片桐 幸輔 (カタギリ コウスケ)
KATAGIRI Kosuke
職名 |
教授 |
学位 |
博士(理学)(千葉大学) |
専門分野 |
構造有機化学、物理有機化学, 有機合成化学, 錯体化学, 生物有機化学, 有機機能材料 |
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片桐 幸輔 (カタギリ コウスケ) KATAGIRI Kosuke
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千葉大学 理学部 化学科 卒業
1996年4月 - 2000年3月
甲南大学 理工学部 機能分子化学科 教授
2023年4月 - 現在
甲南大学 理工学部 機能分子化学科 准教授
2018年4月 - 2023年3月
甲南大学 理工学部 機能分子化学科 助教
2014年4月 - 2018年3月
有機合成化学協会
2000年11月 - 現在
トリアリールホスフィンオキシドを骨格にもつ超分子化合物の合成
研究期間: 2014年4月 - 現在
リン原子の特性をもつ超分子ポリマー創製を目指した擬ロタキサンの合成と分子認識挙動
研究期間: 2016年4月 - 現在
研究期間: 2014年4月 - 現在
研究期間: 2014年4月 - 現在
籠型超分子および多孔性配位高分子の細孔内ゲスト分子の挙動観測 査読あり
片桐幸輔、川幡正俊
SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 ( 2 ) 83 - 88 2024年5月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
Solvent-Dependent Conformational Switching of N-Methyl-N,N′-diarylsquaramide
Kimiko Tanaka, Fumi Takeda, Midori Kanda, Masatoshi Kawahata, Shinya Fujii, Kosuke Katagiri, Hyuma Masu, Hiroyuki Kagechika, Aya Tanatani
The Journal of Organic Chemistry 2023年9月
Conformational Properties of Aromatic Amides Bearing Imidazole Ring and Acid-Induced Trans–Cis Amide Switching
Chiharu Takubo, Sakiko Kimura, Mami Ichinomiya, Arisa Hayakawa, Mako Murata, Ko Urushibara, Hyuma Masu, Kosuke Katagiri, Masatoshi Kawahata, Mayumi Kudo, Isao Azumaya, Hiroyuki Kagechika, Aya Tanatani
The Journal of Organic Chemistry 2022年9月
Investigating the synthesis and structure of [2]pseudorotaxanes assembled by crown ether as wheel component and dual-cation axle with phosphonium and ammonium cations
Naoki Fujimoto, Koshiro Isono, Kosuke Katagiri
Journal of Molecular Structure 1259 132721 - 132721 2022年7月
Crystal structures and solution behavior of cis-di(aqua)bis(2,2 '-bipyridine)cobalt(III) and related complexes
Mari Toyama, Yu Yamamoto, Takuya Yoshimoto, Kosuke Katagiri
JOURNAL OF MOLECULAR STRUCTURE 1244 2021年11月
出版者・発行元:ELSEVIER
A cobalt(III) complex bearing two 2,2'-bipyridine (bpy) ligands and two aqua ligands, cis-[Co(bpy)(2)(OH2)(2)][OTf](3)center dot H2O (1 center dot[OTf](3)center dot H2O; OTf- = CF3SO3-), was obtained from the reaction of [Co(bpy)(2)(CO3)][OTf]center dot 0.5H(2)O with aqueous HOTf (HOTf = HCF3SO3, trifluoromethanesulfonic acid). The prepared complex was characterized by single-crystal X-ray crystallographic and elemental analyses, and its solution behavior was investigated by H-1 NMR spectroscopy. Our study of 1 center dot[OTf](3)center dot H2O revealed that it is stable in water and acetone upon heating; however, in methanol and ethanol, the complex was unstable upon heating, forming [Co(bpy)(3)](3+). In addition, upon the reaction of 1 center dot[OTf](3)center dot H2O with picolinic acid (Hpic) in acetone at 295 K, [Co(bpy)(2)(pic)][OTf](2) (2 center dot[OTf](2)) was gradually and selectively precipitated from the reaction solution in 82% yield. Moreover, the reaction between 1 center dot[OTf](3)center dot H2O, NaOH, and H2O2 in water at room temperature produced the dinuclear complex [Co-2(bpy)(4)(mu-O-2)(mu-OH)][PF6](3) (3 center dot[PF6](3)) in good yield (92%) and with excellent purity. The structures of 1 center dot[OTf](3)center dot H2O and 2 center dot[PF6](2) were determined by single-crystal X-ray crystallographic analysis. (C) 2021 Elsevier B.V. All rights reserved.
超分子相互作用による有機結晶の構造制御
片桐幸輔
化学と工業 69 ( 9 ) 744 - 745 2016年9月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(国際会議プロシーディングズ) 出版者・発行元:日本化学会
芳香族スルホンアミドの立体特性を生かした配位高分子の創製
片桐幸輔
YAKUGAKU ZASSHI 134 ( 9 ) 939 - 947 2014年5月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(国際会議プロシーディングズ) 出版者・発行元:日本薬学会
希土類配位高分子材料の発光挙動機構解明
2022年4月 - 2023年3月
公益財団法人木下記念事業団 公益財団法人木下記念事業団学術研究活動助成
担当区分:研究代表者
2024年度 ホスホニウム塩の加水分解反応機構解明
研究費の種類: 教員研究費
2024年度 発光性アリールホスフィンオキシド類の多形探索と発光挙動
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 超分子ポリマー構築を志向した軸分子および環状分子の設計と合成
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 ホスホニウム塩の加水分解によるホスフィンオキシドへの変換反応機構調査
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 構造有機化学 有機化学、有機金属化学、有機結晶化学
研究費の種類: その他
2022年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
有機化学A(2年次配当、2単位)、化学英語演習(2年次配当、1単位)、有機合成化学(3年次配当、2単位)、機能分子化学研究ゼミ(3年次配当、1単位)、機能分子化学実験C(3年次配当、4単位)、卒業研究(4年次配当、8単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
機能分子化学科では、「次世代の素材を創成することで、現代社会が抱える問題を解決する」ことのできる人材育成を目指している。私の教育目標は、「学生が化学に関する基礎知識を学ぶだけでなく、自分の目で見て、頭で考え、実際に手を動かすことができるようになる」ことである。基礎となる専門科目から応用となる卒業研究まで行う中で、研究者として必要な基礎知識、実験技術、安全に対する考え方、プレゼン力および自分で考える力を身につける機会を提供することを心がけている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では、パワーポイント資料を作成し、講義前にMyKONAN上で公開している。毎回小テストを実施し、前週の講義内容の復習時間を確保している。また小テストの内容として大学院入試レベルの発展問題を用意し、学生の知的好奇心や向上心を満たす取り組みを行っている。また中間試験を複数回実施し、知識定着のための積極的な自習をすることを求めている。実験科目では、作業を行うだけでなく、各実験操作の意味や加える試薬の役割などを自分の頭で考え、またわからない場合には調べることを求めている。そのために、実験ごとにレポートを作成させ、考察について発表する機会を設けている。この時、正しい正解には行き着かなくても、自分の考えや調べたことを披露することを求めている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、小テストを説く機会が多いことから、各自がわからない箇所を把握できるようになっている。また取り組む姿勢に応じて成績に顕著な差異が見られる。実験科目では、座学では見られない現象などを実体験できるため、考察しようとする姿勢が多くの学生に見られる。また、わからないことを調べる方法や学生同士で積極的にディスカッションを行うなど、アクティブラーニングとしての効果が非常に高くなっているように思われる。卒業研究においては、ほとんどの学生が最先端研究に触れ、高い意識を持って取り組むようになっている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
苦手意識を持った学生の学習意欲を高めるために、テスト問題の難易度を段階ごとに分ける必要が感じられる。その際に、成績上位者の学習意欲を削ぐことのない問題作成なども合わせて意識する必要がある。また問題の解答および解説については講義時間の配分を工夫して、実施する必要がある。さらに、年度ごとに理解度に差が生じるため、毎年講義資料の見直しや改良を続けていきたい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、配信講義資料、小テスト、授業改善アンケート(自由記述欄)
2022年4月 - 2024年3月 日本化学会近畿支部 幹事
2020年5月 - 2021年3月 日本化学会 第102春季年会 講演企画小委員会
2018年5月 - 2019年3月 日本化学会 第99春季年会 講演企画小委員会
高大接続推進企画運営委員 (全学委員会)
理工学部入試検討委員会 (部局内委員会)
理工学部サイコモンズ企画運営委員 (部局内委員会)