髙室 裕史 (タカムロ ヒロシ)
TAKAMURO Hiroshi
職名 |
教授 |
学位 |
博士(商学)(神戸大学) |
専門分野 |
マーケティング論、流通論 |
外部リンク |
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髙室 裕史 (タカムロ ヒロシ) TAKAMURO Hiroshi
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便益遅延型サービスの価値形成とサービス・マネジメントの可能性-事例分析と物語概念の視点から-
髙室裕史
藤村和宏編著『便益遅延型サービスのマーケティングの方向性を探る-教育サービスと医療サービスの比較を通じて-』 207 - 318 2023年3月
担当区分:筆頭著者
サービス・マーケティング研究の特徴と現代的意義-サービス・ドミナント・ロジックとの相対的検討を通して-
髙室裕史
甲南大学経営学会『新時代の経営学』 297 - 312 2022年3月
担当区分:筆頭著者
小売商業政策における振興・調整政策体系の形成過程
髙室裕史
甲南経営研究 60 ( 1・2 ) 187 - 249 2019年10月
単著
担当区分:筆頭著者 出版者・発行元:甲南大学経営学会
医療サービスの『便益遅延性』とマネジメントに関する一考察(後編)-医師インタビュー調査をもとに-
髙室裕史
流通科学大学論集-流通・経営編 31 ( 1 ) 147 - 171 2018年7月
単著
担当区分:筆頭著者
医療サービスにおける便益形成と患者参加に関する質的データ分析~便益遅延性の視点から~(研究ノート) 査読あり
髙室裕史
流通研究 21 ( 1 ) 29 - 50 2018年3月
単著
担当区分:筆頭著者
1からのサービス経営
伊藤宗彦, 髙室裕史( 担当: 共編者(共編著者))
碩学舎 2010年4月
のぞいてみよう 流通の世界
流通科学研究会( 担当: 共著)
千倉書房 2007年7月
医療におけるサービス・マネジメントの可能性~便益遅延性とナラティブ・アプローチの視点から~
髙室裕史
日本商業学会関西部会2021年6月例会
開催年月日: 2021年6月
老朽化商業施設問題にみる商業まちづくりの展開と論点」
高室裕史
日本商業学会関西部会2017年5月例会 (大阪市立大学文化交流センター) 日本商業学会
開催年月日: 2017年5月
患者中心の看護のケースから考察する便益遅延性のマネジメントの可能性~物語概念の検討を視野に~
高室裕史
日本商業学会関西部会2016年7月例会 (大阪市立大学文化交流センター) 日本商業学会
開催年月日: 2016年7月
患者認識の形成プロセスに関する質的データ分析-『便益遅延性』の視点から-
高室裕史
日本商業学会第65回全国研究大会 (香川大学) 日本商業学会
開催年月日: 2015年5月
医療サービスにおける患者認識の形成~患者ヒアリング調査をもとに~
高室裕史
日本商業学会関西部会2012年11月例会 (大阪市立大学文化交流センター) 日本商業学会
開催年月日: 2012年11月
便益遅延型サービスの消費における便益享受・顧客満足・目標変容の研究
2020年4月 - 2024年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
藤村和宏
商店街の多様性とコミュニティ対応力の強化:地域商店街活性化法の効果検証の観点から
2020年4月 - 2024年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
渡辺達朗
便益遅延型サービスの消費における便益享受と顧客満足・顧客参加に関する実証的研究
2016年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
藤村和宏
本研究は、医療サービスや教育サービスなどの「便益遅延型サービス」における「サービス提供と成果の間に時間的なズレが生じる」という性質(便益遅延性)に焦点をあて、その性質から生じる諸課題を整理し、解決策を検討していくことを目的に実証的研究を進めていくものである。
人口減少・都市縮小時代の都市中心部の老朽化商業施設等の再利用・再開発に関する研究
2016年4月 - 2019年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究は、人口減少・都市縮小が急速に進む現在、都市中心部に老朽化した商業施設等が多数存在し、その再利用・再開発がまちづくりや商店街活性化を進める上で重要な課題になっていることを踏まえ、流通政策論と商業論の観点から、その実態を把握するとともに、今後の方向について実践的・理論的双方の観点から検討することを目的としている。
特定商業集積整備法の検証を通して考察する商業・まちづくりの理論的・実践的展望」
2012年4月 - 2014年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究は、1991年に制定され2006年に廃止された「特定商業集積整備法」の運用実態と効果の検証を通して、1990年代以降の流通政策の大きな焦点とされてきたコミュニティとしての商業集積整備の実態と効果を検証するとともに、商業とまちづくりの理論的・実践的な接続に向けた課題と可能性を明らかにしようとするものである。
医療サービスの「便益遅延性」を考慮した患者満足に関する研究
2011年4月 - 2014年3月
独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター 問題解決型サービス科学研究開発プログラム
東アジアにおける小売商業と家族従業経営に関する研究
提供機関:財団法人三島海雲記念財団 一般受託研究
2006年6月 - 2007年5月
神戸市における中小小売商業の振興に関する研究
提供機関:財団法人神戸市産業振興財団 一般受託研究
2004年7月 - 2006年1月
2024年度 サービス・商業を中心としたマーケティング・マネジメント及び流通システムに関する研究
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 サービス・商業を中心としたマーケティング・マネジメント及び流通システムに関する研究
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 サービス・商業を中心としたマーケティング・流通に関する研究
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 流通・マーケティングの現代的課題に関する研究
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 流通・マーケティングの現代的課題に関する研究
研究費の種類: 教員研究費
2023年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
マーケティング管理論(2年次配当、4単位)、専門演習Ⅱ(2022-2023)(3・4年次配当、8単位)、専門演習Ⅱ(2023-2024)(3・4年次配当、8単位)、BP演習Ⅰ(2年次配当、2単位)、BP経営分析(2年次配当、4単位)、マーケティング管理論特論(大学院修士課程配当、2単位)、マーケティング管理論特殊講義(大学院修士課程配当、2単位)、マーケティング管理論特殊研究(大学院博士後期課程配当、4単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
担当分野である「マーケティング管理論」の領域を中心に、受講生が、第1にマーケティング管理の基本的な知識や考え方が理解できるようになること、第2にサービス化や情報化をはじめとした現代社会のマーケティング管理の論点や問題解決の方向性を論理的及び実践的に読み解くことができるようになること、第3にマーケティング管理の理論を自身のテーマとして習得し研究あるいは実践面での活用及び発展を図ることができるようになること、以上を目標としている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義科目においては、マーケティング管理の基本的な枠組みを確認した後、現代的な課題として、サービス化及び情報化社会におけるマーケティング管理の展開に焦点をあてて議論を進めている。理論の理解を主眼としつつ、関連事例等を可能な限り組み込んだ議論を行うことで、理論と実践との接続において、受講生の理解がより進みうる内容となるよう努めている。
専門演習科目においては、ケース・スタディやグループ・ワークなどを取り入れながら、互いの議論と実践を通して、マーケティング管理の理論を受講生自身のテーマとして習得し、研究あるいは実践面での活用及び発展を図ることができるようになるよう努めている。
BPコース関連科目については、上記に加え、インターンシップを中心とした同コースの効果を最大限に発揮できるよう、実践と理論との接続をはかることをより明確にした運用に努めている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義科目においては、マーケティング管理の基礎を確認したうえでサービス化や情報化社会における論点の考察へと展開する構成のもと、各回において、典型事例を通して理論の解説を行う形式の講義を実際に実施している。また、その結果、授業改善アンケート等においても、受講生の理解に関する一定の評価がみられる状況となっている。
専門演習科目においては、ケース・スタディやグループ・ワークなどを通して受講生が主体的に取り組む形式での授業を実施している。また、その結果、マーケティング管理に関する受講生各自の理解の深まりがみられるとともに、グループ研究等における成果等があらわれてきている。
BPコース関連科目については、インターンシップとのつながりを意識した運用を進めている。その結果、実践と理論との接続に関する理解の深まりがみられるとともに、同コースでの学習に対するモチベーションの向上がみられる。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義科目においては、現代の激しい環境変化の中における理論と現実の変容をいかに適切に取り込んだ講義内容としていくか、また、大人数講義における受講者の参加あるいは双方向の要素をいかに取り入れていけるか、以上のような課題があると考えている。共有すべき理論と関連資料等の刷新、受講生の参加をより促せるような授業方法等への改良に留意したい。
専門演習科目においては、受講生各自がいかに自身の問題として真剣に取り組んでいけるテーマを見い出していけるか、また、受講生の主体的な取り組みをいかに各自が納得できる成果に結び付けていくことができるか、以上のような課題があると考えている。モチベーションの向上や議論の活性化、あるいは研究手法の向上等に向けた改良に留意したい。
BPコース関連科目については、15期生のインターンシップを2024年度の後期に実施する。同コースでの学習の効果を最大件に発揮できるよう、事前学習および期間中のフォローならびに事後の成果報告等を確実に推進していくよう留意したい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、授業改善アンケート