論文 - 前田 多章
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体性感覚の認知処理に関わる脳内活動
小島有希子, 金子章道, 前田多章
甲南大学紀要 理工学編 53 ( 1 ) 19 - 29 2006年7月
共著
担当区分：責任著者
経皮的電気刺激による片側正中神経刺激と両側正中神経刺激が第一次体性感覚野にどのように影響するか，脳波計により計測した。この結果から，片側刺激に対して，両側非同期刺激，両側同期刺激のそれぞれで両側刺激に特有の誘発反応が確認された。さらに両側同期刺激で増強されることを確認した。このことは，体性感覚障害に対する作業療法実施時に，両手協調動作の提供が機能改善に役立つ可能性を支持するものである。
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視覚認知作業時の有効視野評価法に関する研究 査読あり
山中仁寛, 中易秀敏, 三好哲也, 前田多章
日本機械学会論文集，C編 72 ( 719 ) 2248 - 2256 2006年7月
共著
均一背景で固視点から離れた任意の位置に認知対象物を出現させ，被験者が対象物を検知した時点を計測し，この結果から，心理測定曲線を恒常刺激法による検出確率曲線として求める方法を提案した。当該刺激・計測は計算機上でプログラムされた視覚刺激刺激をCRTモニタ上の任意の位置に提示し，被験者に観察・課題遂行させるもので，課題は提示された視覚刺激の種類を判定するものである。
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Evaluation of response properties on automobile driver based on design of experiment 査読あり
Yamanaka K, Maeda K, Miyoshi T, Hayashi H, Nakayasu H.
Advances in Transportation Studies an international Journal Section B6 6 37 - 56 2005年7月
共著
自動車運転時の事故原因の一つ「見落とし」を行動実験および電気生理学的実験により調査した。これまで，高速走行においては，時間単位の情報処理量が高くなり，「見落とし」が多発する可能性が指摘されていたが，高速走行における情報量よりも商店街や道路混雑時の情報量の方が多く，そのため処理に対する資源配分が要求され，運転作業に配分される資源に枯渇が起こる可能性を明らかにした。
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視覚作業時の認知応答特性解明のための心理物理量と生理信号解析 査読あり
山中仁寛, 中易秀敏, 前田多章
日本機械学会論文集 70 ( 696 ) 2443 - 2451 2004年11月
共著
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Estimation of Useful Field of View on the Situation of Driving Work
Yamanaka K, Nakayasu H, Maeda K.
Proceedings of the 10th International Conference on Human-Computer Interaction Symposium on Human Interface, 22-27 June 2003, Crete, Greece. 904 - 908 2003年6月
共著
自動車運転作業時の有効視野内の視認性を電気生理学的手法により評価することを試みた。実験は，自動車運転映像を被検者に呈示し，視野の任意の位置に提示されたスネレンチャートの開放方向を判定し答える課題を遂行させ，視認精度・ボタン押し反応時間と課題遂行時の事象関連電位の振幅・潜時を比較・検討した。これにより視覚認知レベルと脳活動の対応付けが可能となった。
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自動車運転作業環境の仮想実現および生体情報計測システムの開発
山中仁寛, 中易秀敏, 前田多章
甲南大学紀要理工学編 49 ( 1 ) 33 - 51 2002年11月
共著
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Experimental study on visual information transmission at driving automobile for reliability-based design
Yamanaka K, Nakayasu H, Maeda K.
Proceedings of Workshop on Reliability-Based Design and Optimization, Warsaw, Poland, 23-25 September 2002 353 - 366 2002年11月
共著
自動車運転作業時の有効視野を電気生理学的手法により他覚的に評価することを試みた。実験はあらかじめ撮影した自動車運転映像を被検者に呈示し視野の任意の位置に提示されたスネレンチャートの開放方向を判定し答える課題を遂行させ事象関連電位を計測した。これにより，有効視野内に視覚情報処理に領域特性があることを見いだした。
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PC-Based Measurement System of Useful Visual Field at Driving Situation by 3D Movie
Yamanaka K, Nakayasu H, Maeda K.
Proceedings of the 1st International Conference on Information Technology and Applications (ICITA2002), Bathurst, Australia, 25-28 November 2002. in CD-ROM, 2002年11月
共著
自動車運転作業時の視覚特性によるヒューマンエラーの発生要因を電気生理学的手法により解析した。実験は，あらかじめ２台のビデオカメラで撮像した自動車運転映像を，3次元画像として被験者に提示し，視覚刺激の方向判定課題を被検者に行わせ，当該視覚刺激における方向判定精度と自動車運転映像の道路状況との因果関係を課題遂行時の事象関連電位を分析することにより見いだした。
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Development of experimental system of human function for reliability-based design
Yamanaka K, Nakayasu H, Maeda K.
Proceedings of Workshop on Reliability-Based Design and Optimization, Warsaw, Poland, 23-25 September 2002 291 - 302 2002年9月
共著
精密機器の操作時におけるヒューマンエラーの評価分析を目的とした実験システムの開発を行った。まず，特定の視覚刺激を与え，視認特性を評価することができる実験システムを開発し，続いて，精密機器操作時のヒトの情報処理特性におけるヒューマンエラーの因子分析を試みた。因子分析結果により，精密作業時のヒューマンエラーが情報処理対象の情報量と，生体の資源配分との相関によることを確認した。
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体性感覚および痛覚の認知処理に関わる脳内活動の特性評価
辰巳真紗代, 前田多章
甲南大学紀要理工学編 49 ( 1 ) 53 - 66 2002年7月
共著
担当区分：責任著者
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Evaluation of human response by physiological signal for perceptive information
Yamanaka K, Maeda K, Nakayasu H.
Proceedings of the 29th International Conference on Computer and Industrial Engineering, Montreal, Canada, 1-3 November 2001 339 - 344 2001年11月
共著
高次認知作業時に特定の視覚刺激を与え，与えられた視覚刺激に対する視認特性を評価した。刺激は独自に開発した3次元視覚刺激を用い，行動実験および電気生理学的実験を行った。行動実験は，被験者の反応時間，反応精度をそれぞれ因子分析により評価することにより行った。電気生理学的実験ではP300の潜時および振幅の変化を詳細に分析した。これにより高次認知作業時の有効視野を明らかにした。
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Measurement and Analysis of Human Behavior for Perceptive Image
Yamanaka K, Nakayasu H, Maeda K.
Proceedings of the 1st International Symposium on Measurement, Analysis and Modeling of Human Functions. IMEKO/SICE/IEEE, ISHF2001 held in Sapporo, Japan on 21-23 September, 2001, Hokkaido University Press. 405 - 410 2001年9月
共著
自動車運転作業時に特定の視覚刺激を与え，視認特性を評価した．刺激は，あらかじめ撮影した自動車運転映像を，独自に開発した3次元視覚刺激装置を用いて被験者に提示した。そして被験者の運転時の有効視野を，行動実験により計測・分析した。行動実験は，運転環境，道路条件を変え，被験者の反応時間，反応精度をそれぞれ因子分析により評価することにより行った。
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視差視標刺激による視覚誘発電位の検討 －注意に着目して
秋山邦彦, 前田多章, 木村至, 大出尚朗, 真島行彦, 小口芳久
日眼会誌 104 ( 11 ) 797 - 804 2000年11月
共著
立体視に特異的な視覚誘発電位(VEP)の導出を目的に，新たに刺激視標を作成しVEPを計測した。新たに作成した視覚刺激は，Flash VEPの誘発を押さえ，さらに立体視刺激の面の効果を押さえるもので，奥行知覚の成分のみを持つように設計したものである。得られたVEPは注意と視差の影響を受けることから，高次機能を反映し，深径知覚(奥行き感)に関係している可能性が推定された。
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音楽存在下での計算作業における脳内活動 −脳波計を用いた研究（共著）
橘瑞穂, 前田多章, 田口友康
甲南大学紀要理学編 47 ( 1 ) 43 - 51 2000年7月
共著
担当区分：責任著者
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錯視図形刺激を受ける生体の視覚認知実験の基礎的研究
山中仁寛, 前田多章, 中易秀敏
甲南大学紀要理学編 47 ( 1 ) 71 - 95 2000年7月
共著
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Dermatome versus homunculus: Detailed topography of the primary somatosensory cortex following trunk stimulation（共著） 査読あり
Itomi K, Kakigi R, Maeda K, Hoshiyama M
Clin Neurophysiol 111 405 - 412 2000年3月
共著
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Pain-related brain activities: magnetoencephalographic studies（共著） 招待あり
Kakigi R, Watanabe S, Yamasaki H, Maeda K
“Functional Neuroscience: Evoked Potentials and Magnetic Fields.” (Eds. Barber C, Hashimoto I, Celesia G & Kakigi R), (EEG Suppl. 49) Elsevier Science, Amsterdam 245 - 249 1999年8月
共著
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The interference effects of continuous visual and auditory stimulation on somatosensory evoked magnetic fields
Lam K, Kakigi R, Kaneoke Y, Naka D, Maeda K, Suzuki H.
『Recent Advances in Biomagnetism』, (Eds.) Yoshimoto T, Kotani M, Kuriki S, Karibe H, Nakasato N, Proceedings of the 11th International Conference on Biomagnetism held in Sendai, Japan on 28 August - 2 September 1998. Tohoku University Press, Sendai 1999年4月
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Activities in the secondary sensory cortex following stimulation of various sites of the body: Magnetoencephalograhic studies 査読あり
Maeda K, Kakigi R, Hoshiyama M, ¥Koyama S.
『Recent Advances in Biomagnetism』, (Eds.) Yoshimoto T, Kotani M, Kuriki S, Karibe H, Nakasato N, Proceedings of the 11th International Conference on Biomagnetism held in Sendai, Japan on 28 August - 2 September 1998. Tohoku University Press, Sendai. 423 - 426 1999年4月
担当区分：筆頭著者
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Influence of tactile stimulation on somatosensory evoked magnetic fields (SEFs) following tibial nerve stimulation 査読あり
Naka D, Maeda K, Kakigi R.
『Recent Advances in Biomagnetism』, (Eds.) Yoshimoto T, Kotani M, Kuriki S, Karibe H, Nakasato N, Proceedings of the 11th International Conference on Biomagnetism held in Sendai, Japan on 28 August - 2 September 1998. Tohoku University Press, Sendai. 381 - 384 1999年4月