ティーチングポートフォリオ - 藤田 順也
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2024年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
専門演習Ⅰ(2年次配当、2単位)、専門演習Ⅱ(3・4年次配当、8単位)、国際経営論(2年次以上配当、4単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
国際経営論を学ぶことは近年の企業経営の実態を理解する上で重要である。企業規模や産業特性に関わらず、いかなる企業においても近年、海外との関わりが不可避な行動となっているからである。さらには、学生が社会に出た後、その多くは海外での勤務を経験し、また社内でも多国籍な人材と一緒に働くことが一般的な時代になりつつあるからである。これらの点を学生に意識づけながら、講義を進めている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では、パワーポイントのスライド形式で進めている。その際、ポイントとなる箇所を資料上で穴埋めに記入したり、板書で説明し、ノートを取らせている。書くことを、多く取り入れている。企業についての講義なので、現実的にイメージできやすいように、映像や写真などを使用している。また、演習(ゼミ)では、専門書を読む力、まとめる力、発表する力、そして書き上げる力が総合的に身につくように2年半(専門演習Ⅰ・Ⅱ)を計画し、組み立てている。最初の1年半はペアワーク・グループワークの中でそれらを経験させ、学生自身に強みと弱みを理解させ、残りの1年間は一人で書き上げる作業(卒業論文)を行なっている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、国際経営に関する理解を深めていくが、その中で自身のキャリア(海外勤務や外資系企業への就職など)との関連性を強く意識する学生と、そうでない学生の差異がみられた。ゼミでは、ペアワーク・グループワークを通じてチームワークで目標をやり遂げることは上達していくが、そこから卒論を一人で書き上げる作業への意識的な転換が難しい学生が毎年見られる。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
授業後の学生からの質問は、こちらの説明不足だったと理解し、次の講義の最初に再度説明するとともに、それを踏まえて次年度の配布資料を改良している。今後の目標は、事前学習をきちんとしてきた学生には、より講義内容がわかりやすくなるように説明内容に工夫を加えること、またそうした学生には成績上においても評価できるように工夫したいと考えている。そうすることで、事前学習に積極的に取り組む学生を増やしたいと考えている。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、授業改善アンケート(自由記述欄)
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2023年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
基礎演習(1年次配当、4単位)、専門演習Ⅰ(2年次配当、2単位)、専門演習Ⅱ(3・4年次配当、8単位)、国際経営論(2年次以上配当、4単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
国際経営論を学ぶことは近年の企業経営の実態を理解する上で重要である。企業規模や産業特性に関わらず、いかなる企業においても近年、海外との関わりが不可避な行動となっているからである。さらには、学生が社会に出た後、その多くは海外での勤務を経験し、また社内でも外国人と一緒に働くことが一般的な時代になりつつあるからである。これらの点を学生に意識づけながら、講義を進めている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では、パワーポイントのスライド形式で進めている。その際、ポイントとなる箇所を資料上で穴埋めに記入したり、板書で説明し、ノートを取らせている。書くことを、多く取り入れている。企業についての講義なので、現実的にイメージできやすいように、映像や写真などを使用している。また、演習(ゼミ)では、専門書を読む力、まとめる力、発表する力、そして書き上げる力が総合的に身につくように2年半(専門演習Ⅰ・Ⅱ)を計画し、組み立てている。最初の1年半はペアワーク・グループワークの中でそれらを経験させ、学生自身に強みと弱みを理解させ、残りの1年間は一人で書き上げる作業(卒業論文)を行なっている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、国際経営に関する理解を深めていくが、その中で自身のキャリア(海外勤務や外資系企業への就職など)との関連性を強く意識する学生と、そうでない学生の差異が見られる。ゼミでは、ペアワーク・グループワークを通じてチームワークで目標をやり遂げることは上達していくが、そこから卒論を一人で書き上げる作業への意識的な転換が難しい学生が毎年見られる。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
授業後の学生からの質問は、こちらの説明不足だったと理解し、次の講義の最初に再度説明するとともに、それを踏まえて次年度の配布資料を改良している。今後の目標は、事前学習をきちんとしてきた学生には、より講義内容がわかりやすくなるように説明内容に工夫を加えること、またそうした学生には成績上においても評価できるように工夫したいと考えている。そうすることで、事前学習に積極的に取り組む学生を増やしたいと考えている。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、授業改善アンケート(自由記述欄)