論文 - 井野瀬 久美惠
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『植民地経験のゆくえ――アリス・グリーンのサロンと世紀転換期の大英帝国』
井野瀬久美恵
『植民地経験のゆくえ――アリス・グリーンのサロンと世紀転換期の大英帝国』 2005年1月
単著
担当区分:筆頭著者
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過去の被害/加害、歴史的正義/不正義、そして帝国の記憶
井野瀬久美惠
学術の動向 27 ( 12 ) 64 - 69 2022年12月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
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二つの絵画の狭間にウクライナを読む――「ザポロージャ・コサックの返書」と「チェルシー年給受給者たち」 招待あり
井野瀬久美惠
ヴィクトリア朝文化研究 ( 20 ) 15 - 24 2022年11月
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者
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ギース(GEAHSS)の設立と人文学・社会科学
井野瀬久美惠
人文社会科学とジェンダー 2022年1月
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コロナ禍のなか、過去をたぐり寄せる――コルストン像引き倒しのタイミング再考
井野瀬久美惠
学術の動向 26 ( 12 ) 32 - 37 2021年12月
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コルストン像はなぜ引き倒されたのか――都市の記憶と銅像の未来
井野瀬久美惠
歴史学研究 ( 1012 ) 41 - 50 2021年8月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
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「学問の自由」とわたしたち――日本学術会議と「軍事研究」をめぐって 招待あり
井野瀬久美惠
福音と世界 76 ( 1 ) 12 - 17 2021年1月
単著
出版者・発行元:新教出版社
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共感の女性君主――ヴィクトリア女王が拓いた可能性 招待あり
井野瀬久美惠
ジェンダー史学会 ( 16 ) 5 - 19 2020年10月
単著
出版者・発行元:ジェンダー史学会
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GEAHSS(ギース)の成立と歴史学研究の質 招待あり
井野瀬久美惠
歴史学研究 ( 989 ) 208 - 216 2019年10月
単著
出版者・発行元:歴史学研究会
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「大きな物語」の終焉と科学――歴史学における地殻変動から考える 招待あり
井野瀬久美惠
学術の動向――科学と社会をつなぐ 23 ( 3 ) 101 - 113 2018年3月
担当区分:筆頭著者
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軍事研究と日本のアカデミズムーー日本学術会議は何を「反省」してきたのか?
井野瀬久美恵
世界 ( 891 ) 128 - 143 2017年2月
単著
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民衆感情と戦争ーーイギリスにおける「戦争熱」再考 招待あり
小野塚知二
第一次世界大戦開戦原因の再検討 177 - 214 2014年12月
単著
第一次世界大戦開戦に民衆の戦争熱がどのようにかかわっていたのかをイギリスを例に分析した。
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謝罪のポリティクスーー奴隷貿易廃止200周年とは何だったのか? 招待あり
井野瀬久美恵
七隈史学 ( 15 ) 1 - 16 2013年3月
単著
2007年に奴隷貿易廃止200周年を迎えたイギリス各地では、この歴史的出来事を顕彰する展示会やイベントが多数行われた。それらをフィールド調査し、200年目の記憶とは何だったのかを分析、検証した。
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(解題)「サラ・バールトマンは眠れない――ポストコロニアルにおける歴史小説の試み」
井野瀬久美恵
『ホッテントット・ヴィーナス――ある物語』(井野瀬久美恵監訳) 2012年5月
単著
担当区分:筆頭著者
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「奴隷貿易にジェンダーの視点をクロスオーバーさせる」
長野ひろ子・姫岡とし子 編
『歴史教育とジェンダー』(青弓社) 62 - 75 2011年2月
単著
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「もうひとつの『ネルソンの死』―黒人と女性はなぜ描き加えられたのか?」
竹沢泰子 編
『人種の表彰と社会的リアリティ』 (岩波書店) 82 - 109 2009年5月
単著
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「キリスト教ヨーロッパ世界における動物愛護思想の歴史的文脈―イギリスを例として」
秋篠宮文仁、奥野卓司 他編
『動物観と表象』 (ヒトと動物の関係学 第1巻、岩波書店) 69 - 91 2009年4月
単著
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「現地人ミッション・エリートと教育の主体性――植民地ナイジェリアの中等教育問題を例として」『帝国と学校』(駒込武・橋本伸也編)
井野瀬 久美恵
昭和堂 2007年4月
単著
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『ダロウェイ夫人』と帝都――ロンドンの記憶はいついかに喚起されたのか?」『ダロウェイ夫人』(シリーズ・もっと知りたい名作の世界⑥)(窪田憲子編)
井野瀬 久美恵
ミネルヴァ書房 2006年11月
単著
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「女王は帝国の母だったのか?――サラ・フォーブズ・ボネッタの物語を中心に」『ヴィクトリア女王――ジェンダー・王権・表象』川本静子・松村昌家編)
井野瀬 久美恵
ミネルヴァ書房 2005年7月
単著
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「調停される「帝国の視点」――双方向性のなかで人種概念を見直す」『人種概念の普遍性を問う――西洋的パラダイムを超えて』(竹沢泰子編)
井野瀬 久美恵
人文書院 2005年2月
単著
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「表象の女性君主――ヴィクトリア女王を中心に」『岩波講座 天皇と王権を考える』
井野瀬 久美恵
岩波書店 7 2002年9月
単著
第7巻(ジェンダーと差別)
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「ある植民地人の夢――K・フェアブリッジの子ども移民計画」『周縁からのまなざし――もうひとつのイギリス近代』(川北稔・指昭博編)
井野瀬 久美恵
山川出版社 2000年10月
単著
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ジェンダーを語る場からアカデミズムを社会に開く/拓く
井野瀬久美惠
歴史学研究 ( 1044 ) 31 - 36 2024年1月
担当区分:責任著者
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日本学区術会議改革と女性会員
井野瀬久美惠
学術の動向 26 ( 9 ) 92 - 98 2021年9月
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嗜好品をデザインする 招待あり
井野瀬久美惠
嗜好品文化研究 ( 4 ) 102 - 106 2019年4月
単著
出版者・発行元:嗜好品文化研究会
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比較史の可能性と歴史研究者の責務 招待あり
井野瀬久美惠
立命館 言語文化研究 30 ( 3 ) 25 - 29 2019年2月
単著
『戦争と性暴力の比較史に向けて』を読む」というシンポジウムのコメンテータとして登壇した際の内容を、今歴史学研究者としてすべきことを中心にまとめた。
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「軍事化とジェンダー――Brexitと「帝国だった過去」の狭間で――(特集 植民地戦争におけるセクシュアリティとジェンダー――帝国だった過去と問い直す――
井野瀬久美惠
『女性とジェンダーの歴史』 ( 5 ) 1 - 43 2018年3月
単著
担当区分:筆頭著者
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「ジェンダー研究が切り拓く地平――大学改革、エクセレンス、無意識の偏見」 招待あり
井野瀬久美惠
『ジェンダー研究』 ( 20 ) 97 - 108 2018年2月
単著
担当区分:筆頭著者
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「ジェンダー視点からスポーツを見直す」([特集1] ジェンダーと科学の新しい取り組み)
井野瀬久美惠
『学術の動向――科学と社会をつなぐ』 22 ( 11 ) 39 - 46 2017年11月
単著
担当区分:筆頭著者
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日本学術会議と軍事研究─時間軸を入れて、時代を超える
井野瀬久美恵
学術の動向 22 ( 7 ) 47 - 49 2017年7月
単著
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日本の「戦略」としてのジェンダー―男女共同参画と次代育成
井野瀬久美恵
学術の動向 21 ( 10 ) 7 - 10 2016年10月
単著
日本学術会議で行われたジェンダー平等推進のためのシンポジウムを基盤に、この問題に関する学術の未来を戦略的に展望した。
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学術・科学技術における「戦略」としての男女共同参画ーー第四次男女共同参画基本計画との関わりで
井野瀬久美恵
学術の動向 21 ( 10 ) 11 - 13 2016年10月
単著
2015年12月に閣議決定された第四次男女共同参画基本計画に向けて行った日本学術会議からの提言「科学者コミュニティにおける女性の参画を拡大する方策」をベースとするシンポジウムをもとに、シンポジウムが共有をめざした問題意識を確認し、「ポスト第四次」を展望した。
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歴史教育の明日を探るーー「授業・教科書・入試」改革に向けて
井野瀬久美恵
学術の動向 21 ( 5 ) 8 - 9 2016年5月
単著
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教養教育は何の役に立つのか?--ジェンダー視点からの問いかけ
井野瀬久美恵
学術の動向 19 ( 5 ) 7 - 7 2014年5月
単著
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関係性で学ぶ「モラル」としての教養―学生アンケートから考える
井野瀬久美恵
学術の動向 19 ( 5 ) 42 - 45 2014年5月
単著
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「二人の女王の物語」 招待あり
井野瀬久美恵
『歴史評論』 762 ( 10月 ) 5 - 19 2013年10月
単著
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「スポーツにおける英国のミッションは終わったのか?」 招待あり
井野瀬久美恵
スポーツ学会第26回大会シンポジウム報告書「現代スポーツの苦悩を探る」 2013年6月
単著
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「歴史学における観光」
安村克己・堀野正人 他編
『よくわかる観光社会学』(ミネルヴァ書房) 122 - 123 2011年4月
単著
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「ブルジョワ社会の原風景」(第5章第1節)、コラム「歴史への扉11」
小山哲・上垣豊・山田史郎・杉本淑彦 編
『大学で学ぶ西洋史[近現代]』(ミネルヴァ書房) 130 - 137 2011年4月
単著
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「メアリ・キングズリの文化相対主義」
粟屋利江・松本悠子 編
『人の移動と文化の交差』(ジェンダー史叢書7、明石書店) 162 - 182 2011年1月
単著
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「海の旅」という記憶の場――19世紀モルモン改宗移民とイギリス」
駒井洋 監修
『ヨーロッパ・ロシア・アメリカのディアスポラ』(叢書グローバル・ディアスポラ4、明石書店) 70 - 94 2009年11月
単著
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「なぜ”動物”だったのか――イギリスの愛護意識の背後」(第13回学術大会シンポジウム・日本とヨーロッパの動物観)
ヒトと動物の関係学会(HARS)
『ヒトと動物の関係学会誌』(ヒトと動物の関係学会 HARS) 2007年11月
単著
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「国民国家の論理と帝国の論理――その関係性を問い直す」(シンポジウム『近代社会における排除と選択」コメント)『経営経済論集』
井野瀬 久美恵
九州国際大学経済学会 第13 ( 第1.2合併 ) 2006年12月
単著
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「第6章 大英帝国と女性(総論)」「女たちの帝国経験――その諸相と課題」『イギリス近現代女性史研究入門』(今井けい・河村貞枝編)
井野瀬 久美恵
青木書店 2006年5月
単著
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「コロニアル・アフリカと帝国の遺産」(解題ならびにアンドリュー・トムスン「帝国の遺産――イギリスに対する帝国の余波」翻訳)
井野瀬 久美恵
『地域研究(JCAS Review)』 7 ( 1.2 ) 2006年2月
単著
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「あとがき(出版のいきさつ) 『イギリス労働者の貧困と救済――救貧法と工場法』編(安保則夫著、高田実氏と共編)
井野瀬 久美恵
明石書店 2005年11月
単著
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「女たちの「ディナー・パーティ」――ノスタルジアの帝国史を超えるために」『帝国への新たな視座――歴史研究の地平から』
井野瀬 久美恵
青木書店 2005年5月
単著
17論文を大幅改変
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「人種概念を問う」
井野瀬 久美恵
甲南英文学会 ( 20周年特集 ) 2004年3月
単著
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「『イギリス』を創り直す――ブリテン、帝国、ヨーロッパ」『歴史としてのヨーロッパ・アイ デンティティ』(谷川稔編)
井野瀬 久美恵
山川出版社 2003年11月
単著
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「『ディナー・パーティ』を超えるために――帝国史とジェンダー」『歴史学研究』歴史学研究会編
井野瀬 久美恵
青木書店 ( 777 ) 2003年7月
単著
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「アリス・グリーンのメアリ・キングズリ論――『メアリの西アフリカ』から『アリスのアイルランド国民の物語』への一試論」
井野瀬 久美恵
『甲南大学紀要』英語英米文学特集 文学編 ( 120 ) 2002年3月
単著
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"Alice Green’s Vision of the Empire and the Solution of the Irish Question:A triangle of Britain, South Africa and Ireland’,
井野瀬 久美恵
The Journal of Konan University(Faculty of Letters, 116) ( 116 ) 2001年3月
単著
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「アングロ・ボーア戦争勃発100周年記念国際会議に参加して」『歴史学研究』
井野瀬 久美恵
青木書店 2000年10月
単著
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「イギリス人の酒の飲み方――ジン・パレスからパブへ」『酒と日本文明』(梅棹忠夫・吉田集而編)
井野瀬 久美恵
弘文堂 2000年9月
単著
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「女たちのボーア戦争」『歴史評論』
井野瀬 久美恵
歴史科学協議会 ( 601 ) 2000年5月
単著
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「ケンジントン・スクェア14番地――アリス・グリーンとアフリカ協会」『世紀転換期イギリスの人びと――アソシエイションとシティズンシップ(小関隆編
井野瀬 久美恵
人文書院 2000年4月
単著
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‘Mrs. J. R. Green and Her Circle, 1890-1914’, 『ヴィクトリア朝の社会と文化』
井野瀬 久美恵
甲南大学総合研究所叢書 ( 60 ) 2000年3月
単著
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「描かれた労働者はなぜ非難されたのか――『メアリ・バートン』の書評に見る小説の役割」『転換期の文学』
井野瀬 久美恵
ミネルヴァ書房 1999年9月
単著
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「忘却が記憶を成立させる――『かたち』の選択とその多様性をめぐって」『記憶のかたち――コメモレイションの文化史』
井野瀬 久美恵
柏書房 1999年5月
単著
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「イギリス的なるもの(Englishness)の捏造――「政策としての文化」再考」『文化の生産』
井野瀬 久美恵
ドメス出版 1999年1月
単著
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「移民という選択は何を語るのか」『祖国イギリスを離れて』
井野瀬 久美恵
本の友社 1997年11月
単著
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「旅の大衆化か、差別化か――トマス・クック社発展の影で」『観光の20世紀』
井野瀬 久美恵
どめす出版 1996年11月
単著