佐藤 圭 (サトウ ケイ)
SATO Kei
職名 |
准教授 |
学位 |
博士(商学)(大阪市立大学) |
専門分野 |
マーケティング、消費者行動 |
外部リンク |
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佐藤 圭 (サトウ ケイ) SATO Kei
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日本統計学会
2017年4月 - 現在
日本消費者行動研究学会
2017年4月 - 現在
日本商業学会
2018年4月 - 現在
日本マーケティング学会
2021年4月 - 現在
人工知能学会
2013年4月 - 現在
消費者は保健機能食品をどのように評価しているのか? ー商品レビューデータを用いた探索的検討ー
佐藤圭, 原広司
甲南経営研究 64 ( 3・4 ) 93 - 114 2024年
特定保健用食品の便益遅延性認知による製品評価への影響に関する実証分析
三井雄一, 小林哲, 佐藤圭
西南学院大学商学論集 70 ( 1・2・3・4 ) 19 - 38 2024年
ゲイン・ロスフレームが特定保健用食品の購買意思決定に及ぼす影響 査読あり
原広司, 佐藤圭, 小林哲
マーケティングレビュー 4 ( 1 ) 3 - 10 2023年
マーケティングにおけるテキストデータを用いた感情の測定手法に関するレビュー
佐藤圭
甲南経営研究 63 ( 2 ) 29 - 48 2022年
流行現象に関する消費者視点のテキスト分析 −映画レビューデータによる探索的調査−
佐藤圭
甲南経営研究 62 ( 1・2 ) 61 - 94 2021年
単著
新時代の経営学
佐藤圭 甲南大学経営学会編( 担当: 共著 , 範囲: 第17章「日本における消費者行動の研究動向 −テキスト分析を援用した検討−」)
千倉書房 2022年
ゲイン・ロスフレームが特定保健用食品の購買意思決定に及ぼす影響
原広司, 佐藤圭, 小林哲
マーケティングカンファレンス2022
開催年月日: 2022年10月
教育サービスにおける便益遅延現象に関する探索的考察
小林哲, 佐藤圭
日本商業学会関西部会例会
開催年月日: 2021年6月
トピックモデルを用いた消費者セグメントと製品カテゴリの分析
佐藤圭
日本商業学会第9回全国研究報告会
開催年月日: 2019年12月
トピックモデルを用いた顧客セグメントによる製品カテゴリ認知に関する考察
佐藤圭
消費者行動研究コンファレンス
開催年月日: 2017年10月
ソーシャルネットワークと生産性の関係
佐藤圭
人工知能学会全国大会(第27回)
開催年月日: 2013年6月
ベストオーラルペーパー賞
2022年10月 日本マーケティング学会
原広司, 佐藤圭, 小林哲
第17回JACS論文プロポーザル賞優秀賞
2017年10月 日本消費者行動研究学会
佐藤圭
特定保健用食品に対する購買行動とその消費経験が健康行動に与える影響に関する考察
2022年4月 - 2025年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
小林哲, 三井雄一, 佐藤圭, 原広司
担当区分:研究分担者
テキストマイニングの手法を活用した有価証券報告書の実態分析および実証分析
2020年4月 - 2023年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
伊藤健顕, 金鉉玉, 矢澤憲一, 佐藤圭, 廣瀬喜貴
担当区分:研究分担者
2024年度 非構造化データと機械学習を利用した消費者心理の理解
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 非構造化データと機械学習を利用した消費者心理の理解
研究費の種類: 教員研究費
2022年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
消費者行動論(2年次以上配当、4単位)、基礎演習(1年次配当、4単位)、専門演習Ⅰ(2年次配当、2単位)、専門演習Ⅱ(3・4年次配当、8単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
消費という行為は、日々誰しもが経験するものである。しかし、消費は生活の一部として溶け込んでいるため、それらを内省する機会は少ない。そこで、そのような普段の行為について再考する機会を提供することで、学生が自分および他者の消費に関して興味を持ち、論理的に考察する癖付けを促す。そのような習慣化によって、(1)学生が自身の購買経験をより良いものとするだけでなく、(2)企業や組織によるマーケティング活動の意図や問題点に気づき、そして(3)マーケティング課題の解決のために自らアプローチする能力の向上を目指す。したがって、講義および演習では、受講生が自らの体験を振り返り、それらの意味を解釈しようとする積極的な参加姿勢が重要であると考える。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では、より身近な消費者像を想起しやすいように、当該週の講義テーマに関連する具体的な企業活動の事例や、時事的なニューストピックを適宜取り上げて紹介している。また、学生が講義へ積極的に参加できるように、学習内容に関連するクイズを講義終了後に出題し、その回答結果の中から数点を選び、後日、受講生全員に公開・フィードバックしている。演習では、学生が講義で身につけた消費者行動およびマーケティング関連の知識を最大限に活かすことを目的として、実際に商品企画を行うインカレへグループ単位で参加している。学生は、そのようなイベントを通して、理論と実践をバランスよく学び、さらにチームマネジメントの重要性も体験できる。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、身の回りの現象に興味・関心を持って積極的に参加する学生と、そうではない学生との間で、同様のことを問うても理解度や応用度が異なる、ということが講義のクイズへの回答結果から伺える。ただし、前者の学生による回答が、後者の学生の学習意欲に影響を与えることもあり得るので、この方法は一定の効果があるものと考えている。演習では、企業から提示される様々な課題への取り組みを通して、学生たちによるグループ内あるいはグループ間での学び合いの様子が伺え、その過程を通して練られた提案は、各企業から概ね好評である。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義では、学生がより興味・関心をもって学習に取り組めるように、(1)最近の学術論文等の知識にもとづく講義資料の拡充、(2)学習テーマに対応する適切な紹介事例の精選、(3)クイズ内容およびフィードバックの改善を中心に、継続的な見直しを実施する。演習では、インカレのみでなく、理論や知識を活かせる場を模索・提供し、学生の主体的な学びをさらに促したい。また、学生の想像力を育むため、LLM等を用いたAIサービスの適切な活用方法を検討する。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、講義のクイズ、授業改善アンケート(自由記述欄)