村嶋 貴之 (ムラシマ タカシ)
MURASHIMA Takashi
職名 |
教授 |
学位 |
博士(理学)(京都大学) |
専門分野 |
有機合成化学, 機能・物性・材料, 生物有機化学, 有機機能材料 |
外部リンク |
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村嶋 貴之 (ムラシマ タカシ) MURASHIMA Takashi
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甲南大学 フロンティア研究推進機構 フロンティア研究推進機構 機構長
2020年4月 - 現在
甲南大学 図書館 館長
2017年4月 - 2020年3月
甲南大学 フロンティアサイエンス学部 部長
2013年4月 - 2016年3月
甲南大学 フロンティアサイエンス学部 教授 教授
2009年4月 - 現在
甲南大学 理工学部 准教授
2007年4月 - 2009年3月
有機合成化学協会
1111年11月 - 現在
日本化学会
1111年11月 - 現在
国際ヘテロ環化学会
1111年11月 - 現在
Nicotine-Selective Polymeric Adsorbent Obtained by Molecular Imprinting with Excess Use of Itaconic Acid 査読あり
Haruka Nogami, Yuma Nakahori, Takashi Murashima, Jun Matsui
Chromatography 38 15 - 21 2017年1月
共著
Elucidation of a “Signal-ON” Mechanism of Aggregation-Induced Emission Dye-Labelled DNA/DNA Duplexes and Application of a Repeat DNA Detection Method 査読あり
Takashi Murashima, Koji Kawamura, Ai Matsumoto
Medicinal Chemistry 6 704 - 709 2016年12月
共著
Facile Quantification of Alzheimer’s Disease Amyloid-β Based On Aggregation-Induced Emission
Koji Kawamura, Runa Nakayama, Ai Matsumoto, Satoshi Fujii, Takashi Murashima
Journal of Pharmaceutical and Medicinal Research 1 ( 1 ) 27 - 30 2015年11月
共著
Facile DNA Detection Based on Fluorescence Switching of A Hydrophobic AIE Dye-Labeled Peptide Nucleic Acid Probe by Aggregation/Disaggregation 査読あり
K. Kawamura, A. Matsumoto, T. Murashima
International Journal of Medical Nano Research 2 ( 2 ) 2015年9月
共著
A mRNA-responsive G-quadruplex-based drug release system 査読あり
H. Yaku, T. Murashima, D. Miyoshi, N. Sugimoto
Sensors 15 ( 4 ) 9388 - 9403 2015年4月
共著
DOI: 10.3390/s150409388
化学実験のための基礎技術 第5版 実験化学講座5
村嶋 貴之( 担当: 単著)
丸善株式会社 2005年2月 ( ISBN:4-621-07304-4 )
化学実験のための基礎技術 第5版 実験化学講座5
(丸善株式会社)(1章) (単行本、 2005 )
有機化合物の合成III アルデヒド・ケトン・キノン 第5版 実験化学講座15
村嶋 貴之( 担当: 単著)
丸善株式会社 2003年11月 ( ISBN:4-621-07314-1 )
有機化合物の合成III アルデヒド・ケトン・キノン 第5版 実験化学講座15
(丸善株式会社)(2.4-2.6章、295-353頁) (単行本、 2003 )
化学フロンティア13 ナノバイオエンジニアリング−生命と物質の融合をめざして−
村嶋 貴之( 担当: 単著)
化学同人 2003年11月
化学フロンティア13 ナノバイオエンジニアリング−生命と物質の融合をめざして−
(化学同人)(9章、95-107頁) (単行本、 2003 )
A simple "add and measure" FRET-based telomeric tandem repeat sequence detection and telomerase assay method.
K. Kawamura, H. Yaku, D. Miyoshi, T. Murashima
Org. Biomol. Chem. 12 936 - 941 2014年
DOI: 10.1039/c3ob42092b
In situ synthesis of metal/polymer nanocomposite thin films on glass substrates by using highly cross-linked polymer matrices with tailorable ion exchange capabilities.
I. Toda, T. Tsuruoka, J. Matsui, T. Murashima, H. Nawafune, K. Akamatsu
RSC Advances, 4 4723 - 4726 2014年
DOI: 10.1039/c3ra46166a
In vitro assays predictive of telomerase inhibitory effect of G-quadruplex ligands in cell nuclei.
H. Yaku, T. Murashima, D. Miyoshi, N. Sugimoto,
J. Phys. Chem. B 118 2605 - 2614 2014年
DOI: 10.1021/jp410669t
A highly sensitive telomerase activity assay that eliminates false-negative results caused by PCR inhibitors
H. Yaku, T. Murashima, D. Miyoshi, N. Sugimoto
Molecules 18 11751 - 11767 2013年
In situ template synthesis of one-dimensional gold nanoparticle arrays in organic nanowires
T. Matsushita, Y. Fukumoto, T. Kawakami, T. Tsuruoka, T. Murashima, T. Yanagishita, H. Masuda, H. Nawafune, K. Akamatsu
RSC Advances 3 16243 - 16246 2013年
DOI: 10.1039/c3ra42727g
核小体LLPSにおけるrDNA由来G-quadruplexの役割
取井猛流、杉本渉、建石寿枝、木下菜月、鶴田充生、月生雅也、村嶋貴之、西方敬人、三好大輔、川内敬子
第45回日本分子生物学会 (幕張メッセ) 2022年12月 日本分子生物学会
開催年月日: 2022年11月 - 2022年12月
国名:日本国
擬似分子インプリンティングによるアントシアニン選択的高分子材料の合成
大西さくら、井戸遥香、末永壱成、石田理子、藤井敏司、村嶋貴之、松井淳
第33回クロマトグラフィー科学会議 (北里大学(オンライン)) 2022年11月 クロマトグラフィー科学会
開催年月日: 2022年11月
国名:日本国
鉄ポルフィリンモノマーと含フッ素架橋剤を用いたモレキュラーインプリンティングによるPFOA認識高分子の合成
岩本啓太郎、藤井敏司、村嶋貴之、松井淳
第33回クロマトグラフィー科学会議 (北里大学(オンライン)) 2022年11月 クロマトグラフィー科学会
開催年月日: 2022年11月
国名:日本国
Pyridine N-Oxide構造に着目した新規水溶性AIE色素の開発
村嶋貴之、喜來美咲
第11回CSJ化学フェスタ(2021) (オンライン) 2021年10月 日本化学会
開催年月日: 2021年10月
官能基の位置や数が異なる単一または複数のピリジンN-オキシドを有するAIE色素を調製した。
これらのAIE色素は、Wittig反応、鈴木-宮浦クロスカップリング、およびmCPBAによる酸化によって合成した。テトラフェニルエチレン構造中に2つのピリジンN-オキシドを有する染料は、1つのピリジンN-オキシドを有する染料よりも水への溶解性が良好であった。
Pyridine N-Oxide 構造に着目した新規水溶性 AIE 色素の開発
村嶋貴之、喜來美咲
第41回有機合成若手セミナー (オンライン) 2021年8月 有機合成化学協会
開催年月日: 2021年8月
鉱酸を用いない無公害形のピリジン又はピリジン誘導体のニトロ化合物の製造法
村嶋 貴之
公開番号:特許公開平4−282363
出願国:国内
芳香族ニトロ化合物の製造方法
村嶋 貴之
公開番号:特許公開平6−87793
出願国:国内
縮環ピロール類およびその製造法
村嶋 貴之
公開番号:特許公開平9−235272
出願国:国内
凝集誘起発光色素とAβ凝集促進ペプチドを用いたAβの簡便な定量法の開発
2016年4月 - 2019年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究では、アルツハイマー病(AD)のマーカーであるアミロイドβ(Aβ)の迅速かつ簡便な分析法の開発を目的とする。ADはAβの蓄積により発症すると考えられているが、その蓄積は長期的に進行するうえ個人差が大きく、一回の分析では発症リスクを判断できないが、腰椎穿刺による脳脊髄液採取による方法は被験者に負担が大きく、複数回の検査に適さない。本研究では健康診断レベルでの血液によるAβの定量を目指して、認識部位としての“Aβ凝集促進ペプチド”に検出部位としての“凝集誘起発光色素(AIE)”を結合させたプローブを用い、高感度の定量法を確立する。AIEは凝集により高輝度の蛍光を示すため、高感度化が期待できるとともに、認識部位の設計検討により遺伝子産物の蓄積により発症するその他の疾患の検査にも適用可能である。
蛍光共鳴エネルギー移動を利用した迅速かつ簡便なテロメラーゼ活性測定法の開発
2013年4月 - 2016年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
テロメア鎖の相補鎖(12mer)の5’末端にFAMを結合させたプローブ(5’-FAM-CCTAACCCTAA-3’)を様々な鎖長のテロメア鎖と混合し、二重鎖を形成させた後インターカレーターとしてエチジウムブロミド(EB)を加えて蛍光を測定したところ、FAMの蛍光はEBへのFRETにより消光するため、テロメア鎖長や濃度を定量できることがわかった。また、ネガティブコントロールとしてテロメア鎖以外の配列をもつDNAを加えた場合には蛍光の消光が起こらないことも確認した。そこで、HeLa細胞を用いてテロメア伸長反応を行い、その反応混合物のテロメア量を測定することでテロメラーゼ活性の測定が可能かどうかを調べたところ、400cells/μL以上の細胞数でテロメラーゼ活性の定量が可能であることがわかった。
上記のassay法は試料にプローブとインターカレーターを加えて蛍光を測定するだけという簡単な手法であり、応用範囲も広いと期待できるが、2種類の物質を順に混合する必要があることから、さらに簡便なassay法として、AIE色素を用いる方法を考案した。また、感度向上を目指して1本のテロメア鎖あたりに結合する色素の数を増やすため、プローブに用いる配列を6merとした。ただし、6merのDNA2重鎖の Tmは極めて低いことがわかっているため、プローブにはDNA自身より強く結合することが知られているPNAを用いた。合成したプローブはTPE-linker-CCCTAA-linker-Kである。このプローブを用いてテロメア鎖の定量を行い、凝集誘起発光という性質が、生体分子の自己集合を検知するためには非常に相性の良い方法であることを実証した。
ポルフィリンのスタッキングと水素結合を利用した機能性超分子の構築と物性
2003年4月 - 2006年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
a
"領域・整理・課題番号"
"4704
8508
15550132"
抗酸化活性分析事業創成を目指したバイオラジカル計測システムに関する研究開発
提供機関:財団法人京都産業21(株式会社三星化学研究所)
2005年11月 - 2007年11月
2023年度 有機合成を駆使した機能性色素の合成とその応用
研究費の種類: 大学間連携
2022年度 有機合成化学、生体機能関連化学、機能性色素化学、病気の診断に利用できる分子センサーの開発
研究費の種類: その他
2021年度 有機合成化学、生体機能関連化学、機能性色素化学、病気の診断に利用できる分子センサーの開発
研究費の種類: その他
2020年度 有機合成化学、生体機能関連化学、機能性色素化学、病気の診断に利用できる分子センサーの開発
研究費の種類: その他
オープンキャンパス
オープンキャンパス
オープンキャンパス
保護者対象キャリア説明会
オープンキャンパス
2023年度
教育の責任(何をやっているか:主たる担当科目):
ケミカルサイエンス序論(1年前期必修科目2単位)、有機電子論(1年D期選択必修2単位)、有機合成化学(3年B期選択必修2単位)、生命化学(基礎共通科目後期2単位、分担)、ナノバイオラボベーシック(1年前期必修2単位、分担)、ナノバイオラボ1A(2年前期必修4単位、分担)、ナノバイオラボ2A(3年前期必修6単位、分担)、ナノバイオラボ2B(3年後期必修6単位、分担)、ナノバイオ卒業研究(4年通年必修15単位、分担)、科学英語コミュニケーション4(4年前期必修1単位、分担)、プレゼンテーション演習4(4年後期必修1単位、分担)、ナノバイオ研究演習1,2,ナノバイオ国際演習(修士集中選択必修各2単位、分担)、ナノバイオ研究実験(修士通年必修12単位、分担)、ナノバイオ研究演習3〜5,ナノバイオ国際研究演習(博士集中選択必修各2単位、分担)、(ナノバイオ特殊講義4(博士集中選択必修2単位、分担)、ナノバイオゼミナール4(博士集中選択必修2単位、分担)
教育の理念(なぜやっているか:教育目標):
自然科学はいくつかの基本原理・法則にしたがって構築されており有機化学もその例に漏れない。私の教育理念・目標は、暗記に頼るのではなく原則を深く理解した上で論理的に考えることで全ての有機化学・有機反応が説明できることを理解し、それを応用して目的とする化合物を実際に合成できるようになることである。
教育の方法(どのようにやっているか:教育の工夫):
1億種以上の有機化合物が起こす反応は文字通り無限にあるが、それらを反応機構ごとに整理し、どのように進むのか、なぜ起こるのか、を合理的に解説している。FIRST開講の講義科目(ケミカルサイエンス序論、有機電子論、有機合成化学、上級ケミカルサイエンス)においては、講義内容をインデックス化し個々の項目について理解度を自身で確認するための設問を付したナノバイオサブジェクトインデックス(NBSi)を配布した。また、毎回講義内容を網羅したプリントを配布し、ノートを書くために手を動かすのではなく論理的な説明を理解するために頭を動かすよう指導した。さらに、これらの科目では全ての講義を収録してアーカイブ化しており、予習復習に利用できる体制としている。なお、講義科目では毎回講義終了時にリフレクションペーパーにわからなかった点等を記入してもらい、原則として全ての質問に対して学生ごとにメールにて解説を返信した。また、予習用動画を作成し、事前に学習してもらうことで反転授業の形式を取り入れた科目もあった。
教育方法の評価・学習の成果(どうだったか:結果と評価):
授業改善アンケートの結果から、ケミカルサイエンス序論、有機電子論、有機合成化学、のいずれにおいても予復習に掛ける時間は本学の平均より長く、プリント等の評価も高いことが確認できた。リフレクションペーパー以外にも、MyKONANのQ&A機能やメールによる質問を受け付け、個別に返信すると言った対応を取った。その効果もあって、定期試験の結果などから判断して、学生の理解度はおおむね高いようである。実験科目においてもひとり一人にレポートの修正点や解説を記入し、必要に応じて改訂版を提出させることでレポートの質が向上した。NBSiやアーカイブは利用者からは効果的だと評価されているが、より多くの学生に活用を促す必要がある。
改善点・今後の目標(これからどうするか):
アーカイブおよび本年度に作成したコンテンツをブラッシュアップし、これらを利用した反転授業を行うとともに、修得した知識を活用する力を高めるために演習の時間を増やす。また、NBSiやアーカイブの活用促進法をスチューデントリーダーと協力して検討する。
根拠資料(資料の種類などの名称):
1.NBSi(学部内公開)
2.講義プリント(非公開)
3.講義アーカイブ(学部内公開)
4.リフレクションペーパー(非公開)
5.授業改善アンケート結果(学部内公開)
広島城北高校出張講義
役割:講師
2023年10月
高等学校実験指導
2012年8月
星陵高等学校の実験指導
出張講義
2011年12月
須磨の浦女子高等学校で出張講義
ポートアイランド一般公開
2011年11月
ポートアイランド一般公開において、講演、展示、実験体験を担当
高等学校実験指導
2011年8月
明石高校の実験指導
図書館長 (全学委員会)
評議員 (全学委員会)
フロンティアサイエンス学部学部長 (全学委員会)
フロンティアサイエンス学部副学部長 (その他の主要活動)
情報教育研究センター副所長 (全学委員会)