論文 - 藤原 健剛
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新課程地歴・公民科で獲得すべき能力-「歴史総合」「地理総合」「公共」の合理的配置と各科目の役割を通して- 査読あり
藤原健剛
甲南大学 教職教育センター年報・研究報告書 2022年度 2023年3月
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教師サイドにおける「思考・判断・表現」についての一考察-学生によるジェンダー問題に関する学習指導案作成を通して-
藤原健剛
甲南大学 教職教育センター年報・研究報告書 2023年度 17 - 29 2024年3月
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「民主主義」に関する一考察-教職課程の学生と考える「民主主義」- 査読あり
藤原健剛
甲南大学 教職教育センター年報・研究報告書 2021年度 2022年3月
担当区分:責任著者
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「歴史総合」実施に向けての期待と課題-「歴史総合」の理想を形にするために-
藤原健剛
甲南大学教職教育センター年報・研究報告書2019年度 13 - 22 2020年3月
単著
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政治的教養の教育から市民性教育へ-高校生を民主主義社会の有為な形成者に育てるために-
藤原健剛
甲南大学教職教育センター年報・研究報告書2018年度 25 - 36 2019年3月
単著
高校生を民主主義社会の有為な形成者に育てるための視点として、生徒が自分の意志を持って自立するのを支援すること、「メタ認知」を身に付けさせ、その「メタ認知」を国家を越えたレベルにまで引き上げること、個々人が属する社会への能動的な参画と市民としての責任ある行動に結びつけること、の3点を提言した。
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新科目「公共」がはらむ問題点と公民科教育のあるべき方向性-社会・地理歴史・公民ワーキンググループの審議の経過を通して- 査読あり
藤原健剛
甲南大学教職教育センター年報・研究報告書2017年度 37 - 51 2018年3月
単著
本稿では、新科目「公共」において、「個」と「公共」及び「国家」の関係をどのように捉えるかという問題を取り上げ、「公共」がはらむ問題点について、教科の理念の観点、教科が果たす役割の観点、法体系の観点などから指摘し、その上で、今後の公民科教育のあるべき方向性について提言した。
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特別活動指導法における「共感力」と「認識力」の重要性に関する一考察-教職課程を学ぶ学生の意識分析を通して- 査読あり
藤原健剛
甲南大学教職教育センター年報・研究報告書2016年度 1 - 13 2017年3月
単著
本研究では、特別活動の有用性を理解するコンピテンシーとして、特別活動指導法を学ぶ学生の意識分析を行ない、「共感力」と「認識力」の重要性を明らかにした。
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地理歴史・公民科教育に関する一提案-教育改革の必要性の中で-
藤原健剛
甲南大学教職教育センター年報・研究報告書2015年度 29 - 38 2016年3月
単著
教育改革の必要性の中で、地理歴史・公民科が本来重視してきた多面的なものの見方やリテラシー能力に磨きをかけ、さらに物事を論理的にストーリーとして説明できる力をつけるための一つの授業法(図式化-ストーリー化-表現-多面的考察-質問・教授-ストーリー再構築)を提案した。
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古ゲルマンの社会的構造-Tacitus, Germaniaを中心として-
藤原健剛
政治経済史学 ( 579 ) 2015年3月
単著
古ゲルマンの自由民のゲノッセンシャフト(協同組合・仲間集団)的な連帯意識と首領のヘルシャフト(支配)との関係について、文献資料をもとに論じた。
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日本語、古ゲルマンの自由民 ingenui について-Tacitus, Germaniaを中心として-
藤原健剛
兵庫県高等学校教育研究会社会(地理歴史・公民)部会 研究紀要第12号 2015年3月
単著
古ゲルマンの自由民が、 civitas (部族国家)の正員として国家の重要事項の決定に与るなど、ゲルマン社会の中核的存在であったことについて論じた。
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タイ王国における心の教育について
藤原健剛
ASEAN諸国との教育関係者交流事業報告書 2011年11月
単著
教育関係者交流事業を通じて、「微笑みの国」タイ王国における心の教育の在り方について、 worship (ブッダへの)崇拝と respect 尊敬の念(国王・王妃、年長者・教師)という視点から論じた。
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学校自己発展プログラムの螺旋階段を昇る
藤原健剛
兵庫教育 2007年1月号 2007年1月
単著
学校評価システムは、「開かれた学校づくり」から始め「地域に信頼される学校づくり」を推進し「魅力ある学校づくり」を目指すという一連の学校自己発展プログラムの動力部に位置づけられていることについて、ある県立高等学校の取組を例に挙げて論じた。
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古ゲルマンの定住形態-Tacitus, Germaniaを中心として-
吉田興宣,藤原健剛
兵庫教育大学研究紀要 第17巻第2分冊 17 1997年2月
共著
タキトゥスの『ゲルマーニア』を主史料として、居住形態と土地利用形態を中心に古ゲルマンの定住形態について論じた。