朧である故、執拗な語りや唄いの対象となったのであるが、そこには家族を定立させる重要なファクターが欠如していたのである。

  • ‘場所’への愛着ー語り、唄う、固着と乖離ー

    菅 康弘

    『甲南大学紀要』文学編   ( 156 ) 87 - 106   2009年11月

    単著

    ‘場所’論の原点ともいうべき「故郷」への語りと唄いから、人間と空間との相互作用、特に空間が‘場所’へと変貌するにおいて「愛着」という感情がどのように生成し、どのように変質するかを探る.特に、故郷から「故郷」へという抽象化・脱地域化というアイロニカルな変容が人に明確な表象としての「故郷」を定立させる点を重点的に論じたものである

  • よそ者であることを〈選択〉する—居住地選択と愛着の位相—

    菅 康弘

    『甲南大学紀要』文学編   ( 146 ) 1 - 20   2007年11月

    単著

    21世紀に入り観光と移住の両面でブームを迎えている沖縄を舞台に、〈旅〉のまなざしと〈住〉のまなざしの接点を探求する。Iターン移住における研究の焦点は、①〈田舎〉と呼ばれる、②係累のない土地への、③自発的な選択を伴う移住であるが、本稿ではまず①の言説が棄却される。それを受け、②と③の今日的な意義が研究されているが、特に③では巷間に流布する「楽園幻想を批判する」言説に対し、これらがある意味では積極的な意義を内包することが語られる。それは選択された土地を舞台にした「逆接の連鎖による」愛着である。すなわち、単純に、生まれた「から」とか、長年住んできた「から」といった順接の累積による愛着とは異なる、常に否定を内包した愛着であり、こうした愛着の居場所があることこそ、今後の地域創造においては極めて重要であることを指摘している。

  • Iターン定住-<住>から<旅住>へ-

    菅 康弘

    『農業と経済』   ( 6月 ) 68 - 73   2001年11月  [招待有り]

    単著

    脱都市の動向が拡大した1970年代以降、移住動機はカウンターカルチャーからアメニティ・ムービングへと変化した。この変化にともない、「都市‐田舎」「自然‐人工」「日常‐非日常」といった伝統的二分法が無効化した。かわって〈住〉のなかに滑り込んだのが〈旅〉のモチーフである。そこでは愛着と選択が密接に結びついており、〈住〉や〈地域〉といった概念に変質をもたしつつあるのが今日の姿である。

  • 旅の途中-<移り><住む>ことの今日

    菅 康弘

    『甲南大学紀要』文学編 ( 甲南大学 )  ( 117 ) 59 - 74   2001年11月

    単著

    脱都市移住者は常に〈旅〉する者である。〈旅〉という視点から独特の場所愛をもち、ネイティブと独自の相互作用をおこなう。そこにはさまざまな齟齬や排除、歓待や疎外・誤解が生じている。しかし、今日〈地域〉は定住者の視点だけで構成されるものではなく、〈旅〉の視点を取り込んだ新しい空間に変貌しようとしている。これらの点を〈リゾート〉と〈アメニティ〉という2つの概念のなかに展開した論考である。すなわち、多様なまなざしが融合する契機をはらんだ空間として〈リゾート〉があり、そしてこの空間とここに展開する社交を可能とする概念として定住と非定住とを同時内包する新しい〈アメニティ〉が今輪郭を顕わにしようとしているのである

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 『異人論とは何かーストレンジャーの時代を生きるー』

    菅 康弘 (担当: 分担執筆 , 担当範囲: ストレンジャー体験と愛着の位相―はざまにたつことの意味 )

    ミネルヴァ書房  2015年03月 ISBN: 9784623072767

    Iターン移住者の語りとその心象風景を探りつつ、〈旅〉と〈住〉という二つの領域の相互浸透状況を明らかにした。地域選択と愛着の問題が尖鋭化する領域としてのプロブレマティーク、すなわち旅立つとき、離れるときに立ち現れる心情やモチーフを対象に、他者性の瞬間や変容過程に焦点を当てている。そのため、射程としてはもはやIターン移住ばかりでなく、場所の選択・乖離・固着・愛着という点で、場所と人との相互作用を考察するため、いくつかの流行歌も題材として取り入れている。

  • 『都市的世界』(社会学ベーシックス4)

    菅 康弘 (担当: 分担執筆 , 担当範囲: 地方都市の肖像—R.S.リンド/H.M.リンド『ミドゥルタウン』(1929) )

    世界思想社  2008年12月

    R.S.リンド/H.M.リンド『ミドゥルタウン』(1929)の解題。特に、R.S.リンドの研究の奇蹟の中でこの書を位置付けている。彼が‘ミドゥルタウン’とどのように出会ったか、そしてアメリカの消費社会化の波の中でこの書の読まれ方がどのように変質したか、また消費社会化に抗する彼自身のフェードアウトを解説している。

  • 『現代文化の社会学 入門—テーマと出会う、問いを深める—』

    菅 康弘 (担当: 分担執筆 , 担当範囲: 田舎暮らし—〈住〉を“選択”することの意味とは? )

    ミネルヴァ書房  2007年11月

    主として、沖縄移住者の言説を題材に、田舎暮らしを探求する場合の力点の置き方を解説する。田舎暮らしを見つめるとき、「地方の小規模自治体への移住」ばかり語ることの危うさをまず説き、むしろ「係累のない土地を」「自発的に選択する」ことから、土地への愛着や、場合によっては土地に対してもつ‘幻想’の積極的意義を問い直している。

  • 『社会的コントロールの現在』

    菅 康弘 (担当: 分担執筆 , 担当範囲: 〈住〉のコントロール、〈旅〉のコントロール )

    世界思想社  2005年11月

    ‘田舎暮らし’‘Iターン’を舞台に、地域選択の諸相とそこにみられる‘うつり・すむ’ことへの愛着・語り、そしてさまざまな形の相互作用を論ずる。特に重視されるのは、〈旅〉と〈住〉とのぎりぎりの境界に位置する人間の独特な心性であり、またこうしたポジションの人間に対するさまざまな評価・感情・認知の形態である。こうした地域選択と新住民をめぐる言説には独特の〈カルサ〉と〈オモサ〉が存在することが指摘される。それは、近代観光の成熟・越境にともなう今日〈旅〉と〈住〉という領域が互いの境界を越えオーバーラップする姿を直接に、間接的に表したものなのである。しかしこうした状況にもかかわらず、〈住〉をめぐる見解は伝統的な定住性の枠組を十分に越えているとは言い難く、この点が地域における新たな問題を生んでいるのである。

  • 『21世紀への橋と扉-展開するジンメル社会学』

    菅 康弘 (担当: 分担執筆 , 担当範囲: 遊歩する都市とモデルネの桎梏-再びジンメルの都市へ- )

    世界思想社   2001年11月

    都市における‘stranger interaction’は見知らぬ者相互の〈平等〉により成立しているが、そこには〈不平等〉の契機が内包されている。それは関係性の中にも、視覚にも、空間にも潜んでいる。この点を、まず都市における規範への視点の変遷を概観した上で、デュルケームの個人主義論とジンメルの「大都市論」を手がかりに解明した。すなわち、近代は大都市の生みの親でありながらも、大都市という空間的必然性ばかりでなく、近代の理念の中にも〈不平等〉の萌芽が内在しており、今日、こうした〈不平等〉が顕在化しつつある。本稿はこうしたポストモダン的な都市へのまなざしの可能性を探ったものである。

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • ストレンジャー体験と愛着の位相、そして‘離れる’ことの意味

    菅 康弘  [招待有り]

    国際日本文化研究センター共同研究会「現代民俗研究方法論の学際的研究」  (国際日本文化研究センター)  2012年10月  -  2012年10月    国際日本文化研究センター

    Iターン移住者の語られた動機とその心象風景を探りつつ、〈旅〉と〈住〉という二つの領域の相互浸透状況を明らかにし、地域選択と愛着、そして両者の相互関係が尖鋭化する領域として、〈旅〉と〈住〉との境界に展開するstranger-native interactionの一端を考察する発表である。本発表において最も重視されるのは、こうしたコンタクト・ゾーンにおける逆接と両義性から場所への愛着が胎動する点であり、その解釈を巡る齟齬の問題である

  • 交わること 混じること そして新たな舞台へ

    菅 康弘  [招待有り]

    東播磨こうのとりの会推進協議会・東播磨県民局「ふるさとを考えるフォーラム」基調講演  (兵庫県西脇市マナビータプラザ)  2000年08月  -  2000年08月    東播磨こうのとりの会推進協議会・東播磨県民局

    都市と農山漁村との交流を考えるとき、〈旅〉のモチーフを〈住〉のモチーフから区別してはならないこと、一つの土地をめぐる愛着には「生まれ落ちた土地への愛着」ばかりでなく、「選びとった土地への愛着」も存在していること、定着意志の有無や強弱と地域への愛着・地域活動参加への意欲とは有意な相関が見出しにくい点などを説き、今後の地域には〈社交〉という出入り自由な、忠誠心をいたずらに要求しない関係が不可欠なことを講演する。

  • 田舎〉をめぐる‘stranger - native interaction’—— Iターン移住にみる urbanity と rurality —

    菅 康弘,川端 亮

    日本社会学会第71回大会  (関西学院大学)  1998年11月  -  1998年11月    日本社会学会

    1997年8月長野県諏訪郡原村において実施されたアンケートの結果をもとに、都市からの新住民と地元住民との間で、〈アメニティ〉に関する認識の齟齬がある点が分析される。すなわち、今日的状況においても移住の動機構成に〈アメニティ・ムービング〉が十分にその位置を認められていない点が主として指摘される。

  • 生と秩序の空間的位相

    菅 康弘  [招待有り]

    日本社会学史学会平成7年度年次大会シンポジウム「ジンメル、デュルケームと現代」  (鹿児島経済大学)  1995年06月  -  1995年06月    日本社会学史学会

    シンポジウム「ジンメル、デュルケームと現代」における、コメンテーターとしての発表。両者の都市に対するアプローチを中心に、儀礼と社交、信頼と信仰、<自由>への視座などから、それぞれの社会秩序観の相違と接点を浮び上がらせる。

  • コンミュニオンの意義と展開

    菅 康弘

    日本社会学会第60回大会  (日本大学)  1987年10月  -  1987年10月    日本社会学会

    元来、キリスト教において「聖体拝領」を意味しているコンミュニオンの概念が、宗教民族誌を経て、宗教学から社会学へと移植される過程で生じた、意味変容・外延拡大の社会学的意義と問題点を研究。

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その他研究活動・業績等 【 表示 / 非表示

  • 先生!都市ってムズ〜イ!

    2018年03月  -  2018年03月

    『ソシオロジ』第62巻3号(191号)、69-71頁
    移動の鈍化にともない「都市が視えない」若者の意識を〈場所の消失〉という視点からとらえた論考である。現前する〈都市〉や〈郊外〉がかれらの意識からフェードアウトし、〈場所〉から〈居場所〉へ関心が移行している現状を、〈都市〉の意味変容やそれにともなう日常-非日常の変化、そして流行歌における慕情や恋愛・〈二人〉の世界の特化・純化の過程から述べている。結果、不即不離とされてきた〈場所と人との相互作用〉が揺らぎ、アイデンティティおよびアイデンティティ・ポリティックスをめぐる新たなフェーズへの移行が不可避であることを結論として示唆している。

  • 微妙な相克—電車内から

    2017年06月  -  2017年06月

    『京都大学新聞』2017年6月16日号
    電車内でのマナーを題材に、公共のマナーへの語りを構成する「迷惑」と「美意識」という2側面に言及した上で、「美意識」はネイティブ同士のコミュニケーションの文脈で語られるものであって、決してストレンジャー空間において要求されるものではないことをまず強調した。そして、美意識という次元は、誰もが認めるものでも、誰もが非難するものでもない、グレーゾーンの次元であり、むしろこうした曖昧な領域にこそ文化や社会が顕現しやすい点を結論とした。

  • ラビリンスの憂鬱—郊外をめぐるオムニバス

    2005年02月  -  2005年02月

    京都大学新聞「複眼時評」(その他、2005)/2月1日号

  • 交わること 混じること そして新たな舞台へ

    2000年11月  -  2000年11月

    東播磨こうのとりの会推進協議会・東播磨県民局「ふるさとを考えるフォーラム」(講演、2000)

  • 〈田舎〉をめぐる‘stranger - native interaction’- Iターン移住にみる urbanity と rurality -

    1998年11月  -  1998年11月

    日本社会学会第71回大会(学会報告、1998)

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 現代日本のルーラリズム-漂泊と定住の視点から

    基盤研究(C)

    研究期間:  1996年04月  -  1998年03月 

    長野県原村に居住するIターン移住者と地域ネイティブを対象としたアンケート調査

  • 〈旅〉と〈住〉の間—移住・地域選択をめぐる愛着と動機の言説の相互作用論的分析

    基盤研究(C)

    研究期間:  2001年04月  -  2004年03月 

    北海道・沖縄を中心とした「amenity moving」のIターン移住者の地域選択・愛着を探るインタビュー調査

  • 共同性を留保した愛着・しない愛着—‘自発的’居住地選択における地域イメージの位置

    基盤研究(C)

    研究期間:  2006年04月  -  2010年03月 

    沖縄移住者にみる地域愛着の研究。従来無前提に考えられてきた共同性と愛着との関係をいったん留保した上で、地域表象・場所への愛着を再考したものである。そして‘自発的’居住地選択における地域イメージの位置から新たな地域創造の可能性を探った

 

所属学協会等の委員歴 【 表示 / 非表示

  • 1990年04月
    -
    1992年03月

    ソシオロジ同人   ソシオロジ編集委員

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 『ソシオロジ』編集委員

    1990年11月
    -
    1992年11月

 

提供可能な資源 【 表示 / 非表示

  • 田舎暮らし関連文献データベース

    a

  • 日本におけるIターン移住者の情報(特に沖縄)

    a

学内活動 【 表示 / 非表示

  • 2010年04月
    -
    2012年03月

      教務部長   (全学委員会)