鶴岡 孝章 (ツルオカ タカアキ)
TSURUOKA Takaaki
職名 |
准教授 |
学位 |
博士(理学)(甲南大学) |
専門分野 |
電子デバイス、電子機器, 無機物質、無機材料化学, 機能物性化学, 無機光化学、ナノ材料科学 |
外部リンク |
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鶴岡 孝章 (ツルオカ タカアキ) TSURUOKA Takaaki
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甲南大学 フロンティアサイエンス学部 生命化学科 准教授
2018年4月 - 現在
甲南大学 フロンティアサイエンス学部 講師
2009年4月 - 2018年3月
甲南大学 フロンティアサイエンス学部 生命化学科
2018年4月 - 現在
科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(ERATO)北川統合細孔プロジェクト
2008年4月 - 2009年3月
国名:日本国
日本学術振興会(JSPS)
2005年4月 - 2008年3月
国名:日本国
日本化学会(国内)
2002年3月 - 現在
錯体化学会
2008年8月 - 現在
表面技術協会(国内)
2002年3月 - 現在
光化学協会
2012年12月 - 現在
ナノ学会(国内)
2006年4月 - 現在
Development of a CaCO3 Precipitation Method Using a Peptide and Microwaves Generated by a Magnetron 査読あり
Fumihiro Kayamori, Hiroyuki Togashi, Natsumi Endo, Makoto Ozaki, Kan Hirao, Yonejiro Arimoto, Ryuji Osawa, Takaaki Tsuruoka, Takahito Imai, Kin-ya Tomizaki, Tomohiro Umetani, Nobuhiro Nakanishi, Kenji Usui
Processes 12 ( 7 ) 1327 - 1327 2024年6月
出版者・発行元:MDPI AG
Microwave applications, such as microwave ovens and mobile phones, are ubiquitous and indispensable in modern society. As the utilization of microwave technology is becoming more widespread, the effects of microwaves on living organisms and physiological processes have received increased attention. This study aimed to investigate the effects of microwaves on calcium carbonate biomineralization as a model biochemical process. A magnetron oscillator was used to generate 2450 MHz microwaves because magnetrons are relatively inexpensive and widespread. We conducted transmission electron microscopy (TEM), atomic force microscopy (AFM), TEM-electron energy-loss spectroscopy (EELS), dynamic light scattering (DLS), and high-performance liquid chromatography (HPLC) measurements to analyze the calcium carbonate precipitates. Our findings showed the formation of string-like precipitates of calcium carbonate upon microwave irradiation from one direction, similar to those obtained using a semiconductor oscillator, as reported previously. This implied that the distribution of the frequency had little effect on the morphology. Furthermore, spherical precipitates were obtained upon microwave irradiation from two directions, indicating that the morphology could be controlled by varying the direction of microwave irradiation. Magnetrons are versatile and also used in large-scale production; thus, this method has potential in medical and industrial applications.
DOI: 10.3390/pr12071327
Yohei Takashima, Naoto Tanabe, Shintaro Tanaka, Takaaki Tsuruoka, Kensuke Akamatsu
Crystal Growth & Design 24 ( 4 ) 1766 - 1773 2024年2月
Direct Formation of ZIF-8 Crystal Thin Films on the Surface of a Zinc Ion-Doped Polymer Substrate 査読あり
Takaaki Tsuruoka, Kaito Araki, Kouga Kawauchi, Yohei Takashima, Kensuke Akamatsu
Inorganics 12 ( 1 ) 21 - 21 2024年1月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 出版者・発行元:MDPI AG
Thin films of metal–organic frameworks (MOFs) on polymer substrates and MOF/polymer mixed-matrix membranes play crucial roles in advancing the field of gas separation membranes. In this paper, we present a novel method for the direct formation of continuous ZIF-8 crystal films on a polymer substrate doped with Zn²+. Our approach involves ion exchange between the doped zinc ions within the substrate and sodium ions in the presence of a CH3COONa additive, as well as interfacial complexation with eluted zinc ions and 2-methylimidazole (2-MeIM). The key factors affecting the formation of ZIF-8 crystals on the substrate were the concentrations of CH3COONa and 2-MeIM. A time-course analysis revealed that the nucleation rate during the early stages of the reaction significantly affected the surface morphology of the resulting ZIF-8 crystal films. Specifically, a higher nucleation rate led to the formation of continuous small ZIF-8 crystal films. This innovative approach enables the fabrication of densely packed, uniform ZIF-8 crystal films.
Shunsuke Yamada, Yohei Takashima, Takaaki Tsuruoka, Kensuke Akamatsu
RSC Applied Interfaces 2024年
出版者・発行元:Royal Society of Chemistry (RSC)
An interfacial model has been developed for describing ion transport kinetics at the membrane/solution interface in the new solid-electrodeposition system.
DOI: 10.1039/d4lf00112e
Asuka Nishibe, Ryohei Akiyoshi, Akinori Saeki, Kazuyoshi Ogasawara, Takaaki Tsuruoka, Daisuke Tanaka
Chemical Communications 2024年
出版者・発行元:Royal Society of Chemistry (RSC)
The impact of inorganic (–Cd–S–)<sub>n</sub> assemblies on semiconductive properties is demonstrated by systematically synthesizing one-dimensional Cd(ii) benzenethiolate coordination polymers.
DOI: 10.1039/d3cc05689a
固液界面での金属有機構造体作製
鶴岡孝章( 担当: 単著)
ナノ学会 2021年
Fluorescence Enhancement of Immobilozed CdTe Nanocrystals Metal-Nanocrystals-Modified Substrate by Dipole Coupling
T.Tsuruoka, M. Yamashita, M.Kumano, K. Uwajima, H.Nawafune and K. Akamatsu( 担当: 単著)
Transaction of Material Research Society of Japan 2014年
樹脂—金属接着・接合部の応力解析と密着性・耐久性評価
木村祐介、鶴岡孝章、赤松謙祐、縄舟秀美( 担当: 共著)
技術情報協会 2014年
「Quantum Dot –量子ドット」in 実験がうまくいく蛍光・発光試薬の選び方と使い方 (分担)
赤松謙祐、鶴岡孝章、縄舟秀美、杉本直己( 担当: 共著)
羊土社 2007年
第III部・第1節 、164-170
「半導体ナノ粒子の合成と発光特性制御」in 量子ドットの生命科学領域への応用 (分担)
鶴岡孝章、赤松謙祐、縄舟秀美( 担当: 共著)
シーエムシー出版 2007年
第1編・第5章、49-58
金属ナノ粒子分散層を利用した樹脂/金属間接合
縄舟、赤松、鶴岡
プラスチックスエージ Mar 55 - 60 2013年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:プラスチックスエージ
電気化学的手法によるポリイミド樹脂表面への金属パターン形成
赤松、鶴岡、縄舟
工業材料 61 ( 5 ) 39 - 42 2013年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:日刊工業新聞
マテリアル・イノベーションに対応する高度めっき技術
縄舟、赤松、鶴岡
工業材料 61 ( 5 ) 18 - 22 2013年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:日刊工業新聞
Designed peptide with peptide nucleic acids for addressable precipitation of silica on DNA
Kenji Usui, Kazuma Nagai, Hiroto Nishiyama, Tamaki Endoh, Takaaki Tsuruoka, Satoshi Fujii
PROTEIN SCIENCE 21 122 - 123 2012年8月
出版者・発行元:WILEY-BLACKWELL
電気化学リソグラフィーによる樹脂表面への金属パターン形成
赤松、福本、鶴岡、縄舟、柳本
表面技術 63 95 - 99 2012年
掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:表面技術協会
Characterization for thermal stability of DNA G-quadruplexes adsorbed on metal-organic gels
Myu Fukuoka, Hisae Tateishi-Karimata, Yohei Takashima, Kensuke Akamatsu, Takaaki Tsuruoka
7th Gratama Workshop 2023年5月
開催年月日: 2023年5月
金属イオン担持ポリアミック酸を用いたMetal-Organic Frameworkの作製
江口慧一、髙嶋洋平、赤松謙祐、鶴岡孝章
日本化学会第103春季年会 (東京理科大学 野田キャンパス) 2023年3月 日本化学会
開催年月日: 2023年3月
固-液界面における配位子交換反応による銀チオラート配位高分子薄膜の構造変化
福岡美海、髙嶋洋平、赤松謙祐、鶴岡孝章
日本化学会第103春季年会 (東京理科大学 野田キャンパス) 2023年3月 日本化学会
開催年月日: 2023年3月
配位子交換反応による銀チオラート配位高分子薄膜の構造変化
福岡美海、髙嶋洋平、赤松謙祐、鶴岡孝章
錯体化学会第72回討論会 (九州大学伊都キャンパス) 2022年9月 錯体化学会
開催年月日: 2022年9月
金属イオンドープ高分子基板上での銅-チオラート配位高分子の作製およびパターン形成
鶴岡孝章
日本化学会第102春季年会(2022) 2022年3月
開催年月日: 2022年3月
Oriented Attachment機構による多孔性錯体フレームワークナノ結晶の合成
2009年11月
日本化学会第89春季年会 (学会発表、2009)
CdTeナノ結晶多層膜の作製と発光特性制御
2008年11月
日本化学会第88春季年会 (学会発表、2008)
Preparation and Structural Control of Polymer Microsphere Containing Ni Nanoparticles
2007年11月
Singapore International Chemistry Conference 5 (学会発表、2007)
CdTeナノ結晶の発光特性変化における有機配位子の役割
2007年11月
日本化学会第87春季年会 (学会発表、2007)
配位子交換反応によるCdTeナノ結晶の機能化
2006年11月
第59回コロイドおよび界面化学討論会 (学会発表、2006)
ガス膜分離材の作製を目的としたMOF/ポリイミド混合マトリクス膜合成法の開発
2023年4月 - 2026年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
鶴岡 孝章
細胞内環境評価系を用いた多元応答機構の解明と多元応答ゲノムバンクの開発
2021年4月 - 2024年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B)
鶴岡 孝章
担当区分:研究分担者
本領域研究では、多様な生物種における核酸の非二重らせん構造を網羅的に解析し、核酸構造に制御されるゲノムの多元的な発現機構(多元応答ゲノム機構)を解明する。そのため、本計画研究(A02班)では、下記の研究を推進する。
[1] 細胞内の核酸構造を定量的に解析するため、実細胞のタンパク質などを用いて究極の細胞内環境評価系を構築する(模する研究)。[2] ヒト、植物、菌類など様々な生物種の細胞内における核酸構造を解析し、得られたデータをフィードバックして細胞内環境評価系を最適化する(磨く研究)。[3] 様々な生物種の核酸“構造”情報を集約したデータバンクを構築する(創る研究)。このデータバンクにA01班、A03班に解析されたトランスクリプトーム解析等を組み込み、ゲノムの高次情報として遺伝子発現を制御し得る配列を予測できる多元応答ゲノムバンク(DiR-GB)を創製することを目指す。
2021年度は、模する研究として、実細胞内の環境を中性高分子や有機金属錯体(MOF)によって模倣した実験系を構築することを試みた。まず、中性高分子によって細胞内環境の生体分子で込み合った分子クラウディング環境下を構築し、分子クラウディング環境下における多元応答を示す核酸構造の挙動を解析し、核酸構造に及ぼす周辺環境の重要性を示した(Chem. Commun., 58, 48 (2021), RSC Adv., 11, 37205 (2021))。さらに、細胞小器官などの細胞内の特殊な空間を模倣するため、MOFの形態や物性を制御する技術を開発した(CrystEngComm, 23, 8498 (2021))。さらに、多元応答を示す核酸構造であるG四重らせん構造が遺伝子発現機構に及ぼす影響についても解析し、核酸構造の重要性を示した(J. Am. Chem. Soc., 143, 16458 (2021))。
核形成・核成長反応制御に基づく金属イオンドープ高分子上でのMOF連続膜形成
2018年4月 - 2021年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
鶴岡 孝章
金属イオンドープ基板を金属有機構造体(MOF)形成における前駆体として用い、核形成および核成長速度制御に基づくMOF連続膜形成技術の開発を行った。その結果、基板にドープした金属イオンの溶出速度および錯形成速度を調整することによりMOF結晶における核形成・核成長速度を制御することが可能であった。核形成・核成長速度を制御することによりMOF膜を形成する結晶サイズを制御することが可能となり、さらにそれぞれの結晶が融合した連続膜を形成することに成功した。本手法は、様々なMOFだけではなく、結晶内に孔を有していない配位高分子などに対しても適用可能であることを明らかにした。
核形成・核成長反応制御に基づく金属イオンドープ高分子上でのMOF連続膜形成
2018年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
核形成・核成長反応制御に基づく金属イオンドープ高分子上でのMOF連続膜形成
金属イオンドープ高分子フィルム上での多孔性有機金属錯体形成プロセスの開発
2015年4月 - 2018年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
金属イオンドープ高分子フィルム上での多孔性有機金属錯体形成プロセスの開発
配位高分子結晶のモルフォロジー制御
提供機関:国立研究開発法人科学技術振興機構 一般受託研究
2016年9月 - 2018年3月
外部応答性を有するナノ粒子・多孔性ハイブリッド材料の作製 産学連携、民間を含む他機関との共同研究等を希望する(受託研究)
ナノ微細構造材料の作製 産学連携、民間を含む他機関との共同研究等を希望する(受託研究)
発光性ナノ粒子の物性解析 産学連携、民間を含む他機関との共同研究等を希望する (受託研究)
配位高分子(Coordination Polymer: CP)をベースとしたメモリデバイスの開発を目的としたCP薄膜形成手法の開発
2023年度 MOF/高分子複合薄膜作製技術の開発
研究費の種類: 科研費
2022年度 MOF/高分子複合マトリクス膜の作製、MOF吸着核酸四重鎖の安定性評価
研究費の種類: 日本学術振興会 科学研究費補助金 学術変革領域研究(B)
2021年度 光化学、ナノ複合化学 無機ナノ結晶・多孔性有機金属錯体複合材料の開発
研究費の種類: その他
2020年度 光化学、ナノ複合化学 無機ナノ結晶・多孔性有機金属錯体複合材料の開発
研究費の種類: その他
2020年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
量子物理化学、固体光化学、アドバンストマテリアル
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
物質の物理的性質を決定づける電子の働きを理解し、さらには材料の物性と構造の相関を学ぶことにより研究段階にある材料や今後の材料開発における設計指針の基礎を構築する。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
見ることができないミクロな世界の視点を学ぶという講義の特性があるため、学びの内容が活かされている箇所を紹介しながら講義を進行するとともに、これまで学んだ分野の内容とどのような関連性があるかをその都度紹介しながら新たな知識を習得していく流れにしている。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
オンラインでの講義が中心となったため、内容を説明している際の学生のリアクションがリアルタイムで確認できないことに苦労し、こちらからの一方通行形式となったため、例年と比較すると成果は低かったと感じている。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
対面講義の際にも板書収録を行い、配信を行うとともに、オンライン講義においても分からないことがないか、講義後に学生の意見を提出してもらい、それを講義にフィードバックするという形で対応することで学生のリアクションや理解を把握することに努めていきたい。
根拠資料(資料の種類などの名称):
サイエンスパートナーシッププロジェクト
2010年8月 - 2010年12月
・自然科学入門講座「超微細電子回路を描く―テレビや携帯電話の電子配線の作製方法を学ぶ―」(2010年8月)
・学習成果発表会 (2010年12月)