山口 聖 (ヤマグチ サトル)
YAMAGUCHI Satoru
職名 |
教授 |
専門分野 |
証券論 |
外部リンク |
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山口 聖 (ヤマグチ サトル) YAMAGUCHI Satoru
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自社株買いの内外の実態、理論の整理 招待あり
山口聖
証券アナリストジャーナル 59 ( 6 ) 7 - 18 2021年6月
単著
Inflexibility of Share Repurchases 査読あり
Satoru Yamaguchi
International Review of Finance 1 ( 21 ) 255 - 281 2021年3月
単著
日本企業の現金保有に対するマーケットの評価 査読あり
山口聖,馬場大治
経営財務研究 2012年
共著
わが国株式市場における株価の長期パフォーマンスの測定方法の評価―BHAR法とCTP法の検証
山﨑尚志
国民経済雑誌 2012年
共著
イベント後のROA分析におけるコントロール・ファームの選択法 査読あり
山口聖
経営財務研究 2011年
単著
2020年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
証券論(2年次以上配当、4単位)、基礎演習(1年次配当、4単位)、専門演習Ⅰ(2年次配当、2単位)、専門演習Ⅱ(3年次、4年次配当、8単位)。
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
証券論では、企業の資金調達を容易にするために,証券市場ではどのような工夫がなされているのか、証券を購入する場合数ある証券の中からどのように証券を選べばよいのかを理解するため、証券市場の機能や証券の役割を理解する証券市場論と、資産選択理論や価値評価理論に代表される証券投資論の講義を通じて、証券について包括的に学習する。演習では、輪読を通じたテキストの理解と、プレゼンテーション能力の向上を目標としている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義において登場する専門用語については、パワーポイントに穴埋めを作り、記述させている。また、なぜこのようになるのか?という質問を投げかけることで、学生が少しでも考えることで、積極的に講義に参加できるようにしている。さらに、理論的な説明の後、関連するニュースを紹介することで、学習した理論が現実の世界における現象として観察されることを説明することで、学習する必要性を強調するようにしている。演習においては、まずはグループでのプレゼンを行い、プレゼンに対する苦手意識を克服した後、個人のプレゼンを行うようにしている。また、他人の報告に対して必ず質問することを求めている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、穴埋め方式の資料を準備し、ニュースを取り上げるようになった結果、自由記述式のアンケートにおいて、分かりやすいという回答が多くなった。また、学生に質問を投げかけ続けることで、受講生の講義に対する態度にもポジティブな変化が生じたと感じている。演習についても、グループを通じたプレゼンから始めることで、学生の発言回数が増加したと感じている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義では、理解が困難であろうと予想される内容について、詳細に説明を繰り返した結果、理解の早い学生にとっては、説明が冗長になっていると指摘されたので、どの程度、理解度が低い学生に寄り添うのか、という点において、今後は考え直す必要がある。演習では、まじめに努力しているが、少し論点がずれている学生に対して、これまでは、やる気をなくさせないために、努力を評価してきたが、今後は評価しつつも、論点がずれていることについては、明確に指摘するようにする。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、授業改善アンケート(自由記述欄)