髙嶋 洋平 (タカシマ ヨウヘイ)
TAKASHIMA Yohei
職名 |
准教授 |
学位 |
博士(工学)(京都大学), 修士(工学)(京都大学), 学士(工学)(京都大学) |
専門分野 |
錯体化学、材料化学、有機化学、固体化学, 無機物質、無機材料化学 |
外部リンク |
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髙嶋 洋平 (タカシマ ヨウヘイ) TAKASHIMA Yohei
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京都大学 工学研究科 合成・生物化学専攻 博士課程 修了
2007年4月 - 2010年3月
京都大学 工学研究科 物質エネルギー化学専攻 修士課程 修了
2004年4月 - 2006年3月
錯体化学会
2014年4月 - 現在
日本化学会
2014年3月 - 現在
Cr(NO3)3 as a new etching reagent for an Al-based metal-organic framework to control its crystal size and defects 査読あり
Yohei Takashima, Naoto Tanabe, Shintaro Tanaka, Takaaki Tsuruoka, Kensuke Akamatsu
Cryst. Growth Des. 24 1766 - 1773 2024年2月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
Structure and thermoelectric characterization of p-Type SnTe nanobulk material synthesized by charge compensation chemical reaction 査読あり
Ryosuke Fujiwara, Yuta Ikeda, Takuto Kawaguchi, Yohei Takashima, Takaaki Tsuruoka, Kensuke Akamatsu
Energies 17 190 2024年2月
Direct formation of ZIF-8 crystal thin films on the surface of a zinc ion-doped polymer substrate 査読あり
Takaaki Tsuruoka, Kaito Araki, Kouga Kawauchi, Yohei Takashima, Kensuke Akamatsu
Inorganics 12 21 2024年1月
Co-generation of palladium nanoparticles and phosphate supported on metal-organic frameworks as hydrogenation catalysts 査読あり
Yohei Takashima, Seiko Tetsusashi, Mai Takano, Shintaro Tanaka, Yui Murakami, Takaaki Tsuruoka, Kensuke Akamatsu
Dalton Trans. 52 11158 - 11162 2023年7月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
その他リンク: https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2023/dt/d2dt04109j
High-performance bulk Bi0.4Sb1.6Te3.0 thermoelectrics prepared from nanocrystal precursor synthesized via chemical precipitation 査読あり
Ryosuke Fujiwara, Yohei Takashima, Takaaki Tsuruoka, Muneyuki Naito, Junya Murai, Kensuke Akamatsu
Journal of Solid State Chemistry 319 123777 - 123777 2023年3月
「ポリイミド基板上への選択的金属有機構造体の形成技術」in ポリイミドの高機能設計と応用技術
福岡美海, 江口慧一, 髙嶋洋平, 赤松謙祐, 鶴岡孝章( 担当: 共著 , 範囲: 第 6 章、第 6 節, 487-495)
2022年8月
「MOF 複合材料の作製を目的とした異種材料上での MOF 形成」in PCP/MOF および各種多孔質材料の作り方、使い方、評価解析
大橋卓史, 髙嶋洋平, 赤松謙祐, 鶴岡孝章( 担当: 共著 , 範囲: 第 1 章、第 10 節)
技術情報協会 2019年10月
「金属ナノ粒子分散コンポジット材料」 in ポリマーナノコンポジットの開発と分析技術
高嶋洋平, 鶴岡孝章, 冨田知志, 赤松謙祐( 担当: 共著 , 範囲: 第2章 p.27-p.33)
シーエムシー出版 2016年
「樹脂へのめっき技術の進歩」in 表面・界面技術ハンドブック –材料創製・分析・評価技術から先端産業への適用、環境配慮まで–
鶴岡孝章、高嶋洋平、縄舟秀美、赤松謙祐( 範囲: 第1編 第1章 p.27-p.33)
エヌティーエス 2016年
固液界面での選択的 MOF 形成 招待あり
鶴岡孝章, 平尾翔也, 髙嶋洋平, 赤松謙祐
日本接着学会誌 55 301 - 37 2019年8月
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
化学的表面処理によるポリイミド樹脂のダイレクトメタライゼーション 招待あり
赤松 謙祐, 髙嶋 洋平, 鶴岡 孝章
表面技術 70 182 - 187 2019年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
イオン交換基を利用した多孔性金属錯体内での機能性物質の固定化と機能開拓 招待あり
髙嶋洋平
43 25 - 27 2019年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
Controlled lattice rearrangement in a metal-organic framework by defect engineering 招待あり
Yohei Takashima
The 9th Asian Conference on Coordinaiton Chemistry (ACCC9) 2024年2月
開催年月日: 2024年2月
Syntheses and Catalytic Properties of Pd Nanoparticles/Organic Polymers inside a MOF
Yohei TAKASHIMA
2021年9月
開催年月日: 2021年9月
Development of new synthetic methodologies for metal nanoparticle/MOF hybrids 招待あり
Yohei Takashima
日本化学会第100回春季年会(2020)
開催年月日: 2020年3月
Development of new synthetic methodologies for metal nanoparticle/MOF hybrids 招待あり
Yohei Takashima
日本化学会第100回春季年会(2020) 2020年3月
プレス条件下での構造変換反応を利用した欠陥フリーMOF連続膜の合理的合成
2022年4月 - 2025年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
髙嶋 洋平
担当区分:研究代表者
温和な条件下での水素分子活性化を目指した錯体触媒に内包ナノ空間の創製
2015年4月 - 2017年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
温和な条件下での水素分子活性化を目指した錯体触媒に内包ナノ空間の創製
無溶媒条件下での安全かつ簡便な過酸化水素合成システムの開発
2020年4月 - 2021年3月
ひょうご科学技術協会 ひょうご科学技術協会 学術研究助成
2023年度 プレス条件下での構造変換反応を利用した欠陥フリーMOF連続膜の合理的合成
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 プレス条件下での構造変換反応を利用した欠陥フリーMOF連続膜の合理的合成
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 構造変換反応によるサブナノメートル錯体細孔の合理的合成とガスふるい材料への応用
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 有機―無機ハイブリッド材料、自己組織化 多孔性金属錯体の細孔を用いた機能性物質の精密集積化
研究費の種類: その他
2023年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
無機化学(1年次配当、2単位)、ナノテクノロジー(2年次配当、2単位)、ナノバイオラボベーシックA(1年次配当、2単位)ナノバイオラボベーシックB(1年次配当 2単位)、ナノバイオラボ1A(2年次配当、4単位)、ナノバイオラボ1B(2年次配当、4単位)、ナノバイオラボ2A(3年次配当、6単位)、ナノバイオラボ2B(3年次配当、6単位)、科学英語コミュニケーション1(1年次配当、1単位)、科学英語コミュニケーション2(2年次配当、1単位)、科学英語プレゼンテーション1(3年次配当、1単位)、科学英語プレゼンテーション2(3年次配当、1単位)、科学英語プレゼンテーション3(4年次配当、1単位)、ナノバイオ卒業研究(4年次配当、15単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
研究とは、まだ明らかにされていない事象に対して、試行錯誤を繰り返しながらその真理の追求および新たな知の構築を目指すものであり、その道のりは容易いものではない。しかしながら、その試行錯誤はこれまでの勉学と実験で身につけてきたものをフルに活用した挑戦的活動であり、学生の人間力を劇的に向上させるものであると確信している。研究に本気で取り組むことで得られる達成感を学生全員に味わわせてやることが私の目標であり、そのために必要となる知識や技術、考え方などを教えている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
講義では、授業終わりにその日の授業でわかったこととわからなかったことをリフレクションペーパーに書いてもらい、次の授業でわからなかったことすべてについて解説するようにしている。また、授業を聞いてわかったと思っていても、実際に身についていないことが多々あるので、定期的に演習問題を宿題として与えており、出来の悪かった問題については授業で解説している。実験では、技術の習得はもちろんのこと実験結果に対する考察が極めて重要であると考えており、間違っていてもいいから自分で考えたレポートをもってくるよう指導している。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
講義では、学生からのリフレクションペーパーや授業改善アンケートの結果に基づき、授業内容を毎年少しずつアップデートしている。そのおかげかリフレクションペーパーのわからないことの数が少なくなっていると実感している。実験では、その実験の本質を早く理解してもらうため、最初は多くの時間を割いて学生とディスカッションするようにしている。しばらくすると、学生は自主的に考えて実験をするようになっている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
講義では、今後も、学生からのリフレクションペーパーや授業改善アンケートの結果を参考にしながらより良い授業にしていきたいと考えている。実験では、実験結果に基づいた学生との議論・考察の時間をどれだけたくさん取れるかが重要であると考えており、そのような時間をよりたくさん捻出できるよう努めたい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス、講義資料、リフレクションペーパー、授業改善アンケート