科研費(文科省・学振)獲得実績 - 松井 淳
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人工抗体ポリマー・ナノコンポジットによる有機フッ素化合物の認識とセンシング
2017年4月 - 2020年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
パーフルオロオクタン酸(PFOA)やパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)など、環境負荷物質として懸念されている有機フッ素化合物(PFCs)に対して選択的なカラリメトリック材料を構築することを目的として研究を行っている。
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フッ素化合物を認識する人工抗体レセプターの合成と応用
2009年4月 - 2012年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
フッ素化合物間の相互作用(フルオラス相互作用)を活用した分子インプリンティング法により、分子認識樹脂を合成することを目的として研究を行った。
環境および生体内への蓄積が懸念されている含フッ素界面活性剤パーフルオロオクタン酸(PFOA)を認識する分子インプリント樹脂を合成した。同樹脂を固定相としてHPLC-MSにて分子認識能を評価したところ、PFOAに対する親和性および選択性が認められた。HPLC-MS分析における溶離液の素性を変えて、そのカラム保持能への影響を調べたところ、同樹脂は水素結合とフルオラス相互作用によりPFOAを認識していることが示唆された。 -
無機ナノ粒子・有機高分子ハイブリッド膜を用いる超高感度SPRセンサーの開発
2007年4月 - 2009年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
低分子量の有機化合物を有機溶媒中において高感度に検出できる表面プラズモン共鳴(SPR)センサーを構築することを目的として研究を行った。
除草剤アトラジンを標的分子として、金ナノ粒子内包型分子認識高分子を金基板上で調製した。高分子の合成にはモレキュラーインプリンティング法を用いた。この基板を用いてアセトニトリル中でアトラジンの検出を試みたところ、約5pMのアトラジンを選択的に検出することが可能であった。 -
金ナノ粒子を固定化したインプリント高分子型センサー素子の開発
2003年4月 - 2005年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
金ナノ粒子の特性を活かして高感度なセンサー高分子材料を合成し、生体分子の新規検出システムを構築する.
領域・整理
・課題番号
4706
8515
15750149
研究金額
2100000 -
標的分子に応答して触媒活性を示すモレキュラーインプリント人工レセプター
2001年4月 - 2002年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 若手研究(B)
分子認識部位と触媒部位をあわせ持ち、分子認識部位への標的分子の結合がトリガーとなって、触媒部位が活性化される人工レセプターポリマーを構築する。
領域・整理
・課題番号
複合領域(生物化学)・811・13780477
研究金額
500000 -
標的分子に応答して触媒活性を示すモレキュラーインプリント人工レセプター
2001年4月 - 2002年3月
学術振興機構 科学研究費助成事業 奨励研究(A)
分子認識部位と触媒部位をあわせ持ち、分子認識部位への標的分子の結合がトリガーとなって、触媒部位が活性化される人工レセプターポリマーを構築する。
領域・整理
・課題番号
複合領域(生物化学)・811・13780477
研究金額
1900000