三上 和彦 (ミカミ カズヒコ)
MIKAMI Kazuhiko
職名 |
教授 |
学位 |
博士(Ph.D)(ボストン大学) |
専門分野 |
経済理論 |
外部リンク |
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三上 和彦 (ミカミ カズヒコ) MIKAMI Kazuhiko
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甲南大学 経営学部 経営学科 教授
2010年4月 - 現在
甲南大学 経営学部 准教授
2007年4月 - 2010年3月
甲南大学 ビジネス・イノベーション研究所 研究員
2005年4月 - 現在
甲南大学 経営学部 助教授
2004年4月 - 2007年3月
甲南大学 経営学部 講師
2002年4月 - 2004年3月
社会的選好の形成
(選択しない)
研究期間: 2016年4月 - 現在
不完備情報下での戦略的交渉
(選択しない)
研究期間: 1994年4月 - 現在
Bargaining Equilibrium with Complexity
三上和彦
『甲南経営研究』 52 ( 2 ) 2011年7月
単著
担当区分:筆頭著者
交渉モデルにおける代替性
三上和彦
『甲南経営研究』 50 ( 3 ) 2009年12月
単著
担当区分:筆頭著者
不確実性下の提携形成交渉
三上和彦
『甲南経営研究』 50 ( 1 ) 2009年7月
単著
担当区分:筆頭著者
戦略的提携における協調と競争
三上和彦
『甲南経営研究』 49 ( 1 ) 2008年7月
単著
担当区分:筆頭著者
「寡占的保険市場における均衡利得構造」
三上和彦
『甲南経営研究』 44 ( 3・4 ) 2004年11月
単著
集計定理における個人間の効用比較
三上和彦( 担当: 共著)
千倉書房 2022年3月
「ツーサイド市場の価格戦略」『先を読むマーケティング』
三上和彦( 担当: 共著)
同文館出版 2016年3月 ( ISBN:4495648012 )
ゲーム理論 ワークブック
三上和彦( 担当: 共著)
有斐閣 2015年12月 ( ISBN:4641164630 )
経営学の伝統と革新
三上和彦( 担当: 共著)
千倉書房 2010年11月 ( ISBN:978-4-8051-0963-2 )
「戦略的ネットワーク形成」(『ゲームと情報の経済学』
三上和彦( 担当: 単著)
勁草書房 2006年11月
2024年度 功利主義の基礎としての社会的厚生の集計問題
研究費の種類: 教員研究費
2023年度 社会における貢献可能性とシャープレイ値の関係について
研究費の種類: 教員研究費
2022年度 社会的選好が加法性を有する条件について
研究費の種類: 教員研究費
2021年度 社会的選好が加法性を有する条件について
研究費の種類: 教員研究費
2020年度 社会的選好が加法性を有する条件について
研究費の種類: 教員研究費
経営学のしおりの作成
ゼミにおけるscrapboxの利用
MyKonanを利用した情報開示
リスクマネジメントの電子コンテンツ
戦略的意思決定の電子コンテンツ
2021年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
経営科学(2年次配当,4単位),基礎演習(1年次配当,4単位),専門演習I(2年次配当,2単位),専門演習II(3・4年次配当,8単位)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
経営科学及び意思決定をテーマとした演習においては,その科目性質上,数理的な思考が必要となってくる。高校までの学習では問題が与えられ,その問題を解くという作業が求められてきたが,それに加え,社会で必要なスキルは問題の把握と定式化である。大学学部教育では,単なる知識習得だけにとどまらず,得た知識を活用する能力を養うことが必要であり,そのために,講義においては,なぜその問題を考えるのか,その背景を十分に理解した上で,問題を解くようにしており,演習においては,モデル・ビルディングとその評価を通じて,論理的思考を身につけさせることを目標としている。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
経営科学においては,現実のビジネス上の問題がいかに定式化されるかを十分説明した上で,問題演習を行なっている。その際,個人で行うだけでなく,複数人のグループで問題を解いてもらうことで,理解していない部分を把握し,また教え合うことで,理解を深めることを目指している。また,積み上げ的な要素を含むので,期末試験だけでなく,中間試験・小テストを実施することによって知識の確認を行っている。演習(ゼミでは),アイデアを形にすることを重要視している。問題意識を明確にした上で,実証的評価を行なっている。随時,報告の機会を設けて,自分のアイデアがきちんと他人に伝わっているかを確認している。また,タブレット,パソコンを持参することを課しており,必要な時に統計的分析を行うことができる環境にしている。基本的に演習の進行はグループの責任において行うことで,能動的態度を養うようにしている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
経営科学においては,一方通行の講義だけでなく,問題演習も行なっていることが,知識習得上有効であり,それは中間試験,期末試験においても理解度が高まっていることで確認できる。演習においても,統計学に関する演習を実施しており,学年を経るにつれて,その知識は確実になっている。また,自ら課題を設定することで,問題意識の重要性を理解できている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
経営科学においては,座席指定をすることによって,静謐な授業環境が維持される一方で,互いに話し合い,確認し合う作業が円滑にいっていない状況も発生しており,上記のグループによる作業による成果があげられない場合があった。常に座席指定するのではなく,必要に応じて指定することを考えている。演習においては,一定の成果を生み出すためにある程度の期間グループを固定せざるを得ないが,それがゼミの一体感を阻害している部分がある。定期的にグループ変更を行なっているが,その頻度については今後の課題である。
根拠資料(資料の種類などの名称):
シラバス,講義資料,小テスト,授業改善アンケート(自由記述欄)