上田 晴子 (ウエダ ハルコ)
UEDA Haruko
職名 |
准教授 |
専門分野 |
植物細胞生物学 |
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上田 晴子 (ウエダ ハルコ) UEDA Haruko
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甲南大学 理工学部 生物学科 准教授
2019年4月 - 現在
甲南大学 理工学部 生物学科 特任研究准教授
2016年4月 - 2019年3月
Shoot gravitropism and organ straightening cooperate to arrive at a mechanically favorable shape in Arabidopsis 査読あり
Satoru Tsugawa, Yuzuki Miyake, Keishi Okamoto, Masatsugu Toyota, Hiroki Yagi, Miyo Terao Morita, Ikuko Hara-Nishimura, Taku Demura, Haruko Ueda
Sci. Rep. 13 11165 2023年7月
担当区分:責任著者
Pexophagy suppresses ROS-induced damage in leaf cells under high-intensity light 査読あり
Oikawa, K., Goto-Yamada, S., Hayashi, Y., Takahashi, D., Kimori, Y., Shibata, M., Yoshimoto, K., Takemiya, A., Kondo, M., Hikino, K., Kato, A., Shimoda, K., Ueda, H., Uemura, M., Numata, K., Ohsumi, Y., Hara-Nishimura, I., Mano, S., Yamada, K., Nishimura, M.
Nat. Commun. 13 ( 1 ) 7493 2022年12月
In vitro assembly of nuclear envelope in tobacco cultured cells 査読あり
Tamura, K., Ueda, H., and Hara-Nishimura, I.
Nucleus 12 82 - 89 2021年
Generation of Arabidopsis lines with a red fluorescent marker for endoplasmic reticulum using a tail-anchored protein cytochrome b5-B. 査読あり
Nagano, M., Ueda, H., Fukao Y., Kawai-Yamada M., and Hara-Nishimura, I.
Plant Signal. Behav. 15 1790196 2020年
Mechanical measurement of gravitropic bending force in pea sprouts. 査読あり
Nakaso, Y., Arimoto, S., Kawaguchi, K., Muto, T., and Ueda, H.
Plant Biotechnol. 37 475 - 480 2020年
How to Investigate the Role of the Actin-Myosin Cytoskeleton in Organ Straightening.
Ueda, H. and Hara-Nishimura, I.
Methods Mol. Biol. 1924 215 - 221 2019年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Springer
FAMA: A Molecular Link between Stomata and Myrosin Cells.
Shirakawa, M., Ueda, H., Shimada, T., and Hara-Nishimura, I.
Trends Plant Sci. 21 861 - 871 2016年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Cell Press
Functions of plant-specific myosin XI: from intracellular motility to plant postures.
Ueda, H., Tamura, K., and Hara-Nishimura, I.
Curr. Opin. Plant Biol. 28 31 - 38 2015年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Elsevier
Psathyrella velutina lectin as a specific probe for N-acetylneuraminic acid in glycoconjugates.
Ueda, H., Takahashi, N., and Ogawa, H.
Methods Enzymol. 363 77 - 90 2003年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Elsevier
Preparation and utility of neoproteoglycan probes in analyses of interaction with glycosaminoglycan-binding proteins.
Ogawa, H., Ueda, H., Natsume, A., and Suzuki, R.
Methods Enzymol. 362 196 - 209 2003年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Elsevier
2022年度 細胞内膜系や細胞骨格の動態解析から植物が環境変化に適応するしくみを探る
研究費の種類: 外部資金等
2021年度 細胞内膜系や細胞骨格の動態解析から植物が環境変化に適応するしくみを探る
研究費の種類: 外部資金等
2020年度 細胞内膜系や細胞骨格の動態解析から植物が環境変化に適応するしくみを探る
研究費の種類: 外部資金等
2022年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
生物学入門(学部1年次配当)
基礎生物学演習II(学部2年次配当)
基礎生物学実験A, B(学部2年次配当)
植物細胞生物学(植物生理学要論)(学部2,3年次配当)
植物分子生物学(学部2,3年次配当)
生物学専門実験及演習IV(学部3年次配当)
生物学卒業実験(学部4年次配当)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
「生物学を学ぶ」ということが,生物学的知識を暗記することであると考えている学生や,新しい生物学的知識を教えてもらうことであると考えている学生が多い.大学で学ぶ生物学で重要なことは,生物学の知見を詳しく知るだけでなく,どのような研究や実験から,どのような結果によって生物学的結果が導き出されたのかを考え,実際の実験科目で論理的思考からそのエッセンスを考察することである.そこで,講義において学生に「考えて言葉にする」機会を提供するとともに,専門実習における発表やレポート,または卒業論文を作成することによって,「考える生物学」を身につけることを目標としている.
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
低年次の基礎演習科目では,毎回講義の冒頭で約10分間の予習確認テストを行っている.自己採点によって正答を添えた上で講義後に提出してもらい,必要に応じて次回講義や個別フィードバックで解説をしている.専門講義では,これまでに学習した内容を広く活用して考察し,文章で説明する課題を毎回出すことによって,論理的な思考を促している.注目すべき考察例や,誤った認識が認められた例については,次回の講義で紹介・解説している.また,質問についても,個別フィードバックや講義内で解説することを心がけている.生物学入門では大学で生物学を学ぶ上での広い意味でのコミュニケーション力や文章力を身につけるために,グループワークを積極的に取り入れている.生物学専門実験及び演習では,数名のチームを組んで議論をしながら,その解析の目的を理解して自分の実験結果を考察することを促す.受講生全員が,全員の前で発表者および質問者となる機会を与えることによって,参加者全員で議論を進める.実験テーマによっては正解のないものもあるため,結果の誤解や論理の間違いを指摘する.生物学卒業実験においては,研究結果に対して常に疑問をもち議論することを求めている.卒業論文の発表会では,多くの教員や学生の前で発表を行い,質疑応答にも自ら答えることでプレゼンテーション能力を養う.
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
提出課題・レポートの内容,プレゼンテーションの内容,授業改善アンケート,受講者の自己評価や感想などから,ある程度の成果が得られたと考える.
改善点・今後の目標(これからどうするか):
受講生がポイントをつかみやすいような説明の工夫や,生物学全体との繋がりを意識させるような説明を心がける.
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス,講義資料,提出課題,授業改善アンケート