科研費(文科省・学振)獲得実績 - 帯谷 博明
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水環境の重層的ガバナンスに関する社会学的研究:沿岸生態系の保全・再生をめぐって
2025年4月 - 2030年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
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水災害多発時代における重層的環境ガバナンスの社会学的研究
2019年4月 - 2025年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
帯谷 博明
本研究の目的は、水災害多発時代における重層的環境ガバナンスの可能性と課題を、理論的かつ実証的に探究することにある。1990年代後半以降、さまざまな領域で「ガバナンス」の重要性が指摘され、社会諸科学の研究が展開されてきた。環境政策の社会学研究においても独自の研究の進展が見られるが、個別事例に密着したローカルな要因分析からさらに展開し、政策や法制度、政治体制など国家・行政セクターの動向および市民(運動)セクターの 変化など、グローバル/ナショナルな構造の変化に対する視点と、ローカルな個別事例への視点とを包摂した理論の構築が求められる。本研究では、開発や利用、保全、さらには大規模自然災害といった諸課題が集中的に表れ る「水環境」を対象にする。
具体的には、水環境にかかわる主なアクター、とくに政策課題 に対する行政官僚へのインタビュー調査と公的資料等の内容分析、水環境の保全や利用に関 わってきた市民活動・NPOの関係者へのインタビュー調査等を組み合わせたトライアンギュ レーション型の研究を展開し、1990年代後半以降の環境ガバナンスの変容過程を検証する。多様なアクターの協働のプロセスおよびその結果に関する事例の類型化と比較分析を通して、水災害多発時代の環境ガバナンスの可能性と課題を示し、ガバナンス研究への貢献を図る。 -
コミュニティ形成と持続的な環境利用に資する参加型調査のあり方ベトナムを事例に
2015年4月 - 2018年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
コミュニティ形成と持続的な環境利用に資する参加型調査のあり方
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グローバリゼーション時代におけるベトナム農村の住民生活と環境利用の変容
2011年4月 - 2014年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
グローバリゼーション時代におけるベトナム農村の住民生活と環境利用の変容
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コンパクトシティ政策の形成・展開と地域再生に関する比較社会学的研究
2008年4月 - 2011年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
コンパクトシティ政策の形成・展開と地域再生に関する比較社会学的研究
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ローカル・コモンズの再生と協働関係の構築に関する理論的・実証的研究
2005年4月 - 2008年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
ローカル・コモンズの再生と協働関係の構築に関する理論的・実証的研究