森元 勘治 (モリモト カンジ)
MORIMOTO Kanji
職名 |
教授 |
学位 |
学術博士(神戸大学) |
専門分野 |
位相幾何学 |
外部リンク |
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森元 勘治 (モリモト カンジ) MORIMOTO Kanji
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甲南大学 学長補佐
2014年8月 - 2022年3月
甲南大学 知能情報学部 学部長
2010年4月 - 2012年3月
甲南大学 広域副専攻センター 所長
2008年4月 - 2010年3月
甲南大学 自然科学研究科 大学院自然科学研究科情報システム工学専攻 主任
2005年4月 - 2006年3月
甲南大学 理工学部 理工学部情報システム工学科 副主任
2004年4月 - 2005年3月
On torus knots obtained by self-fusions on the torus
藤原敏行, 森元勘治
Memoirs of Konan University, Intelligence & Informatics Series 14 ( 1 ) 1 - 8 2021年7月
Alexander Polynomials of Twisted Torus Knots T(3, q; n)
宮脇恭平, 森元勘治
甲南大学紀要 知能情報学編 13 ( 1 ) 1 - 13 2020年7月
共著
出版者・発行元:甲南大学
(3,q;n)型のひねりトーラス結び目T(3,q;n)のアレキサンダー多項式を計算し、いくつかの結び目について、その違いを分類した。
2-component links with genus two Heegaard splittings 査読あり
森元勘治
Journal of Knot Theory and its Ramifications 28 ( 9 ) 1950054-1 - 1950054-20 2019年9月
単著
担当区分:筆頭著者
トンネル数が1の type II 絡み目が、合成の場合と essential torus を持つ場合について、特徴付けを行った。
Tunnel numbers of knots 査読あり
森元勘治
Contemporary Mathematics 670 327 - 335 2016年8月
単著
担当区分:筆頭著者
On composite types of tunnel number two knots 査読あり
森元勘治
Journal of Knot Theory and its Ramifications 24 ( 2 ) 1 - 10 2015年10月
単著
担当区分:筆頭著者
おしゃべり数学
森元勘治( 担当: 単著)
金風舎 2024年5月 ( ISBN:978-4-910491-17-2 )
基礎 微分積分
松本茂樹、森元勘治( 担当: 共著)
(株)学術図書出版社 2016年10月
基礎 線形代数
森元勘治、松本茂樹( 担当: 共著)
(株)学術図書出版社 2010年11月
3次元多様体入門
森元勘治( 担当: 単著)
培風館(株) 1996年6月
A survey of knot theory
Kanji Morimoto (Akio Kawauchi and the other authors)( 担当: 共著)
Birkhauser(株) 1996年5月
書評「トポロジーの絵本」
森元勘治
数学通信 181 - 183 2006年5月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:日本数学会
1本橋種数2の合成結び目の特徴付け
森元 勘治
Journal of Knot Theory and its Ramititations 10 ( 6 ) 823 - 840 2001年
小さい結び目のトンネル数は、連結和のもとでは落ちない
森元 勘治
Proceedings of the American Mathematical Society 128 ( 1 ) 269 - 278 1999年
Prime decompositions and tunnel numbers of knots and links 招待あり
Kanji Morimoto
Handlebody knots and its ramifications 16 (University of Osaka) 2023年10月 University of Osaka
開催年月日: 2023年10月
国名:日本国
On 2-Component Links with Genus Two Heegaard Splittings
Kanji Morimoto
Extended KOOK Seminar (Osaka Institute of Technology) Japan Mathematical Society
開催年月日: 2017年8月
On Composite Types of Tunnel Number Two Knots
Kanji Morimoto
Extended KOOK Seminar (Kobe University) Japan Mathematical Society
開催年月日: 2015年8月
On Heegaard splittings of knot exteriors with tunnel number degenerations
Kanji Morimoto
Knots and Low Dimensional Manifolds (Busan Repoblic of Korea) Korea Mathematical Society
開催年月日: 2014年8月
Twisted torus knot に関する諸問題
Kanji Morimoto
琉球結び目セミナー
開催年月日: 2012年9月
結び目解消トンネルとトンネル数の研究
2000年4月 - 2002年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
3次元球面内の結び目に定義されたトンネル数が、結び目の連結和のもとでどのような変化をするか調べ、結び目の諸性質を明らかにする。
2024年度 結び目と3次元多様体
研究費の種類: 個人研究費
2023年度 結び目と3次元多様体
研究費の種類: 個人研究費
2022年度 結び目と3次元多様体
研究費の種類: 個人研究費
2021年度 結び目と3次元多様体
研究費の種類: 個人研究費
2020年度 結び目と3次元多様体
研究費の種類: 個人研究費
2019年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
知能情報学概論及び基礎演習(1年次配当2単位)、線形代数及び演習 I, II(1年次配当各3単位)、知能情報学実験及び演習(3年次配当4単位)、幾何学 I, II(3年次配当各2単位)、知能情報学セミナー(3年次配当2単位)、卒業研究及び演習(4年次配当8単位)、数学(共通教育2単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
数学は、与えられた値や式を計算して答えを出すことが目的のように考えている学生も少なくない。しかし本来の数学は、論証を基礎としており、与えられた条件から論理的に結論を導く課程が重要であり、その蓄積によって理論を作っていくのが数学である。そのような論理的思考能力を身に付けることを目標に、教育を行っている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では、言葉の定義から始まるが、なぜそのような定義をするかと言うことを、十分納得する説明を行ってから、議論に入っていく。演習では、学生にできるだけ問題を解かせ、教室の前に出て自分の解答を披露し、他の学生と共に、その解答の良いところや反省するところなどを、確認する。セミナーでは、少人数なので、毎回担当を決めて予習してきたことを発表させる。発表するためには十分な理解が必要であり、予習に相当な時間をかけることになる。卒業研究では、可能性のある卒論テーマを提示する。学生はそれらを参考にして、自分が目標とするテーマを確定し、内容を固めていく。ほとんどの場合、学生が自分自身で課題を解決していくことは難しいが、教員が適切な助言を続けることにより、学生は良い方向を見出し、教員の予想を超える成果を得て、まとめ上げることがしばしば発生する。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、こちらの説明に十分耳を傾ける学生とそうでない学生の間に、当然であるが明確な差違が見られる(途中の確認問題等で把握できる)。そのため、学生の注意喚起を積極的に行っている。演習では、学生の解答を題材として説明をするため、学生からも身近に感じられので、教育効果が高い。セミナーでは、十分な予習をしてくる学生とそうでない学生との間に明確な差が発生するため、予習の重要性を学生自らが感じてくれる。卒業研究では、諸禁断会では不安を感じていた学生も、研究が進むにつれて良い方向性を見出し、最後は卒論を書き上げ、発表することにより、十分な教育効果と成長が見られる。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
最も改善を必要とするのは全体講義であり、学生の興味をどのように引き出し高い集中力を維持させるかである。方法としては、目標設定をより具体的に行い、確認問題の回数を増やすことが考えられる。演習とセミナー、そして卒業研究については、これまでの方法で概ね良い状態を形成しているが、学生の理解をさらに高めていきたい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、教科書、講義資料、演習問題資料、試験練習問題資料、授業改善アンケート。
甲南大学とフランス甲南学園トゥレーヌ高等部との連絡協議会議長 (全学委員会)
甲南大学と甲南高校・甲南中学との連絡協議会議長 (全学委員会)
広域副専攻運営委員会委員長 (全学委員会)