望月 徹 (モチヅキ トオル)
MOCHIZUKI Toru
職名 |
特任教授 |
学位 |
博士(商学)(大阪市立大学), 修士(都市政策)(大阪市立大学) |
専門分野 |
地域・観光マネジメント |
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望月 徹 (モチヅキ トオル) MOCHIZUKI Toru
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大阪市立大学 経営学研究科 博士課程
2019年4月 - 2022年3月
大阪市立大学 創造都市研究科 都市政策 修士課程 修了
2017年4月 - 2019年3月
経済地理学会
2018年10月 - 現在
日本観光研究学会
2017年9月 - 現在
日本国際観光学会
2017年10月 - 現在
文化経済学会
2018年2月 - 現在
「豊穣化の経済」の観点からみた尾道におけるツネイシグループのまちづくりへの接近の特性とその意義 査読あり
望月徹
経済地理学年報 69 ( 3 ) 19 - 42 2023年9月
担当区分:筆頭著者
都市・地域再生の萌芽の考察への視座
望月 徹
甲南大学経営研究 63 ( 3・4 ) 161 - 187 2023年2月
担当区分:筆頭著者
「豊穣化の経済」の分析枠組による「地域への価値付与」考察の有用性―広島県尾道市の事例を用いて―
望月 徹
甲南大学経営学部60周年記念論文 2022年3月
博士論文「都市・地域再生の萌芽と地域への価値付与」 査読あり
望月 徹
大阪市立大学(大学院経営学研究科) 2022年3月
担当区分:筆頭著者
「生産の世界」論の観点からみた「地域への価値付与」の試みー広島県尾道市を事例としてー 査読あり
望月徹
経済地理学年報 67 ( 1 ) 1 - 23 2021年3月
単著
地域を価値づけるまちづくり 査読あり
望月 徹( 担当: 単著)
2024年2月 ( ISBN:978-4-7795-1782-2 )
どのようなプロセスを通して地域は価値づけられていくのか――観光都市として再生した広島県尾道市を事例にとり、慣行(コンヴァンシオン)という概念を手がかりに、移住者、空き家再生、ツーリズムなどの各要因を丁寧に調査・分析することを通して探究する。
多様な組織から見る経営管理論
望月徹 ( 担当: 共著 , 範囲: NPO・NGOのガバナンス、第12章、pp.213-230)
千倉書房 2023年5月
新時代の経営学
望月徹( 担当: 共著 , 範囲: 「豊穣化の経済」の分析枠組による「地域への価値付与」考察の有用性―広島県尾道市の事例を用いて―、第18章、pp.329-346)
千倉書房 2022年3月
COMMUNITY BUSINESS:Serching for a Regional Concept
Satoru Nishimura,Makoto Hagino,Eomeo Pena,Toru Mochizuki,Sueo Kuwahara,Tomoaki takeshiata,Constantine Busung,Delphine Kessy,Tetsuya Takano( 担当: 分担執筆 , 範囲: On the transformation of commercial agglomeration in depopulated areas and new economic circulation:A comparative study in the case of Hiroshima prefecture with the case of Kagoshima prefecture (pp.41-68))
Border Inc Publishing 2020年12月 ( ISBN:978-4-89982-395-7 )
It became clear that the business models that support life are multilayered in every country,that they differ considerably between the three countries(Japan,Philippines,Tanzania),and that in every country they differ between cities and the rural areas.Based on these facts,thesubjectforcomparative study of community businesses as businesses that support the daily livesof people in villages became clearer.
ツネイシグループの造船からまちづくりへの接近ー尾道における豊穣化の経済の考察ー
望月徹
瀬戸内における地域産業の新展開ー2022年度経済地理学会岡山地域大会報告ー 2022年10月 2022年度経済地理学会岡山地域大会実行委員会
開催年月日: 2022年10月
2024年度 地域の価値づけ
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 都市・地域再生の萌芽と地域への価値付与
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 都市・地域再生の萌芽と地域への価値付与
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 都市・地域の経済・社会的変容と地域への価値付与
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 「生産の世界」論からみた「地域への価値付与」
研究費の種類: 教員研究費
2024年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
地域・観光マネジメント(2・3・4年次配当、4単位)、専門演習Ⅰ(2年次配当、2単位)、専門演習Ⅱ(3・4年次配当、8単位)、)基礎演習(1年次配当、4単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
伊藤忠商事への派遣、エアポートセールス、観光振興・新たな過疎対策など幅広い実務経験や「地域の価値づけ」の最新の研究成果を踏まえ、受講生が「地域」や「観光」の実証フィールドの中から特色ある事例を探究し、その実践的な知を社会還元する力の涵養に力を注いでいる。この探究を通じ、第1に地方創生の基本的な知識や考え方が理解でき、第2に地域が直面する様々な課題を多角的に分析し、先行研究をレビューしながらその課題解決策を論理的に導き、第3に、その実践的な課題解決の理論・手法・過程を、各々の研究(卒業論文作成)や社会に出てからの実務での活用及び発展につなげることができるようになること、の3点を目標としている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
このため、学生を地域の現実の具体的な課題に対する検討・解決に導くよう、1〜2年次における演習も、可能な限り学外のプロジェクトを活用し、その参画のもとで実務に資する知識・理論の習得・涵養に努めている。また、3年次における演習においても、市町村や企業・NPOなど様々な担い手と関係を結びながら、地域や企業が現実に直面している様々な課題に取り組み、効果的な解決策を導き出しその調査・研究の成果を社会還元することを目指している。この一環として、4年次においても外部有識者の講話セッションを設け、有識者のキャリア・デザインの講話と議論を通し、自らの将来を見通し就職活動へ生かしつつ、それを卒業論文の作成へも接続するように設計している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
フィールドワークによる現場の生の情報を手がかりに課題解決の方向を見通しつつ、それを各種データから裏付づる力を養成している。課題解決にあたる実践力や、データ解析力が身につきつつあり、グループ員間の連携・協力関係も強固になっている。調査・研究への姿勢には個人ごとに濃淡やバラツキがあるものの、チーム間で良くカバーしあって成果をだしており、更なる成長を期待している。引き続き、個を輝かせチームプレーも巧みな両利きな人材育成に努めて参りたい。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
地方自治体や企業の実務家を招いた実践的な学びの場を多く設けるようにしたため、コミュニケーションが進み、グループごとの調査・研究も活発化している。また共同研究も特定の自治体から実際に抱える具体的な課題を提示いただき、実践的な課題解決の検討・提案に注力できている。こうした実践的な学びの中から、引き続き、グループ間の強固な相互協力関係を構築し、バランスの良い総合知の育成に務める。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、学生からの個別ヒアリング