上林 朋広 (カンバヤシ トモヒロ)
KANBAYASHI Tomohiro
職名 |
講師 |
専門分野 |
史学一般, ヨーロッパ史、アメリカ史, アジア史、アフリカ史 |
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上林 朋広 (カンバヤシ トモヒロ) KANBAYASHI Tomohiro
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独立行政法人日本学術振興会特別研究員(CPD)
2021年10月 - 2023年3月
一橋大学 社会学研究科
2020年4月 - 2021年3月
ズールー・ナショナリズムにおける「曖昧さ」の縮減 ―1930・40 年代のズールー語教科書出版における白人行政官と保守的ズールー知識人の協調― 査読あり
上林朋広
一橋社会科学 13 117 - 144 2021年7月
添付ファイル: shakaikg0130600010.pdf
南アフリカにおけるアメリカ南部黒人教育の受容 (特集 越境空間から読み解くアメリカ) 招待あり
上林朋広
歴史評論 ( 792 ) 46 - 60 2016年4月
歴史が生み出す紛争、紛争が生み出す歴史:現代アフリカにおける暴力と和解
上林朋広( 担当: 分担執筆 , 範囲: 第2章 模倣すべき「過去」:南アフリカ・ナタール植民地における武装蜂起と人種隔離政策の形成)
春風社 2024年3月
「法-文化圏」とアメリカ—20世紀トランスナショナル・ヒストリーの新視角
上林朋広( 担当: 分担執筆 , 範囲: 部族と普遍の間:Z・K・マシューズの原住民法研究から見る南アフリカ市民権要求の論理)
上智大学出版 2022年3月
African Languages and Literature in a Globalized World
( 担当: 単著)
2018年6月
書評 Sara Byala, <i>Bottled: How Coca-Cola Became African.</i> Oxford: Oxford University Press, 2023. Pp. xvii+366.
上林朋広
甲南英文学 ( 39 ) 53 - 60 2024年7月
添付ファイル: Bottled 書評.pdf
書評 山本めゆ著『「名誉白人」の百年ーー南アフリカのアジア系住民をめぐるエスノ・人種ポリティックス』 招待あり
上林朋広
法制史研究 ( 73 ) 241 - 245 2024年5月
研究ノート アフリカ言語による歴史叙述とアフリカ人知識人の形成:ズールー人キリスト教徒マゲマ・フゼの生涯と著作をめぐって
上林朋広
甲南大学紀要 文学編 ( 174 ) 33 - 41 2024年3月
Becoming Black: Reading Steve Biko in Japanese
6th South Africa-Japan University Forum 2024年8月
開催年月日: 2024年8月
Reflection on the Voices: Examining the Publication History of <I>Zulu Woman: The Life Story of Christina Sibiya</i>.
Tomohiro Kambayashi
International Federation for Research in Women’s History 2024 Conference 2024年8月
開催年月日: 2024年8月
ロンダ・シービンガー著『奴隷たちの秘密の薬』書評会、コメンテーター
上林朋広
ロンダ・シービンガー著『奴隷たちの秘密の薬』書評会 (甲南大学岡本キャンパス) 2025年2月
開催年月日: 2025年2月
時間を遡行する:ジョン・デュベの行儀作法書Ukuziphatha kahleにおける「文明」と「伝統」 招待あり
上林朋広
第99回ASCセミナー (東京外国語大学 現代アフリカ地域研究センター);アフリカ学会関東支部2024年度第7回例会 2024年12月
ズールー人女性の声を伝える: フィールドノーツから刊行に至るHourwich Reyher 著 Zulu Womanの出版史 招待あり
法政大学大学院記憶・記録・資史料研究所研究会 (オンライン) 2024年12月
南アフリカにおけるズールー・エスニシティの変容:人種隔離から排外主義へ
2021年4月 - 2025年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究
上田 朋広
本研究の目的は、南アフリカにおける過去の人種隔離政策と現在の排外主義との結び付きを、同国で最大の人口を持つ民族であるズールー人のエスニシティという観点から考察することである。本研究は19世紀末から現在に至るまでのズールー・エスニシティの変容を①農村と都市におけるズールー王家の影響力と②書き言葉・話し言葉としてのズールー語の歴史という二つの観点から分析する。以上の分析を通して、本研究は、ズールー人の視点を通した都市と農村に関する研究の架橋を目指す。
研究初年度にあたる2021年度は、予定通り先行研究の整理および既に収集済みの史料の分析を中心に行った。また今後南アフリカ及びイギリスでの現地調査の準備として、収集すべき史料の確定に向けた作業を実施した。
鉱山労働者の送り出し地域であるズールーランドに関する作業としては20世紀初頭に白人行政官ジェームズ・スチュアートがズールー語で執筆した歴史教科書の分析を進めた。その成果に基づき、西洋史学会を含む3回の報告を行った。また報告内容をまとめて、スチュアートの簡潔な生涯と彼の歴史教科書の梗概を記した章を含む一般向け書籍『ズールー語が開く世界:ことばを学びながら考えた南アフリカ社会(仮題)』の原稿を書き上げた。
ヨハネスブルクを中心とした都市研究は、研究動向整理を中心に作業を行った。ヨハネスブルクを対象とした都市史及び社会学的研究を個人で読み進めるとともに、同年代の研究者と月1回の読書会で関連文献を検討した。またアパルトヘイト政策の撤廃・民主化に伴い20世紀末に大きな変動を経験したヨハネスブルクを個人の心象地理の観点から捉えるために、小説・回顧録の読解を行った。
「創られた伝統」の浸透:南アフリカにおける人種隔離政策とズールー語歴史叙述
2020年9月 - 2022年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
上田 朋広
学振PD採用のため、2021年3月で廃止
20世紀アメリカを中心としたトランスナショナルな法文化圏の形成と変容
2020年4月 - 2021年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
石井 紀子, 小滝 陽, 今野 裕子, 佐藤 雅哉, 牧田 義也, 上林朋広
担当区分:研究分担者
本研究はアメリカ及び関連諸地域における法秩序や規範が、国境を越えた思想・制度の連関を通じて広域的に形成された過程を解明するため、歴史学研究に「法文化圏」という概念を導入し、法文化という法に纏わる諸事情の背後に存在する価値体系を分析することによって規範や理念が多方向的に連動・影響し合う過程を実証的に分析することを目的とする。初年度の2018年度は、1)定期的な読書会を通して広域的な法文化圏の生成過程を研究するための基盤となる先行研究を読み、2)研究分担者、招聘研究者、研究代表者がトランスナショナル・ヒストリーの観点から国境を越えて広域的に形成された法文化圏の生成過程に関するそれぞれの事例研究の報告を行う、という二種類の研究会を計13回開催した。ここでは、アメリカを中心とする法文化と法文化圏とは何か、という問いを議論し、理解を深めた。3年間の研究を通して、「法文化」及び「法文化圏」の生成過程を明らかにし、分析枠組みとしての理論化を目指す本研究の基礎となる研究実績として一定の成果を達成したといえる。
その結果、分担者及び研究代表者は2018年度の国際学会にて研究発表を行い、さらに2019年度開催される国際学会のAmerican Studies Association年次大会にて、二つのパネルにおいて成果報告を行うことも決定している。また2019年度は研究書出版に向けて原稿執筆、読み合わせ会が計画されており、次年度の研究成果発表のための基盤となる研究実績を積むことができた。
2025年度 南アフリカにおける都市文化:ヨハネスブルクを中心に
研究費の種類: 教員研究費
2024年度 南アフリカにおける都市と自然:ヨハネスブルクを中心に
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 アフリカ文学におけるアジア・アフリカ連帯
研究費の種類: 教員研究費